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2016年03月14日 更新 | 20,268 views

出っ歯がキモいと言われ、いじめられ続けた壮絶な日々[体験談]

出っ歯がキモいと言われ、クラス全員から無視されるようになった私。どんどんいじめはエスカレートし、トイレで水をかけられたり、水泳の授業中に頭を押さえつけられたりと、壮絶なものでした。ある日、体育の時間が自習になったとき、事件は起こったんです……。

辛いことが続いてどうしようもできなくて泣いている女性出典:Pinterest

私は、小学生の頃、自分で言うのも恥ずかしいのですが、率先してクラスの中心に立って、グループをまとめる、リーダー的なタイプの、明るい女の子でした。

いつも周りはたくさんの友達に囲まれ、友達を笑わせることが大好き。「いつも笑っているね」と言われることが多く、充実した小学校生活を送っていました。

そんな楽しい小学校生活はあっという間にすぎ、いよいよ卒業。

そして春になって、違う区域からたくさんの同級生が加わり、新たに中学校生活がスタートしました。

新しい友達をたくさん作ろうと、胸をはずませていましたが、この中学校の3年間が、私にとって地獄のような日々になるんです。

地獄のような中学3年間

後悔から立ち直れず座り込んでうずくまる女性出典:Pinterest

中学1年生の初めてのクラスでは、小学校からの同級生も数人いましたが、ほとんどは、違う区域から来た、初めて見る顔ぶればかりでした。

私は、たくさんの友達を作りたい一心で、誰から話しかけようかワクワクしていました。

もともと、明るい性格で、人見知りすることはほとんどなかったので、とまどいなく、隣の席に座っていた女の子に、私から話しかけてみました。

その女の子は、隣の区から通っている女の子で、可愛らしい雰囲気の女子。多くの友達と一緒にいるのを見かけていたので、友達が多い子なんだろうなという印象でした。

初めのうちは、当たりさわりのない会話で、特に盛り上がらなかったことを覚えています。

ただ、徐々に話をしていくうちに、ジャニーズが好きだという、お互いの共通点が見つかり、話が盛り上がりました。

ジャニーズの話で共感できたし、私が面白いことを言うと、彼女がたくさん笑ってくれるので、心の距離が近くなったことへのうれしさで、私は気持ちが舞い上がっていました。

でもいきなり、その女子が「◯◯ちゃんて、笑うとめちゃくちゃ出っ歯だね」と、口にしたんです。

小学校のときは、まったく言われたことがなかったフレーズだったので、一瞬ショックで身が固まってしまいましたが「冗談かな」とあまり深く気に留めることもなく、その場をやり過ごしました。

出っ歯がキモいと言われ、いじめられるように……

川に倒れ込んでいる女性出典:Pinterest

次の日、学校へ行き教室へ一歩足を踏み入れると、見知らぬ女の子が私を見るなり「出っ歯だぁ」と言って、クスクスと笑いながら通り過ぎて行きました。

失礼なことを言われて腹がたったので、本人に直接文句を言おうかと思いましたが、波風を立てたくなかったので、何も言わずに席につくことに。

席につくと、昨日ジャニーズの話で盛り上がった、隣の席の女の子が登校してきたので「おはよう」と話しかけました。

すると、彼女は何も言わずに、違う女の子のもとへ。私は「声が小さくて聞こえてなかったのかな」と、あまり深く考えず、授業の準備をしました。

授業が終わり、休み時間になると、隣の席の女の子が、違う女の子のところに行ったかと思うと、私の方を指さしながら、爆笑していました。

何となく自分のことを言われているとに気が付いた私は、居ても立っても居られず、その場を離れたくて、違うクラスの友達のところへ遊びに行きました。

するとそこで、私は衝撃的な言葉を耳にすることになります。

小学校5、6年同じクラスだった友達が、私に向かって「◯◯ちゃんのこと、出っ歯で、きもいって噂が広まっているよ」と、言うのです。

このときの悲しさは、今でも忘れられません。

どうしてそんなことを言うのだろうと、怒りが込み上げてきました。

中学を卒業してから聞いた話によると、私たちの小学校は一番平和な校風だったらしく、隣の区の小学校では、日常茶飯事にいじめが行われていたとか。そして、いじめの主犯格とだったが、私が最初に教室で話しかけた女の子だったのです。

