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2016年05月05日 更新 | 40,232 views

プチ整形は整形依存に陥りやすい? 16歳で整形にハマった私がいま思うこと[体験談]

18歳で二重切開の手術を受けた私。理想通りの目もとが手に入って、人生が楽しくなりました。でも、年齢とともにまぶたがたるんでくると、傷あとが目立つようになってしまいました。

色白でそばかすがある青い瞳の女性

私は生まれつき一重でした。腫れぼったいまぶたに、離れた目……。

そんな私に、中学のときついたあだ名が「ロンパリ」。片方の目はロンドンを、もう片方の目はパリを向いているという意味の差別用語です。

中学生になるとみんな少しずつ化粧をしだします。私も可愛い色のリップをしてみたり、少しアイシャドウをぬってみたり……。

メイクにどんどん興味がわいてきたのですが……、鏡を見るとなんか変。

友達と同じようにならない自分の目にコンプレックスを感じるようになりました。

中学卒業後、働きに出て整形資金を貯める

私は中学卒業後、早くひとり立ちしたくて高校に進学はせずに働く道を選びました。

朝は工場、夜は知り合いがやっているクラブの手伝いをして生計を立てていました。

夜の仕事の同僚は、キレイで可愛い女の子ばかり。

一重にコンプレックスを抱えていた私は、アイプチが手放せなかったので、ごまかすために厚化粧のギャル風に仕上がっていました。

いたたまれない気持ちもありましたが、店が薄暗いので大丈夫かなと思い働いていました。

そのときの私は整形費用と術後誰とも会わずにいられる自分の家がとにかく早く欲しかったんです。

私は、毎日朝から晩までアイプチを塗り続けていました。

アイプチを1日に何度も塗るのでアイシャドウは浮いてくるし、瞬きもできないくらいまぶたがくっついていて、下を向くのが嫌でした。

腫れぼったく厚みもある私のまぶたはアイプチだけでは1日もつことはありません。

気になって気になって常に鏡を見ている日々でした。

16歳でアイプチを卒業

引っ越し資金も貯まったころ、実家からそんなに遠くないところへ引っ越ししました。

はじめて親元を離れるという寂しさもありましたが、私は高揚感でいっぱいだったんです。

引っ越しの片付けも終わるころ、私は雑誌を大量に買ってきて、整形してから使いたい化粧品やメイクのやり方を見ていました。

雑誌にはあまり一重向けのメイク方法は載っていなかったので、自分が二重になってからのイメージをふくらませてわくわくしていました。

そしていよいよカウンセリングの日。

正直どこのクリニックがいいかなんてあまり考えもしなかったし、今みたいにすぐに調べられるスマホもありませんでした。

病院に着き、受付をすませるとカルテ作りの問診表を書いて順番がくるのを待ちます。そして「○○さーん、どうぞ」となかに通されました。

診察室いは医師がひとり。私が書いたカルテを見てから、細い棒のようなものをまぶたにグイッと押し付けてきました。

「あまり幅が広いと戻りやすいよー」

といいながら二重の位置を決めました。

「では手術の日程なんですが、あなたは未成年なので親御さんの承諾がいるからこれ書いてきてもらってくださいね」

そのとき私は16歳だったので、整形するには当然、保護者の承諾が必要でしたが、私は整形をするということを親に言っていませんでした。

現在の美容外科の事情はわかりませんが、当時は承諾書に親が記入して判子を押してもらうだけのもの。

私は母親に整形することを言わず、5歳上の姉に相談して書類を書いて、判子を押してもらいました。

そのときの私は、母の気持ちなんてまったく考えず、「何か言われたら『アイプチしていたらいつの間にか二重になってた!』って言えばいいや」なんていい加減なことしか考えていませんでした。

手術する日が決まったので、仕事場への休みの連絡。目が腫れるということは医師から聞いていたので1週間ほどの休みを取らせてもらい、いよいよ私が生まれ変わる日、理想の姿に一歩近付く日がやってきました。

はじめてのプチ整形、二重埋没法

手術の日、私はあと数時間後には手術が終わって憧れの二重まぶたになれる!という期待感でいっぱいでした。

薄く化粧をして大阪にある美容外科に電車で向かいました。

でも、病院たどりついたとたん、さっきまでのワクワク感がなくなり急に緊張してきたんです。

私は今まで大きな怪我などしたこともなかったし、まして手術をするようなことは1度もなかったので、メスを入れない埋没法の手術とはいえ、とても不安で恐かったのを覚えています。

いよいよ手術台へ。目に点眼式の麻酔をされて視界がぼやけてきたころまぶたに麻酔を注射されました。

これはさすがに痛くて声が出そうになりましたが、この痛みを乗り越えたら二重になれる!と強く思って耐えていました。

麻酔が効いてきたらあとは痛みを感じず、手術は30〜40分ほどで終わりました。

少し落ち着いたころ、医師が手鏡をもってきて「見てごらん」と私に手渡しました。おそるおそる見てみると、腫れたまぶたにクッキリと二重の線が。

「うわぁー、すごい!」

とうれしさのあまり声を上げてしまいました。医師が術後の経過とアフターケアの説明をしているあいだも私はずっと鏡を見てばかり。たぶんそのときの医師の話は半分も聞いていなかった気がします。

病院から出た私はサングラスをかけて電車に乗りました。

二重になれたうれしさと、早く家に帰ってじっくり自分の顔をみたい!と、そんなことばかり考えていました。

憧れの二重を手に入れた!

