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2016年03月14日 更新 | 14,172 views

わたしの肌はいつも傷だらけ。かゆみとともに生きてきた21年間[体験談]

大人になって症状は落ち着いたけれど、まだ完治しないアトピー性皮膚炎。日常生活のなかでいろいろなところに気を配ることで、すこしずつ改善の方向に向かっています。

首が痒くて辛い女性

現在、20歳以下のおよそ10人にひとりがアトピー性皮膚炎であると言われています。

私は生まれたころからアトピー性皮膚炎に悩まされているひとりです。

ただ、症状は顔以外の皮膚に現れることが多いためぱっと見では、アトピーに見えません。

とはいえ、長袖の服で皮膚を隠すようにしています。

アトピー性皮膚炎の原因ははっきりと分かっていませんが、遺伝によるもともとの体質に、環境などの要素が強く関係して発病すると考えられているそうです。

私の場合、祖母がアトピーを発症しているため、「隔世遺伝」だと考えれます。

いつもかゆいと感じていた幼少期

そもそも私が、自分はアトピー性皮膚炎だと自覚したのは小学1年生のころです。

幼稚園のころはとくに自分の肌が特別だとは思っておらず、「ただいつもかゆい」と感じていました。幼いころは、特に皮膚が弱いためしょうゆが口の周りについただけでかぶれることもありました。

すぐにあせもができてしまい「いつもかゆい」という感覚がありました。

きれいになるために掻きむしる

小学校に上がると、自分の見た目と友達の見た目を客観的に認識することができます。

プールの授業などで自分の肌はいつも赤く、血が出て傷だらけ。

友達の肌は傷ひとつなくとてもきれい……。

「どうして?」そうおもいました。

子供のころはよく転んで怪我をします。かさぶたをむしると新しく白いピンクできれいな肌が現れます。

*そして私は、患部をかきすぎてできる、かさぶたをはぐ行為がとても好きでした。

かさぶたは赤黒く汚いもの、でもむしってしまうときれいな肌が現れるーー。*

本気でそう思っていました。

かきすぎて布団が血まみれに……

冬は乾燥が激しくかゆみも増します。

そのころ、寝ながらひじの内側を掻きむしっていて、朝、パジャマの内側と布団に大量の血が付いていたことにはびっくりしました。

かくことは「自分で自分を傷つける」行為なんだと思いました。

でも、そこでかくことをやめれないのがアトピーなんだと思います。

普通の人の「かゆみ」と自分の「かゆみ」は違う。それくらいかゆくてかゆくてたまらないのです。

母親にも「かくのをやめなさい」と何度も何度も注意されました。

口を開くがびに「かくのをやめなさい」と言われました。

それでも、かくことををやめられない。耐えられないほどかゆいから。

身をよじるほどのかゆさから逃れるために、いつまでもかきつづける……・・。

かきたくない、と思っていいるのに、気付くとかいてしまっている自分に嫌悪感を覚えていました。

「かゆい」がずっと続くアトピー

健康な皮膚は、表面の角質層に十分な量の保湿成分や油分を持っていて、体内の水分が出ていったり、外からさまざまな物質が侵入したりするのを防いでいるそうです。

一方、アトピー性皮膚炎の人の肌は、保湿成分や油分が少なく、乾燥肌(ドライスキン)の状態にあることが分かっています。

バリア機能が弱くなっているため、アレルギーの原因となるアレルゲンや微生物が侵入しやすく、また汗などの刺激に弱くなります。

アトピー性皮膚炎の人は、肌に塗る薬や化粧品、金属などにもかぶれやすいのですが、その理由も同様。

少しの刺激でかゆみが出て、そこをかいてしまい、かくことでバリア機能がさらに破壊され、刺激物がますます侵入しやすくなり、炎症を起こしてさらにかゆみがひどくなる……という悪循環に陥りやすいのです。

かゆみのきっかけは汗、土、紫外線などさまざま。すこしでもかゆみの発端があると手が止まらなくなります。とにかくかゆみがくなくなるまでかき続けます。 そしてそのころには、患部は血だらけ。

