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2016年11月24日 更新 | 10,132 views

女性の価値は胸で決まるわけじゃない。私なりの貧乳との付き合い方 [体験談]

貧乳が原因で、初めてできた彼と別れてしまった私。エステもサプリも何もバストアップに効果がなく、自信をどんどんなくす日々。豊胸手術を検討してみたものの、自信がなくあきらめました。そんな時通い始めた近所のヨガスタジオで、私の人生を変える言葉に出会ったんです。

アクセサリーを重ねづけしている小麦肌にやけた女性出典:Weheartit

胸がないことに悩みはじめると、毎日がすごく辛くなります。

人の視線が胸に集中しているような気になるし、陰で何か言われているんじゃないかと、疑心暗鬼になったりも。

そして、うまくいかないこと全てを胸がないせいだと思い込んでいました。

貧乳に悩み続けた私の体験が、少しでも読んでいる誰かの力になればいいなと思います。

貧乳に悩み始めた頃

セクシーなデザインの肌着を着ている女性出典:Weheartit

小学生の頃は、胸がぺちゃんこでもあまり気になりませんでした。

他にもそういう女子はいましたし、自分の胸ももうしばらくしたら大きくなるだろうと思っていたからです。

でも、全然大きくなってくれる気配はなく、毎年春に行われる健康診断での計測は、涙が出るほど嫌なものでした

保健の先生がサイズを測った後、小さく声に出してメモしていくので、みんなのサイズが聞こえてしまい……。

中学3年生の時は、とうとうボイコットして、あとで1人別で測ってもらいました。

その時、胸の大きさで悩んでいると言ったら「まだまだ成長期だし、大きくなるから大丈夫よ」と言われて少し安心した私がいました。

また、健康診断と同じくらい苦痛だったのが修学旅行での露天風呂でした。

「みんなと一緒に入って、胸のことを言われたらどうしよう……」

「からかわれたら嫌だ……」

という思いから、私はみんなと一緒に入らずに、部屋についていたお風呂で済ませました。

一緒に入らない私を、友達は誘ってくれましたが、私があまりにかたくなに拒否するので最後は諦めてくれました。

私はせっかく誘ってくれた友達に理由を説明する事もできず、みじめな気持ちでいっぱいでした。

高校に入って、初めて下着屋へ

下着姿でベットに寝ている女性出典:Weheartit

高校に入っても胸は成長する気配がなく、もしかして私の胸は一生このままなのかと不安になりました。

体育の授業でも他の女子は

「走ると胸が揺れて恥ずかしい」

「谷間に汗をかくから嫌だよね」

と話していましたが、私にはそんな悩みが想像つきませんでした。

胸が揺れたこともなければ、谷間ができたこともない……。

この頃から私の胸は他の人より小さいんだってことを強く自覚するようになりました。

中学の保健の先生は成長期が来るって言っていたのに……。

周りと比べてふくらみがないのが気になって、そのうちどうにかごまかせないかと思うようになりました。

母にパッドがついているブラジャーを買ってとお願いしたら「そんなのは今は必要ない、自分の胸に合ったサイズがいい」と言われてしまって、私の胸に対する悩みは、母に理解される事はありませんでした。

ちなみに母がいつも買ってくれていたブラジャーは、ノンワイヤーのスポーツブラのようなものでした。

私にはフリルのついた可愛いブラは必要ないんだと思ったら、涙が止まりませんでした。

それなら自分でバイトしたお金で買おうと思って、初めて下着屋に。

ブラジャーが欲しいと伝えると、サイズを測りますねと言われ、それは嫌だと何度か逃げ出したこともあります。

通販で買おうかと考えましたが、家に荷物が届くと何を買ったのか、両親にしつこく聞かれそうだったので、それもできませんでした。

通販もダメ、お店もダメじゃいつまで経ってもブラジャーが買えないのがわかって、最終的には下着屋さんの更衣室に案内してもらい、きちんと測ってもらうことにしました。

そして結果、言われたサイズは70Aでした。

下着屋の店員さんはとても優しい方で、70Aサイズのブラジャーをいくつか並べてくれました。

レースやハートがついた可愛いデザインもあって、ブラジャーのつけ方も教えてくれました。

アンダーサイズがどういうものなのか、サイズが合ってないブラジャーは、余計に胸を小さくすることもあるし、形も悪くなるから、きちんと合ったものをする事が大事ですよと、丁寧に教えてくれました。

