ほくろによく似たメラノーマとは?ほくろ除去の種類を知ろう

ほくろとよく似たものに「メラノーマ」と呼ばれる悪性黒色腫があります。メラノーマと診断された場合は保険が適用されます。また、一般的にほくろ除去は、くり抜き切除、メス切除縫合、炭酸ガスレーザー、Qスイッチレーザー、電気分解法などの方法を行います。治療後、傷跡はほとんど目立たなくなるようですが、凹みややけど、シミが残ってしまう可能性があるようです。

品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行

この記事は、品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行先生が監修しています。

体中どこにでもあらわれる、ほくろ。

しかし大きかったり、体の目立つところにできたりするとコンプレックスに感じる人も多いもの。

また、ほくろのほとんどは無害ですが、なかにはほくろとよく似た悪性腫瘍であったり、悪性腫瘍の予備軍となってしまうものもあるんだとか。

そこで今回はほくろの種類や特徴、除去の治療方法、治療のリスクなどをくわしくまとめました。

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目次

皮膚ガンの一種?ほくろによく似た「メラノーマ」とは

髪に草木を絡ませる女性

一見、ほくろのように見えても、じつは恐ろしい病気の兆候であるものも

皮膚悪性腫瘍、つまり皮膚ガンと分類されるようなもののなかには、ほくろとよく似たまぎらわしいものもあります。

そのひとつが、「メラノーマ」と呼ばれる悪性黒色腫です。

メラノーマが発症した初期は普通のほくろと見分けがつきませんが、一度できると急速に大きくなるため、内臓に転移して数か月で死亡するケースもあり、早期発見することがとても重要。

しかし、発生したばかりの比較的ちいさなものは、ほくろと見間違えやすいので注意が必要だそう。

メラノーマの特徴

具体的に、ガンと疑われるほくろには、下記のような特徴があげられます。

  • 足の裏や手のひら、背中にできた
  • 形が非対称で、境界が整っていない
  • 色合いに黒、茶、青などのムラがある
  • 一部が盛り上がるなど形が変化してきた
  • 墨汁のように、周辺に色がにじみでてきた
  • 大きさが7mm以上
  • 急速に大きくなった

これらの特徴が当てはまる場合、悪性腫瘍メラノーマである疑いがあるため、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。

また、もともとは害のない色素性母斑であっても、なんらかのきっかけでその母斑細胞が変異して悪性腫瘍になるおそれもあるよう

いずれにしても、気になるほくろがあったら気軽に皮膚科で診てもらいましょう。

メラノーマは健康保険が適用される?

女性が頬に手をあてて悩んでいる

一般的にほくろを除去するとき、ガンの疑いがあると判断される場合に保険が適用されるケースが多いようです。

つまり、健康保険適用の対象となるのは、足の裏や手のひらに発生したほくろの細胞や皮膚の色素細胞が癌化したメラノーマと呼ばれるもの。

ほかにも、○○ミリ以上のほくろは病理検査をする、と定めている施設であれば、その大きさに当てはまれば健康保険を適用することができます。

サイトなどに判断基準を記載している施設もあるので、医師にかかる前に調べてみるといいかもしれません。

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医療機関でのほくろ除去方法

コーヒーを飲む女性

ほくろを除去する方法として、除去クリームの塗布や灸に使用される「もぐさ」を用いるセルフケアがありますが、メラノーマの可能性などを考えると皮膚科などの医療機関で治療を受けましょう

もしもガンの疑いがあるほくろであれば、患部をとりのぞくためにメスを使用したり、切除手術を受けたりする必要があるかもしれません。

一般的にほくろ除去をする場合は、以下の5つのほくろ除去方法を紹介します。

  • くり抜き切除
  • メス切除縫合
  • 炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
  • Qスイッチレーザー
  • 電気分解法