半日から1日程度でかさぶたができて、今度はそのかさぶたをむしってしまう……。

エンドレスです。永遠に傷は治りません。

むしろ傷は増えていくばかり。自分でもなんでかいているかなんてわかりません。

生まれてからずっと「かゆみ」という感覚が常にあるので、普通の人の「感覚」がわからないんです。

アトピーがもっともツラいのは、夏

アトピーがもっとも辛くなるのは、乾燥しやすい冬だと思われがち。

たしかに乾燥はアトピーの大敵。冬はかなり乾燥しやすいので確かにツラいです。

でも1番ツラい時期は「夏」なんです。

まずは暑さ。アトピーのかゆみのきっかけとなる汗。気温が高くなることによって大量に汗をかきます。

下着の境目や服の境目に汗がたまることも、かゆみの原因に。あー、考えただけで嫌です。また、汗が引いた後でもかゆみは続きます。

さらっと乾いてくれればいいのですが、日本の気候では夏でも湿度が高くジメジメしているのでなかなか乾きません。

また、アトピーのかゆみのきっかけ、紫外線も夏はピークです。紫外線は美肌の敵というだけではありません。

私の場合、紫外線を浴びることによってかゆくなります。

また土もかゆみのきっかけになります。

子どものころは運動会が年に1度ありますが、私はそれが苦手でした。アトピーの大敵「汗・紫外線・土」がそろってたまらなくかゆくなるからです。

高校生のころの私は、これら3つの要素にかなり弱くなっていて、皮膚科で受診したときに「なるべく汗をかかないように、紫外線も、土もつかないようにしてください」と言われました。

普通に体育祭に参加することができずに私は全身ジャージ姿で参加しました。

ここで「やっぱりアトピーって病気なんだ」と感じてしまいました。

腕が痒くてどうしようもない女性

子どものころからアトピーに悩まされ続けてきた私ですが、大人になって少し自分で制御が効くようになり「かゆみ」から少しでも逃れようとしています。

そしていまは、アトピーの症状を悪化させないためには、環境づくりが大切なんだと感じています。

1. 室内を清潔に保ち、適温・適湿の環境をつくる

まめに掃除をして、ほこりやダニを取り除くことによって部屋を清潔に保つことができます。

絨毯やぬいぐるみはできるだけ避け、布団は天日干しします。部屋は風通しをよくして、温度と湿度を調整して心地いい環境を作っています。

2. 規則正しい生活を送り、暴飲・暴食は避ける

アトピー性皮膚炎の人にとって、生活リズムを整えることはとても大切なことなんです。

十分な睡眠、規則正しい生活、栄養のバランスのいい食事を心がけることで症状がだいぶ軽くなるとか。

適度な運動も有効ですが、汗をかいたらすぐにシャワーを浴びるのを心がけた方がよさそうです。

3. 刺激の少ない衣服を着る

ウールやアンゴラなど、ちくちくする繊維はかゆみを誘発することがあります。

特に下着の素材には注意をしなければなりません。手首、首、わき、ウエスト、足首などは衣類の刺激を受けやすい部位は、特に手触りの柔らかいものを選んでください。

4. 爪は短く切っておく

爪がのびていると、かいたとき皮膚に傷がつき、症状をさらに悪化させるので、短く切っておくことが大切です。

また皮膚をかいてしまったあとの爪は、細菌やごみがたまっているので、よく洗わないといけません。

5. ストレス解消につとめる

症状について神経質にならず、気持ちをおおらかに持つことも症状軽減につながるそう。

仕事などのストレスを上手に解消するのも大切です。

そのほか

そのほかにも、保湿をかかさない、少しでもかかゆみを感じたら保湿クリームを塗る、「かゆみ」の原因を断つような、効果的なサプリを飲む……など、いくつもの方法を試しています。そのため少しずつですが、傷も減ってきました。

「汚い肌」……そう思われたくない一心で頑張っています。 # アトピーの原因、アレルゲンは血液検査や皮膚検査で調べることができます。ただ、私は1回も検査をしたことがありません。私の場合おそらく汗や、紫外線が原因だと思っていますが食物がアレルゲンの可能性もあります。

ですが、もし食物が原因だった場合、もうその食べ物を食べることができないというか、その食物自体を嫌いになってしまいそうで、アレルゲン検査をしたくなかったんです。

幸いにも、現在症状はおさまっているので、今のところ検査して原因をつきとめるつもりはありません。

とはいえ、完治しているわけではありません。それに私は、自分のアトピーのアレルゲンを知らないので予防策がありません。

いつ、症状が悪化してアナフィラキシーを起こすかもしれません

とにかく、これ以上症状を悪化させないように努力することが大切だと思っています。

written by daikai

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