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2016年11月12日 更新 | 6,563 views

「デブ」「キモい」といじめられ……。でも、太っていたから私は変われた[体験談]

ぽっちゃりな私は小学校の頃からいじめにあってきました。次第に不登校になり、中学での生活もストレスからさらに体重が10kg増加。おまけに性格は暗く卑屈だったので、中学でもいじめにあうように……。定時制の高校に通いながら介護のアルバイトに精を出しますが、そこでの間食が原因でまた10kg増えてしまいました。

ふわふわのマットの上で気持ち良さそうに寝ている猫出典:We heart it

私は小さいころから他の子に比べて体の全体が少しぽっちゃりしていました。

小さいうちは周りからまるまるしていて可愛いと言われていたのですが、大きくなるにつれてその反応は変わっていきました。

もともと私はあまり人とコミュニケーションを取るのが得意ではなく友達も少ないほうでした。

休み時間も一人で居ることの方が多く、人と会話をするのは唯一放課後に幼馴染と下校する時くらいでした。

だからでしょうか、私がデブで暗いからという理由で小学校高学年になるといじめが始まったのです。

当時は何故自分がいじめられているのか理解できず、どうせ私は……と我慢するだけでした。

とうとう私は不登校になってしまい家にずっと引きこるようになってしまってのです。

家は母と二人暮らし。母は仕事に出ていたので私は一人で過ごす時間がもっと多くなりました。

母がいない間は、いつもお菓子やらアイスやらと何かしら食べ物を口に入れて寂しさをごまかしていました。

さらに昼夜逆転の生活になり、夜中にも夜食や間食を繰り返していました。

当時はまっていた食べ物は煮込みうどんで、醤油砂糖ベースの出汁にトロトロの半熟卵を入れて食べるのが大好きでした。

そんな生活をすればもちろん人間は太っていくわけで、小学6年生になった時にはついに体重を50kgを超えてしまいました。

当時は体重というものをまったく気にしておらず、どんどん食べて太っていくばかり、外にも出ないのでもちろん運動をするわけでもありません。

太っていることをコンプレックスに感じた事すらなかったのです。

母も特に何か言うわけでもなく私はどんどん成長していきました。

自分がデブだと気づいたとき

少しぽっちゃりとしている水着姿の女性出典:We heart it

中学生になりようやく外に出始めたのですが、中学校は小学校の引き続き。

新しいクラスメイトもほとんど知ってる人ばかりでした。みんなが新しい制服にうきうきして早速、仲の良い友達とわいわい話していました。

そこでも私は中に入れず一人で本を読んで過ごしていました。

中学生になって変わったのは場所と制服だけ、あとは何も変わっていないんだ、どうせ私は太っているから、暗いから何やってもダメなんだと考えていた時に担任の先生が入ってきました。

それからみんなで自己紹介をして入学式を終え帰宅しました。

翌日からまた学校に行くのがしんどくなっていました。まだいじめられてるわけでもないのに、それでもなんとか学校には行くようにしていました。

部活にも入り、自分なりに学校生活を楽しもうと頑張ってはいたのですが、逆にそれがストレスになってしまったのでしょう、ただでさえ食べ盛りの中学生です。

小学校の頃よりさらにお菓子やごはんをたくさん食べてしまうようになってしまったのです。

それでもなぜか痩せようとはせず学校から帰っては何かしら食べて寝る、その繰り返しでした。

今思えばそんな事をすれば太るのも当たり前ですし根暗な性格、それはいじめられるだろうと思います。

中学校でもやはりいじめは始まり、ついに先輩にも暴言を吐かれるようになりました。

やはり一番に言われていたのは「デブ」。その上ちょうどその頃はニキビが酷く「キモイ」とよけいにいじめられるようになりました。

さすがに参ってしまった私は恐る恐る体重計に乗りました。前回乗ったときは53kgだった私。

そっと目を開けて体重を確認するとなんと63kg!!!!

