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2016年02月29日 更新 | 4,553 views

脱ステ失敗したアトピーなわたし。脱ステ挫折体験記

アトピーの人にとって「ステロイド軟膏」はアトピーの痒みと切り離せないもの。たしかに、ステロイド軟膏は痒みをおさえてくれますが、使い続けると、身体から分泌される痒みを抑える成分が出なくなります。そこで「脱ステ。」できるだけステロイド剤を使用せず生活します。今回は、脱ステに挑戦し挫折してしまった、私の体験記を紹介します。

私が脱ステを決心したきっかけ

アトピーの人は誰でも知っているステロイド剤。正式には「副腎皮質ホルモン剤」と言います。この副腎皮質ホルモンは、体内の副腎から分泌されていますが、その成分を人工的にまねたのがステロイド剤です。

しかし、ステロイド剤を塗り続けると、身体から分泌するホルモンの量が減ります。何もしなくても副腎皮質ホルモンが入ってくるので、「もう、ホルモン作んなくていいや...」と身体がサボってしまうんです。

その事実を知った時には、「それって、ステロイドを使っていると、自分が元々持っている治す力を抑えちゃうの?」と、ほとんど恐怖さえ感じました。

それに加えて、ステロイドには気分を高揚させる作用があると知り、その頃気分が安定しないこともあって「もしかしたらステロイドのせいかもしれない」と思い、脱ステを決意したんです。

この記事に書いてあること

  • 脱ステを決心したきっかけ
  • 脱ステで実践したこと
  • 脱ステ失敗して分かったこと

私が脱ステのために実践したこと

家族に脱ステ宣言

脱ステには周りの人の協力が必要不可欠です。私は実家住まいだったため、家族に協力してほしくて脱ステ宣言をしました。

また、こうして脱ステ宣言しておけば、モチベーションが下がった時や、くじけそうになった時には、家族が助けてくれるかもしれないという期待感もありました。

こうして、私の脱ステ生活がスタートしました。。

食生活の改善

脱ステだけでは、アトピーの治療にはなりません。そこで、食生活の改善も一緒に実践することにしました。

1日3食しっかり食べるかわりに、間食やお菓子をやめました。お菓子はアトピーに良くないと昔から聞いていて、チョコやスナック菓子は特に悪いと言われていたので、どうしても我慢できない時には、おせんべいや果物などを少しだけ食べました。

以前から、アトピーの悪化と食用油との間には、何らかの関係があると言われてきました。スナック菓子のほとんどは、油を使って揚げてあります。もちろんチョコレートにも、油は使われています。

質の悪い油のとり過ぎが、アトピーを始めとしたアレルギー疾患の、直接的な原因だという研究報告もあるくらいです。そこで私も、脱ステと同時に脱お菓子も実戦してみたわけです。

ステロイド剤をやめて保湿をしっかり

脱ステ宣言後は、極力ステロイド剤を使わずに、朝晩の保湿をしっかりとやりました。特にお風呂あがりは血行が良くなり、アトピーのかゆみも増してくるので、保湿と我慢のくり返しでした。

ここでかゆみを抑えるためには冷やしてもよかったのですが、私は慢性的な肩こりや冷え性のため、血行が良くなっている状態のままで我慢しました。 保湿には、添加剤などが含まれている一般的な化粧品は使わずに、無添加の保湿クリームなどを使いました。アトピーの肌には、ちょっとした添加物でも刺激になってしまうので、充分に注意が必要です。

爪を切る

案外見落としがちですが、手の爪をこまめに切っておくことが大切です。かゆくてアトピーをかいた時や、寝ている時の無意識のかきむしりでも、ひどい傷がつくことを防げます。

アトピーでは、皮膚を外側から刺激しないことが、治療にとって重要なこと。我慢できずにかゆいところをかいてしまうと、かけばかくほどかゆみは強まってしまいます。

無理をしない

「まったくステロイドを使わない!」と決めてしまうと、やはりストレスになると思ったので、最初から無理はしないと決めていました。ひどい傷には弱めのステロイド剤を塗り、治ってきたらステロイド剤をストップしてまた保湿。そんなにひどくないかき傷は、保湿だけで乗り切りました。

それでも、どうしても保湿だけでは我慢できない時もありました。「ほんとうに、これでアトピーが直るんだろうか...」そんな不安を抱いたまま、脱ステ生活を続けていました。

そして、脱ステ失敗!

一言で言えば、心が折れてしまいました。

いつの間にか、アトピーをかいてはステロイド剤を塗り、かいては塗りのくり返し。結局前と同じだなぁ...と思ってしまいました。 かゆくても我慢だ!と無理していると、かえってかゆくなっていまったり。かきたくてもかけないイライラが、余計なストレスになって更に悪化......。 何となくですが、いつも身体がだるく、疲れやすくなったと感じてもいました。

結局、悪化していく自分の肌を見るのに耐えられなかったことと、心の弱さが原因で続けていくことが出来なかったんだと思います。

ステロイド剤への誤解

「ステロイド剤の副作用は恐ろしい」とか、「ステロイド剤はアトピーを悪化させる」など、以前は気になってしかたがなかった記事ですが、脱ステに失敗してからは、ちょっと違うかなとも思うようになりました。

アトピーがひどい人の場合、急にステロイド剤の使用をやめると、激しいリバウンドに苦しむということも知りました。副作用だって、ステロイド剤の強さを調節すれば、出ないようにコントロールできます。

ステロイド剤は使い方に注意すれば、怖い薬ではないし、自分の症状に合わせて、保湿ケアやサプリメントと組み合わせて使えばいい。今ではそう考えるようになったんです。

アトピーと共に

脱ステに失敗した時、正直ほっとしてしまった自分がいました。自分が思うよりもずっと、心と身体は辛かったんだと思います。

でもこの失敗から得たものもあります。それは、脱ステをやってみて、アトピーに対する考え方が変わったことです。 しかも、自分の身体を大事にしようと思えるようにもなりました。

確かにステロイド剤は、使い方によっては怖い薬かもしれません。自分の身体をその不安から解放してあげるのは間違ったことではないし、薬に頼らず身体の中から改善するのも正しいことです。

だけど、「無理をすること」で身体と心が悲鳴をあげるのなら、やめた方が良い。それでは自分に甘いのかもしれませんが、私はそう思いました。 今は、あんまりひどいかき傷ができた時はステロイド剤、それ以外は特に何もせず、1日2回の保湿だけで生活しています。

「アトピーは私の身体の一部であり、一生付き合っていく友達だ...」

大げさかもしれませんが、最近はそんなふうに、気軽に考えられる自分にも気がついたんです。

written by いまりも

まとめ:脱ステ失敗体験記

脱ステを決心したきっかけ

  • ステロイド剤の副作用への不安
  • 自分自身の身体への不安

脱ステのために実践したこと

  • 家族に脱ステ宣言する
  • 食生活の改善、間食とお菓子の追放
  • 保湿ケアをしっかり行う
  • こまめに爪を切る
  • できる範囲でおさえて、無理をしない

脱ステ失敗とその後

  • 我慢の限界、心が折れて...失敗
  • ステロイド剤に対する見方の変化
  • 脱ステ失敗から得たもの
  • アトピーと共に生きていくこと

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