その後は、今、思い出すだけでも辛くて、泣き出しそうになる思い出ばかりです。

最初は、一部の女子から無視をされていたのですが、やがて、男子も加わり、クラス全体から無視されるようになりました。

修学旅行などのグループを決める際には、いつも私が余るので、数の少ないグループに加えてもらい、そのグループ全員のパシリとして扱われました。

いじめが段々エスカレートしていくと、トイレに閉じ込められて、ドアの上からバケツの水をかけられ、びしょ濡れにされたり、プールの時間に、途中で息継ぎしようとして顔を上げると、頭を抑えられて沈められたり……。

いじめによって行われた、数々の行為は、どれも中学生がするようなことだと思えない悪質なものばかりで、挙げればきりがありません。

でもどんなひどい目にあっても、母子家庭で育った私は、母に心配をかけたくないという思いから、学校には行きました。

誰にも相談できず、悩んだあげく、死のうと考えたことも何度もありました。でも、死ぬことの方がいじめられるよりも恐怖に感じて、行動に移せませんでした。

楽しそうに爆笑している女性出典:Pinterest

そんななか、忘れられない衝撃的な事件が起こりました。

その日は、体育の先生が休みだったため、好きな球技をクラスでやっていいと言われ、ドッジボールをすることになりました。

体育館を貸しきり、先生の監視がないなか、私は、クラス全員からドッジボールの標的にされました。

45分間、ずっと私に向けてボールが打ち付けられたんです。途中から私は心身ともに疲れきり、陣地の真ん中に座り込んでいました。

そんな状態でも、ボールは当て続けられました。そのうちの誰かが投げた一球が、私の顔面に見事に命中。

なんと、前歯が折れて歯医者へ運ばれました。

あまりの衝撃の強さに、学校から病院までの記憶はほとんど残っていません。

気がついたときには、私は、歯医者の治療室の椅子に座って、止血されていました。

衝撃が強かったせいか、前歯は2本とも根元からぽっきり折れていました。

このままでは不恰好だからと、被せの歯をすることに。このとき、母にも、担任の先生にも、歯医者の先生にも、とても心配されましたが、誰にもいじめられている事実を話すことができませんでした。

事件を機に、ますますいじめはエスカレート……

水中にもぐって顔をおさえて悲しみをおさえている女性出典:Weheartit

私は、歯が折れたことにより、出っ歯でなくなるのではないかと、わずかな希望に大きな期待を寄せていました。

それから何度も通院して、ようやく被せものを装着する日。これで、ようやくいじめから解放されるかもしれないというよろこびから、軽やかな足取りで、歯医者に向かいました。

被せの歯を装着した後に、噛み合わせを調整してもらい、治療が無事に終わりました。

ワクワクしながら、鏡で自分の歯を確認させてもらうと……鏡に映る自分の口元は、以前と何の変化もない「出っ歯」でした。

歯を被せたところで、歯茎が出ている事実が変わるはずはなく、あまりの変化の無さにガックリと肩を落してしまいました。

また、いじめられるかもしれないという不安から、次の日は学校に行くことができませんでした。

翌々日、学校へ行くと、いじめが収まることはなく、それどころか、この事件をきっかけにさらにいじめが悪化していきました。

出っ歯なうえに、偽物の被せ物をした前歯なので「偽せ出っ歯」と言うあだ名を付けられ、中学校を卒業するまで、ずっと呼ばれ続けました。

辛くて休んでしまう日もありました。でも「高校に入れば大丈夫」と、私のことを誰も知る人のいない高校へ行くと決め、必死で勉学に励みました。

その甲斐あり、高校受験は見事合格。今度こそ、バラ色の学生生活が始まると、期待に胸を膨らませていました。

いじめのトラウマでうまく笑うことができなくなって……

煙球を持って何かを訴えている女性出典:Weheartit

ところが、中学校のときのトラウマから、思い切り笑うことができなくなりました。

出っ歯がばれてしまったら、またいじめられるのではないか……という大きな不安。

そのため、笑うときには、必ず口元を手でおさえるように。笑い方も忘れてしまい、口元が引きつった、不自然な笑顔になり、高校生になってからも、なかなか友人ができませんでした。

唯一できた友人は、私と同じように、中学生のときに、ひどいいじめにあっていたという、大人しい性格の女の子でした。

高校生の間は、2人でずっと行動をともにしました。私にとっては、中学の地獄のような生活に比べると、友達がいるということが、天国のような時間に感じ、とても幸せでした。

高校生活は、特に目立たない大人しい生徒として、平凡に過ごしました。

そして高校を卒業すると、母を助けるために、歯科医院に歯科助手として就職しました。

失恋で悲しみが抑えきれなく顔をおさえて泣いている女性出典:Pinterest

歯科助手の仕事は、週5日勤務で、朝から晩まで、先輩に厳しく指導されながら忙しい日々を送っていました。

数か月も経つと、先輩たちとも、どんどん仲良くなっていき、さまざまな悩みを相談するようになりました。私は、過去にいじめられていたことや、コンプレックスを感じる出っ歯のことなど、すべてを包み隠さず話しました。