たった半年ほどで10kgも太っていたのです。

さすがに動揺した私はやっと自分がデブなんだと気づきました。

今思えば「遅いっちゅうの!」と自分にツッコミたいのですが……(笑)

それからはこれ以上体重を増やさないようにと心がけ中学を卒業するまではしっかりとキープをしていました。

充実した高校生活

カフェで友人と待ち合わせをしている女性出典:We heart it

中学校を無事卒業し私はある公立の定時制高校に通い始めました。

定時制高校は4年間、昼間働きながら夜学校で勉強するという生活でした。

私は働きながら学費や携帯代、生活費などを支払っていました。

定時制高校では不思議と友達もでき先輩にも可愛がってもらい先生とも仲が良くとても充実していました。

昼間は仕事で走りまわり、夜は学校で体育や部活でたくさん体を動かしていました。その間、間食はやめていたのですがごはんをすごく食べていました。 それでも体重が増える事はなくそんな生活を3年ほど続けていました。

ですがそんな平穏な日々もそう長くは続かず、3年間ほとんど太ることもなく安心していた私にある事件が起こったのです。

悲劇の10kg増加

マーブルチョコののったクッキーとミルク出典:We heart it

4年生になった私は就職活動が始まりました。

就職先はすぐに決まり安心していたのですがそんな私に悲劇がおこったのです。

内定が決まった就職先で在学中アルバイトをすることになったのですが、そこは老人ホームでした。

老人ホームでは授業が始まるギリギリまで働いていたのですが思ったよりとてもハードで毎日の時間があっという間でした。

初めはシーツ交換のやり方からおむつ交換、入浴介助と日に日にハードルは上がっていきました。

ですがホームでの仕事はとてもやりがいがあり、利用者の方とも順調にコミュニケーションが取れていたのです。

あの根暗だった私がたくさんの人と接しているのです。

自分でも驚きました。

ですがその分ストレスも溜まっていたのでしょう、また間食やごはんをたくさん食べるようになっていたのです。

老人ホームでお洗濯をするパートさんがいらっしゃるのですが、よくその方から

「介護は体力勝負だからね。」

とお菓子やジュースなど甘いものをいただいていたのです。

先輩からいただいたものなので、拒むこともできずつい食べすぎていたのです。

そんな生活を半年ほど続けた私。何となく体重計に乗ったのですがそこからが悲劇の始まりでした。

久しぶりに自分の体重を確認してみると、なんと73kgの文字が。

とてもショックでした。

また10kg増加、いくら体を動かしているとはいえそれだけ食べれば太るはずです。

やっと少しコンプレックスが解消出来てきたのにまさかのリバウンド、それどころか10kgも増えていたのですからさすがの私もやばい!と感じダイエットを始めました。

ランニング途中に公園で休んでいる女性出典:We heart it

私は小学校から一度もダイエットというものをしたことがありませんでした。

痩せるときは自然に痩せていたし、ダイエットのやり方すら知りませんでした。

けれどもうデブだっていじめられたくない!その一心でダイエットを開始しました。

まずは食事制限

今までは朝昼夜そのあとに夜食を食べていたのですがまずは夜食を止め、当たり前のことですがご飯を3食にしてみました。

メニューの中心は野菜や魚。お肉は昼に食べるようにしました。

間食は一切断ち切り、パートさんからもらったものはこっそり家に持ち帰り母に渡していました。

運動は部活と休日は近くの競技場へひたすら走り込みに行きました。部活を終えてから2時間ほど走りに行くこともしばしばありました。

そんな生活を1か月ほど続けてみると約5kg減っていたのです。やはり運動と食事制限はダイエットに必要なんだと実感しました。

あまりストレスを溜めないように、ときどき一人でカラオケボックスに行って自分の時間を楽しんでいました。

飲み物はもちろんウーロン茶。

歌うこともカロリーを消費するので次々と歌っていました。

ダイエットに慣れてきた頃、自分でカロリー計算も取り入れ始めました。

1日1600kcalまでと決め、レシピをネットから探して作ったりして楽しんでいました。

もちろんダイエットには停滞期がありました。

女性なので、ちょうど生理周期やホルモンのバランス変化などで停滞期が続いていたのですが、そこまで気にはとめませんでした。

ダイエット中でも友人と遊ぶと外食することがよくあるのですが、そういう日はダイエットをお休みの日にしていました。

せっかく友人と楽しんでるのに好きに食べたり飲んだりできないのは辛いので、用事が続くときはヘルシーなものを食べるようにして自分なりに調整していました。

初めてダイエットをしてみて思ったことはダイエットに近道はないということと、ちりも積もれば山となる!ということ。

ちょっとした量でもちょこちょこ食べれば太る。

何より一番太っていた原因は夜食だったのだと思います。

