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2016年07月15日 更新 | 19,458 views

ハーバード大学が認めた脂肪冷却がすごい! 本当に痩せるとウワサの新技術

脂肪冷却とは脂肪を凍らせて外に排出させる医療痩身術の一種です。専用の機器を用いて脂肪を冷やすことで、メスを使わずに脂肪を落とすことができます。なぜ脂肪を凍らせることで痩身効果を得られるのかというと、脂肪は凍ってしまうと体から不要な細胞と判断されてゆっくりと自然に排出されるからです。メスを用いずに自然な形で脂肪を落とせるのでとても体に安全な医療痩身術といえます。それだけでなく、運動などで脂肪を燃焼させるダイエット法と違い、脂肪細胞そのものを体から排出するので、半永久的にダイエット効果が持続するのも脂肪冷却のメリットの一つです。

へそ出しTシャツにダメージジーンズのコーディネートの女性出典:Weheartit

アメリカのハーバード大学が認めたというまったく新しいダイエット法「脂肪冷却」。

脂肪を凍らせて排出させる……ということですが、この方法の科学的根拠はどこにあるのでしょうか。

脂肪冷却の仕組みとは

プールでペガサスの浮き輪にのっている女性出典:Weheartit

この方法は、実はとても単純な理論に基づいています。それは、「水は0度で凍るが脂肪は4度で凍る」ということ。

液体を含む物質は、成分の濃度や量によって溶ける温度や凍る温度に差があります。そしてそれは人間や豚や魚などの動物を含む自然界の常識。

特に動物は体温や代謝や環境によって違いがでるのは当たり前のことかも。

この「水は0度で凍るが脂肪は4度で凍る」ことに着目し、2008年、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院ウェルマン研究所のDieter Manstein博士とR. Rox Anderson博士の2人が、皮膚そのものや血流には一切影響を与えず、細胞内の脂肪だけをターゲットにして分解するという新技術を豚を使った実験で検証、それをクライオリポライシス理論と名付けて発表しました。

この理論をもとに、アメリカのZeltiq Aesthetics社がマサチューセッツ総合病院や他の美容医療研究施設とともに研究を重ね、脂肪冷却する痩身方法を製品化した治療器がゼルティックです。

日本ではゼルティックの方が知名度はありますが、スペインのメーカーが製造したCRY-Oもまったく同じ脂肪冷却痩身治療器です。この2つは特に有名な機械のようです。

ほかにも中国や台湾製の脂肪冷却疑似製品が出回っていますが、現在のところ、世界中で40万人の症例体験があり、米国食品医薬品局の認可が降りている痩身治療器はゼルディックだけのようです。

この脂肪冷却の施術は、「クールスカルプティング」や「フリーズファット」とも呼ばれています。

脂肪冷却による痩身治療の効果は?

友人と砂浜で女子トークをしている様子出典:Weheartit

この機械を使って施術することで、メスを使わず、皮膚や筋肉、血液といった他の器官を壊死させることなく安全に脂肪を凍らせることができます。

凍った脂肪はアポトーシス(自然に死亡した不要の細胞)と判断され、体内の不要物を排除するマクロファージという細胞に取り込まれて、1、2か月の期間をかけてゆっくりと体外に排出されます。

脂肪冷却の施術を行うと、その部分のおよそ20%の脂肪細胞数を減少させる効果があり、その部分の脂肪細胞はなくなってしまうそうです。そのためリバウンドしないダイエット法として注目されています。

この方法は、身体に穴を開けて脂肪を吸引する脂肪吸引法や、注射で薬品を体内に注入して脂肪を溶かす脂肪溶解注射に比べてはるかに体への副作用が少なく、薬品やメスを使わない分、負担が少ない痩身方法だと言われています。

脂肪冷却のはどんな人におすすめ? 注意点は?

出かけるためにヘアセットをしようとしてる女性出典:Weheartit

この脂肪冷却による痩身治療を受けるには、一定の基準を満たす必要があります。基本的に、脂肪が2.5センチ以上あることが望ましいので、脂肪の薄い二の腕や顎などの部位の施術はできません。

1度に施術出来る部位の範囲が狭いため、全身の痩身効果は望めません。ウエスト、太ももなどの部位の部分痩せの痩身効果を期待する人におすすめです。

クリオグロブリン血症患者、発作性寒冷血色素尿症患者の人は施術ができません。また妊娠中の人もやめておいた方がいいでしょう。

レイノー病、寒冷じんましん、施術希望部位に皮膚疾患やヘルニア、傷跡などのある人は、事前に医師に相談することが大切です。

脂肪冷却の施術の流れは?

