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2016年03月14日 更新 | 10,915 views

夫のことは好きなのに……。ぬぐいきれないセックスへの嫌悪感[体験談]

子どもを連れて自宅に戻ると、とてもうれしそうな夫の姿が。これから家族3人、幸せに暮らしていける……、そう思ったもののやはり、セックスへの嫌悪感が邪魔をします。とうとう夫に本当のことを打ち明けましたが……。

恋人が話を聞いてくれなくて不機嫌な女性

私は、学生時代に知りあった男性と、そのまま13年間お付き合いを続け、結婚にいたりました。

私たち夫婦はお互いが初めて付き合った相手同士です。

結婚するまでには、いろいろなことがあり、本当にこの人でいいのだろうかと迷ったこともありました。

「絶対にこの人がいい」というよりも13年も付き合ってお互いのことを理解していたし、なによりも家族のようで楽だったというのが決め手でした。

年齢的にゼロから恋愛を始めることに恐怖感があったこともあります。

それは夫も同じだったのではないでしょうか。

結婚後、主人とのセックスが気がかりに

結婚してから、主人とのセックスについて気にかかることがありました。

友人との話のなかで「セックスに相性がある」ことを知ったのがきっかけです。

実はそれまで、主人とのセックスを気持ちいいと感じたことがありませんでした。それならまだしも、痛みを感じてしまうことも……。

ずっと「付き合っている以上、そういう行為をしなければならない」という義務感でセックスをしていました。

ただ、好きな人と抱き合っていられることは幸せだったので、痛みも我慢できたんだと思います。

でも、楽しそうな友人の話を聞くたびに、同じように感じられない自分に負い目を感じてしまうようになり、セックスという行為自体に不快感を感じるようになってしまいました。

慣れない都会の生活に、ふさぎこむ日々

結婚後は、夫の転勤で遠方に引っ越したこともあり、2人で支えあいながら暮らしていました。

まさか地元を離れて都会に引っ越すなんて夢にも思っていなかったため、どうやって生活しればいいのか葛藤する日々。

それでも最初は、週末のたびになるべく出かけるようにして、楽しく過ごそうと努めていました。でも、慣れない生活にどんどんストレスがたまってきます。

夫は仕事が忙しく、平日は話し相手もいなかったのです。

地元にいたころのような近所付き合いもないし、夫以外と会話する機会がありませんでした。

そのころは精神的に追い詰められていて、性生活はほぼゼロ。私は「夫のせいでこんな土地で暮らすはめになった」と思い込んでいたんです。自分で決めてついてきたはずなのに、夫に当たり散らす日々でした。

