2017年08月09日 更新

ヒアルロン酸注射で内出血はなぜ起こる??防ぐための対処法やはやく治すための方法

ヒアルロン酸注射を打ったとき、肌に生じる内出血は、注射時に傷ついた毛細血管の出血が原因。内出血のリスクをゼロにすることはできませんが、対処法はあります。手術前、担当医師に内出血を抑えたいことを伝え針の提案をしてもらったり、治療後はなるべく患部を冷やすようにしたり、血行を促進する行為は控えたりすると比較的解消しやすいようです。

こまちクリニック 藤本卓也

この記事は、こまちクリニック 藤本卓也先生が監修しています。

メスを使わず、注射を打つだけでさまざまな効果が期待できる「ヒアルロン酸注射」

安全性の高い美容法だといわれていますが、副作用がまったくないというわけではありません。

ヒアルロン酸注射の副作用のなかでも特に多いのが、注射した部分にできる内出血

外見上の問題以外にはとくに害のないものといわれていますが、きれいになるために注射を受けた箇所に青あざを作ってしまうのは極力避けたいもの。

そこでこの記事では、ヒアルロン酸注射で起きる内出血の対処法をまとめました。

目次

ヒアルロン酸注射は比較的安全性が高いが架橋剤に注意

ヒアルロン酸の写真

ヒアルロン酸注射は、肌内部に充填物を注入することで内側からボリュームをあたえる美容治療「フィラー」の1種。

ヒアルロン酸を肌の深層に注入することで、肌のしわやたるみを解消したり、鼻を高くしたり、胸を大きくしたりするなど、体のある部位のかたちを変える、整えることができるとされています。

また、ヒアルロン酸はもともと人間の体のなかに存在している物質なので、安全性の高い注入剤だといわれています。

しかし、ヒアルロン酸はやがて体内で吸収されてしまうため、効果が続くのは、平均して半年~1年ほど。そのため、効果を持続させるためには定期的に治療を行う必要があるようです。

ヒアルロン酸そのものは、安全性が高いのですが、製品にはBDDEという架橋剤が入っています。

これがアレルギーや副作用の原因となっていることが多いのでなるべく含有量の少ない製品をおすすめします。

ヒアルロン酸注射で内出血が起こる理由

鏡を見る女性の写真

ヒアルロン酸注射の副作用のひとつである内出血は、注射をする際に注射針が皮膚中の毛細血管を傷つけてしまうことが原因で起こります。

ヒアルロン酸注射は注入するヒアルロン酸をごく少量ずつ注射していくので、注入量が多い治療の場合は注射針を肌に刺す回数が多くなってしまいます。その場合は、毛細血管を傷つける可能性が高くなり、内出血が生じやすくなってしまうようです。

内出血の生じやすさは医師のスキルによるところもありますが、皮膚の毛細血管はランダムに通っているため、どんなに熟練した医師でも注射時に傷つけてしまうことがあります。

生まれつきのアザなどと隠すために開発された、以下のような専用コンシーラーなどを用いると濃い出血斑目立ちにくくなります。

パーフェクトカバー
カバーマーク

内出血がおさまるまで(ダウンタイム)の様子

頬をさわる女性の写真

ヒアルロン注射による内出血が起こる場合は、治療直後から2〜3日の間に発生することがほとんどのようです。

内出血ができてしまった部位には、まず青黒いあざが生じます。そして、治療から3〜4日程度で青黒いあざが徐々に薄れ、黄色く変色していきます。

基本的にコンシーラーなどでカバーできる程度のですが、部位によっては目立つため、休暇に入る前に治療を受けることがおすすめです。

黄色いあざに変化するのは内出血の最終段階なので、この様子が見られたら回復はもうまもなくです。

内出血は青黒いあざが発生してかから、1~2週間ほどで自然に消えていくことが多いとされています。

内出血は注射部位に生じることがほとんどですが、稀に皮膚の中をつたって違う場所に生じることがあります。

例えば、ほうれい線や口唇・頬の陥凹へのヒアルロン酸注射であれば、アゴの下から首にかけて内出血が出ることがあります。

上まぶたのくぼみ目に注入したら下まぶたに出ることもあります。

ヒアルロン酸注射での内出血の治し方と対処法

注射と医師の写真

内出血をできるだけ抑えるために、ヒアルロン酸注射の治療の前後、さらに治療中にもできることがあります。

治療前の対策:注射針の相談

内出血が起こる可能性をゼロにすることはできませんが、なかには、内出血が起こりにくい注射針で治療してくれるクリニックもあります。

カウンセリング時に医師に、どのような注射針を使用するのか、なるべく内出血を抑える方法はないのかを相談しましょう。

ヒアルロン酸を注入するときに先の尖った針(鋭針)で注入すると血管損傷のリスクが高くなります。

内出血のリスクを下げるためには、刺入部だけ鋭針で穴をあけて、そこから先の丸い(鈍針・カニューラ)で注入する方法がおすすめです。

予約の際に注入針の種類を確認されると良いでしょう。

治療中の対策:リラックスを心がける

注射のとき、体に力が入っていると内出血が起こりやすくなるといわれています。そのため、治療中はとにかく体の力を抜き、リラックスした状態でいるよう心がけることが重要です。

治療後の対策:肌をよく冷やす

治療後の肌は内出血を起こしやすくなっているため、すこしの刺激で青あざができてもおかしくはありません。

そのため、治療後はヒアルロン酸を注入した部位になるべく触れないようにし、内出血の症状がでていなくても治療後3日間はかならず肌をよく冷やすようにしましょう

ヒアルロン酸注射の内出血を早く治す方法

眠る女性の写真

どんなに対策をしていても内出血が起きてしまうことは少なくありません。また、内出血のレベルには個人差があるので、どうしても目立ってしまう人もいます。

内出血をはやく治すにはどのようなことをしたら良いのでしょうか?

ヒアルロン酸注射の当日~3日後

内出血が起きてしまったら、その部分をアイシングバックなどで冷やし出血量をなるべく抑えることが重要です。しかし、直接肌にあてると凍傷を起こす恐れがあるので、タオルなどで包んで使用するようにしましょう。

また、飲酒、入浴、運動などの血行を良くする行為もなるべく控えたほうが良いとされます。

ヒアルロン酸注射から3日後以降

内出血が落ち着き、あざが広がらなくなったら、今度は細胞の修復を促して内出血の治りをはやくすることが大切です。

患部を温め、血行を良くする温熱治療に切り替えましょう。

内出血が生じたばかりの段階で肌を温めることは、かえって出血を悪化させるため、アイシングで内出血が落ち着いてから温熱治療をするようにしましょう。

内出血への正しい対処法を理解してから治療を受けよう!

窓をみる女性の写真

きれいになるために、ヒアルロン酸注射を打ったのに、内出血ができてしまうと少し残念な気持ちになるでしょう。しかし、ヒアルロン酸注射による内出血は、100%は避けることは難しいものです。

内出血をできるだけ抑えるためには、内出血がでにくい針を使用する、治療中はリラックスする、治療後は患部をよく冷やすなどが効果的です。

また、もし内出血が起きてしまった場合は、血行を促進する行為を控える、患部を冷やす、症状が落ち着いてきたら温めるといった対策を行いましょう。

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