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2016年07月14日 更新 | 8,458 views

ハイドロキノンクリームで気になるシミを薄くできるかも

品川スキンクリニック池袋院 院長 神林由香

この記事は、品川スキンクリニック池袋院 院長 神林由香が監修しています。

メラニン色素の生成を抑える働きのある美白成分ハイドロキノンが配合されたクリーム、「ハイドロキノンクリーム」。肌に塗るだけで新たなシミを予防したり、すでにあるシミやそばかすや肝斑、色素沈着などを薄くする効果を期待できるクリームです。効き目が強い分、肌の炎症や白斑などの副作用のリスクもあるので取り扱いには注意が必要です。

気になる部分に塗り込むだけで、シミやそばかすなどを薄くする効果が期待できる「ハイドロキノンクリーム」

従来の美白成分を大きく上回る強力な美白効果をもつ成分、ハイドロキノンが配合されたハイドロキノンクリームは、シミの治療に用いられる塗り薬としてはもっとも効き目が強いものだといえるでしょう。

「シミを治療したいけど、レーザーや光治療はハードルが高い……」という人に特におすすめです。

ハイドロキノンクリームとは

女性が塗り薬を手にとっている画像

ハイドロキノンクリームとは、強力な美白効果のある天然成分「ハイドロキノン」を配合したクリームのこと。

シミやそばかすなどが気になる部分に塗り込むだけで、徐々に薄く目立たないようにする効果が期待できます。

ハイドロキノンクリームの効果

さっそく、ハイドロキノンクリームの効果をチェックしてみましょう。

ハイドロキノンクリームの効果1:従来の成分の10~100倍の美白効果

ハイドロキノンは、ビタミンCやプラセンタなどをはじめとした従来の美白成分の約10倍~100倍もの美白効果があるといわれています。その効き目の強さから、ハイドロキノンは「肌の漂白剤」などと呼ばれることも。

ハイドロキノンクリームの効果2:シミを薄くし、予防する

ハイドロキノンには、肌のシミの原因となるメラニン色素を作り出す細胞であるメラノサイトの働きを抑制することでメラニン色素の産生を抑えるとともに、メラノサイトそのものの量を減少させる作用があり、できたシミを薄くする効果と新たなシミを予防する効果があります。

ハイドロキノンクリームで解消できる肌のお悩み

ハイドロキノンクリームで解消できる肌のお悩みはこちら。

ハイドロキノンクリームで解消できる肌のお悩み

  • シミ
  • 肝斑(かんぱん)
  • そばかす
  • 色素沈着

ハイドロキノンクリームには、紫外線や加齢の影響で生じたシミをはじめ、頬のあたりに左右対称に浮き出る茶色いシミである肝斑や、思春期を過ぎても残留し続けるそばかす、ほかにもニキビや傷、やけどなどの炎症を起こした跡に残る色素沈着などを薄くする効果が期待できます。

ハイドロキノンクリームによる美白治療に必要な期間

高い美白効果のあるハイドロキノンクリームですが、即効性のあるものではありません。

一般的な目安としてはだいたい2か月ほど経過してから効果が実感できる場合が多いようです。

皮膚科でハイドロキノンクリームを用いた治療を受ける場合は、刺激の強いハイドロキノンクリームを長期間にわたって使用すると皮膚にダメージを与えやすいため、2、3か月を目安に区切りをつけます。

