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2016年06月01日 更新 | 8,340 views

社会不安障害を抱えながら仕事はできる?職場環境づくりに大切なこと

社会的な場面で強い不安や恐怖を感じる「社会不安障害」。でも仕事をする上では社会的場面はどうしても避けにくいもの。社会不安障害を抱えながら安心して仕事をするためには、上司や同僚に社会不安障害であることを理解してもらうことが大切です。たとえば、症状が出やすい、悪化しやすい状況を一時的に減らしてもらうなどの対策があります。

私は7年前から社会不安障害を患っています。

社会不安障害を抱えながら仕事をするのは、想像以上に大変なこと。仕事において社会的な場面を避けて通ることはできないからです。

社会不安障害の症状が悪化して仕事を休んだり会社を辞めたりする人はたくさんいます。

でも、上司や同僚の理解が得られ、職場環境が整えられれば、社会不安障害の人も安心して働くことができると思うのです。

社会不安障害とは?

社会不安障害とは、社会的な場面で不安や恐怖を強く感じる心の病のこと。

人前で話すことが苦痛な「スピーチ恐怖症」や、仕事の場面などで電話応対するのが難しくなる「電話恐怖症」など、さまざまな症状があります。

私は7年前から、おしゃれなレストランなどで外食することが困難な「外食恐怖症」を患っています。人といっしょに食事をするのが苦痛なことから、「会食恐怖症」と呼ぶことも。

社会不安障害だと仕事ができない?

仕事をする上では、まさに社会不安障害の症状が出るような、社会的な場面に身を置くことが避けられません。

大概の仕事では社内外、多くの人と接す機会が多くあります。

仕事で人と接することは、「人に見られる」「評価される」といった強い不安と恐怖感に繋るんです。

症状が出ると本来の力が発揮できないことも

仕事で社会不安障害の症状が出ると本来の自分を発揮できません。また、その失敗によって自信をなくし、働くことを恐れるようになってしまうのです。

また、社会不安障害に関する知識はあまり多くの人に知られていません。

そのため、仕事を辞めたり転職をくり返したりしてしまうという社会不安障害の人は多いそう。

社会不安障害でも安心して仕事ができる環境はつくれる

社会不安障害を抱えていても安心して仕事をするには、職場環境を変えていく必要があります。

まずは患者自身が職場に働きかけることが実は大切。

上司や同僚に理解してもらう

上司や同僚に自分が社会不安障害であることを話すのはとても勇気のいること。

でも、自分のことを理解してくれる人がひとりいるだけで安心感が違います。

「安心感」は社会不安障害の治療に欠かせない要素。安心感が得られる環境づくりは、病気の改善を早めることにつながるんです。

本来の自分でいられるようになるうえ、自信を持って仕事に取り組めるようになります。

実際に私も以前働いていた職場で、仕事上のパートナーに外食恐怖症であることを打ち明けました。

打ち明けることによって、症状が現れたとしても理解者が近くにいるという安心感を持つことができ、症状が和らぐことが多かったんです。

社会不安障害に関する知識をつける

社会不安障害は、「不安障害」という疾病のうちのひとつ。その根本にあるのは不安や恐れで、これらが日常生活(とくに仕事において)のスムーズな活動を阻んでいきます。

さらにつきつめていくとその不安や恐れは他者からの否定的な評価に対するものというふうに言われています。他人からの評価を受けやすい環境にいることによって、社会不安障害は引き起こされるのです。

仕事の種類によっては他者の評価を気にしなくとも続けていけるものもあります。社会不安障害で仕事が円滑にいかない・・・とお悩みの方は、そういった職種につくのもひとつの手です。

社会不安障害に陥りがちな方におすすめの職種

  • 株式やFX投資
  • 電子書籍やデータの清書
  • 文字校正のバイト
  • アフェリエイト

ここ数年でインターネットの普及によって、直接の対人がなくても仕事ができるような環境が増えてきました。そういった恩恵をしっかり受け取るには、こういった職種は非常におすすめです!

緊張する場面に出る回数を調整する

社会不安障害を持つ人にとって、症状の出ることが予想されるような場面は避けたいもの。

でも一切これを避けてしまっては、病気の改善につながりません。

まずは緊張する場面に出る回数を調整することをおすすめします。

たとえばスピーチ恐怖症の人であれば、

  • 毎週大勢の前で話をしなければならない場合、この機会を毎週ではなく2週間ごとにする。
  • いきなり大勢の前で話すのではなく、少人数の前で話すことからはじめる。

などです。

回数を減らし、段階を踏んで慣らすことが症状の悪化を防ぐことに繋がります。

困った事をすぐに相談できる環境をつくる

社会不安障害でない健常な人でも、他人からの評価は気になるもの。どんな人だって、「どうしていいのか分からない」と不安になることはあるのです。

社会不安障害であればそういった気持ちが顕著に出てしまい、どんどん自分を追い込んでしまいます。手遅れになるまえに、誰か自分の気持ちを打ち明けて相談できるような人を周りにつくっておくというのは非常に自分のためになることです。

困ったときに「あの人に相談してみよう」とすぐに考えつくというのは、社会不安障害の人にとってはかなり心強いこと。特定の誰かがいることで、無意識のうちに安定した精神状態を手に入れることができます。

漠然と「困ったらそのとき周りにいる人に相談」「その場にいる誰かに聞く」というのはあまりいい方法ではありません。結局は誰に尋ねていいのかわからず、不安や恐れが増してしまうという結果に・・・。

社会不安障害で悩んでいる方は、身近に仕事のことを相談できる人をつくってみてください。

人前での発表を免除してもらえるように頼む

大勢の前でプレゼンをしている男性出典:www.lifehacker.jp

社会不安障害に陥っている方は、人前でのスピーチや発表をとくに恐れる傾向にあります。ダイレクトに他者からの視線を浴びることで、不安が一気に頂点に達してしまうのです。

仕事ですからどうしても人前に立たなければならない機会というのはあるでしょう。社会不安障害になっている場合、こういった人前に出るような仕事を一定期間お休みできるようにすればその症状は改善していきます。

これは決して甘えではありません。病気の原因であり悪化しそうな要因を少しでも減らすことは、社会不安障害を治す第一歩。人前での仕事が出来ない分、事務仕事や裏方の仕事を増やしてもらって会社に貢献すれば何も問題はありません。

社会不安障害の症状が落ち着いてきたら、すこしずつ人前での仕事も解禁していきましょう。解禁するときも、まずは少人数の前での発表をしたり発表中に何かトラブルがあっても誰かがフォローできるような仕事からはじめていきましょう!

電話対応も同様に

社会不安障害の人は、人前でのスピーチなどと同様に電話での応対にも緊張・不安を感じます。病気を助長させるファクターとして、この電話応対というのもできるだけ少なくしたいところです。

電話対応をする仕事であれば、一定期間それも免除してもらえるように掛け合ってみましょう。病気が快方に向かってくればまた電話対応もしっかり不安なくできてくると思います。

辛いときは休むことも大切

苦手な場面に慣れることが必要とはいえ、社会不安障害の症状で辛いときは仕事を休むことも大切です。

無理してがんばり続けると症状が悪化し、仕事をすることが怖くなってしまいます。

社会不安障害は、だれでも感じる不安や緊張が強く出てしまうだけです。

風邪をひいたら休むのと同じように、辛いときは我慢しない姿勢を取る。そうすることで心の重荷が取れ、症状の改善に一歩進めると思います。

written by qianxiang

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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