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2016年03月14日 更新 | 28,451 views

ブスだから、奴隷にされた学生時代。美容整形で新しい人生を手に入れたけれど……[体験談]

中学の部活から始まった私に対するいじめ。顔のせいで散々な目にあってきました。いじめによるコンプレックスを持ったまま高校しましたが、心機一転、高校生活は充実したものになると思っていましたが……。

荒れた海を見ている女性出典:We heart it

私は幼少期、とても明るく、よく笑う、活発な女の子でした。

さらに、学級委員に選出されたり、生徒会長になるなど、模範的な小学生。

間違ったことが大嫌いで、友だちのケンカの仲裁に入ったり、友だちがなにか悪いことをするのを目にすると、率先して注意したりするなど、真面目な性格で曲がったことが嫌いでした。

そこから、まさか、自分が偽りの人生を送ることになろうとは……、このときの私は、まったく想像もしていませんでした。

中学校に入学。周りの大人びた女子に圧倒される

楽しかった小学校の6年間はあっという間に終わり、中学校へ入学しました。

私が通っていた中学校は、周囲の小学校3校から多くの人たちが加わり、クラスも6クラスあるいわゆる「マンモス校」でした。

クラスの3分の2は、知らない顔ぶればかり。人見知りの私には、なかなか友だちができませんでした。

他校出身の女の子たちは、私たちの小学校の女子たちよりも、はるか容姿が大人びていて、圧倒されるばかりでした。

指定された制服で通学していたのですが、他校出身の女の子たちは、スカートをひざよりも短くして、当時、原宿の女子高生を中心に流行していたルーズソックスまで履いていました。

メイクもばっちりしていて、いつも唇はほんのりピンク色。つい見とれてしまうことも多々ありました。

メイクなんて一度もしたことのなかったオシャレに疎い私にとって、何もかもが衝撃的でした。

陸上部に入部し、だんだん学校生活が楽しくなるものの……

そんな私が中学生になって、何よりも楽しみにしていたことは、部活動でした。

昔から走ることが得意だったので、陸上部に入部することにしました。

この部活動を通して、違うクラスの人や先輩と知り合うようになり、少しずつではありますが、友達もできて、中学生活が楽しくなってきました。

そんななか、1か月ほど経ったころのこと。

いつものように部活動の準備のために、授業が終わると急いでジャージに着替えて、運動場の砂をならしました。

これは、一番後輩の役割で、先輩が来るまでに、運動場全体をならしておかなければなりませんでした。

陸上部は、同学年で男女合わせて約20人、先輩も合わせると約50人と、ほかの部活動と比べてもわりと人数の多い部活でした。

そのため、1か月も経つと、部活のなかにいくつかのグループができていました。

男子は、全体的に仲が良かったのですが、女子同士は、表面上は仲良くしていたものの、裏ではお互いの悪口を言い合ったり、無視したりするなど、陰湿ないじめがありました。

私は、小学校のときから正義感が強かったせいか、どっち付かずの状態で、あまり関わらないようしていました。

そんな状況のなか、運動場の砂をならしていると、同学年のひとりの女の子が

「私、今日やりたくない」

と言い出しました。

私は、そんなわがままはおかしいのではないかと憤りを感じ、その子に

「みんなやっているから一緒にやろう」

と言いました。

すると、そのひと言が、癇に障ったのでしょうか、彼女は私のことをにらみつけながら

「うるさい、ブス」

と言い放ちました。

それまで、弟と、ふざけながら兄弟喧嘩をしていた最中に「ブス」と言われたことは何度かありましたが、初めて赤の他人から面と向かって「ブス」と言われた瞬間です。一生忘れることはありません。

