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2016年04月09日 更新 | 14,338 views

ダイエットに取り憑かれて摂食障害に。身体がボロボロになった末に……[体験談]

過食嘔吐で食べ物を食べては吐いてを繰り返す日々。そして、それがとうとう身体に影響を及ぼすようになります。中耳炎、頭痛など、身体は異常を引き起こすのですが、それでも痩せる事への執着の方が勝っていました。そんな私の異常に気づいたのは実家の母でした。

ベットでごろごろしている金髪の女性出典:Weheartit

わたしは、自分の見た目を気にし過ぎて、摂食障害になっていた事がありました。

その時の自分は、自分で摂食障害だとは気づく事もなく、ひたすら、食事を取ると太ってしまうと思い込んでいて、食べるのが怖かったのです。

痩せる事への執着

こんがり小麦肌に焼けている女性出典:Weheartit

わたしは当時、ラウンジでアルバイトをしていました。

そのラウンジで働いている女性は、キレイな人が多く、スタイルのいい人ばかりでした。

お客様も、目が肥えている人が多く、見た目に関しては、とても厳しい人が多かったように思います。

わたしは、瘦せ型だったのですが、太ると顔に肉がつきやすい体質なので、少し太るだけでも、周りから指摘を受けていました。

やはり、わたしも女なので、太ったと言われると、気になりますし、痩せなければと、思うようになっていました。

とはいえ、痩せなければと思っても、お腹は減りますし、食べると太ります。

そのころはカロリーを見てから、食べ物を買うようにしていました。

食べなければ痩せられる

透き通った海で楽しんでいる女性出典:Weheartit

わたしは、単純に、食べなければ痩せられると考えていました。

そのため、食事を1日1食にして、それ以外は、食べないようにしていました

仕事上、同伴などで、お客様とご飯に行く事が多かったため、仕事前に食べるのを、1日の食事にしていました。

お酒も飲むため、何かつまみたくなったり、味の濃い物や、ジャンクフードを食べたくなる事もありましたが、ひたすら我慢をしていました。

仕事帰りは、アフターは極力避け、行っても、飲み物しか口にしないようにしていました。

仕事から帰ってきて、痩せるために1時間以上は、半身浴をして、絶対に何も食べずに、そのまま寝る事にしていました。

そんな日々を繰り返していると、お腹が空き過ぎて、眠れない日が続く様になり、睡眠不足の日々も続きました。

ですが、食べてしまうと太るため、食べるくらいなら、眠れない方がマシだとすら思っていました。

過食嘔吐

友人とおしゃべりを楽しみながらハンバーガーを食べている女性出典:Weheartit

そんな日々を過ごしていたのですが、ある日、飲みすぎていて、気が大きくなっていたせいか、仕事帰りにマクドナルドにより、ハンバーガーセットを買って来てしまいました。

そして、家に着き、食べてしまいました。

少しも残すことなどなく、キレイに完食してしまいました。

食べてしまってから「ハッ!」と気付き、「どうしよう。太る」と、不安がどっと押し寄せて来ました。

もう食べてしまっていたため、どうする事も出来ないと思いましたが、食べてしまってからまだ時間がそんなに経っていないのだから、栄養も吸収されていないはず。出してしまえばいい!と、思い、お手洗いへと急ぎました。

そして、食べた物を出してしまうと、食べた事さえ無くなる様な気がしました。

でも、一度は食べたいものを口に入れているので、とても満たされていて、満足感があるような気がしました。

食べても、吐いて、無かった事にすれば太らない。

そう思い、この日から過食嘔吐を繰り返す様になりました

どんどん減っていく体重

学校のグランドで好きな人を見つめている女性出典:Weheartit

過食嘔吐をしだしてから、体重は減りました。

仕事前に食べる、唯一の食事も、カロリーが気になるものだと、お手洗いへ行き、こっそりと吐いていました。

そして、仕事帰りには、必ず何かコッテリとした食べ物を買って帰り、食べては吐いて、食べなかった事にしていました。

そんな日々を過ごして、過食嘔吐を繰り返していると、体重はどんどん減っていきました。

毎日、朝起きて体重を測り、仕事前に測り、寝る前にも測り、体重が減っていたら喜び、少しでも増えていると、なんで太ったのかと悩み、体重に取り憑かれている様な状態でした。

そんな状態でも、自分では、おかしいと気付いていませんでした。

体調不良

顔をおさえている三つ編みの女性出典:Weheartit

過食嘔吐をしだして、確かに体重は減りました。

ですが、常に身体が重くてしんどく、よく熱を出す様になりました。

また、リンパが腫れやすく、おたふく風邪かのように、耳下が腫れたり、顔がとても浮腫みやすくなりました。

とくに、過食嘔吐をしたあとは、耳に違和感がのこり、身体がとてもしんどくなりやすくなっていました。

身体の不調は、過食嘔吐が原因だと、気付いてはいたのですが、過食嘔吐を止めてしまうと、太ってしまうと思い、過食嘔吐を止める事は有りませんでした。

常に、頭がボーッとしていて、ひどい時には、身体が熱っぽくなり、しんどい日々が続きました。

過食嘔吐は摂食障害?