胸のパッドを重ねて入れるというワザも教えてくれました。

相変わらず谷間はほとんどできなかったけど、なんとなく胸のふくらみが目で見てわかるので、それだけで私はかなり嬉しかったです。

バストアップで検索する日々

小麦肌にやけている純白のセクシーな下着をつけている女性出典:Weheartit

結局、学生時代に胸が成長することもなく私の胸はずっと貧乳のままでした。

どうにかして大きくする方法はないだろうかと、毎日「バストアップ」で検索する日々。

バストアップには女性ホルモンが大事だと知ったので、イソフラボンが入った豆乳を飲んだり、豆腐や納豆を毎日食べたりしました。

マッサージがいいと聞けば、お風呂上りに念入りにマッサージしたり、胸が大きくなるツボとやらをグイグイ押してみたりもしました。

胸の筋肉を鍛えるといいと聞けば、筋トレもしました。

そして、そんな生活が続いていた頃、彼氏ができました。

彼氏に振られて

大好きな彼と公園で向き合っている女性出典:Weheartit

今までも好きになった人はいましたが、彼氏は初めてでした。最初はとても楽しかったです。

普段のデートでは、あまり胸を気にする事もなく、おしゃべりしているだけで嬉しかったです。

でも私は彼氏の前で裸になることができませんでした。

パッドを入れている自分の胸は、自分のじゃないような錯覚もありました。

だからブラジャーを外す勇気もなかったし、小さい胸を見られるのは恥ずかしかった。

何より幻滅されたくないから、理由も説明できませんでした。

彼は「そのうち、一緒に温泉に行かないか?」と誘ってくれたこともありましたが、私は断っていました。

本当は一緒に温泉に行きたかったのに……。

彼に嫌われたくないと思うあまり、だんだん自分らしさを発揮できなくなる毎日。

私は一緒にいると、息苦しさを感じるようになっていきました。

なかなか裸になれない私を、最初は待っていてくれました。

でも次第に彼も距離を取るようになりました。

少しずつ離れていくのを感じていましたが、それでもどうしようもありません。

裸になって胸を見せるのは、私にはハードルが高すぎました。

結局、数ヶ月間で振られました。理由は「他に好きな人ができたから」。

すいぶんありふれた理由だなと思いましたが、引き止めることもできませんでした。

破局することになったのは自分にも理由があると、わかっていたからです。

でも少し後に彼が好きになったのは、巨乳で美人な私の女友達だと知りました。

その時はさすがにものすごい敗北感で、何もやる気がおきませんでした。

バストアップに怒涛の出費

ハイウエストボトムを履きこなして正面を向いて立っている女性出典:Weheartit

彼氏にふられたのは胸のせいだと思い、ちゃんとお金をかけて解決しようと思いました。

とにかくバストアップにいいというサプリメントやジェルなどを何個も買いあさり……。

時には合わない商品もあって、かぶれてしまったり、ニキビや乾燥で肌がボロボロになったり、あまりにひどい状態になった時は、皮膚科に通院していた時期もありました。

また昼間は数十万もする補正の下着を購入して使っていましたし、夜寝る時はナイトブラを着用していました。

ローンまで組んでエステに行き、マッサージを受けたりもしました。

そこまでしても胸の大きさにあまり変化はなくて、だんだん絶望するようになっていきました。

最終手段は豊胸手術かな…と考え始めていました。

水着を着て海で焼いている女性出典:Weheartit

貧乳に悩んだ私は、豊胸手術のパンフレットを取り寄せてみました。

術前の写真と術後の写真はビックリするほど胸が綺麗になっていて、モデルさんの表情も明るくなっていました。

これなら、私の悩みの全てが解決するんじゃないかと思いました。

本当に長い間考えました。

でも……

最終的にはやめました。

手術である以上はメリットもあるけど、デメリットもあります。

豊胸手術は決して悪いことだとは思いませんが、私には合わないだろうという決断をしました。

やめた最大の理由はパッドを入れていた時に感じていた、自分を偽っている感覚をずっと持ち続けるのは嫌だと思ったからです。

もしもこの先、また彼氏ができた時に豊胸手術をしている事を打ち明けるのか、それとも黙っているのかで悩む自分が、容易に想像ついてしまったのもあります。

ヨガに通うことに

海辺でヨガのポーズをしている女性出典:Weheartit

豊胸手術をやめて、それ以外ではあらゆる手を尽くしているつもりでしたが、何をやっても結果が出ないというのは、かなり大きなストレスになっていました。

バストアップをあきらめ始め、無気力な日々が続きました。