定時制高校に行っていたこともあり帰宅がとても遅く、食べる時間が0時をまわっていることはしょっちゅうありました。

ですがそれをやめた途端、体重はゆっくりですが確実に落ちていきました。

ダイエットと心の変化

カンカン照りの太陽の下を歩いている女性出典:We heart it

定時制高校を無事に卒業し、今私は介護職ではなく他の仕事をしています。

力仕事からデスクワークの仕事についたため、運動量が減りまた少し太りました。

ですが前のように暴飲暴食をしなくなったせいか、そこまで大きな変化は現れていません。

体調の面もあり、運動は前のようにはできていませんが食事制限には変わらず気を付けています。

もちろん太ったことに多少のショックはありますが、あまり深く考え込まないようになり、随分心境に変化が現れました。

「どうせ私は」という気持ちがなくなっているのです。

中学生までの私はどうせ無理なんだからとダイエットということをせず、ただこれ以上太らないようにと体重をキープすることだけに取り組んでいました。

それももちろん努力だとは思いますが、何より私自身が変わろうとはしなかったのです。

もし中学生のときに痩せていたとしてもいじめはなくならなかったのかもしれないのです。

なにより私自身が前向きでいられなかった上、全てにおいて「どうせ私なんか」で片づけていたからです。

高校生活でいろんな人と出会い、たくさんの事を経験し、乗り越えてこられたから今の自分があるのだと思います。

人間生きていればみんないろんなコンプレックスをもっていると思います。

ただ、それが私は太っているというだけなのです。太っていると良いことはあまりありません。

洋服はサイズがなかったり、合わなかったり、病気にだってかかりやすいのです。

ですが悪いことばかりでもないと思います。

太っていることを売りにしてお仕事をされている方だっています。太っているから必ず病気にかかるとも限りません。とても健康な方もいらっしゃいます。 血液検査の数値が良い方もいらっしゃいます。

私もその一人です。

少しは自分を認めて褒めてあげることも大切なのではないかと最近思うようになりました。

理解者

月と太陽のタトゥーをしている恋人同士出典:We heart it

私がここまで成長できたのは、もちろん理解者がいてくれたからです。

もちろん自分自身を理解してあげなければなりませんが、その他にも理解者は必要なのです。

自分がへこみそうな時に活を入れてくれる人、自分が泣き出しそうになった時にそばにいてくれる人、自分が嬉しかった時一緒に喜んでくれる人。

それが恋人や家族や友人、誰でも良いのです。

自分が一番落ち着く人であれば、一番理解してくれる人であれば良いのです。

私の場合、それは高校の時の一人の友人でした。

母は私が小学校の時からいじめを受けていた事を知っていました。

だからか絶対に学校に行きなさいと怒ったことはありません。

その分、家の事は私がしていたのですがそれを苦に思ったことは一度もありませんでした。

中学校に上がったときにも「無理に行かなくていいのよ」と言ってくれていました。

私が泣き出せば寄り添って支えてくれ、私が嬉しい時には一緒に喜んでくれました。

私は暖かい母の優しさを一生忘れられません。

高校の時の友人は私の変化にすぐ気づく子でした。

高校でも友達間で少し問題があったのですが、それをすぐに悟り何も言わずに私のそばにいてくれました。

朝まで付き合ってくれたことも何度もあります。

なかなか友達ができなかった私がこんなに私を思ってくれる友達がいるのです。

もちろん理解をしてもらうには自分の事を全て話さなくてはなりません。

それは自分も辛いし相手も悲しい気持ちになるでしょう。

ですがまずはそこから向き合わないと何も始まりません。

始まらないという事は「何も変わらない」という事なのです。

もちろん話したからってすぐに変わるというわけではありませんが、確実に本人の中では「なんとかしたい」という気持ちが出てきているのです。

それは少なからずとも本人の「心の変化」の現れなのではないでしょうか。

コンプレックス

遠くを見つめているまつ毛が長くアイメイクばっちりの金髪の女性出典:We heart it

コンプレックスにもいろいろなものがあります。

私のように外見にコンプレックスを持っている方、心に持っている方。

コンプレックスを持っていない方の方が少ないのではないでしょうか。

ただそれをどう生かすか、どう変えるかは本人次第。

コンプレックスを良い方に考えることは難しいかもしれませんが、私のようにコンプレックスがあったから変われることもたくさんあります。

まずは自分自信をしっかり受け止めて向き合ってみるのが一番だと思います。

Top image via Weheartit

written by ハジメ413

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