NICOLY:)[ニコリー] コンプレックスの悩み解決・応援サイト

医師が教えるコンプレックス解決サイト
監修済記事:1037記事

メルマガ登録

2016年05月19日 更新 | 18,438 views

デカ目至上主義に物申す。一重に悩み続けた私が行き着いた結論 [体験談]

私は腫れぼったい一重まぶたがコンプレックスでした。中学生の頃から周りに一重のことを言われ、高校では「死んだ魚の目」と言われ、恋愛さえ出来ませんでした。海外留学しても状況は変わらなくて絶望的な気持ちに。そして、ある日一重だった友人が整形でパッチリ二重になり、整形を進められるようになりました。

ママにベッタリな可愛い愛娘と遊んでいる様子出典:We heart it

私のまぶたは分厚い一重です。

自分の目が細く小さいことは幼い頃から認識していましたが、もちろん当時は

「一重まぶたがイヤ!」

などといった思いは全くありませんでした。

自分で言うのもおこがましいですが、子供の頃は一重まぶたでもそこそこ可愛い顔をしていたと思うし、人からもよく可愛いと言われていました。

ところが、中学校に入学した頃から、周りの人に私の目についていろいろと言われることが増えてきたのです。

一重にコンプレックスを持ち始めた中学時代

車の窓から顔を覗き込んでいる女性出典:We heart it

自分の目のことが気になり始めた最初のきっかけは、中学校の音楽の先生からの指摘でした。

その先生から私の母に、

「A子さん(私)はいつも無表情で目に覇気がない。何か悩みを抱えているのではないか。」

と話があったらしいのです。

当時の私は何か特別に思い悩んでいることもなく、楽しい中学生活を送っていたごく普通の女の子でした。

その音楽の先生だけではなく、別の先生たちにもいろいろな事を言われました。

普段と変わらず真面目に授業を受けていたにもかかわらず、

「A子!寝てるのか?」

と言われ、クラスメイトに笑われたり、ちゃんと先生の顔を見ていたのに

「どこを見ているんだ!」

と怒られたこともありました。

なんでそんなふうに思われてしまうのか?

その原因が私の一重で小さい目であることはすぐにわかりました。

まぶたの肉が多くいつも腫れているような目をしていたので、遠くから見ると寝ているように見えたかもしれません。

目が細く小さいので眼球はほとんど見えません。

どこを見ているかわからないと言われたり、目つきが悪く覇気のない表情に見えてしまったのも納得です。

自分の何気ない目つきや表情が、他人にそのような印象を与えていることを知り、ひどく傷つき落ち込んでしまいました。

それ以来、異常なまでに自分の目を気にするようになってしまいました。

中学生の身分でアイメイクや整形などすることはできません。

それまで悩みなんてほとんどなかった私でしたが、どうしようもない現実に、以前のように自由に自分をさらけ出すことができなくなりました。

小学生の頃は天真爛漫でクラスのリーダー的存在だった私が、だんだん暗くて目立たない地味な人間に変わっていきました。

高校入学後

顔を黒いネイルをした手で覆っている三つ編みの女性出典:We heart it

高校に入ると、先生からの指摘はなくなったものの、今度はクラスメイトの男子に陰でいろいろ言われるようになりました。

当時ちょっと気になっていた男子から

「あいつは死んだ魚みたいな目をしている」

と言われたのを聞いたときは、高校を中退したいほどショックを受けました。

私は完全に「ブスな女子」のカテゴリーにいました。

私の性格にも原因があったのはわかっています。

しかし、当時の私はウジウジと悩んでばかりで、自分の性格を変えることができませんでした。

そのうち、女子の友達以外とは話をするのが怖くなり、男子とは目を合わせることも躊躇してしまうほどでした。

私が通っていた高校は男子生徒が多い学校で、私のクラスも40人中たった10人しか女子がいませんでした。

高校を卒業するまでに、私以外の女子9人全員は男子から告白されたり、彼氏ができていましたが、私1人だけ彼氏どころか誰にも告白されず、恋愛に無縁の高校生活を送りました。