鍛えられた腹筋にへそピアスをしている女性出典:Weheartit

脂肪冷却の施術はいったいどんな流れで行われるのでしょうか。

1. 脂肪の厚みを測る

まず、施術する部位の脂肪の厚みを測ります。

2. 脂肪冷却をする

次に、皮膚を保護する成分を塗布したシートを肌に装着し、その上から機械を当てます。

施術時間は60分が基本です。これよりも短い時間だと脂肪がちゃんと冷却しない場合があります。施術中心拍数を測るクリニックもあります。

3. 真空吸引をする

そして、機械を当てて真空吸引が始まります。施術中は最初は肉を引っ張られる感覚があり、チクチクしたりします。

しばらくすると慣れて来て本を読むなど、リラックスできるようになります。

※ 痛みには個人差があります

4. 施術終了

施術後は施術部位が赤く腫れて皮下脂肪がシャーベット状になっていますが、10分程で施術前の感覚に戻ります。数分マッサージして終了になります。

施術後は冷却効果を持続させるために岩盤浴やサウナには入らない方が良いでしょう。ダウンタイムはほぼ必要ありません。

ごく普通に日常生活を送れますが、中には術後2週間程度、部位の部分を中心に鈍痛が残る人もいます。施術部位に赤みや腫れが残る場合もあります。通常1週間程で消えるようです。

脂肪冷却のメリット

脂肪冷却はダウンタイムが短い、体への負担が少ないといったメリットがあります。しかし最も施術を受ける人にとって嬉しいメリットはリバウンドが少ないということではないでしょうか。

何度もダイエットや脂肪吸引で失敗している、という方にとっては駆け込み寺のような存在になっている脂肪冷却。

1回の治療でもゆっくり効果を実感できると思いますが、やはりおすすめは継続的に施術を受けることです。治療は頻繁でなくてOK、2か月に一度のペースで脂肪冷却を受けに行ってください。

脂肪冷却の費用や効果はどれくらい?

ベットの上で片脚と片手だけで綺麗にブリッジをしている女性出典:Weheartit

脂肪冷却はエステ系の美容クリニックでの自由診療となるため、費用はかなり高額です。各クリニックによって費用は変わります。

初回は限定キャンペーン価格で約9,800円というクリニックもありますが、2回目以降からは通常価格の1部位につき5万〜10万円のというところがほとんどです。

大体ですが、手のひら程度の範囲の施術で10万円前後が目安となります。

この脂肪冷却の効果は1、2か月経たないと判りません。1回につき5ミリ減った人もいれば、4センチ脂肪が減ったという人もいます。

論文では1度の治療で、手のひら程度の範囲の脂肪を、厚さ7ミリ程度減少させることができると書かれています。

しかし効果には個人差があるので、まったく効果がなく1度で止める人もいれば、手軽さがやみつきになり、自分が満足する効果を得るために同じ部位を数回施術する人もいるようです。

脂肪冷却の副作用やデメリット

脂肪冷却は脂肪を冷却させたあとに、人間に本来備わっている代謝によって体外に脂肪を排出させるというようなメカニズムを利用した痩身療法です。

かなり画期的な美容整形として注目を集めていますが、どういった点がデメリットとして挙げられているのでしょうか?

効果を実感できるまでに時間がかかる

前述したように、脂肪冷却は人間の体の代謝を利用して痩身するという流れになっています。この代謝というのはすぐに起こるわけではない、というのが脂肪冷却のポイントです。

