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2016年07月13日 更新 | 10,706 views

「空腹」は健康をもたらす。1日1食ダイエットのメリットとは

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

この記事は、品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太が監修しています。

1日に1回しか食事をとらない減量法、1日1食ダイエット。「1食しかとらないから痩せる」と思われがちですが、実は「空腹状態」にこそ痩せる秘訣があります。また、アンチエイジングや体臭予防、抗がん効果なども期待できるかも。1日1食ダイエットは痩せるだけでなく、健康に導いてくれるんです。

「1日3食食べないと健康的に痩せられない」

そう信じている人も多いのでは。

でも実は1日1食のみにした方が、健康になれるかもしれないんです。

1日1食生活のメリットを、1日1食ダイエットの提唱者、南雲吉則医師の著書「「空腹」が人を健康にする」からご紹介します。

1日1食ダイエットとは

大量の食べ物

1日1食ダイエットとは、その名の通り1日1回しか食事をとらないダイエット法。

1日1回だけなら好きな食べ物を食べていいし、お酒だってがまんする必要はありません

好きなだけ食べていいとはいっても、1日3回の食事と比べたら確実に総摂取カロリーは減るはずだから、必ず痩せてゆくというメカニズム。

しかも1日1回は好きなだけ食べられるので、ストレスなくダイエットができるんです。

また、1日1回しか食事をとらないということは、1日の大半を空腹状態で過ごすことになります。

実はこの「空腹状態」こそが1日1食ダイエットのカギ

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

そもそも人間が1日3食というのは社会がそうした習慣であるからです。大昔、人間が狩猟を行っていた頃は、食べ物が手に入れば食べる、手に入らなかったら食べなかったのです。日本人は江戸時代までは2食、それ以降3食になったと言われています。

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

アルコール依存症の人で、お酒を1日中飲み、食事は1食程度という人がいます。こういう1日1食は、栄養失調となるのでよくありません。肝臓や腎臓が悪い人も1日1食は内臓に負担がかかるため、やってはいけません。

1日1食ダイエットのすごい効果

ぶかぶかのデニムをはいている細い女性

「空腹だと力がでないし、イライラしそう」

など、いっけんなんのメリットもなさそうな空腹。

ですが空腹時には、ダイエットに効果的なホルモンがたくさん分泌されるんです。

グレリンの分泌

胃袋が空腹に気づくと、「グレリン」というホルモンがでます。

グレリンの語源は英語の「grow」、つまり「成長」です。

この語源どおり、グレリンは成長ホルモンを分泌させます。

成長ホルモンは代謝を促進したり筋肉量を増加させたりと、ダイエットに欠かせないホルモン。

空腹は、成長ホルモンがどんどん分泌される絶好の機会なんです。

サーチュイン遺伝子の活発化

さらに空腹は、サーチュイン遺伝子、別名「延命遺伝子」を活発化させます。

サーチュイン遺伝子は、「食事量を4割減らしたら1.5倍長生きする」という事実を発見した動物実験により見つかった遺伝子。

またこのサーチュイン遺伝子は、傷ついた他の遺伝子の修復作用もあるのだとか。

老化や病気は遺伝子の異常という説があります。

つまり空腹は、サーチュイン遺伝子を発動させ、アンチエイジングや病気予防にも効果的なんです。

脂肪燃焼効果

また空腹は、脂肪燃焼をもたらしてくれるんだとか。

お腹がすいても食べ物がはいってこないと、身体は内臓脂肪を分解して栄養に変え、飢えをしのごうとします。

内臓脂肪はもともと燃焼の優先順位が低く、運動だけではなかなか減ってくれません。

1日1食だといやでも空腹になるため、どんどん内臓脂肪が燃えるんです。

また内臓脂肪を燃焼する際に、脂肪細胞から「アディポネクチン」というホルモンが分泌されます。

アディポネクチンはなんと動脈硬化を予防し、血管の中を掃除してくれるうれしい作用が。

まだまだある! 1日1食ダイエットの相乗効果

ビーチで笑顔の女性

1日1食ダイエットは減量やアンチエイジングのみならず、さまざまな相乗効果が期待できるんです。

デオドラント効果

1日1食ダイエットには、体臭をなくす効果もあります。

体臭の主な原因は皮脂線、つまり脂汗です。

1日1食ダイエットを行うと空腹になるので、性ホルモンの原料である血中のコレステロールが減ります。

性ホルモンのひとつにアンドロゲンという男性ホルモンがあり、これは皮膚の脂分を増やす働きが。

つまり1日1食ダイエットによってコレステロールが減ると、この体臭の原因になるアンドロゲンも同時に減るので、不快なにおいが消えてくれるんです。

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

性ホルモンは体内でコレステロールから作られるのです。

抗がん効果

また、1日1食ダイエットにはまさかの抗ガン効果も。

1日1食ダイエットによってコレステロールが減ると、性ホルモンが減ります。

すると性ホルモンが刺激されることで起こりうる、乳がんなどの予防につながる可能性が。

脳の若返り効果

さらに1日1食ダイエットには、脳の若返り効果があるかもしれません。

脳は子どもの頃に成長が止まり、あとは歳をとるにつれ脳細胞は減少してゆきます。

ところが脳細胞がある条件下においてのみ、再生されるかもしれないことが発覚。

脳細胞が再生される条件こそが「空腹状態」であることなんです。

1日1食ダイエットは見た目だけでなく、脳まで若返らせてくれるかも。

1日1食ダイエットで、健康体を手にいれる

夕日を背景に伸びをする女性

人によって健康を保つ方法はちがうと思います。

1日3食の方が自分は健康を保てる、という人もいるかもしれません。

ただもし体重に不満があったり、健康状態が良好でないなら、1日1食生活を検討してみては。

新しい食事スタイルが、脳の活性化やアンチエイジングなど、思わぬ効用をもたらしてくれるかもしれません。

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

人間の食事による満足感というのは、その人毎の習慣にも影響を受けます。

腹8分目で満足する人もいれば、お腹がぱんぱんになるほど食べないと満足しない人もいます。これは行き過ぎた食欲です。普段1日3食の人も、たまに1日1食にすることで、行き過ぎた食欲をリセットするのに良いかもしれません。

NICOLY:)編集部員がメディカルダイエットに挑戦!

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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