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2016年08月09日 更新 | 2,623 views

石けんがアトピーの原因になる!? 負担の少ない使いかた

「石けんがアトピーを悪化させる」なんてウワサがあるのはご存知でしょうか。私自身もかつてひどいアトピー持ちでしたが、この話は初耳です。むしろ石けんは天然のものだから、アトピーへの影響が少ないとうう印象すらあります。私の場合は、石けんと普通のボディーソープを気分によって使い分けていましたが、まさか悪化を促進させていたのでしょうか......。

シャワーをあびながら泡で体を洗っている女性

石けんが悪い菌を洗い流す

人の皮膚には「黄色ブドウ球菌」という菌が存在します。

そして、アトピー性皮膚炎の皮膚には、この菌が通常よりも数十倍以上多く存在しているんです。これは肌のバリア機能や免疫機能が著しく低下しているため。

「黄色ブドウ球菌」が増殖すると、かゆみを誘発して炎症が悪化し、さらにそのほかの感染症を引き起こす可能性があります。その「黄色ブドウ球菌を減らしてくれるのが石けんです。

それでは、なぜ「石けんがアトピーを悪化させる」なんてウワサがたったのか......。それは強すぎる「洗浄力」が原因でした。

強力な洗浄力と脱脂力

石けんを使うメリットは、黄色ブドウ球菌を減らすというかなり魅力的なもの。一方デメリットは、肌に必要な本来の保湿成分までもごっそり奪ってしまうことです。

肌の角質層の主成分であるセラミドや、天然保湿因子NMFを失うことは、アトピー患者にとっては致命的。ただでさえアトピーによる乾燥がひどいのに、とどめを刺すようなものなんです。

肌は弱酸性を保つべき

肌は本来、弱酸性。弱酸性を保つことで皮膚の菌のバランスを整えています。悪い菌は弱酸性では生きていけないんです。

一方、石けんはアルカリ性。アルカリ性は、セラミドなどの保湿成分を流出させてしまう恐れがあります。また、皮膚がアルカリ性よりになることで、減らしてくれるはずの「黄色ブドウ球菌」が増殖する結果に。

私はかつて、かゆみが軽減されると思って、石けんでごしごし洗っていましたが、今考えるとゾッとします。

ボディーソープよりは安全?

それでは、石けんより弱酸性をうたったボディーソープを選ぶべきなのでしょうか。

これらのボディーソープ弱酸性を保つため石けんよりは洗浄力が弱いですが、その分たっぷりと合成界面活性剤が配合されています。合成界面活性剤は肌への残留性が非常に高く、徹底的にすすがないと皮膚や頭皮の湿疹につながってしまいます。

石けんは洗浄力は強いですが、皮膚への残留性はとても低いので、その点ではボディーソープを使うよりも安全です。そのため、皮膚科で無添加石けんの使用をすすめられることがあります。ただ、その代わり保湿成分まで失ってしまう恐れがあるので注意しましょう

アトピー肌には何を使えばいいの?

つまり、石けんもボディーソープもそれぞれメリット、デメリットがあるということ。これでは、どちらを使えばいいのか悩んでしまいます。

そこで私がおすすめしたいのが石けんやボディーソープで「洗わない」ということ。

アトピー肌には清潔な皮膚状態であることが大切なのは大前提ですが、洗いすぎて保湿成分が失われたり、合成界面活性剤によって湿疹を引き起こすのであれば、使用を控えるほかに手はありません。

ジュクジュクして、膿が出てしまっているところや、汚れが気になるときだけ石けんを使用し、それ以外は湯船につかり汚れを浮かしからてシャワーで流すようにしましょう。これで大抵の汚れは落ちます。

そして、石けんを使う際は、手で優しくなでるように洗うか、綿などの天然素材を使用した、肌に優しいタオルを使って洗うことを徹底してください。

これだけで、かなりの改善が見込めるはず。

石けんの使用法には要注意

私のアトピーは、今ではだいぶよくなっていますが、「洗わない」という方法を知っていれば、血や膿が出たり、象の肌のような状態になったりすることもなかったのかと思うと......少し後悔が残ります。

石けんの使いすぎはアトピーの悪化を招きます。症状のひどい箇所のみの使用に変え、自身の自然治癒力を活かすことが治療のひとつといえるかもしれません。

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