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2016年08月12日 更新 | 5,168 views

ヒアルロン酸でアレルギーが起こる? まれに外科手術が必要な場合も

品川スキンクリニック池袋院 院長 神林由香

この記事は、品川スキンクリニック池袋院 院長 神林由香が監修しています。

安全性が高いといわれるヒアルロン酸注射ですが、注射剤は人の体内に存在するヒアルロン酸とまったく同じというわけではないため、アレルギー反応が起こることがあります。アレルギーが生じた場合、ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸分解酵素を注射すれば回復可能。でも、まれに外科手術が必要になることもあるようです。

ニット帽をかぶった女性

シワを解消したり、ハリのある素肌を取り戻したりできるヒアルロン酸注射。

ヒアルロン酸注射は、施術の手軽さはもちろん、もともと体内にある物質だから安心という理由で人気です。

確かにヒアルロン酸は安全性の高い物質ではありますが、実はヒアルロン酸注射でアレルギーが起こる確率が、まったくないとは言い切れません

そこで、ヒアルロン酸注射でアレルギーが起こりうる場合を事前に知っておきましょう!

そもそもヒアルロン酸注射とは?

道路を横切る女性

ヒアルロン酸注射とは、肌内部になにかを注入して内側からボリュームをあたえる美容治療「フィラー」の一種です。

肌3層のもっとも深いところにある「真皮層」にヒアルロン酸を注入することで、肌のシワやたるみを解消してくれます。

ほかにも、鼻を高くしたり、頬をふくらませたり、胸を大きくしたりすることも可能です。

また、ヒアルロン酸は保水成分としてもともと人間の体内に数多く存在している物質なので、比較的安全性の高い注入剤といえそう。

ただ、ヒアルロン酸はやがて体内で吸収されてしまうため、ヒアルロン酸の効果が持続するのは半年~1年ほどです。

ヒアルロン酸注射でアレルギーが起こることがある?

二足のくつと花

ヒアルロン酸はもともと体内に存在している物質なので、ふつう、アレルギーは起きないとされています。

でも実は、ごくまれにヒアルロン酸注射によってアレルギーが引き起こされることがあるんです。

ヒアルロン酸注射でアレルギーが引き起こされるケースは主に2つ。

ひとつは、使用する注入剤にヒアルロン酸以外の物質が混ぜられていて、その物質がアレルギーを起こす物質「アレルゲン」となるケース

また、もう一方は、注入剤として使われたヒアルロン酸が体内にあるヒアルロン酸とは微細な部分で分子構造が異なっていて、免疫システムが「異物」と認識して過剰反応してしまうケースです。

ただ、免疫システムの過剰反応でアレルギーが引き起こされる確率は、0.0012%ほどといわれています。

さらに、もしアレルギー反応が起きたとしても、ヒアルロン酸分解注射を打つことで解消されるケースが多いようです。

事前にアレルギーテストを受けることは可能?

スマホをいじる女性

ヒアルロン酸注射でアレルギー反応が起こるかどうかは、皮内テストを受けることで事前に検査することができます。

皮内テストとは、腕に少量のヒアルロン酸を注入し、2週間ほど経過をみるというもの。

アレルギー体質の人でない限りヒアルロン酸注射はテストなしで施術を行うのが一般的のようですが、医師にで頼めば皮内テストを受けられるでしょう。

ただ、ヒアルロン酸注射は1本(1cc)単位で価格設定されているクリニックが多いため、少量だけ試すのにも注入剤を1本購入することになる可能性があるかも

皮内テストを受けてから施術を実際に受けるか考えたいという人は、1度クリニックに問い合わせてみましょう。

ヒアルロン酸注射によるアレルギーの症状

タブレットを操作する女性

ヒアルロン酸注射でアレルギー反応が起こった場合、

  • 赤み
  • 腫れ
  • かゆみ
  • 痛み
  • 部分的な壊死
  • 色素沈着

というような症状が患部に出ることが多いよう。

赤みや腫れなどのアレルギー症状は、ヒアルロン酸注射をした直後に生じることもありますが、施術数日後、場合によっては1、2週間後に出ることも

また、術後の皮膚の赤みや腫れ、軽い痛みなどはアレルギー反応が起こらなくても術後によく起こる症状なので、なかなか判別がつかないかもしれません。

ヒアルロン酸注射後に生じる皮膚の赤みや腫れは2~3日のうちにおおかた解消されるものがほとんどなので、長期間ひどい症状が続く場合はクリニックに相談しましょう

もしアレルギー症状がでてしまったら

スマホをいじる女性

アレルギー症状が出たら、まず、ヒアルロン酸を注入した部位にヒアルロン酸を分解する酵素「ヒアルロニダーゼ」を注入し、アレルギーを引き起こしているヒアルロン酸注入剤を溶かします。

ヒアルロニダーゼを注射することで、24時間ほどでほとんどのヒアルロン酸が溶けて吸収されるよう。

だから、ヒアルロン酸注入剤へのアレルギーが原因で引き起こされた肌の炎症なら、徐々におさまっていくでしょう。

ただ、ヒアルロニダーゼにもアレルギー反応を示す場合があるので、事前に腕に打って皮内テストをしてから分解注射を行っているクリニックが多いです。

また、さらに、炎症の程度によっては「抗アレルギー剤」や、炎症を鎮めたり免疫力を高めたりする「ステロイド剤」を使用して治療をおこなう場合もあります。

ヒアルロニターゼが使えない場合

アレルギーなどが原因でヒアルロニダーゼを使用できない場合は、外科手術によるヒアルロン酸剤の除去が必要になることもあるそうです。

また、分解注射によってヒアルロン酸が除去されても症状に改善がみられない場合、注入剤に混ざっていたヒアルロン酸以外の物質が皮膚内に残留してアレルギーの原因となっている可能性があります

ヒアルロン酸以外の物質が混ざっていた場合は除去する必要がありますが、ヒアルロニダーゼを使用できないときと同様、外科的なアプローチが必要になるかもしれません。

ヒアルロン酸は安全性が高いけど、アレルギーが起こる可能性もあることを忘れずに

くつ

[ヒアルロン酸注射]((http://www.plasticsurgery.org/cosmetic-procedures/dermal-fillers-hyaluronic-acid.html)の注射剤にヒアルロン酸以外の物質が含まれていたり、自分に合わないヒアルロン酸が含まれていたりすると、患部がアレルギー反応を起こすことがあります。

自分がヒアルロン酸に対するアレルギーを持っているかどうかは、事前に皮内テストを行えば分かるでしょう。

ヒアルロン酸注射でアレルギー反応が起こるのはごくまれですが、可能性はゼロではないことを忘れずに、もし術後に炎症が起きてしまった場合は医師に相談してください。

written by エクリトアコ

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