手術から数日たち、化粧ができるようになって一重のときには似合わなかったブルーのアイシャドウを塗ってみました。

塗った瞬間表情が明るくなったのを感じ自分なりに「かわいい……!」と思ったんです。

一重のときは同じブルーのアイシャドウを塗ってもさらに腫れぼったく見えるだけだったのに、二重になるとこうも変わるものなのかと感動しました。

それから私は、メイクするのが楽しくて仕方なく、1日じゅう家にいる日でも化粧をしていることが多くなっていったのです。

薄くなってきた二重のライン、2度目の二重埋没法

二重のプチ整形をしてから、周りの人にも

「最近かわいくなったね」「雰囲気変わったね」

と言われるようになり、私は以前より自分に自信を持てるようになっていました。

かわいいなんて他人から言われたことがまったくなかったので、それがうれしくて毎日のメイクにも気合が入っていました。

でも、手術から1年が経ったころ、なんだか二重のラインが薄くなってきていると感じるようになりました。

寝起きに鏡を見ると一重にアイプチの跡がついているだけみたいな不完全な二重になっていました

私のようにまぶたに厚みがあると、すぐにもとに戻ってしまうということはわかっていたのですが、もう一重の自分には絶対に戻りたくありません。

私は迷わず2度目の埋没法手術をすると決め、すぐに美容外科に事情を話しカウンセリングの予約をしました。

今はほとんどの埋没法手術に1年間ほど保障がついていますが、当時は再手術には3万~5万円くらいかかったと思います。

2度目とはいえ、麻酔を打つときの恐怖も手術中の不安もいっぱい。痛いものは痛い! 慣れるものではないですね。

2度目の二重埋没法手術が無事に終わり「今度こそは元に戻らないで」と強く思いながら病院をあとにしました。

プチ整形ではもう満足できない

メスを使わずに行う美容整形手術プチ整形。

メスを入れてしまえば「プチ」ではなく、ふつうの美容整形。

そのボーダーラインを超える人は、どんな心境なんでしょうか。

私の場合、

「いま、可愛かったらいい」

そんな軽い気持ちでした。

2度目の埋没法から2年。

「二重のラインも落ち着いてきたかな」

「糸を2本もいれてるんだから今度は取れるはずはない」

そう思っていました。

しかし、私のまぶたはそんなに一重に戻りたいのかと嘆きたくなるくらい、二重のラインがまた薄くなってきました。

私がプチ整形の埋没法を選んだのは、

「まわりにバレにくい」

「すぐに理想の二重が手に入る」

そんな風に思っていたからです。

でもこれはあくまでもメリットで自分の納得いく結果につながるとは限りません。

まわりにバレにくいということは、言い換えれば「あまり変わらない」のと同じ。

理想の二重が手に入っても持続しなければ満足できない。

プチ整形はメイク感覚に近いんだと思います。

*私が身を持って感じたプチ整形のデメリットは「整形依存に陥りやすい」こと。

2度目の埋没法手術をしたときには、すでに整形に依存していたのかもしれません。

白でコーディネートしているお洒落な女性

埋没法の手術をしてから1年がたったころ、二重のラインはあるものの、かなり薄くなっていました。化粧映えはしなくなり、またアイプチをする日々に戻りつつありました。

私のまぶたはどれだけ頑固なんだろう……。

もう1度、別の美容外科で埋没法をしようか迷いました。

でも病院を変えたところで私の厚いまぶたは埋没法では二重をキープできないのではないかと思いました。

そんなとき、ふと「そうか、それなら切ってしまえばいいんだ!」と思いつきました。

まぶたが厚くても切開してしまえば余分な脂肪も切除してくれるとか。

いつの間にか二重切開に関することを夢中で調べていました。

私は自分のことになると「これがしたい!」と思い始めたら、その欲求をとめることができませんでした。

今思うと、もしかしたら軽い整形依存に陥っていたんじゃないかと思います。

お金はなんとかなるし、痛いのを我慢すればパッチリ二重が手に入って可愛くなれる……。

そんなことばかり考えていた私は美容外科にカウンセリングの予約をしていました。

18歳で二重切開の手術を受ける

手術をするにあたり、どうせ切開するなら気になっていた離れ目も治したいと思い、二重瞼全切開と目頭切開をすることに。

もうここまで来たら、整形をしたと周囲にバレてしまうころなんて気にもしていませんでした。

バレてしまえば堂々と「したよ」という覚悟はありましたし、自分がキレイになるために投資していることを他人に非難されることより、この先の自分に自信をもって生きていくことの方がよっぽど大切でした。