あまりにもショックで、この直後のことはまったく覚えていません。

ただ、このことがきっかけで、自分の容姿が悪い事に、気付き始めました。

翌日、部活動へ行くと、誰も運動場をならしていなかったので、

「運動場、一緒にならそう」

とみんなを誘いました。すると、みんな、顔を背けて目を合わせてくれません。

すぐに私は、今、自分がいじめのターゲットにされていると察知しました。

女子は諦めて、男子のところへ行き

「運動場をならしに行こう」

と言いました。するとそのうちのひとりの男子が私に向かって

「黙れ、ブス。ひとりでやれよ」

と言い放ちました。

そしてこの日から、同学年全員に無視されるようになったんです。

あまりにもショックが大きくて、とにかくただひとりで泣きながら運動場を何度も何度もならし続けました。

その日をきっかけに、来る日も来る日も、いじめの対象として、言葉にしたくないほど、嫌な思いをたくさんしました。

運動場をならすのは、私の役目としてひとりで行い、全員が履いていた汚れたスパイクを徹底的にキレイに洗ったり、試合の時には重い荷物持ちをしたり……まるで奴隷のような扱いは、中学校の3年間、ずっと続きました。

こうした部活内でのいじめは、たちまち学校中に知れ渡り、私が廊下を歩けば

「ブスが来た」

と、知らない人からも、ブスやデブなどのひどい言葉を何度も浴びせられました。

もう、私の居場所なんて無いと感じて、飛び降り自殺をしようと思ったこともありました。

本当は、1日も学校になんて行きたくなかったのですが、母子家庭だったため、母親に迷惑を掛けたくないという強い思いから、どんなに辛くても行きました。

本当に辛くなったときには、保健室へ行き休憩させてもらいました。

でも、そんな状況のなかでも、唯一私のことを心配してくれていた女の子がひとりいました。

彼女とは、小学校のころから仲が良かったんです。

その子は、ときどき保健室に出向いては、私に「大丈夫?」と、声を掛けてくれました。

このときの私は、たったひとりでも優しい声を掛けてくれることが、どれだけ幸せだったかわかりません。

水の中に沈んでいる女性出典:We heart it

高校は、中学時代、わたしに優しく声をかけ続けてくれた女の子と同じところへ進学しました。

「ブス」というコンプレックスは抱えたままでしたが、中学校のときの私のことを知っているのは、その女の子だけだったので、もう誰にもいじめられることはないと、安堵していました。

それから高校生活は、中学生のときとはまったく違い、友人がたくさんできて、夢のような楽しい日々を送っていました。

小学校からの同級生の女の子とはクラスは離れたものの、行き帰りの電車の通学は、いつも一緒でした。

初めての恋。幸せの絶頂だったのに……

高校2年生になると、私はクラスのお笑い担当として友人たちを笑わせることに没頭。いつも周りは笑顔で溢れていました。

良いことは重なるもので、私の性格を好きになってくれる同級生の男の子が現れました。

私はその男の子と何度か遊ぶうちにどんどん好きになり、付き合うことになりました。

明るく友達の多い私が好きだと言ってくれ、顔ではなく、性格で選んでくれたことに、いい人に出会えたと感謝していました。

そんな幸せな時間が3週間ほど経ったころのことです。

急に、その彼からメールで

「もう、付き合えない。別れて欲しい」

と、突然の別れの連絡がきました。

初めての彼氏で、私はすでに大好きになってしまっていたので、とてもショックで大泣きました。

翌日、別れた彼とは同じクラスだったので、気まずいなと思いながら学校へ行くと、なんと別れた彼と小学校からの同級生の友人の女の子が、廊下で寄り添いながら、仲良く話し込んでいました。

2人に接点があったのかという驚きもありましたが、昨日別れたばかりだったので、なんとなく見つかりたくなくてそそくさと教室に駆け込みました。

すると、別の友人が私をみて走ってきて、あの2人が付き合っているという事実を聞かされました。

わけが分からなかったのですが、とりあえず冷静になり、同級生の女の子に帰り道に、事実を確認しました。

聞きにくかったですが、勇気を振り絞って聞いてみると、彼女は

「ごめんね。付き合っていたのは知っていたけど、私も好きだったの」

と、正直に話してくれました。

彼女は私の恩人だったので、不思議と腹がたつことはありませんでした。

しかし、次に彼女が発した言葉で、2人のことが大嫌いになりました。

「彼に中学のときの話をうっかりしちゃったの。ごめんね。なんか彼、あなたのことを私の前ではブスって言ってたよ」

親友に乗り換えたことは、100歩譲って仕方ないとしても、陰で「ブス」と言われていたことに、自分自身を否定されているような感じがして、とても傷つきました。

信じていた2人が、私のことをそんな風に話していたんだ……と、怒りと悲しみが込み上げてきました。

それから私は、2人と距離を置くようになりました。

その後、彼からか彼女からかは未だにわかりませんが、私が中学のにいじめられていたという噂が広まり「高校デビュー」というあだ名を付けられて、またいじめられるようになりました。

