NICOLY:)[ニコリー] コンプレックスの悩み解決・応援サイト

医師が教えるコンプレックス解決サイト
監修済記事:1037記事

メルマガ登録

2015年11月26日 更新 | 2,886 views

女性の5人にひとりは鉄分不足。つらい貧血を予防するための食生活

管理栄養士 若子みな美

この記事は、管理栄養士 若子みな美が監修しています。

実は、女性の5人のうちにひとりは貧血なんです。貧血の症状は気づかないことが多いですが、最近「疲れやすい」「顔色が悪い」といった変化が出てきているなら、それは貧血が原因かもしれません。また、多くの女性の悩みである冷え性や肩こりなども貧血と密接に関わっています。そこで、貧血を予防するための方法を紹介します。

赤い聴診器と眼鏡

貧血は女性にとって身近な病気。

目立った症状がなくても、「疲れやすい」「顔色が悪い」といった不調は、もしかしたら貧血が原因かも。

実は、女性のうち5人にひとりが貧血だと言われているんです。

そこで、貧血の原因や予防法をしっかりおさえておきましょう。

貧血はどんな病気?

手帳に予定を記入している女性

貧血とは血液中のヘモグロビンの量が減る病気です。

ヘモグロビンとは血液中の赤血球の赤い色素のこと。女性の場合、血液中のヘモグロビン量が12g/dl(血液1デシリットルあたり12グラム)以下が貧血と言われています。

貧血は原因によって種類が分かれる

外の景色を眺めようとしている女性

貧血は原因別に4種類の症状に分かれます。

1. 鉄欠乏性貧血

食事制限をしているときや、月経で出血が多い場合に、鉄分が不足すると起こるのが鉄欠乏性貧血。

ヘモグロビンは鉄分とタンパク質でできている物質なので、鉄分が不足すると少なくなります。

貧血と診断される9割の人はこの鉄欠乏性貧血です。

2. 再生不良性貧血

血液の素である赤血球、白血球、血小板は骨髄で作られているのですが、これがなんらかの理由で作られなくなってしまうことで起こるのが、再生不良性貧血です。

3. 溶血性貧血

溶血性貧血は、通常120日の寿命である赤血球が、なんらかの原因で120日経過するより前にどんどん壊されてしまうことで起こります。

4. 巨赤芽球性貧血

ビタミンB12が不足すると起こるのが巨赤芽球性貧血。食事での摂取不足ではなく、胃がんなどの治療による胃切除で、ビタミンB12を消化吸収できなくなることで起こります。

貧血の症状とその原因は?

体調が優れなくてベッドで横になっている女性

ヘモグロビンは血液の赤い色素。

肺から取り込んだ新鮮な酸素を動脈血を通して全身に運搬し、代謝で発生した二酸化炭素を静脈血を通して肺へ戻すはたらきをしています。

全身に深く関わっているので、ヘモグロビンが少なくなると身体に不調があらわれるんです。

代表的な症状には以下のようなものがあります。

顔色が悪くなる

皮膚を血色よく見せている色素はヘモグロビンなので、貧血でヘモグロビンが減ると皮膚の赤みが薄くなり顔色が悪くなります。

動悸、息切れがする

ヘモグロビンが減ることで、酸素と二酸化炭素の循環がうまくいかなり、動悸や息切れにつながります。

ちょっとした運動で息切れがするのは、少ないヘモグロビンで酸素、二酸化炭素を循環させなければならないから。

すると、心臓は拍動を多くし、肺は呼吸を多くするように。これは、身体に備わった代償機能のためです。

頭痛やめまいがする

脳はブドウ糖と酸素をエネルギー源にしているので、酸素が足りないと頭痛やめまいの症状が起きます。

ただ、めまいに似ている症状、立ちくらみの原因は貧血ではなく、低血圧。一時的に脳に送る血液が減ってしまうことが原因なので、貧血の症状ではありません。

疲れやすい

筋肉の酸素不足により疲れやすくなります。

貧血の人が激しい運動を行うと、増えた血流量のほとんどが筋肉に使われ、ほかの臓器へ使われる血流は減り、相対的に消化吸収機能が落ちてしまうことがあります。

冷え性、肩こり

ヘモグロビンが少ないことで酸欠状態になると代謝機能が低下します。

そして熱を発生させる能力が落ち、冷え性になったり、血流が滞ることで肩こりになったりします。

異食症

異食症とは、土、紙、氷、チョークなどを食べ続けてしまう症状です。

これは貧血がかなり進んだ場合に起こります。

一見、精神疾患のように感じますが、詳しく調べると貧血が原因で、鉄剤を服用すると治ることが多いです。

鉄欠乏性貧血は原因を知ってしっかり予防

銀杏出典:GIRLY DROP

鉄欠乏性貧血の原因は、過多月経、子宮筋腫、妊娠、出産、授乳、偏った食事制限などさまざま。

特に、妊娠期、授乳期は鉄分の必要量が多くなるので、貧血リスクが増えます。

貧血を予防するためにはもちろん、鉄分の補給は大切。

月経のある成人女性は、1日10.5ミリグラムの鉄分が必要だと言われます。

これは、ほうれん草500グラムに相当。また鉄分には、ヘム鉄(動物性)と非ヘム鉄(植物性)があり、どちらもバランスよく摂ることと、毎日摂取し続けることが重要です。

また、ヘモグロビンの素となるタンパク質、造血を促すビタミンB群や葉酸、鉄分の吸収率を高めるビタミンCなどの摂取も必要。

食事制限中や妊娠中なら、特に鉄不足が起きやすいので、鉄分が多い食品、たとえば

  • 小松菜
  • ほうれん草
  • 海藻
  • ドライフルーツ
  • 赤身肉
  • 赤身魚
  • レバー
  • 貝類
  • 大豆製品など

を毎日積極的に摂取するようにしましょう。

images via Shutterstock

written by 若子みな美

お悩み別人気クリニック

全国

品川スキンクリニック

シミ・くすみ

詳しく見る

全国

品川スキンクリニック

シミ・くすみ

詳しく見る

全国

湘南美容外科

美肌・美白

詳しく見る

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

関連するキーワード

注目の記事

【大人気】ブログより詳しい!整形の痛みやダウンタイム・術後経過すべて見せます!美容整形体験レポートシリーズ

【大人気】ブログより詳しい!整形の痛みやダウンタイム・術後経過すべて見せます!美容整形体験レポートシリーズ

NICOLY編集部では、カウンセリングから術後経過までの画像がたっぷりの、美容整形体験レポートを公開しています。切らないプチ整形から、脂肪吸引まで読み応え十分。NICOLY編集部いちおしの記事です。随時更新中!

46111 views | 整形二重脂肪吸引脂肪溶解注射

カテゴリ一覧

この記事のライター

本日のアクセスランキング

いまNICOLYで人気の記事

話題のキーワード

いまNICOLYで話題になっているキーワード

専門家ライター募集

NICOLYで記事を執筆していただける医師を募集

NICOLYでは「コンプレックスで悩んでいる人を笑顔に」というビジョンのもと毎日記事を更新しています。信頼性の高い記事を出し続けるために、記事の執筆をしていただける医師を募集しています

専門家ライター募集フォーム

編集者募集

NICOLYで記事を編集してくれる編集者募集

NICOLYでは「コンプレックスで悩んでいる人を笑顔に」というビジョンのもと、一緒に働いてくれる編集者を募集しています。

編集者募集フォーム

関連する記事

この記事に関連する記事をピックアップ