道を歩いている人をみている女性出典:Weheartit

この頃から、過食嘔吐は摂食障害なのだと気付き始めました

それは、テレビによく出ている女優さんが過食嘔吐をしているという噂を聞いた時です。

過食嘔吐をしていて、スタイル維持をしているのは、摂食障害だと、周りの人が面白おかしくうわさ話をしているのを聞いて、過食嘔吐は摂食障害なのだと知ったのです。

ただ過食嘔吐は良い事ではない事はわかっていて、わたしは誰にも秘密にしていました。

ですが、過食嘔吐をするのは、痩せるためで、ダイエットの一環だと思っていたので、過食嘔吐が、摂食障害という障害に繋がるなんて思ってもいませんでした。

わたしは、過食嘔吐が摂食障害だと気付き、内心、とてもショックを受けました。

過食嘔吐が障害ならば、止めなければとも思いました。

が、一度、過食嘔吐を覚えてしまうと、過食嘔吐を止める事はなかなかできません。

嘔吐をしないようになると、太ってしまいます。

食べる喜びも知ってしまい、食べる事で、ストレス発散をしている部分もあり、過食を止めるなんて事も考えられません。

止めなければとは思いつつも、たべるだけで、嘔吐をしないと太ってしまう……。

今まで、ずっと過食嘔吐をしてきていて、痩せることができたのに、全て水の泡になってしまう……。

すこしでも、今よりも太ると、とても自分が醜い!と思い、過食嘔吐を止めることはできませんでした。

黒いドレスを着ている金髪の女性出典:Weheartit

毎日、好きなものを、お腹いっぱいに食べて、それをまた出す事を繰り返して痩せた私の身体は、綺麗な痩せ方ではありませんでした。

ゴツゴツとした身体になり、女性らしさの柔らかさもなく、嘔吐を繰り返すため、リンパが腫れ、体重は落ちているにも関わらず、顔は太って見えていました。

痩せたのに、太った?と聞かれるほど、顔だけが大きく見えました。

太った?と、聞かれると、また、過食嘔吐を繰り返す日々が続きました。

毎日、指を口の中に突っ込み、無理やり戻す事を繰り返しているので、右手の人差し指と、親指の間の、歯が当たる部分は、青紫色に変色していました。

過食嘔吐を繰り返していた時の私は、明らかに体だけ細くて、顔だけ大きく、バランスも悪かったと思います。

過食嘔吐がストレス発散に

ベットに寝そべりながら見つめている青い瞳の女性出典:Weheartit

いつの間にか、わたしは、過食嘔吐をすることが、ストレス発散にもなっていました。

仕事帰りには、嫌な事や、疲れを忘れる為に、たくさんのジャンクフードや、お菓子を買い込み、アルコールと一緒に胃に入れては、吐いてを繰り返していました。

このころのわたしは、食べることがストレス発散になっていたのです。

食べると太ってしまうので、吐くというのが当然になっていました。

そして、毎日体重計に乗り、あんなにたくさん食べたのに、太っていないんだー。と、確認する事で、また、ストレス発散をしていたのだと思います。

いくら食べても太らないと、自分で思い込んでいました。

食べても太らないのではなく、食べても吐いているので、栄養不足になっていただけなのです。

免疫が落ちる

街並みを眺めている女性出典:Weheartit

そんななかわたしは、中耳炎になりました。

何だか耳の中に、水が入っている様な感覚が続いていて、なんだろう?と、思っていると、夜中に、我慢が出来ないほど、右耳が痛くなったんです。

初めての体験で、一人暮らしのわたしはどうしたら良いのか分からず、泣きながら友達に電話をしました。

友達から、それはきっと中耳炎だから、明日の朝、病院に行きなさいと言われました。

朝まで、右耳の尋常ではない痛みに耐えて、朝、開院と同時に病院に駆け込みました。

すると、やはり、中耳炎だと診断されました。

その場で鼓膜を破り、治療をして頂き、通常だと一週間から二週間で完治しますと言われました。

ただ、わたしは、痩せていたので、医者からも、栄養をつけるためにも、ちゃんとごはんを食べる様にと、注意を受けました。

そして、帰宅したのですが、わたしの右耳は、一向に良くなる事はなく、一週間後に病院へ行くと、また鼓膜を破らなければならないと言われました。

また、身体に免疫力がなく、中耳炎を治す力がないため、毎日、栄養を入れる為に、点滴が必要と言われ、毎日、通院する事になりました。

通常であれば、1、2週間で完治するものが、わたしは3か月かかりました。

