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2016年10月31日 更新 | 1,790 views

思わず見せびらかしたい素肌になるための肝斑の治療法3選♡

品川スキンクリニック池袋院 院長 神林由香

この記事は、品川スキンクリニック池袋院 院長 神林由香が監修しています。

肝斑は30〜40代の女性に多く見られるシミで、両頬に左右対称にぼんやりと現れるのが特徴です。形状によっては他の種類のシミやアザと間違えられることもあるみたい。また、肝斑の治療に効果的な内服薬には「トラネキサム酸」、外用薬には「ハイドロキノン」や「トレイチノン」などがあり、近年では肝斑の治療が行えるレーザー機器も登場してきています。

妊娠中に急にできたシミや、生理期間中に悪化するシミは、もしかしたら肝斑(かんぱん)かも。

でも、肝斑がどんなシミで、ほかのシミとどう違うのかはなかなか分かりにくいです。

ほかのシミとの違いを知りながら、肝斑の治療法についてチェックしてみましょう。

肝斑とは?

そばかすのある少女出典:we heart it

肝斑はシミの1種で、頬骨付近にぼんやりと広がり、両頬にほぼ左右対称にあらわれるという特徴があります。

肝斑は目の周辺にはできないので、目元だけが白く浮き上がって見えることもあるんだとか。

特に30〜40代の女性に多く、男性の顔に現れることはまれなようです。

また、シミには肝斑以外にもいくつかの種類があり、見た目だけでは自己診断が難しい場合も

シミの種類によって適した治療法が異なるため、自己流のケアでは改善が見られないこともあります。

肝斑以外のおもなシミ

肝斑はシミの1種ですが、ほかの種類のシミと同時にできることもあります。

複数の種類のシミが肌に混在している場合は、肝斑の治療が優先されることが多いようです。

肝斑以外のおもなシミ1:老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)

老人性色素斑は紫外線が原因のもっとも一般的なシミ。

比較的色の境界がはっきりしており、男女問わず日光をよく浴びる場所にできます

「日光黒子(にっこうこくし)」、「日光性色素斑」などと呼ばれることもあるようです。

肝斑以外のおもなシミ2:雀卵斑(じゃくらんはん)

「そばかす」とも呼ばれる、細かく散らばるようなシミ。

遺伝的要素が強いため、小さな子供の頃からできることもあり、紫外線の量によっては数が増えたり色が濃くなったりします

肝斑以外のおもなシミ3:炎症後色素沈着

炎症後色素沈着は、ニキビ跡や傷跡などの肌の炎症が治ったあとに残る色素沈着でできた茶色いシミのこと

黄色人種はメラニンが多いので、日本人がなりやすいシミのひとつです。

肝斑以外のおもなシミ4:太田母斑(おおたぼはん)

太田母斑はシミではなくアザの1種で、はっきりとした原因は分かっていません。

色は青や褐色をしていて目の周辺や頬にできるため、肝斑に間違えられることもあるそう

また、レーザーで治療できます。

肝斑ができる原因

顔を隠す女性出典:we heart it

肝斑のできるメカニズムは完全には解明されていませんが、おもに「女性ホルモン」と「皮膚への摩擦刺激」によって引き起こされる炎症が原因とされているそう。

肝斑ができる原因を知って、きちんと予防しましょう。

肝斑ができる原因1:女性ホルモンの作用

肝斑ができるひとつの原因は女性ホルモンが作用するからで、妊娠をきっかけに肝斑ができる人が多いようです。

また、経口避妊薬である「ピル」を服用している人にも肝斑ができやすい傾向があり、生理中に悪化するという人もいます。

肝斑ができる原因2:肌の摩擦刺激

洗顔やメイクの際に肌をごしごしと擦って刺激すると、肝斑ができやすくなるみたい

また、顔のマッサージをよくする人や、頬杖をつくクセのある人も要注意です。

肝斑ができる原因3:紫外線

紫外線を全く浴びなくても肝斑ができることがあるので、紫外線自体が直接的な原因ではないよう。

ただ、すでにできている肝斑は紫外線を浴びることで悪化します

肝斑の治療法3選

そばかすのある女性出典:we heart it

肝斑の治療法はいくつかあります。

どんな治療法があるのか詳しく知って、自分に合う治療法を見つけましょう。

肝斑の治療法1:内服薬による治療

肝斑の改善効果があると言われている内服薬のひとつは、血液を溶かす物質「プラスミン」の働きを抑える「トランサミン(トラネキサム酸)」というもの

また、ビタミンCである「シナール」が同時に処方されることも多いようです。

トラネキサム酸は肝斑に先回りする

ホルモンバランスの乱れや皮膚の摩擦によって肌が炎症を起こすと、プラスミンが発生します。

プラスミンはメラニン色素を作る細胞「メラノサイト」を活性化させる性質を持っているため、シミを作る原因になってしまうよう。

一方のトラネキサム酸にはプラスミンのはたらきを阻害する作用があるので、トラネキサム酸を体内に取り入れておけば肝斑が作られてしまう前にブロックすることができるんです。

肝斑の治療法2:外用薬による治療

外用薬による治療に使われる薬のひとつが、「ハイドロキノン」という強力な還元作用を持った塗り薬。

ハイドロキノンはシミを漂白する作用と、新たなシミが合成されるのを防ぐはたらきを持っています

また、ビタミンA誘導体の1種で肌のターンオーバーを強力に促す「トレイチノン」もシワやニキビの治療に用いられることがあり、シミ治療にはハイドロキノンと併用されるようです。

肝斑の治療法3:レーザー治療

従来は、肝斑にレーザーを照射するとかえって悪化するため肝斑はレーザー治療ができないとされていました。

でも、レーザーを弱く均一に照射することで肌の炎症を刺激せずにメラニン色素だけにダメージを与える「レーザートーニング」という照射法が近年登場したことで、肝斑へのレーザー治療が可能になったんです。

レーザートーニングができる機器は厚労省が認可している「メドライト」や、メドライドが進化したもので、照射波形が均一な「スペクトラ」などがあります。

肝斑のレーザー治療は賛否両論

肝斑へのレーザー治療が浸透する一方、まだ副作用が多いとして慎重な姿勢の医師も多く存在します。

レーザー治療で肝斑が悪化するリスクは完全に無いわけではないようです

確実に治療したいなら医療機関の受診を

肌がキレイな女性出典:we heart it

肝斑の治療は、体質や肌の状態に適した治療法をいくつか組み合わせて進めていきます。

自己流の治療でシミが改善しない場合には、医療機関で診断を受けてみましょう

また、肝斑をはじめ、シミの治療には原則的に健康保険が適用されませんが、アザの治療は保険適用の対象になるようです。

肝斑レーザー治療(スペクトラ)の費用目安

キャラクターの画像
クリニック 費用(目安)
湘南美容外科クリニック 2,593円
品川美容外科 2,800円
聖心美容クリニック 30,000円
シロノクリニック 40,000円

※費用は税抜表示です。

※掲載している情報は2016年10月12日時点で公式サイトに記載されていた情報であり、またクリニックによって施術条件や価格条件が異なるため各情報を保証する内容ではありません。正確な情報はクリニックの公式サイトを訪れていただくか、クリニックに直接お問い合わせ下さい。

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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