先輩は何を聞いても、嫌な顔ひとつせず、私のことを心から励ましてくれました。

しかも、先輩も、数年間、人間関係に悩み、引きこもっていた時代があったそうで、自分のコンプレックスについても打ち明けてくれました。

信頼できる優しい先輩に巡り会えたことで、自分のことを否定せず、認めてくれる人もいるのだと知りました。

ある日、その先輩が私に「医院長に出っ歯のことを相談してみたら?」と、勧めてくれました。

自分の悩みを働いている職場の上司である医院長に相談することに、少し抵抗はありましたが、心から心配してくれている先輩のアドバイスに従い、勇気を振り絞って相談してみることにしました。

すると、医院長から、出っ歯以前の問題で「上顎前突」という、顎の病気の可能性があると言われました。

聞いたことのない病名に、私は戸惑いましたが、詳しく説明を聞くと、遺伝性などの理由によって起こる先天性要因や、日々の噛み合わせなどが悪化した結果の後天性要因によって、顎にズレが生じ、上顎が前に突き出ている病気だそう。

私の場合、前歯が完全に下の歯を覆いかぶさっていて、まったく噛み合っていない状態であることがわかりました。

私は、説明を聞いて「自分はその病気に違いない」いう確信がありました。

食事するときも、まったく歯が噛み合わないので、ずらして噛んでいたし、何もしていない状態のときは、いつも口が開いていました。その状態が楽だったからです。

矯正治療を決意

自分の部屋にこもってカーテンで隠して泣いている女性出典:Pinterest

医院長に、知り合いの先生がいるという大学病院を紹介され、予約をとって検査してもらうことになりました。

大学病院では、レントゲン撮影や噛み合わせの検査などをしました。その結果、やはり上顎前突という病気であることがわかりました。

この病気は、矯正だけでは完治することが難しく、正常な歯並びにする為には、外科的な手術が必要だと言われました。

矯正だけで治せるところまで治すのか、外科手術をして完治を目指すのかという2択の選択肢。

すぐには返事することができず、1週間の間悩み続けました。

上顎と下顎を正常な位置に戻す、全身麻酔を伴うほどの大手術だったので、恐怖感から手術は断念。手術なしの矯正をすることにしました。

私の歯は、左下の奥歯が1本生えておらず、人よりも少なかったため、それが要因で歯並びがガタガタになったのではないかと、矯正の先生は言っていました。

母も、私の歯が1本足りていなかったことは知らなかったようで、とても驚いていました。

矯正は、2年かけて無事に終えました。奥歯が噛み合うようになり、肩こりやストレスが減少しました。

見た目の出っ歯に関しては、そんなに変わりはありませんでしたが、自分のコンプレックスを理解してくれる人に恵まれたことと、少しでも改善のために努力できたことで、だいぶ気持ちが楽になりました。

自分と同じ悩みを持つ人たちの支えになりたい

下を向いている色白でさらさらヘアーの女性出典:Pinterest

それから、歯科助手の仕事に励むなかで、噛み合わせや、上顎前突など、歯についてのさまざまな症状を知るうちに、もっと深く学びたいと思うようになりました。

そして、周囲の応援や、母の後押しのおかげもあって、歯科衛生士学校へ入学しました。

そこでは、歯についてさまざまなことを学びました。実習先では、自分と同じように歯の病気に悩まされているたくさんの人に出会い、改めて、衛生士になって、多くの人達の歯の悩みの助けになりたいと、強く想いました。

歯科衛生士学校の3年間の学生生活は、中学のときとは違い、私と同じように、強い信念を持って学校に来ている人たちばかり。

いじめなどまったく無く、辛い実習も励まし合いながら、3年間苦楽を共にして、全員で卒業を迎えることができました。

卒業してから2年間、衛生士として頑張りました。この2年間は、とても濃い時間で、私と同じように歯並びのことや歯の病気で悩む人の気持ちに寄り添いながら、現場で仕事に励みました。

そんな、充実した日々を送っていた矢先、左目が突然の若年性白内障を患い、悔しいですが、一線から退きました。

さまざまな困難に合いましたが、自分の人生に後悔はしていません。

コンプレックスから目を背けず、乗り越えることが、自分を成長させるのだと思います。

Topimage via Pinterest

written by ココアパウダー

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