その後、治療を続ける場合には1か月ほど肌を休ませてから再開することが多いです。

ハイドロキノンクリームの副作用

女性がさくらんぼを食べている画像出典:Pinterest

ハイドロキノンクリームは、強力な美白効果がある反面、効果が強すぎて肌に負担をかけてしまう劇薬になる可能性もあります。

ハイドロキノンクリームの副作用をチェックしておきましょう。

肌の赤み、炎症

ハイドロキノンはかなり刺激の強い成分なので、体質に合わない場合や、変質したクリームなどを使用した場合、肌に赤みや炎症を生じることがあります。

シミや色素沈着などの悪化

メラニン色素には、有害な紫外線が身体の奥に届かないようブロックするサンシェードのようなはたらきがあります。

そのため、メラニン色素の生成を抑える働きのあるハイドロキノンを使用した肌は、紫外線の影響をダイレクトに受けてしまいやすくなるのです。

ハイドロキノンクリームを塗ったあとに紫外線を浴びてしまうと、治療前よりもかえってシミやそばかすどが濃くなってしまいます。

白斑

ハイドロキノンクリームを長期間連続して使用したり、高濃度のものを使用したりすることによって、メラニン色素を生み出す働きを失った皮膚の色素が部分的に抜ける「白斑」と呼ばれる症状を引き起こすことがあります。

一度生じてしまった白斑は元に戻すのは難しいもの。白斑は、ハイドロキノンが引き起こす副作用の中でももっとも深刻なもののひとつと言えるでしょう。

ハイドロキノンを使用する際の注意点

副作用を防ぐため、ハイドロキノンクリームを使用するにあたって、いくつか注意するべき点があります。

「赤み・炎症」を防ぐための注意点

赤みや炎症を防ぐための注意点はこちらです。

■1. パッチテストの実施

塗布後の肌の赤みや炎症を防ぐため、ハイドロキノンクリームを使用する際には、かならず事前にパッチテストをおこないましょう。

ハイドロキノンクリームを薄く塗った絆創膏を二の腕の内側などの目立たない部分に貼り、24時間ほど放置します。肌にとくに異常がなければクリームを使用しても問題ないようです。

■2. 使用期限の厳守

ハイドロキノンは酸化しやすい成分であるため、ハイドロキノンクリームは変質しやすくなっています。

変質したものを使用すると肌に炎症を生じることもありますので、ハイドロキノンクリームを使用する際にはかならず使用期限を守り、開封後はなるべく密閉して冷蔵庫などの冷暗所で保存し、早めに使い切りましょう。

「シミや色素沈着などの悪化」を防ぐための注意点

シミや色素沈着などの悪化を防ぐための注意点はこちらです。

■ハイドロキノンクリーム塗布後の肌の紫外線対策

ハイドロキノンクリームの使用により紫外線に対して無防備になっている肌を守るため、外出時にはかならず肌にSPF20以上の日焼け止めを塗るようにしましょう。

「白斑」を防ぐための注意点

白斑を防ぐための注意点はこちらです。

■1. あまり高濃度のハイドロキノンクリームは使用しない

海外製品などでは、6%以上の高濃度ハイドロキノンが配合されたクリームなども販売されています。

でも、高濃度ハイドロキノンの使用は肌に与えるダメージが大きいだけでなく、白斑を生じるリスクが大きくなります。

ハイドロキノンクリームを選ぶ際は、安全性が高いとされているハイドロキノン濃度4%以下のものにしましょう

■2. あくまでも部分使い

ハイドロキノンが配合されたコスメの中には、化粧水タイプなど顔全体に使用するものもありますが、クリームタイプのものはあくまでも気になる部分でピンポイントで使用するためのもの。

白斑の原因になるので、顔全体に塗り込むのはやめましょう。

塗布する際には、綿棒などを使ってシミや色素沈着が気になるところにピンポイントでのせるのがおすすめです。

■3. 長期間の連続使用を避ける

たとえハイドロキノンが低濃度のものでも、ハイドロキノンクリームの長期的な連続使用は肌に大きなダメージを与え、白斑を生じる大きな原因となります。

ハイドロキノンクリームを使用するなら、2~3か月おきに使用をいったん中断し、1か月ほど間隔をおいてからまた再開するようにしましょう。

ハイドロキノンクリームを使った人の口コミ

実際にハイドロキノンクリームを使った人の口コミを見てみましょう。

ハイドロキノンクリームの効果があったという口コミ

4%配合のハイドロキノンクリームを、毎晩シミの上に厚めにのせて寝ていました。 すると、2週間ほどでみるみる薄くなり、全く気にならなくなりました。

3か月ほどでシミがほとんど目立たなくなりました。

完全に消えたわけではないけれど、ファンデーションを塗れば隠せる程度になりました!