くり抜き切除

メスや医療用のパンチを利用してほくろをくり抜く方法。

ほくろと周囲の皮膚との境界を円形にくり抜き、ほくろを除去して欠損した部分の組織を盛り上げ、傷を塞ぐので、丸く少しへこんだちいさな傷が残る可能性が高いです。

完全に切除するため再発はほとんどありませんが、傷跡や赤みが残る期間が長く、感染症や出血などの術後のトラブルが多いのもデメリットです。

また、5mm以上の大きめのほくろ除去にはあまり適していません。そのため、小さなほくろや、鼻、口元の近くのものに治療されることが多いよう。

治療後およそ2~3週間は治療を受けた部位に軟膏を塗り、ガーゼ付きのテープでおおいながら過ごす必要があるよう。

メス切除縫合

ほくろをメスで切除し、縫い合わせる治療法。

再発しにくいとされますがほくろの直径の約3倍の長さの線状痕が残ります。

そのため、治療には医師の高い技術が求められるよう。

また、手術後は1週間ほど治療を受けた部位を肌色のテープでおおう必要があります。顔の場合、約5~7日後、ほかの部位では約7日後に抜糸が必要です。

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)

CO2レーザーは、レーザーメスを使ってほくろを焼き、蒸散させる方法。

くり抜き切除やメス切除縫合に比べると、再発率が高めだといわれています。

単純黒子や皮膚の表層にある色素性母斑なら跡を残さずきれいに治療できる場合が多いですが、母斑細胞が皮膚の奥にまで入り込んでいる場合、除去後に凹みが残る可能性が高いかも。

また、5mm以上の大きめなほくろ除去には向いていません。

くり抜き切除と同じく、治療後およそ2~3週間、治療を受けた部位に軟膏を塗り、ガーゼ付きのテープでおおいながら過ごす必要があるでしょう。

Qスイッチレーザー

レーザー光線でほくろのメラニン色素を除去する方法。

ただしQスイッチレーザーは、あくまでもほくろの色素を除去する方法なので、形状の盛り上がりなどをなくすことはできないようです。

そのため、ほくろを「除去する」というよりも「薄くする」治療だと言えるでしょう。

また、治療後のダウンタイムが少ないことも特徴のひとつ。炭酸ガスレーザーと組み合わせて用いられることも多いです。

電気分解法

サージトロンという機器で、特殊高周波を利用した電気エネルギーを使用し、ほくろの組織を蒸散させる方法。

5mm~6mmくらいまでの大きさのほくろが電気分解法に適しているよう。

術後の傷跡は残りにくいといわれていますが、ほくろの根の深さにもよります。

また、表面が盛り上がっていて皮膚の表層にとどまっているほくろは1回の治療で除去できることがほとんど。治療時間が1~2分と短いことも特徴です。

治療後はおよそ1~2週間、治療を受けた部位を肌色のテープでおおいながら過ごす必要があります。さまざまなほくろ除去方法と組み合わせて治療を行っているところも多いそうです。

医療機関でのほくろ除去のリスク

板の上に寝そべる女性

くり抜き切除やメス切除縫合の手術を受けた場合、メイクで隠せる程度のものもありますが、肌になにかしらの傷跡が残ってしまうことも

治療を行う医師の力量によって、術後の見栄えも変わってくるので、経験豊富な医師のいる医療機関で治療を受けましょう。

また、各種レーザーや電気分解では、術後の傷跡がほとんど残らないとされていますが、直径の大きなほくろや母斑細胞が皮膚の奥にまで入り込んでいるほくろの場合、除去後に凹みが残ってしまう可能性が高いです。

さらに、術後のケアが万全でないと、皮膚がやけどなどの炎症を起こしたりシミを作ったりしてしまうことも

比較的気軽に受けられる治療ではありますが、アフターケアはくれぐれも丁寧にしましょう。

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ガンの危険があるほくろは医療機関へ

女性の横顔

ほくろはチャームポイントととらえられたり、発生している場所からあまり気にならないことから除去を考える人ばかりではありません。

しかし、ほくろの症状によってはガンの危険があるメラノーマの可能性も考えられます。メラノーマの特徴を理解し、気になるほくろがあればすぐに病院へ行きましょう。

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ほくろ除去の費用目安

キャラクターの画像
クリニック 費用(目安)
品川スキンクリニック 4,860円
聖心美容クリニック 9,800円
城本クリニック 10,000円
シロノクリニック 10,000円

※費用は税抜表示です。※主に直径1mmのほくろ除去の金額を掲載しています。

※掲載している情報は2017年10月11日時点で公式サイトに記載されていた情報であり、またクリニックによって施術条件や価格条件が異なるため各情報を保証する内容ではありません。正確な情報はクリニックの公式サイトを訪れていただくか、クリニックに直接お問い合わせ下さい。

この記事の監修医:和田哲行先生のクリニックはこちら

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品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行

和田哲行

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