次第に学校に行くことが辛くなり、精神的ストレスによる体調不良で欠席することが多くなりました。

自分に少しだけ自信が持てたアメリカ留学

髪の毛をアップにしてお出掛けしようとしている女性出典:We heart it

高校を卒業すると、以前から憧れていたアメリカへ留学しました。

小さい頃からアメリカのドラマや映画が大好きで、英語も得意だったので留学を決めたのですが、高校のクラスメイトたちから離れたいという思いもありました。

当時はメイクも始め、マスカラをつけると少し目が大きくなるので、中高生の頃より随分と目の印象がアップしていると自分では思っていました。

それに「海外ではいかにもアジア人といった切れ長の目のほうが人気がある」といった噂をどこからか聞いていたので、「こんな私でもアメリカへ行けばモテるかも?」と甘い期待も抱いていました。

現実は甘くありませんでした。

留学先の語学学校にはヨーロッパや南米から来た留学生もたくさんいました。

そのなかで、特に南米から来た留学生たちが、しきりに私に向かって目を横に引っ張るポーズをするのです。

そして

「A子はいつもどこを見ているかわからない。そんな目でちゃんと前が見えてるの?」

などと真面目な顔をして聞いてくるのです。

「ああ、どこへ逃げても一生そんなふうに言われ続けるのだ」

と絶望的な気持ちになりました。

しかし、中国や台湾から来た留学生のなかに、私の目が好きだと言ってくれる人たちがいたのです。

人種的な感性の違いなのか、それとも私に気を使って言ってくれていたのかは不明ですが、その人たちの言葉にとても励まされました。

久々に会った友達が二重に

ブルーの瞳とまん丸な黒目出典:We heart it

日本に帰国してからは、OLとして働いていました。

ある日、中学時代からの友達と久々に会うことになりました。

その友達も一重まぶたにコンプレックスを持っていた子でした。

待ち合わせ場所に現れた彼女を見てびっくり、なんと二重まぶたになっていたのです。

彼女は

「みてみて~二重にしたんだよ!」

と嬉しそうでしたが、正直言ってとても不自然な二重まぶたでした。

常に目を見開いているような状態で、普通の顔をしても笑っても目に変化が出ないのです。

まだ見慣れてないからかも?と思いましたが、それから数年経った現在でもやはり変に見えるのです。

決して二重になった彼女が羨ましくてひがんでいるわけではありません。

その後、他の中学時代のクラスメイトたちに会いましたが、みんな彼女の二重が変だと言っていました。

でも本人は

「A子ちゃんも二重にしたほうがいいって!表情が明るくなるよ!」

と大満足の様子です。

今でも頻繁に

「何で二重にしないの?アイメイクが楽しくなるのに。」

と言ってきます。

無意味なアイメイク

お花を浮かべたお風呂に沈んでいる女性出典:We heart it

確かに、二重まぶたはアイメイクの楽しみが広がります。

一重だとアイメイクしたくても上手くいきません。

雑誌などで研究して、せっかく頑張ってアイライナーを引いてアイシャドウを塗っていても、他人から

「A子さんってアイメイクしないの?」

と聞かれてしまう始末です。

目の上をパンダみたいに真っ黒になるほど塗りたくれば、アイメイクしているのを気付いてもらえるでしょう。

でも、ナチュラルメイクしかしたくない私がそんなメイクができるはずもありません。

マスカラを何度も重ね塗りすれば、まぶたを持ち上げてくれるので数時間は二重っぽくなれます。

でもお昼前にはまぶたの重みですっかりまつ毛が下がってしまいます。

それに大量にマスカラを塗っているので、まつ毛がヒジキみたいになったり、時間が経つとパンダ目になってしまうので本末転倒です。

やっぱり二重になりたくて

一点を見つめている長いまつ毛で青い瞳の女性出典:We heart it

そんなときには、やっぱり二重になりたいと切実に感じていました。

整形すれば一発で悩みは解消するかもしれません。

でも友達のような不自然な二重まぶたになってしまうかも?と思うとなかなか決断できませんでした。