そんな、ふさぎこんでいる生活を打破するために、子作りを当初の計画よりも前倒しにしようということになりました。

子どもができれば、コミュニティも広がるし、こちらの生活にもなじめるかもしれないと思ったんです。

でも子作りが始まるということは、頻繁にセックスをしなければならないということ。

性交痛やセックスに対する不快感について、夫には打ち明けられずにいました。

子どもは2人の愛の結晶なはずなのに、このような気持ちでいいのか……。そんなことばかり考えていました。

でも、セックス自体に不快感があっても、今まで支えてくれた夫への愛情がなくなったわけではありません。

夫はかけがえのないパートナーだと心から思っていました。

「セックスは嫌だけれど、どうしても子供を授かりたい」……その気持ちは抑えられませんでした。

セックスに対する不快感は拭えなくても、その時間は夫からの愛を確信できる時間です。

でもできれば、他の方法で愛情を確かめ合いたい……、それが子どもの存在なのではないかと思っていました。

妊娠に向け、セックスの回数が増える

子作りはなかなかうまくいきませんでした。

避妊しなければすぐに妊娠できると思っていたので、数か月たっても妊娠しないことに焦りを感じていました。

さらに、セックスをしなければならないというプレッシャー……。毎月何度もすることに嫌悪感もありました。

それまで頻繁にセックスをすることはなかったので、夫の方はとてもうれしそうでしたが、それも私の不快感を増していたように思います。

そこで、どうすれば確実に妊娠できるかを初めて勉強。すると、いかに自分が無知だったのかを痛感しました。

婦人科にも通って、タイミング法を使って妊活を始めると、早い段階で妊娠することができました。

妊娠がわかったときは、うれしくてうれしくてたまりませんでした。

妊娠中、出産後の心境の移り変わり

妊娠中は経過があまりよくなかったこともあり、安静にしていることが多かったです。

そのため、妊娠中にセックスをすることも、夫がそういう雰囲気を作ることもありませんでした。

「もうしなくていいんだ」という安心感がとても大きく、精神的に余裕ができたように思います。

出産までは、赤ちゃんのことだけを考えるように集しました。また、出産にあたり、しばらく実家に戻ったこともあり、精神的に安定していた時期です。

ただ、結果的に早産になってしまい、緊急帝王切開で出産。身体は小さかったものの、元気に生まれてきてくれました。

しばらくは実家に身を寄せていましたが、ついに夫の待つ自宅へ戻ることに……。

そして、ここから私の葛藤の日々が始まったんです。

公園のベンチで愛する恋人と寄り添っている女性

夫は私たちが帰ってくることを心待ちにしていたようで、久しぶりに会ったときには全身からよろこびが溢れ出ているようでした。

ひとりでの生活が寂しかったに違いありません。でも私は、妻であるというよりも母になったという感情が強く、夫の期待には応えられませんでした。

毎日の家事に加えて、慣れない育児……。とにかくいっぱいいっぱいで、夫のことを気にかける余裕は皆無でした。

子どもが寝たあと、夫が寄り添ってくるだけでも嫌でした。

セックスなんてとてもできません。

傷口が痛むと言ったり、赤ちゃんのことを理由にして断り続けました。

夫は夫なりに一生懸命やってくれました。家事もい記事も手伝ってくれていたほうだと思います。

でも、産後はどうしても夫のあら探しばかりしてしまっていたのです。

せっかくやってくれた家事にも「雑だ」と言って文句をつけたり、頼まれる前に動いてくれないことにイライラしたり……。

子どもと家族3人、楽しい毎日になるはずが、ギスギスした生活になってしまっていました。

夫に初めて本音を打ち明ける

そんななか、変わらずセックスを求めてくる夫に対して、ついに本音をぶちまけてしまいました

性交痛があること、セックスが好きではないこと、セックスの気持ちよさがわからないこと。

夫婦関係がうまくいっていないときは、セックスをしようなどという気持ちには到底なれない……すべて夫に伝えました。

夫はかなりショックだったようで、なにも言い返してはきませんでした。

それから、夫から誘ってくることはまったくありませんでした。心のどこかで申し訳ないと思いつつ、私の気持ちは軽くなっていました。

夫はとても優しく接してくれ、不安定な私の精神状態についても理解してくれるようになりました。

会話の大半は子供のことだけになりましたが、2人でたわいもない話をすることがとても楽しかったです。

私自身にも、子どもを介して友人ができ、地域にも慣れてきました。

今にして思えば「都会には馴染めないのだ」と決めつけていた自分が悪かったんです。

外に出て、子どもと楽しい時間をすごすうち、徐々に笑顔が増えるように。

夫にも「最近は楽しそうで良かった」「こっちに連れてきたのは自分だから申し訳ないと思っていた」と言われました。

この言葉は私にはとてもうれしいものでした。夫は私のことを見ていてくれていたのだと強く感じました。

自分と子供のことばかりで夫のことを後回しにしていたのに、夫は私のことも子どものこともどちらも大切に考えていてくれたんです。

すると、自分自身が情けなく、夫に対する罪悪感を感じるようになりました。

夫への気持ちの変化とともに、セックスも受け入れられるように

夫に対する気持ちが変わり始めたのはこのころからです。

忘れかけていた感情が蘇ってくるようでした。夫のことを以前とは違った形で大切思えるようになったのです。

育児にも、都会の生活にも慣れ、夫との関係も好転。とても満たされていました。

子供の寝つきがよくなるにつれ、夫婦2人で夜の時間を過ごすことが増えました。

セックスを断って2年近く経ったころ、自然とそういう雰囲気になるようになったんです。

あれだけ嫌だったのに自然と受け入れることができたのは、自分でも不思議でした。

ただ、久しぶりなこともあり、性交痛はとてもひどいものでした。

夫が気遣ってくれたので、痛みも不快感もなんとか乗り切ることができたんです。

とはいえ、これまで避けてきたもの急に好きになるわけであはあいりません。

久しぶりのセックスもやはり気持ちのいいものではありませんでした。ですが、明らかに気持ちが変わっていたのです。

夫がうれしそうだだったこと、しっかり愛情表現をしてくれたことで感動すら感じました。

ただ、身体の方はなかなかついていきません。週に何度もセックスを繰り返すことはできませんでした。

それは、夫も察知しているようで、私の状態を確認しながら求めてくるように。

以前と違うのは、私自身ができないときにはっきり断れるようになったこと。

曖昧に避けるのではなく「今日は無理」としっかり言葉に出して断ることはストレス軽減につながりました。

第2子妊娠への計画開始

そうやって、安定した日々がしばらく続きました。

浮き沈みはあったものの、夫婦としても家族としても、とても楽しい日々を過ごせていました。

そんななか、第2子についても話し合うことになりました。

ひとりめのときは、何度も性行為を繰り返すが負担になってしまったので、2人めは夫婦関係を壊さないように、計画的に妊娠したいと考えたんです。

幸いにも2人めはすぐに授かることができました。

ただ2人目の妊娠は、ひとりめとくらべてもはるかにトラブル続きで、妊娠期間中をほとんどベッドで過ごすほど。

この時期の夫のサポートが私たちの夫婦の絆をさらに深めてくれたと確信しています。

不安で押しつぶされそうな私を、献身的にサポートしてくれた夫。この感謝は一生忘れません。同時に、自分も夫に対して同じことをあげたいと思えるようになりました。

第2子の産後も同様に不安定でしたが、お互いに思いやる気持ちを持てば、大きな問題になることはありませんでした。

第1子のときは、2年間もあいだがあいてしまいましたが、このときは産後4か月ほどセックスを再開しました。

セックスへの嫌悪感はなくならないけれど……

これから先も、私のセックスへの嫌悪感がなくなることはないと思います。今は、決して好意をいだくものになるとは思えません。

ただ、気持ちの持ちようや周囲の環境次第で受け入れることは可能だと思っています。

夫を大切に思い、夫の望むことをしてあげたいと思う限り、無理のない範囲でセックスを受け入れていきたいと思っています。

written by NICOLY編集部

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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