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2016年02月14日 更新 | 2,279 views

角膜の厚さで分かれる視力回復手術3選

視力回復手術には、レーシックとラセック、眼内コンタクトレンズの大きく分けて3つの方法があります。レーシックとラセックはだいたい15~30万円で済みますが、比較的副作用が少なく、さまざまな症状に対応しやすい眼内コンタクトレンズは、60~85万円程度かかってしまうよう。自分に合った手術法を見つけて、医師と相談しながら慎重に進めていきましょう。

視力回復手術と聞くと、「怖い」、「危険」というイメージがある人が多いはず。

目という器官はとてもにデリケートだし、失敗すると目が見えなくなるのではないかと思ってしまいます。

でも、近年ナノレベルでの医療が発達したおかげで、比較的安全で確かな効果を得られる視力回復手術が受けられるようになりました。

手術をするのは角膜

角膜とは、目の先端部分にあって、最初に外からの光が入って来る部分のことで、人の目を正面から見たときに見える黒目です。

角膜の直径は平均で約11mm、厚さは0.5mmのしかないとても薄い膜ですが、さらに薄い5層の膜が重なってできています。

視力回復を図る手術では、この薄い角膜を削ることで、角膜を通る光の屈折率を調節し、物を正しくクリアに見えるようにするんです

レーシック手術(LASIC)

角膜の説明

レーシック手術では、角膜表面を円形に切り取って、「角膜フラップ」と呼ばれる角膜のふたのようなものを作ります。

角膜フラップを作ったら、角膜フラップをいったんめくり上げ、角膜の3層目のもっとも厚い部分に、熱を発生させずに細かく加工できる「エキシマレーザー」を照射するんです。

エキシマレーザーをあてることで角膜の形状が変わり、目に入る映像が正確に網膜のうえに映し出されるため、正しい視力が取り戻せるよう

また、麻酔は目薬状の点眼麻酔で行うので、痛みはほとんど心配ないでしょう。

エキシマレーザーの照射は通常30~60秒で終わり、めくり上げた角膜フラップを元に戻せば自然に癒着するので、縫合の必要もありません

さらに、同時に両目の手術が可能で、手術後そのまま裸眼で帰宅することができるそうです。

視力回復の効果は、手術後すぐに実感することができるでしょう。

レーシックのデメリット5つ

レーシックは簡単に視力を回復できる手術法ですが、デメリットやリスクもいくつかあります。

手術を考えるときには、事前に医師から詳しい説明を受けておくといいでしょう。

レーシックのデメリット1:視力回復ができないケース

レーシックはまだ目の成長が止まっていない18歳未満には適用することができず、また、老眼に対しては手術を行っても効果がありません

強度の近視や乱視の場合も視力回復は難しいでしょう。

さらに、手術をしてからの視力低下を防ぐ効果もないので、手術後はできるだけ目に優しい生活を送るようにしましょう

レーシックのデメリット2:ドライアイを引き起こす

角膜フラップを作る際、角膜の知覚神経が切断されてしまうため、ドライアイを引き起こしてしまう可能性があります。

でも、手術後数か月~1年程度で徐々によくなるでしょう

レーシックのデメリット3:夜間の視力低下

レーシックの手術後は、夜になると視力低下を感じたり、光がまぶしかったり、にじんで見えたりする場合があります

角膜を通る光の屈折率が変わったために起こる視力低下なので、治療することはできません。

レーシックのデメリット4:感染症の危険性

手術器具の管理などが不十分な場合、過去にレーシック手術により感染症を起こした事例があります。

角膜の説明

角膜に炎症を起こす「角膜炎」や結膜に炎症を起こす「結膜炎」になって、角膜に濁りが生じ、かえって視力が低下してしまうんです

レーシックのデメリット5:角膜フラップのずれ

レーシックの手術で最初に作られる角膜フラップは、手術後完全にもとの角膜と同化するわけではありません。

だから、目に強い衝撃や圧力がかかると、フラップがずれてしまう危険があるんです

激しいスポーツをする人などは、別の手術法を選ぶ必要があるでしょう

ラセック手術(LASEK)

ラセック手術はレーシックと違って角膜フラップを作らず、角膜の1番外側にある膜「角膜上皮」を部分的にはがし、レーシックよりも浅い部分にエキシマレーザーを照射します。

手術後は一定期間専用のコンタクトレンズで目を保護しますが、約1週間ほどで角膜上皮は再生されるので、コンタクトを外せば回復した視力を実感できるでしょう。

つまり、ラセック手術では、レーシックでは対処できない角膜が薄いタイプの人でも手術ができるんです

また、同様の手術に「エピレーシック」や「PRK」というものがありますが、手術法の違いは角膜上皮をはがすだけで、手術そのものはほとんど変わりません。

ただ、いずれの手術法でも角膜上皮が再生されるまでは目の痛みや違和感を感じるという問題点があります

眼内コンタクトレンズ手術(ICL)

女性の目出典:we heart it

眼内コンタクトレンズ手術の特徴は、特殊なソフトコンタクトレンズを直接目の中に装着するという点。

人の体に比較的安全性の高いコンタクトレンズを角膜の後ろ側に固定するので、外から見てもほとんど分からないんです

また、手術は点眼麻酔をしてから行われるので痛みはほとんどなく、片目でだいたい15分で終了します。

眼内コンタクトレンズ手術はレーシックでは難しい強度の近視でも対応することができるので、とても鮮明な視力を取り戻すことができるでしょう。

視力回復手術の費用

レーシックやラセックなどのレーザーによる手術の費用の違いはあまりなく、極端な例を除けば15~30万円程度が相場のようです

ただ、眼内コンタクトレンズ手術はかなり高額で、約60~85万円程度かかるよう

また、いずれの手術も保険適用はなく、すべて自由診療となっています。

自分に合った視力回復手術を選ぶことが重要

女性の目出典:we heart it

視力回復手術には、比較的リーズナブルなレーシックやラセック、そして安全性は比較的高いけど費用が高額な眼内コンタクトレンズがあります

また、ひとまとめにレーシックとは言っても、使用する機器やレーザーの違いから多くの種類に分かれているようなので、レーシックを選ぶ場合は医師と相談してみましょう。

さらに、レーシックなどのレーザーを使う手術のほとんどはコンピューター制御の機器を使っており、極めて誤差の小さな手術が可能になっています。

角膜フラップも以前よりは薄く作れるようになり、デメリットも徐々に解消されてきました。

どの手術法がもっとも自分に合っているのか、まずは医師と相談しながら決定していきましょう

top image via we heart it

written by PINNOHIDE

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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