その間に、何回も鼓膜を破るということが繰り返され、毎回痛くて痛くてたまらなく、ないていました。

そんな思いをしても、まだ、わたしは分かっておらず、点滴で、栄養を入れると言うことは、すこしでも太る気ぐして、毎日点滴に通うのがとても嫌でした。

この時の、免疫力低下も、過食嘔吐による、摂食障害が原因だったのだと思います。

毎日頭がいたい

部屋に差し込む日差しにまぶしがっている女性出典:Weheartit

このころからは、毎日頭が、とても重くて痛い日々が続きました。

こめかみ辺りから痛みが酷く、過食嘔吐をすると、余計に痛くなりました。

明らかに過食嘔吐が原因で、頭が痛くなっていると、わかっていたのですが、過食嘔吐をすることにより、痩せている自分を保てると思っていた私は、吐くのをやめるぐらいなら、頭が痛い日々を過ごすほうがマシだとすら思っていました。

過食嘔吐をしだしてから、毎日頭がぼんやりしていて、耳の奥で幕が張っている様な感覚もありました。

全てが過食嘔吐によるものだとは思いつつも、やはりまだ、痩せる事への執着の方が強かったのです。

親にバレる

目を閉じて上を向いている肌の白い女性出典:Weheartit

そんな、摂食障害による、過食嘔吐を繰り返していると、ある日、母に、あなた、食べたものを出してるんじゃないの?と、言われました。

その時は、親に心配かけたくないと言う思いと、怒られるかもしれないと思い、そんな事する訳ないとごまかしました。

ですが、実家に帰り、ごはんを食べた時や、家族で外食をした時なども、そのまま身体に栄養がついてしまうのではないかと、強くなり、トイレに駆け込んだりもしていました。

そんな様子を見て、母は気づいていたのだと思います。

そして私はみるみる痩せていくので、本当は凄く心配していたと思います。

私はこの時まだ母の心配を深く考えることなく、とにかく今ごまかせればいいかと思っていました。

そんな私でしたが、過食嘔吐を繰り返し、脳に栄養が回らなくなったのか、とても情緒不安定な日が続きました。

そして、とても仕事なんてできる様子ではなくなり、母にとても心配され、とうとう病院に行くことになりました。

病院で摂食障害と診断

コートのまま海に入って転ばないように下を見ながら歩いている女性出典:Weheartit

そして、母に連れられ、病院に行ったのですが、私はそれでもまだ、自分が摂食障害だとは深く考えていませんでした。

医者に、何故こんなになるまで、過食嘔吐を止める事が出来なかったのか?などと言われましたが、自分自身が、摂食障害だという自覚があまりなかったので、本気で過食嘔吐を止めようと思う事が出来なかったのです。

ですが、母が横で、摂食障害だと診断され、泣いているのをみて、わたしは、もう過食嘔吐は止めようと決意しました。

実際、自分でも、過食嘔吐を繰り返し、体がボロボロで、とてもしんどかったのもあります。

美味しいものを味わう大切さ

木の枝から顔を覗き込んでいる鼻の高いロングヘアーの女性出典:Weheartit

医者に、摂食障害だと診断され、最初は、また、栄養を身体に入れる為ため、点滴に通いました。

それ以外にも、ビタミン剤などが処方されました。

自分が、摂食障害だと、きちんと理解し、自分の障害と向き合い出したら、今のガリガリの自分がいかに不自然かと、気づきました。

そう気づいたときに、きちんとご飯を食べよう、自然な身体に戻りたいと、思うようになりました。

一人暮らしをしていた部屋も引払い、実家にもどりました。

母は、まいにち、美味しいごはんを作ってくれて、とても感謝しながら毎日おいしく食べることができました。

おいしいご飯をたくさん食べても、過食嘔吐をする事はなくなり、太りすぎたくは無いので、体重計には載っていましたが、食べ過ぎないように気をつけたり、寝る前に食べないようにしたりと、少しきをつけるだけで、太りすぎることなく、自然な体型に戻る事ができました。

いま思うと、過食嘔吐をしているときは、太る事を気にして、美味しいものを食べても美味しいと感じていなかったと思います。

今は、美味しいものは美味しいと感じることが出来ます。

Top image via Weheartit

written by NICOLY編集部

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