2018年01月24日 更新
医療用まつ毛美容液「ルミガン」使い方をマスターして簡単まつ育♡
まつ毛育毛に効果が期待できるルミガン。使用方法は簡単で、1日1回、まつ毛の生え際に塗るだけです。まつ毛の生え際からはみ出た分はティッシュオフ、塗ったあとはこすらない、といった点をきちんと守れば色素沈着の進行を抑えてまつ毛を育てましょう。
この記事は、品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行先生が監修しています。
「ふさふさのボリュームのあるまつ毛になりたい!」
そのような人におすすめなのが、まつ毛の育毛剤「ルミガン」です。
この記事では「ルミガン」の効果、正しい使用方法を紹介します。
まつ毛の育毛剤、ルミガンとは?

ルミガンとは、育毛効果が期待できる「まつ毛美容液」。ルミガンに配合されている、ビマトプロストという成分がまつ毛の育毛に効果を発揮します。
このビマトプロストは、ルミガンのジェネリック医薬品である「ケアプロスト」や、医薬品としても認可されているまつ毛美容液「ラティース」にも含まれています。
ルミガンはもともとは緑内障、高眼圧症の治療薬として使われていた点眼薬でしたが、使用している患者からまつ毛の育毛効果が報告され、まつ毛美容液としても使われるようになったそうです。
ルミガンの使用方法
- メイクを落として肌を清潔にしたら、いつものスキンケアどおり肌を整える。コンタクトレンズを使用している場合は、事前に外す。
- 専用アプリケーター(アイライナーブラシ)の先端に、ルミガンを1滴垂らし、まつ毛の生え際に沿って塗る。
- まつ毛の生え際以外についたルミガンを、コットンやティッシュでふき取る。
ルミガンを塗るタイミング

ルミガンを塗るのは、夜がおすすめ。それは、メイクを落とした清潔な素肌に塗るのがもっとも安全だから。
朝の洗顔後でも同じでは?と思いがちだけれど、ルミガンを塗ったあとにメイクをすると、その刺激で色素沈着が進行することも。
夜のスキンケアの最後に使うと、まぶたの周りに余分なルミガンがつきにくくなるというメリットもあります。
ルミガンを塗ったあとのケア

ルミガンを塗ったあとは、目元に刺激を与えないことが大切です。こすることで、色素沈着が起きやすくなってしまうそう。
もともと目の治療薬として使われているルミガンですが、目に入ると赤みやかゆみが出ることも。
そういったことを防ぐためにも、まつ毛の生え際からはみ出した分は、きちんとティッシュで拭きましょう。
もしトラブルが続くようなら、一旦使用を中止して、それでも治まらなければ、病院へ行くことをおすすめします。
ルミガンを塗るときのおすすめグッズ

ルミガンやケアプロストには「専用アプリケーター(アイライナーブラシ)」はついていません。そのため事前に準備しておきましょう。
アプリケーターの代用になるものは、細いアイライナーブラシや紅筆など。
ただし、衛生面を考慮して、片目1本ずつ使い捨てる、といった方法をとりましょう。
ちなみに、綿棒で代用することもできますが、薬液が吸収されてしまうのであまりおすすめできません。
ルミガンの副作用をおさらい
ルミガンには、色素沈着を起こすという副作用があります。
たくさん塗ると、はみ出した部分が薄茶色に変色してしまうんです。
できるだけまつ毛のキワに塗ることを心がけ、はみ出したらティッシュオフしましょう。
また、充血やかゆみ、目がゴロゴロするといった違和感を覚えることも。
もともと目の治療に使われている点眼薬なので、大きなトラブルはありませんが、症状が出たら使用を中止すること、使用を中止しても症状が長引いたり、悪化したりする場合は、眼科で診察してもらうようにしましょう。
ルミガンによる色素沈着が起きたら
ルミガンで色素沈着が起こったら、いったん使用を中止してみましょう。使用を中止すると、自然と色素沈着が薄くなっていきます。
また、ルミガンで色素沈着が起きても、ケアプロストなどほかの製剤では起きないという事例もあります。
個人差があるので断言はできませんが、ルミガンからほかの製剤に切り替えてみると、色素沈着が治まるかもしれません。
正しい使い方を守って効果を実感しよう

ルミガンは、たくさん使えば早く効果を実感できるというものではありません。
「1日1回、片目1滴」の使い方を守り、ゆっくりと時間をかけることで、まつ毛を育てるもの。
「継続は力なり」ということわざのように、まつ毛は焦らずじっくり育てていきましょう。
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