カウンセリングも終えて問題もなく手術を行えることになりましたが、行動に出たのはいいものの、やっぱりプチ整形と違うのはダウンタイムが長いこと。

目頭切開は二重切開よりもダウンタイムが長く、しかも私はそれを1度にしようとしています

仕事も、「数週間休みます」なんて言えるはずもなく、結局、昼の仕事は辞め、夜の仕事の方には整形することを説明して長期の休みをいただきました。

手術を終えて抜糸するまでには1週間、そのあと落ち着くまでは、個人差はありますが1か月くらいはかかります。

最低でも術後3日くらいものすごく腫れるので外には出られません¥。生活に必要なものを買い込んで準備をして、手術当日を迎えました。

いよいよ二重切開と目頭切開の手術へ

その日は朝から、プチ整形をしたときよりずっと緊張していて美容外科に着くまでのことをまったくと言っていいほど、覚えていません。

覚悟はしていたけれど、「メスをいれる」ことに不安がなかったわけではありません。

「麻酔が切れたら、どれくらい痛いんだろう」

「失敗したらどうしよう」

「帰りはひとりで歩いて帰れるんだろうか」

気軽なプチ整形とは、恐怖感や不安感がまったく違いました。

美容外科に着き、化粧を落としていざ手術の準備をします。

プチ整形でまぶたの整形をした人なら経験があると思いますが、麻酔はまぶたにのみに効く部分麻酔。さから施術中も、医師が自分に行っていることがわかります。

というか、まぶたを閉じることができず、メスが目の前に見えてしまうのがかなり恐いんです。

私は自分を恐怖感でいっぱいしないように、心を落ち着かせようとしていました。手術が終わったらこんな感じのメイクをしよう、あんな感じのファッションにしたいなど、自信に満ち溢れている自分の姿を想像しながら手術を無事に終えました。

いつものように施術後渡される手鏡を見て、少しのあいだかたまってしまいました。

赤く腫れあがって血が滲んだまぶたに食い込んでいるような縫合の糸。まるでフランケンシュタインそのもので、この状態からキレイになったまぶたなんて想像できません。思わず、絶句してしまいました。

手術の傷が落ち着くと理想どおりの二重まぶたに。

手術から2、3日ほど経つと痛みもひいて、1週間後の抜糸も終わり手術跡が落ち着いていきました。

かさぶたがとれ、2か月ほど経ったころには二重のラインもキレイになり、まぶたもスッキリ。目頭切開をしたことによって目が大きくなって自分の理想どおりのぱっちり二重になりました。

整形を知っている友人には「すごく可愛くなった」と言われとてもうれしかったし、働いていたキャバクラでは、指名がたくさん取れるようになりました。毎日が楽しくて、自分に自信が満ち溢れてる日々でした。

整形して人生は大きく変わったけれど……

整形してから14年経ったいま、振り返ると整形してよかったなと思うことがたくさんありました。

男性から「可愛い」と言われ、自分で言うのもなんですが、多少はモテていました。

自分で高いお金を払い、痛みに耐えて手にいれた「美」だからこそ後悔はしていません。

ただ、その「美」がずっと保たれるとう保障はどこにもないんです。

傷は一生残るもの

切開すると二重は半永久的に残るといいますが、その二重は「傷跡」なんです。

歳を重ねるごとに傷を残したままたるんでいきます。

実際、いまの私のまぶたは、二重のラインはあるものの、たるんできたせい目頭切開の傷跡が目立つようになってしまいました。

整形したこと自体は後悔していませんが、覚悟は決めた方がいい。

女性の美の追求力はきりがないので、いろいろ考えておいた方がいいと思います。

でも整形をして自信がもてるようになると人生が本当に楽しい!と思ったことは事実です。

ただ、32歳になったいま、また整形をしようとは思いません。

私はもともと一重だし、旦那さんも一重なので、子どもたちはみんな一重です。

たまにママ友に「あなたは二重なの子供は一重なんだね」と言われると……、顔では笑っていますが、内心ドキドキです。

昔は「バレても平気」と思っていましたが、子どものことを考えて、ママたちの間ではさすがに体裁を守っています。

ちなみに旦那さんに私の顔のどこが好きかと聞くと、それは口元なんですって。

努力した目もとじゃないなんて、少し拍子抜けしてしまいましたが、つまり自分がコンプレックスだと思うところと、人が見ている部分はまったく違うのかもしれません。

そんなことに気付くまで何年もかかりましたが、いろいろな経験があったからこそ、今が幸せだと思うのでそれはそれでよかったと思います。

※ この記事は10年以上前の手術の体験談です。現在の美容外科手術とは異なる部分がありますが、体験談ということを考慮して、筆者の言葉をそのまま掲載しています。

written by NICOLY編集部

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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