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2016年03月14日 更新 | 12,778 views

いじめられ自殺を考えるほどひどいアトピー。そんな私を変えたアメリカでの出会い[体験談]

いじめられ、自殺を考えるほどひどいアトピーのせいで、引きこもりの生活をしていた私。でもなんとかこの状況を打破したい……。そんな気持ちから、日本を飛び出して海外に行くことを決意。この決断が私の人生をまるっきり別のものに変えてくれたのです。

髪を束ねてバラのピンを付けている金髪の女性

アトピーだと、食べることができない食べものがたくさんあります。

牛乳や、ヨーグルトなどの乳製品から始まり、タマゴ、カレーなどの刺激の強いものも食べられません。

小さいころから重症のアトピーだった私は、食事に対する制限がとても苦でした。

もちろん添加物も食べらないので、おやつはすべて母の手作りのものでした。

周りの友達は、ポテトチップスや、コーラなどを美味しそうに飲み食いしているのですが、私は、母親が作った蒸しパンやかりんとうなど子どものおやつにしては少し味気ないものをいつも食べていた覚えがあります。

ただ、残念ながら当時は、そんな努力も空しく、アトピーがよくなることはありませんでした。

私は、幼いながら、「自分は他人とは違うんだ」と思うようになっていました。また、選択の自由がないとても狭苦しい世界にいるような気分になったのも事実です。

自分は、当たり前のことが当たり前のようにできないんだということをしみじみと感じました。

幼いころから病院通いの日々

幼いころから2週間に1度は皮膚科へ通っていました。

季節の変わり目や、汗をかいたり、乾燥したりする時期は必ずアトピーがひどくなります。病院での診察は私にとってはかかせないものでした。

担当の年配の女性のドクターだったのですが、大変不愛想で怖いイメージがあり、あまり私にとっては心地のいい場所ではありませんでした。

病院へ行かなければいけない日は朝から憂鬱な気分。まるで魔女に取って食われるかのような思いでした。

母がついてきてくれるときはまだいいのですが……、母がついてこない日は診察に行かなくなりました。それで、ますます症状が悪化していったのです。

いきなり始まったいじめ

そんなある日、まわりの友達がぴたっと話しかけてこなくなりました。

今まで普通に笑いながらしゃべっていた友達が一切話しかけてこなくなり、また、私から話しかけても避けられるようになったのです。

あとから聞いた話ですが、学年でも発言力のある男子が、私のアトピーについてあれこれ話をしていて「気持ち悪いからみんなで無視をしよう」と言ったそうです。そこで周りにいたその友達たちからその内容が伝播し、学年全体へと広がっていった……ということでした。

それから私は、学校でひとりぼっちで過ごすようになってしまいました。

小学生だった私は、ここでも自分は人とは違うんだと痛感したし、さらに自分は人より劣っていると感じてしまったのです。自分が人よりも劣っているからこんなひどい目にあうんだと……。

初恋

ひとりぼっちの生活でしたが、恋をしたことがありました。

周りから煙たがられていた私が、学年でも人気の男の子に恋をしてしまったのです。自分でもうまくいくはずがないと分かっていたのですが、自分の気持ちが止められなかったんです。

体育の授業中に汗を流しながら一生懸命ボールを追いかけている姿を見たり、授業中にうまく答えられず困った顔をしている彼を見たりするだけで幸せでした。

その男の子の周りは、常にきらきらしていたし、恋する自分もきらきらしているように感じました。

ただ、周りから無視され、疎まれてた自分が、思いを告げるようなことは絶対ないだろうなと思っていました。

そんなある日、運動会の写真を学校で購入することができるとのことで、廊下に番号を振って並べられていました。

私はそのとき何を思ったのか、気になる男の子の写真を1枚こっそり購入してしまったのです。

今思えば、その男の子のことを思うだけで幸せな気持ちになって、満たされていたのに、さらに近く感じたいなど、思い切った行動をしたものだと思います。ただ、その当時はどうしてもその写真がほしかったのです。

そして、その男の子の写真を手に入れると、自分の手帳のなかにしまい誰にも見つからないように気を付けていました。

でも、思いもよらない事件が起こります。ある日、私の荷物が誰かにまき散らされていたんです。

そのとき、誰かがその男の子の写真を見つけたようで、本人に彼の写真をこっそり持っていたことが伝わってしまったのです。

*風のうわさによると、その男の子はとても気持ち悪がっていたとか。さらに私を傷つけるような言葉も発していたと……。その事件があってから、私は、外に出ることを怖く感じるようになりました。

人の目線が恐怖に

自分が他人からどう見られているかということは重々承知していました。だからこそ、私は自分という存在を他人の目線から隠すようになりました。

さらに、ストレスから過度のかゆみを引き起こし、アトピーがより一層ひどくなっていました。

すると、また他人に自分のこの醜い姿を晒すことが怖くなって……。そんな負のスパイラルに陥っていました。

もやもやとした気分が続き、ついに人前に自分の姿を晒すことを一切シャットダウンすることを決意しました。

学校にも行かず、外出もせず、家族にも姿を見せず……。毎日毎日鏡の前で、自分の醜い姿を見る毎日でした。

「どうして私が」「どうして私だけ」「どうして」……ということしか考えられなくなっていました。

常にマイナス思考で、自分のことを呪っていました。

周りの子たちは、アトピーもなく、つるつるとした肌をしていて、外で遊んで日焼けをしても何ともないのに、何で私にはそれができないの?

