2017年03月03日 更新 | 71,174 views

ハイドロキノンでシミを漂白? 意外と知らないハイドロキノンの正しい使い方

ハイドロキノンは強力な還元作用による効果を持つとされる成分。シミの予防効果と、すでにできてしまったシミを漂白する効果が期待できます。肌のターンオーバーを促すトレチノインと併用されることも。おもなシミには改善が見込めますが、メラニン色素が真皮層にあるアザの治療には不向きです。また、体質によっては効果が発揮されないことがあるとか。

品川スキンクリニック池袋院 院長 神林由香

この記事は、品川スキンクリニック池袋院 院長 神林由香先生が監修しています。

シミに効くとして、化粧品にも含まれる美白成分「ハイドロキノン」。

皮膚科や美容クリニックでは、シミ治療の塗り薬としてハイドロキノンの高濃度クリームの処方を受けることができます。

目次

ハイドロキノンはシミを予防&漂白

ハイドロキノンは強い還元作用があり、写真の現像にも用いられる成分。現像を行う人の手が白くなったことから、美白効果が発見されたと言われています。

シミの治療には、肌のターンオーバーを強力に促進する塗り薬「トレチノイン」と同時に処方されることも多いです。

ハイドロキノンの効果1:シミを予防する

メラノサイト(メラニン色素をつくる細胞)内で、シミを合成する作用を持つのがチロシナーゼという酵素。

ハイドロキノンはチロシナーゼの活性を阻害する作用を持ち、シミを予防する効果が期待できます。

ハイドロキノンの効果2:シミを漂白する

出来てしまったシミのメラニン色素を還元し、漂白する作用があります。

ハイドロキノンで改善できるシミ

シミのある女性

老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)

最も一般的なシミで、境界が比較的はっきりとしています。男女問わず紫外線をよく浴びる場所にできるため、日光黒子(にっこうこくし)と呼ばれることも。

雀卵斑(じゃくらんはん)

そばかすとも呼ばれる、細かく散らばるようなシミ。遺伝的要素が強いため小さな子どものうちから現れることもあり、紫外線によって数が増えたり色が濃くなります。

肝斑(かんぱん)

30〜40代の女性に多く見られる、両頬にほぼ左右対称にぼんやりと現れるシミ。

おもな原因は女性ホルモンの乱れと肌をこする刺激。さらに紫外線によっても悪化します。ハイドロキノンのほか、飲み薬のトラネキサム酸に改善効果があるとされています。

炎症後色素沈着

ニキビや傷、アレルギー性皮膚炎など、肌の炎症が治ったあとに残ったシミのこと。

ハイドロキノンでは消えないシミも

太田母斑など、アザに分類される色素沈着が肝斑などのシミに間違えられることもあります。

ハイドロキノンは皮膚の浅い部分(基底層〜表皮)に沈着したメラニン色素に効果が見込めますが、アザの色素は肌の深い部分(真皮層)にあります。そのため、ハイドロキノンの効果が期待できません。

なお、太田母斑の治療にはレーザー治療が適しています。

ハイドロキノンでシミが改善したという声

5日でシミ・そばかすが薄く!

吹き出物跡と色素沈着によるクマが改善

美白効果でファンデーションが合わなくなった

大きなソバカスが薄くなった

ハイドロキノンの使い方

ハイドロキノンは1日1回(夜の入浴後)使用します。皮膚科やクリニックでの処方の場合には、医師の指導を必ず守りましょう。

洗顔後すぐには塗らないで

ハイドロキノンは皮膚への浸透力が高いため、洗顔後すぐの肌に塗ると効果が出すぎる可能性があります。

化粧水、美容液、乳液などでスキンケアを終えた後、または洗顔後20分以上経ってから塗りましょう。

紫外線対策は念入りに

ハイドロキノンによるシミ治療中は肌のバリア機能が低下するため、日焼け止めを必ず塗り、紫外線対策は普段以上に念入りにしましょう。

日焼け止めの使い方のポイント

日焼け止めは皮膚に浸透させるように塗りこむと、十分な効果が得られないことがあるので、肌の表面に乗せるようなイメージでなじませましょう。

帽子や日傘なども併用するとより安心です。

日焼け止めは汗によって流れてしまうので、できれば2〜3時間おきに塗り直すのがベスト。

ハイドロキノンの副作用・リスク

ハイドロキノンに強いアレルギー反応を示す人もいるので、使用を始める前に必ず腕の内側などでパッチテストを行いましょう。

また、まれに「白斑(はくはん)」という、肌の色がまだらに抜け落ちる副作用もあります。異常を感じたらすぐに使用を中断して、皮膚科を受診してください。

ハイドロキノンが効かなかった人の口コミ

体質やシミの種類によっては、ハイドロキノンの効果を感じられなかったという口コミもあります。

ハイドロキノンでシミの改善が見られない場合には、レーザー治療やトランサミン(トラネキサム酸)での治療を考えたほうが良いかもしれません。

生活習慣や食生活も改善しよう

医療と食生活

シミの原因は紫外線以外にも、ストレスやホルモンバランスの乱れ、ビタミン不足などさまざまな要因がからみ合っています。

ハイドロキノンでの治療とともに、生活習慣の改善による総合的なケアを行うことで、より徹底したシミの改善を目指しましょう。

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