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2016年08月23日 更新 | 21,812 views

プラセンタ注射の種類「ラエンネック」と「メルスモン」どっちを選ぶべき?

品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行

この記事は、品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行が監修しています。

厚生省が医薬品として認可しているプラセンタ注射「ラエンネック」と「メルスモン」。製造過程やメーカーが異なるふたつですが、一体どちらを選んだらいいのでしょうか?どちらもヒトプラセンタが主成分ではあるけれど、ラエンネックとメルスモンにはその生成方法から有効成分の濃度に違いがあるようです。

国内で医薬品として認められているプラセンタは「ラエンネック」と「メルスモン」の2種類。

ただ、ラエンネックとメルスモンは製造メーカーも製造過程もそれぞれ違います。

同じプラセンタ注射でも、症状や目的によって使い分けした方が良いのでしょうか。

プラセンタ注射とは?

晴天に景色のいい場所へデートにきている女性

スキンケアを始め、健康面、メンタルケアにまで効果が期待される「プラセンタ」。

そのなかでも、注射によって体内にプラセンタを取り入れる「プラセンタ注射」は、

サプリメントなどとは違って医薬品であるのがその特徴。

化粧品やサプリメントで使うプラセンタとは違って、

ヒトのプラセンタを生成したエキスから作られているんです。

国内で認められているプラセンタ注射は?

国内で医薬品として認可されている「医療用プラセンタ注射薬」はふたつのみ。

世界最大のプラセンタ専用工場を持つ、

プラセンタ製造のトップメーカー日本生物製剤株式会社が製造・販売している「ラエンネック」と、

創業60年以上の業績を誇る老舗企業、プラセンタ専門メーカーメルスモン製薬の「メルスモン」です。

プラセンタ注射をする場合、このふたつのどちらかを使用するはずですが、

どちらを選ぶかは医師の判断によります。

ラエンネックとは?

自転車のかごに入った黄色のチューリップを見つめる女性

ラエンネックは、肝臓の病気(肝硬変、慢性肝炎)の治療剤として

厚生省の認可を受けた医薬品です。

メルスモンと比べて分子量が大きいので匂いが濃く

また注射の痛みはメルスモンよりも強いと感じる人が多いのだとか。

ラエンネック製剤の抽出方法は?

プラセンタ注射剤は、人間の胎盤から抽出したエキスを成分とします。

その抽出方法にはいくつか種類があり、その抽出方法によって効果が変わってくるそう。

ラエンネックに用いられている抽出法は「分子文画法」という比較的新しい方法。

ヒトプラセンタをペプチン分解剤と加熱処理を行って蛋白質をバラバラにし、必要な栄養エキスを取り出します。

フィルターによって必要な有効成分のみ取り出すことができるので、高濃度のプラセンタを選ぶなら「分子文画法」を用いているものがいいかも。

メルスモンとは?

花の枝から覗いて遠くを見据えている女性

メルスモンのプラセンタ注射は、更年期障害乳汁分泌不全の治療剤として厚生省から認可をうけた医薬品です。

少量のベンジルアルコールが含まれているため、注射ではなく点滴で使用すると血圧低下といった副作用を起こすリスクがあると言われています。

メルスモン製剤の抽出方法は?

メルスモンのプラセンタは塩酸分解法(加水分解法)」という、塩酸分解した後に長時間の高熱加熱分解を行いプラセンタエキスを抽出する、という方法。

プラセンタの細胞膜を強酸で破壊することでエキスを抽出するので、「有効成分もある程度破壊してしまう」「少量であるが発ガン性物質を生成する可能性がある」といったデメリットも。

ラエンネックとメルスモンの効果や濃度の違いは?

バラとバスシャワー

医療目的ではなく美容目的で使用するなら、ラエンネックとメルスモンには効果の違いはあまりないそう。

ただ、ラエンネックとメルスモンは製造過程の違いからプラセンタの濃度に違いが出るようです。

どちらもプラセンタの原型から作られますが、沢山の栄養素のうち、どのアミノ酸を残してどの栄養素を排除するかはメーカーによって違うよう。

たとえば同量の胎盤(プラセンタ)を使った場合、メルスモン製剤の方が全体の分量は多く生成できるため、そのぶん濃度はラエンネックに比べて薄いんです。

使い分けはすべき?

真っ赤なリンゴを見つめている白いワンピースの女性

濃度が高いのはラエンネック。

とはいえ、美容のために使用するのなら、どちらにも良さがあるしあまり効果に差はありません。また、効果の出方には個人差ももちろんあります。

ただ、一概には言えないけれど、更年期障害が重い人にはメルスモンの方が効果は高く、疲労回復やアンチエイジングならラエンネックがよく効くとして処方する医師も。

自分の症状と照らし合わせて、2つを交互に使っても問題はありません。

医師と相談しながら決めてみるのをおすすめします。

written by ぎりぎりへぶん

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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