そんなことを考えていると最終的には、自分には存在価値があるのだろうかというところに辿りつきました。

このままもやもやとした人生をあと何年、いや何十年続ければいいのかと考えるだけでぞっとするんです。

そうなると「死」という選択肢も考えざるをえませんでした。

ただ、唯一楽しいと思えることがあり、それが心の支えになっていたんです。それは当時、引きこもりの私を心配した両親が持ってきてくれていた本や映画。なかでも海外の映画が好きでした。

そして、映画に出てくる王子様のように素敵な人と一緒に、毎日を楽しく過ごしたいと夢見るようになったのです。

また、将来働くうえで、英語が必要になると確信していたので、思い切って海外に出てみようかと思いました。

両親に相談したところ、引きこもって、死人のようだったわが子が、いきなり何かにチャレンジしたいと前向きな話をしてきたからでしょうか、とてもびっくりした様子でした。

でも一切の反対はなく、私のチャレンジを応援してくれました。正直そのときの自分は、そんな大それたことをするつもりではなく、ただいまの状況を打破したいという気持ちのみで行動していた気がします。

もちろん、海外に出るという選択はすぐに出したものではありませんでした。何年もかかって決断したものです。ただ、このまま自分の人生が終わることに対してとてもむなしさを感じていたし、どうせなら、自分の好きなことをやりたいと思い奮起しました。

私は、新天地としてアメリカを選びました。アメリカは、もともと移民の国で、さまざまな人種の人が暮らしています。それを互いに認め合い、尊重している文化に自分自身の身をおきたいと強く感じました。

そんな場所になら、自分の居場所があるのではないかと思い、渡米を決意したんです。

実際、アメリカに来てみると、日本の雰囲気とはまったく違います。まさに自分が求めている雰囲気そのものでした。

日本では、何か発言した場合その発言が人々の常識とかけ離れているとひそひそと陰口を言われるという光景がよくありましたが、アメリカではそんなことは一切ありません。

たとえ誰がどんな発言をしても、一度はそれを受け入れ、受け入れたうえで、反論や賛同をするというスタイルがアメリカでは一般的です。

日本にいたころは、私が何か発言すると周りの人たちは一切賛同してくれず、すぐに反対意見を述べたり、陰でこそこそと陰口をたたいていたので、正直慣れていたのですが、アメリカではまったく違う反応で、びっくりするのと同時にとてもうれしく思いました。

生まれて初めて、解放感というものを感じました。

他人の目を気にして批判される恐怖を感じることなく、自分の考えたことや、感じたことをそのままストレートに表現してよいという解放感は何にも代えがたいものでした。

しかも、そんなストレスフリーな生活を送っていたからか、自然とアトピーもよくなっていったんです。完璧になくなるという状況ではありませんが、そこまで目立たないというところまで症状が改善しました。

やはり心と体はつながっていて一体なんだということを実感しました。また、今までの私のアトピーに悩まされていた日本での人生はなんだったのかと思いました。こんなことならば、もっと早くアメリカにくるべきだったと。

私は青春を取り戻すかのごとく、とても活発的に活動し、世界各国に友達を作りました。

毎日いろいろな国の友達と、それぞれの文化の違いについて話し合うということはとても刺激的でした。そんな充実した毎日を送っているうちに、アメリカ人のボーイフレンドもできたのです。

私にとって初めてのボーイフレンドでした。彼は、私のアトピーについて、それもひとつの個性だし、完璧な人はいないのだからそアトピーもひっくるめてすべてが魅力的だということを私に伝えてくれました。

そんな彼に毎日励まされることで、私は自分に自信を持つことができるようになったのです。

それまでは、自分の存在を否定するばかりだったのですが、彼との時間が長くなればなるほど、自分のどこがチャームポイントかということを人前で堂々と言えるようになるまでになったのです。

彼に本当に心から感謝しましたし、この人とずっと一緒に人生を歩んでいくことで、自分に自信をもった人生を送れると次第に考えるようになりました。

そんなある日、彼から大切な話があるということで指定された場所へ行ってみると、なんと彼からプロポーズをされたのです。

私の人生で欠けていた自信を与えてくれた彼と一緒に人生が歩めるなんてこれ以上の幸せはないと思い、一切の迷いなく答えは「イエス」。

彼はとてもうれしそうに感謝を示してくれましたが、私こそ彼に感謝してもしつくせないほどです。

実は、ちょっとした都合で、日本に戻っていた時期があったのですが、彼が与えてくれた自信があったので、渡米前の自分とはまったく違う自分でいられました。両親は私の変貌ぶりにびっくりしていました。

そして、現在は彼とアメリカで幸せに暮らしています。

食事療法や、薬でまったく完治しなかったアトピーが、今ではほとんどなくなりました。

こんなに幸せな生活を与えてくれた彼が私のアトピーという病気も一緒に直してくれたのです。

おそらく彼と出会わなければ、一生悶々とした日々を過ごし、またアトピーに苦しめられていたことでしょう。

そんな生活を考えるとぞっとします。すべての人が私と同様に治るとは思いませんが、アトピーだからといって卑屈になりすぎず、自分を認めてくれる環境や人を見つけ、充実した時間を送ること。そして、ストレスから解放されれば、アトピーが治ることもあると知ってもらいたいと思います。

人生にはいろいろな選択肢があります。どうしようもない状況に陥っているなら、それを打破するためになにかアクションを起こすべきだと思っています。

written by nakayama00000

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