かろうじて会社と家を往復してはいましたが、あまり毎日が楽しくないし、出会いもないので、なんとなく生きている……という感じでした。

そんなある日、近所に新しくヨガスタジオができました。

ヨガはやった事がなかったので少し興味を持ち、体を動かすのにちょうどいいと思い通い始めました。

今まで運動不足だったため、身体は悲鳴を上げていましたが、徐々に楽しくなってゆきました。

ただヨガのポーズは胸を反らすものが多く、そういったポーズになると私は萎縮してしまって、なかなかうまくできないでいました。

そんなある日、ヨガの先生が終了後に話しかけてきたんです。

「何か難しいポーズとかある? わからないものは教えるから聞いてね」と。

そこで私は正直に話すことにしました。

ヨガで悩んでいるというよりは、胸を反らすポーズは恥ずかしいこと。

学生時代から胸の大きさに悩んでいることなど。

すると先生は言いました。

「胸は男性のためにあるものではないし、あなたを卑屈にさせるものでもないのよ」

「胸だけで好きだと言ってくる男性なんて、たいしたことないわよ」と。

そこで、少し目が覚めた気がしました。

確かに私は胸が小さいと言われたくないために、いつのまにか猫背になっていました。

下を向いて歩くことが多かったし、彼氏に対しても、いつもビクビクしていたように思います。

うまくいかないこと全てを胸のせいにして、自分の内面を磨くことを忘れていたんです。

そして先生はもう一言いいました。

「あなたが堂々と私は私! と生きていれば、楽しくなるわよ」と。

意識の変化

海に行って肩がやけてしまった女性出典:Weheartit

それからは少しずつ、胸のことで卑屈にならないように気をつけました。

胸の大きさよりも形や張り、乳首の色が綺麗でいられるようにと、意識を変えたんです。

また首や鎖骨が綺麗に見えると色っぽく見えるので、そういった場所もちゃんとお手入れするようになりました。

ブラジャーにパッドを入れるのもやめました。

自分に自信がなくなると、顔の表情が乏しくなったり、暗くなったりするので、周りは余計離れていきます。

だからまず、笑顔で過ごす、姿勢をよくするなど、自分に自信を持つように努力していきました。

また普段の食事をバランスよく食べる、きちんと睡眠を取る、くよくよしない、ストレスがたまったと思ったらうまく発散するなど、当たり前だけどなかなか実践できないことを、なるべく意識してゆくように。

するとなんとなく明るく過ごせるようになり、胸が小さいというコンプレックスも、あまり気にならなくなってゆきました。

今もサプリメントは飲んでいますが、それはかつて飲んでいたバストアップ用ではなく、日々の食事で足りない栄養を補うもの。

補正下着やジェルは処分しました。

ナイトブラはバストアップのためというよりも綺麗な形を保ちたいから、という理由で使っています。

貧乳は立派な個性

遊園地で空中ブランコを楽しんでいる女性出典:Weheartit

一度きりの人生を、貧乳コンプレックスに振り回されるのはもったいないです。

もちろん好きになった男性が巨乳好きだったら、めげそうになるかもしれません。

でも女性の魅力はそこだけじゃないはず。

笑顔や話し方、指先や髪の毛が綺麗などいくらでも他に素敵なところはあるはずです。

胸の大きさを短所ととらえず個性として考え、他の部分を磨くというのが私の結論でした。

貧乳だって考え方次第で楽しい毎日になります。そこに気づけてよかったなと思います。

私はかなりの時間とお金を胸の悩みに費やしてきました。

それでもその時間やお金は無駄だとは思っていません。

あの努力があったから、私は胸の大きさ以外で勝負しようと思えたし、内面や外見を磨く楽しさもわかりました。

だから今悩んでいる人たちにも、違う視点で自分を見つめなおして欲しいなと思います。

私は、しばらくして新しい彼氏ができました。

全部を見せるのにはやっぱり勇気がいりましたが、彼は気にしないよと言ってくれました。

「むしろ形も綺麗だし、手のひらサイズでちょうどいいから俺は好きだな」とまで言ってくれました。

世の中の男性はみんな巨乳が好きだと思い込んでいた私は、目からうろこでした。

そんな彼と結婚して早10年。

彼は変わらずそばにいてくれますし、私も胸のことで卑屈になることはありません。

今、とても幸せです。

Top image via Weheartit

Written by xxrie68

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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