2016年12月26日 更新 | 11,780 views

傷跡が髪の毛で隠せちゃう「ミニリフト」について♡

最小限の切開で頬や口もとのしわ、たるみなどの解消が期待できるフェイスリフト、「ミニリフト」。顔にメスを入れる外科手術ではありますが、顔全体の皮膚を引き上げるフルフェイスリフトに比べると傷跡の規模が小さいため目立ちにくく、また、術後の肌の腫れや痛み、ダウンタイムなどもかなり少なくて済むようです。

山本クリニック 院長 山本豊

この記事は、山本クリニック 院長 山本豊先生が監修しています。

女

頬や口もとのたるみを解消を目指すフェイスリフト手術、「ミニリフト」

ヒアルロン酸注射や糸の埋め込み、マシンの照射などによるたるみ治療などでは物足りない人や、たるみを手術で解消したいけど、なるべく傷跡を残したくない人などに特におすすめの治療法です。

ミニリフトとは?

ミニリフトは、皮膚を切除することでリフトアップ効果を図る美容外科手術「フェイスリフト」の1種です。

口もとから頬の辺りにかけての部分的なたるみを改善を目指す施術のため、顔全体の「フェイスリフト(フルフェイスリフト)」に対し、「ミニリフト」と呼ばれています。

最小限の切開で顔の下部のしわやたるみをピンポイントで解消してくれるというのが大きな特長です。

ミニリフトの手術内容

ミニリフトの手術は、耳の付け根のあたりを切開して余分な皮膚を切除し、皮膚を上後方に引き上げて縫合します。

フルフェイスリフトに比べると、ミニリフトはおよそ1/3ほどの切開で済むよう。

傷口が小さいため、術後の肌の炎症なども少ないんです。

また、傷跡がちょうどが耳の前の部分にあたるので、傷跡を髪の毛で隠すことも可能でしょう。

ミニリフトの手術方法

SMAS層の説明

人の皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層からできていて、3層の下に「SMAS(表在性筋膜)層」という筋膜の層が、さらに下に表情筋があります。

フェイスリフト手術は皮膚の部分だけを切開する方法と、SMAS層まで切開する方法がありますが、SMAS層から引き上げる切開法の方がより強力で持続性のあるリフトアップ効果をねらうことができるよう。

また、リフトアップしたい部位やたるみの度合に応じて、骨の上で表情筋や皮膚、脂肪が結びついている「リガメント」という部位に処置を施すことで効果をさらに高めることも可能です。

リガメントはたるんだ皮膚の引き上げの妨げとなることがあるので、リガメントをいったん切り離して引き上げてから再度糸で固定することで解決できます。

ミニリフトがおすすめな人

ミニリフトが特におすすめなのは、

  • 頬やあごの皮膚のたるみ
  • フェイススラインの崩れ
  • ほうれい線やマリオネットラインなどの深いしわ

など肌の悩みがある人です。

ミニリフトのメリット、デメリット

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ミニリフトにはメリットもあればもちろんデメリットもあります。

術後に理想と現実のギャップに苦しまないように、メリット、デメリットを知っておきましょう。

ミニリフトのメリット

ミニリフトのメリットは大きくふたつあります。

ひとつめは、頬や口もとのあたりの肌のしわやたるみを大胆に解消が目指せるということ

ミニリフトで小さく切開して手術することで、メスを入れずに行う治療では対応できないたるみやしわも改善が目指せます。

ふたつめは、フルフェイスリフトに比べると 術後のダウンタイムが少ないということ

いくらミニリフトとはいえ、手術を受ける以上は術後のダウンタイムがありますが、ミニリフトのおよそ3倍の面積を切開するフルフェイスリフトを行う場合に比べると、術後の皮膚の腫れや痛みなどははるかに少ないようです。

ミニリフトのデメリット

ミニリフトのデメリットは、治療の効果持続期間が半永久的ではないという点

手術をするというと効果が半永久的に続くもののように思われる人もいるかもしれませんが、ミニリフトの効果は半永久的なものではありません。

また、手術後だいたい5年~10年ほど経過すると糸がゆるんできて元の状態に戻っていきます

さらに、傷跡が目立つこともあるよう。

フルフェイスリフトのおよそ3分の1ほどの大きさの切開で済むとはいえ、手術を受ける以上傷跡が残ることは避けられません。

ミニリフトの手術痕はこめかみの辺りにできるので、髪の毛で目立たないようにすることはできますが、ショートヘアやアップヘアにした時などには露出してしまうこともあるかも。

ミニリフトの手術について

ミニリフトの手術は、

  1. カウンセリングで医師から手術について説明を受ける
  2. 切開線をマーキングする
  3. メイクを落とし、洗顔する 
  4. 手術を行う部位への局所麻酔、あるいは静脈麻酔・全身麻酔を行う
  5. こめかみの辺りから切開し頬全体を引き上げ、不要な皮膚を切除したあと、縫合する