冷却して死滅した脂肪冷却は2~3か月かけて老廃物へと変化し体外へ排出されます。そのため効果を実感できるのに時間を要すると言われています。

ダイエットに関して即効性を期待する方にとっては、この脂肪冷却では物足りない・・・と思われてしまうかもしれません。

すぐに効果を出したいという方は、直接皮膚に管を挿入して脂肪を吸引するような美容整形をおすすめします。脂肪冷却は焦らずじっくり待つことが求められてしまうからです。

さらに代謝という個人差の大きい体のメカニズムを利用しているため、痩身結果にも必然的に個人差が出てしまいます。

脂肪冷却できる場所が限られてくる

脂肪冷却は体のどの部位にでも施術ができるというわけではありません。ある程度条件の整っている部位でなければ、脂肪冷却を行っても効果が出ないと言われているのです。

その条件とは、脂肪組織が柔らかいことと皮下脂肪が適度に厚みを持っていることです。この条件を持たない以下の部分は脂肪冷却ができにくいといいます。

  • アゴのした
  • 首周り

脂肪冷却はお腹やヒップや太ももなどに施術されることが多いですが、柔らかさと厚みがない場合はこれらの部位でも治療するのが難しくなってしまいます。

脂肪冷却の効果や安全性には個人差があり。重篤な副作用も?

トレーニングをして体形維持をしている女性出典:Weheartit

どんなダイエット法もそうですが、効果の出る人と出ない人がいます。この脂肪冷却も全く効果がなかった人もいますし、部分やせどころか食欲まで抑制されて全身ダイエットに成功したという人もいます。

また、まったく痛くない人もいれば、長期的な筋肉痛に似た鈍痛や、凍傷のやけど、体のゆがみといった副作用に悩まされる場合もあります。

そして純正の機械と正しい方法で施術をしなかった場合、赤みが酷かったところが黒くシミになり、その部分だけ凹んでしまった、一生残る傷ができたという報告もあります。信用できる病院、施術に使う機械の名前はきちんと確認した方が安心です。

この脂肪冷却痩身法はハーバードで検証された新事実ですが、最初は豚で実験したデータです。

実際に人間に使用してどれ位の人に効果があったのか、科学的な数値を示して裏付けが判るデータは、英語の論文はありますが、日本語での表記は見当たりません。

脂肪冷却を受けたあとの注意点

脂肪冷却の副作用としていちばん多いのは赤みや内出血です。これは脂肪冷却の施術がカップを用いて吸引することがあるので、起こる症状です。

しかしこれは時間の経過とともに消えていく一時的なもの。なのでそこまで心配しなくても大丈夫です。

そして脂肪冷却では患部を冷やしていくので、お腹がゆるくなるということも懸念事項としておさえておきたいところです。時間がたってもゆるさが改善しない、という方は担当ドクターに相談してみましょう。

以下に脂肪冷却の施術後に注意したいことをまとめましたので、施術を受ける予定のある方はぜひ参考にしてみてくださいね!

  • 治療後1時間は食事を控える
  • 治療当日は激しい運動・サウナ・岩盤浴などをしない
  • バランスのいい食事をとって水分も多めに補給する

とくに上から2番目は、体を過度に温めすぎないという意味ですが効果を最大限に発揮させるためにもぜひ守ってもらいたい事項です。

脂肪冷却の施術をしたあとは、脂肪細胞が死滅状態へ向かっています。この状態の中で体を急激に温めてしまうと、せっかく死にかけていた脂肪細胞が目を覚ましてしまうきっかけになりかねません。

なので施術当日は、体を温める行為を避けてください。

脂肪冷却に失敗しないコツはあるの?

黒い羽を付けている下着姿の女性出典:Weheartit

実際に体験された人の口コミサイトを調べていると、失敗しない方法のコツというものがありました。主なものをご紹介します。

脂肪冷却失敗しないコツ

  • 施術前に体を温めて施術する部位の脂肪を柔らかくしておく
  • 施術した翌日は岩盤浴などで体を温めて代謝を促す

などの方法が寄せられています。

事前に一手間かけていくことで、施術の効果がアップするならやっておくに越したことはないですよね!

脂肪冷却の症例写真や口コミ・体験談が参考になるサイト

友人と泡風呂に入って女子トークを楽しんでいる様子出典:Weheartit

最後に、脂肪冷却の体験者の口コミや施術方法の写真などが記載されたサイトを紹介します。

脂肪冷却の効果や副作用には個人差があるので、メリット、デメリット、リスク判断はしっかりしましょう。

筆者としては「体内の脂肪って移動するんじゃないかしら?」とか「脂肪細胞は減っても残った細胞の大きさが大きくなるのでは?」などという疑問があります。

Top image via Weheartit

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