ハイドロキノンクリームを塗り始めて3日間は、シミが赤黒くなり余計に目立つようになってしまいました。

驚きましたが様子見ということで数週間塗り続けました。でも、なかなか治らないので一旦使用を中止。

すると3日ほど経ったら赤みが引くとともにシミが薄くなっていました。

2か月ほど使用すると、どこに塗っていたんだっけ? とわからなくなるほどにシミが薄くなりました!

でも、ニキビ跡には効果がありませんでした。

夜だけ塗って、昼は日焼け止めを使用していました。

最初の2日間ほどは少し赤くなってしまいましたが、痛みやかゆみはなかったのでそのまま使用。

すると、だんだんと赤みが引いて、シミも薄くなっていきました!

ハイドロキノンクリームの効果がなかったという口コミ

最初の1週間は夜のみ塗っていましたが、効果がでないので朝昼2回塗るようにしました。すると皮膚が真っ赤にただれてしまい、使用を中止。

皮膚が治ったあと、夜のみ塗るようにしましたが、シミが赤くなるだけでした。 半年続けましたが変化なしです。

肌に合わない人もいると聞いたので、パッチテストで確認してから使用を開始しました。

ですが、顔に塗ったところ、赤みが出て、かゆみと乾燥が気になるようになってしまいました。

私には合わなかったようです。

パッチテストで確認した後、鼻周りのそばかすに使用を開始しましたが、塗った場所に白ニキビのようなぶつぶつができてしまいました。

毛穴からの出血もあり慌てて使用を中止。

後日パッチテストをした腕を見てみると、クリームを塗った部分だけがぶつぶつになっていました。

肌が赤くなり、シミが濃くなってしまった感じがします。

口コミによれば、時間が経つにつれて改善していくようですが、肌荒れもしているので、このまま使用を継続するか迷っています。

そばかすに使用して2週間が経ちますが、効果がありません。

赤みが出たり、そばかすが濃くなったりすることもありませんが、この先そばかすが改善されるのか不安です。

ハイドロキノンクリームの入手方法は?

高い美白効果がある反面、副作用も大きいハイドロキノンクリームですが、医療機関だけでなくドラッグストアなどでも入手することができます。

医療機関の皮膚科で入手する

ハイドロキノンクリームは、その高い美白効果から、シミやそばかす、ニキビ跡や傷跡などに有効な治療薬として、多くの医療機関の皮膚科で採用されています。

強力な効果のあるハイドロキノンは、日本国内では2001年に薬事法が改正されるまでは医師の処方箋がなければ使用することのできない成分でした。

安全にハイドロキノンクリームを使用するためにも、皮膚科で入手することをおすすめします。

ドラッグストアなどで入手する

現在ではハイドロキノンが配合された市販のクリームも数多く出回るようになりました。

ですが、市販品は医薬部外品であるため、皮膚科でもらえるクリームほどの効き目は得られない場合が多いようです。

市販品を使うなら、信頼できるメーカーの商品や医師の監修のもとで作られた商品など安全性の高いクリームを使用するようにしましょう。

注意点を守ってハイドロキノンクリームを使おう

女性の顔のアップ出典:Pinterest

ハイドロキノンクリームは、効果が強く副作用も起こりやすいもの。

ですが、使用上の注意点をきちんと守って安全に使えば、シミや色素沈着を解消し、憧れの美肌を手に入れられます。

ハイドロキノンクリームに興味を持った人は、ぜひ一度、医療機関の皮膚科を受診してみましょう。

Top image via Pinterest

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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