という流れ。

手術後は1~2時間ほど身体を休ませたあと帰宅可能ですが、当日はテープや包帯などで手術箇所を固定し、安静にしている必要があります。

また、クリニックによって手術後は1日入院することを推奨しているところもあるようです。

手術にかかる費用

手術にかかる費用の目安は、30万~70万円ほど

比較的高めで、クリニックによって大きく差があるようです。

手術にかかる時間

手術にかかる時間の目安は2~3時間ほど

美容整形としてはかなり長めです。

術後の効果持続期間

ミニリフトの効果の持続期間は5年~10年程度といわれています。

また、効果を持続させるためには再手術を受ける必要があるかもしれません。

手術の痛み

ミニリフトは麻酔をして行うので手術時の痛みはほとんどありませんが、術後麻酔が切れたあとは手術箇所に軽い痛みを感じることがあります

また、軽い痛みは医師から処方される鎮痛剤で解消が目指せるでしょう。

術後の副作用

ミニリフト手術によって、まれに傷口の炎症や感染症がひき起こされる場合があります

手術部位の強い痛みや赤み、腫れ、熱感などの症状が続く場合は、放置しておくと傷跡が広がったり、皮膚の壊死、血腫、傷の周囲の脱毛がみられる場合があるので手術を受けたクリニックに相談しましょう。

また、医師の技量不足によってミニリフト手術時の縫合に不具合があった場合、耳たぶが引き伸ばされたようないびつな形になることがあります。

規模が小さいとはいえ顔にメスを入れる手術ですので、ミニリフトはたしかな技術を持った医師に任せましょう

術後のダウンタイム

手術後は、シャワーと洗顔、メイク、飲酒が翌日から可能です

浴槽に浸かっての入浴は手術後3日~1週間ほど、激しい運動やサウナなどは術後1か月ほどは避けた方がいいでしょう。

また、約1週間後に抜糸をする必要があり、術後1~2週間ほどは手術を受けた耳のあたりに強い腫れや内出血を生じることがあります

2週間程度で腫れや内出血が引く場合はいいですが、ひどい状態が長引く場合は感染症などの疑いがあるので、手術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。

さらに、目立つ炎症が消えたあとも肌に軽い赤みが数か月残ることがありますが、メイクでカバーできる範囲のものがほとんどのようです。

まれに、術後に軽い違和感や知覚の低下を覚え、数か月から半年ほど続く場合があります。

ミニリフトの症例写真や手術詳細がよくわかるサイト

ミニリフトをよく知るには、症例写真を見るのが1番です。

実際にミニリフトの手術を行っているクリニックのホームページのサイトを見て、ミニリフトについて深く知っておきましょう。

聖心美容クリニック公式サイト

聖心美容クリニックの公式サイトでは、ミニリフト手術の方法について図解で詳しく解説されています。

また、手術の体験談なども掲載されているので、ミニリフトによる治療を受けようと思っている人は1度読んでみましょう。

聖心美容クリニック公式サイト

ヒルズ美容クリニック公式サイト

ミニリフトの症例写真が豊富に掲載されています。

手術前と手術直後の写真だけでなく、術後1か月経った写真も載っているので参考になるでしょう。

ヒルズ美容クリニック公式サイト

高須クリニック公式サイト

ミニリフトの術後の経過がよくわかる症例写真が見られます。

症例写真には医師からのコメントがついており、どんな人におすすめな手術なのかも分かりやすいでしょう。

高須クリニック公式サイト

山本クリニック公式サイト

手術でメスを入れる部分を図付きでわかりやすく説明しています。

施術の流れも詳細に説明をされており、当日の流れを把握しておきたい人はぜひ見ておくとよいでしょう。

山本クリニック公式サイト

傷跡を小さく済ませたいならミニリフトで

口もとはとくに老いの兆候があらわれやすい部分。

とくに40代くらいになると、「顔の上半分は若いのに……」という人も少なくありません。

頬や口もとをピンポイントでリフトアップするミニリフトは、そんな人の若返りに効果覿面の治療法。

切開する範囲はフルフェイスリフトの半分以下で済むので、傷跡をあまり残したくないけどフェイスリフト効果がほしい人におすすめです。

フォローアップコメント

個人的な意見としては、ミニリフトは、あまりオススメしていません。その理由は、傷跡を小さくしたいなら、糸のリフトにした方が、良いからです。また、効果も、弱いため、切るメリットが少ないからです。本当に強くリフトアップしたい場合は、フルフェイスリフトをお勧めしています。切るなら、しっかり切る、切らないなら切らない、が望ましいと考えています。

時代の変化とともに美容外科のニーズも増して、それに伴い美容外科の医師も増えました。

しかし、正しい技術を習得して患者様の為に応用している医師やクリニックは少ないと言えます。患者様も手軽に若返りたいという願望のもと、広告で「手軽」などのキャッチフレーズに惹かれてしまい、効果のない治療を選択してしまうケースが後を絶ちません。

若返りで代表的なのが糸の手術やミニリフト、PRPです。
どれもほとんど効果はないと言って良いでしょう。

フェイスリフトを行うのであれば、フルフェイスリフトを正しく行える医師を見つけるべきだと思います。

手軽に行える治療も含め、自分の希望に合った手術を選択するためには、患者様も正しい知識を身につける必要があります。

以下は、正しいアンチエイジングの考え方について記載しておりますので、参考にして頂けると宜しいかと思います。
アンチエイジング(若返り治療)の考え方について

written by エクリトアコ

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山本クリニック 院長 山本豊

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