2017年02月08日 更新 | 35,883 views

ニキビの抗生剤「ダラシンTゲル」 高い効果を得るための正しい使い方

赤く膿んだニキビに効果が高いとされる「ダラシンTゲル」は、皮膚科で処方されるニキビのための抗生物質。即効性があるといわれる反面、「効果がなかった」「副作用があった」という声も。効果が感じられない理由は、誤った使用法が原因かもしれません。

表参道ヘレネクリニック 外崎登一

この記事は、表参道ヘレネクリニック 外崎登一先生が監修しています。

「ダラシンTゲル」は、ニキビの原因であるアクネ菌をおさえる塗り薬。即効性が期待できますが、上手に使うにはコツがいるようです。

この記事では、ダラシンTゲルを使用する際のポイントや注意点を解説します。

目次

ニキビを治療する抗生物質「ダラシンTゲル」

容器に入った塗り薬の画像

ダラシンTゲルとは、皮膚科でニキビの治療薬としてよく処方される塗り薬のこと。栄養ドリンク剤のユンケルでお馴染みの「SATO(佐藤製薬株式会社)」が製造・販売しています。

ダラシンTゲルは「クリンダマイシン」を主成分とした商品名

「ダラシンTゲル」は商品名であり、その主成分は「クリンダマイシン」。これは、ニキビの元になるアクネ菌のタンパク質合成を阻害する作用があるそうです。

佐藤製薬のほかにも、複数の会社がクリンダマイシンを主成分とするニキビ治療薬を製造・販売しています。たとえば、沢井製薬の「クリンダマイシンリン酸エステルゲル1%」や、シオノ製薬の「クリンダマイシンゲル1% クラシエ」などがあります。

ダラシンTゲルに期待できる効果は?

鏡を見る女性

ダラシンTゲルは、化膿して炎症が起きてしまっている赤いニキビに効果が期待できる薬。

ダラシンTゲルは抗生物質なので、ニキビを悪化させる原因であるアクネ菌やブドウ球菌を殺菌・除去することで、赤みや腫れを改善するとされています。

ダラシンTゲルの使い方は?

顔を触る女性

ダラシンTゲルの使い方はとてもシンプル。朝晩の洗顔後、ニキビ部分につけるだけです。顔全体に塗る必要はありません。

またダラシンTゲルは、炎症を起こして赤くなったニキビに効くとされる薬。乾燥が原因の白ニキビ黒ニキビを一緒に治療したい場合は、ダラシンTゲルを塗る前に顔全体を化粧水や乳液などで保湿すると効果的です。

ダラシンTゲルの効果が出るまでの期間はどのくらい?

ダラシンTゲルは抗生物質なので、医師の指示どおりに用法・用量を守ることが大切。まずは1週間を目安に使用してみて、効果が出るのを待ちましょう。少し刺激を感じる程度であれば、そのまま使用を継続しても大丈夫です。

ただ、「1週間使用しても効果が見られない」「刺激が強すぎて肌が痛い」といった場合は使用を中止し、医師と相談してください。

ダラシンTゲルは短期間集中して使うことで、ニキビの赤い炎症を抑える薬。4週間以上など長期間にわたって使用すると、耐性菌(薬に対して耐性を持つようになった菌)ができてしまって効果が半減することがあります。

ダラシンTゲルの副作用は?

かゆがる女性

ダラシンTゲルの副作用は、臨床試験の結果では全体のうち8%の人に見られたそう。比較的軽い副作用には、次の4つが報告されています。

  • ピリピリする刺激
  • 赤み
  • かゆみ
  • かぶれ

「突っ張る感じ」や「ヒリヒリした刺激」といった副作用は、継続を続けるうちにおさまることが多いのだとか。

ダラシンTゲルの重篤な副作用に注意

ダラシンTゲルによる副作用の多くは軽いものが報告されていますが、ごくまれに下記のような重篤な副作用もあるようです。

  • 大腸炎
  • 激しい腹痛
  • 下痢
  • 発熱
  • 血液便
  • 下血

このような副作用が現れた場合は直ちに使用を中止し、医師の診断を受けてください。

ダラシンTゲルはどこで手に入るの?

医師と患者

ダラシンTゲルは皮膚科を受診して、医師に処方箋を書いてもらわないと入手できません。

「ダラシンTゲル」はジェル状の塗り薬ですが、「ダラシンTローション1%」というローション状の薬もあります。

敏感肌の人は、「ダラシンTローション1%」のほうが肌に合うかもしれません。病院で処方してもらう際は、医師とよく相談してください。

ニキビのタイプに合わせた治療を

女性がカップの飲み物を持っている画像

ダラシンTゲルが処方されるニキビは、状態が軽度から中等度の炎症を伴った赤ニキビの場合が多いです。

肌のざらつきの原因となる白ニキビや赤ニキビができてしまうのは、洗顔やスキンケアに問題があるのかも。また、十分な睡眠や食事の改善、生活習慣を変えることでもニキビを抑えることは可能です。

ダラシンTゲルの薬効だけに頼らず、体の内側からニキビを治すよう工夫してみると、今後のニキビ再発予防にも役立ちそうです。

いずれにしても、ニキビの状態を確認してから適切な治療が必要になります。保険診療では、一般的にはガイドラインに沿った治療になるでしょう。

保険がきかない自費診療では、海外では通常に行われているが日本では認められていない治療や、先進的な治療が受けられることがあります。

我々医師とよく相談して、治療を受けられると良いと思います。

NICOLYおすすめ:美容整形やってみたシリーズ

関連する記事

【ブログまとめ】ブログよりくわしい!整形の痛みやダウンタイム・術後経過すべて見せます!美容整形体験レポートシリーズ

NICOLY編集部では、カウンセリングから術後経過までの画像がたっぷりの、美容整形体験レポートを公開しています。切らないプチ整形から、脂肪吸引まで読み応え十分。NICOLY編集部いちおしの記事です。随時更新中!

記事に関するお問い合わせ

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

ニキビ・ニキビ跡の美容医療の施術を受けられるクリニック

  • 東京銀座一丁目駅 6番出口より徒歩1分
  • フォトRFオーロラ1回15,000円

水の森美容外科 東京銀座院の詳細

  • 大阪谷町線東梅田駅より徒歩4分
  • フォトRFオーロラ1回15,000円

水の森美容外科 大阪院の詳細

  • 福岡天神南駅より徒歩約1分
  • フラクショナルCO2レーザー 顔初回4,500円

湘南美容外科クリニック 福岡院の詳細

注目の記事

【ブログまとめ】ブログよりくわしい!整形の痛みやダウンタイム・術後経過すべて見せます!美容整形体験レポートシリーズ

【ブログまとめ】ブログよりくわしい!整形の痛みやダウンタイム・術後経過すべて見せます!美容整形体験レポートシリーズ

NICOLY編集部では、カウンセリングから術後経過までの画像がたっぷりの、美容整形体験レポートを公開しています。切らないプチ整形から、脂肪吸引まで読み応え十分。NICOLY編集部いちおしの記事です。随時更新中!

この記事の監修者

この記事のライター

本日のアクセスランキング

注目のクリニック

注目の医師

サイトメニュー