中学校のときと同じように「ブス」と言われるようになりました。

ブスと言われないように、一日一食の無理なダイエットをしたり、メイクをしたり、カラコンをしたり……さまざまな努力をしましたが、すべてが逆効果。ブスが必死だと、さらに過剰にいじられるようになりました。

このとき「ブスはどんなに努力をしても無駄だ」と言うことを心の底から思い知らされました。

偽りの時代

手首にタトゥーが入っている様子出典:We heart it

高校を卒業して就職すると、就職先で人間性の素晴らしい先輩と出会いました。

時間とともに、自分の生い立ちや過去の話も正直に話せる間柄になりました。

すると、その先輩も同じように、学生のとき、ブスを理由にいじめられていたことを、後輩の私に話してくれました。

見た目がとてもキレイな先輩だったので、そんなこと想像もできませんでした。

すると、先輩は

「実は目を整形している」

という衝撃的な事実を、私にあっさり告白してくれました。

驚きましたが、整形をするとこんなにキレイになれるのかと、うらやましい気持ちでいっぱいでした。

この先輩との出会いがきっかけで、私も整形をしようと決めました。

お給料が貯まったら、鼻にヒアルロン酸を入れて、目は二重整形。

一生懸命働き、目標の金額が貯まると、先輩に紹介してもらった美容外科に予約をして、その日のうちに手術を受けました。

施術後、私は生まれ変わりました。

周囲の男性からたくさん、声を掛けられるようになりました。

散々ブスだと言われていたのに、一気に容姿をほめられるようになり有頂天でした。

あまりの周囲の対応の変化に、私はどんどん調子にのっていきました。

このころの私は、アプローチされた男性の告白は断らず、お付き合いをするようになり、少しでも合わなければ、即別れて、次から次へと、男性を、とっかえひっかえしていました。

合コンにも積極的に行き、交際相手が途切れることはありませんでした。

学生時代のあまりにもモテなく、ブスだと言われ続けた反動から、頭がおかしくなっていました。

そんな私の姿をみて、女友だちは、みるみるうちに離れていき、大好きな先輩からも、距離を置かれるようになりました。

ブスと言われ続けたのだから、少しくらいモテたっていいだろうと思い、気にも留めていませんでしたが、気付けば、相談できる友人が、まったくいなくなっていました。

また、相談せずに整形をしたことで、母親を傷つけてしまいました。

悪いことをしてしまったという思いはもちろんありましたが、容姿でいじめられてきた私にとって、容姿を褒められたり、モテることがこんなに幸せで、快感だということに気付き、天狗になっていました。

それが偽りの姿だということも、すっかり忘れてしまっていました。

やはり、整形は「作り物」です。

年月が経つにつれて、鼻のヒアルロン酸は体に吸収されて、元の鼻に戻り、二重埋没の糸が緩んできたのか、老化が原因なのかわかりませんが、二重の幅が、徐々に狭くなっていき、ぱっちり二重から奥二重になりました。

整形をするなら維持費がないと、美しさを持続できないということを、身をもって知りました。

ただ、このころすでに結婚していたので、整形に使えるような貯金もなく、ただただ、崩れて行く自分の顔を、鏡で眺めることしかできませんでした。

親を傷つけてまで整形をする必要はなかったと、今は改めて感じています。

本当に私のことを大切に思ってくれている人の気持ちを何も考えずに行動してしまった結果だと受け止めています。

Top image via Weheartit

written by ココアパウダー

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