そこで、整形せずに二重になる方法はないものかと、いくつか試した物があります。

まずは、まぶたに二重のクセを付けるテープを使ってみました。

夜寝る前に貼りつけるタイプでしたが、つけてすぐは二重になるのですが、朝起きたときにはすっかりはがれてしまっています。

昼間につけてもまぶたの重みで数分後にははがれてしまいました。

液状のタイプも使ってみましたが、すぐに取れてしまい、まったく二重になりませんでした。

テープは諦めて、次はつけまつげを試しました。

軸が太くしっかりしたタイプのつけまつげをつけると、くっきり二重になり、大成功したと当初は喜んでいました。

「目が大きくなったせいで表情もイキイキしてる!」

と思っていたのですが、そのうち自分の顔にものすごい不自然さを感じ始めたのです。

何だか二重がしっくりこないのです。

そのうち慣れてくると思って続けていましたが、いつまで経っても自分の顔が気に入りませんでした。

そして気が付いたのは、

「私は本来の自分の顔が好きなのだ」

ということでした。

私の場合、二重になると他の顔のパーツとのバランスがとても悪くなってしまうのです。

それが違和感の原因でした。

目だけ大きければいいわけではなく、人間の顔はバランスが大切なんだということを思い知りました。

一重まぶたの人がコンプレックスを持ってしまう原因は何?

パープルのアイシャドー、リップ、ネイルを合わせた女性出典:We heart it

なぜ一重まぶたの人の多くがコンプレックスを持ってしまうのでしょうか?

私のこれまでの経験からすると、他人からの指摘と、世の中の風潮が大きな原因だと思います。

誰だって、他人から自分の容姿のことを指摘されると、とても気にしてしまうでしょう。

「目は心の鏡」「目は口ほどに物を言う」

という言葉があるおかげで、目のことを悪く指摘されると、それだけで自分の内面までダメだと言われているような気持ちになってしまうのではないでしょうか?

他の国の事情はよく知りませんが、日本のモデルや芸能人には二重まぶたで目が大きい人が多く、それが美男美女の基準となっており、特に女性はその傾向が強いと感じます。

モデルや芸能人は憧れの対象になるので、二重や大きい目に憧れる人が増えるのも仕方のないことかもしれません。

しかし、モデルや芸能人でもたまに、目は魅力的なのですが、鼻や口の形はお世辞にも綺麗とはいえず、歯並びがとても悪い人もいます。

それはそれで、その人の生まれ持った個性なので批判するつもりはありません。

ただ、そういった人でも美女やイケメンと呼ばれている状況から察するに、目が大きいだけで美男美女のカテゴリーに入れてしまう風潮があるようです。

それには少し疑問を感じてしまいます。

二重だと本当に可愛い?幸せ?

花束をプレゼントしようと選んでいる女性出典:We heart it

高校時代、同じクラスにとても目の大きい女の子がいました。

彼女はちょっと性格がキツく、すぐに機嫌が悪くなってしまう子でした。

いつも口はへの字で口角も下がり、私から見ると大して可愛くなかったのですが、男子にはモテモテで、女子のなかにも

「あんな目になりた~い」

と言っていた子も多くいました。

しかし、私は彼女に魅力は感じなかったし、彼女のような目になりたいとも思いませんでした。

また、以前ある美容室に行ったとき、担当してくれた美容師さんが、

「一重なのがコンプレックスだったから、結婚相手は二重で目が大きい男の人を選んだ。彼の性格なんてどうでもよかった。おかげで娘がぱっちり二重に生まれてきて感謝。でもすぐに浮気されたから離婚したけどね~」

と話しているのを聞いて、複雑な心境になりました。

幸せのかたちは人それぞれだし、どういった選択をするかはその人の自由です。

とはいえ、なんだかその美容師さんは人生で大切なことを見失っているような気がしました。

ぱっちりとした目は確かに愛らしく魅力的です。

動物でもそうでしょう。

それは揺るぎない事実です。

しかし、人間は多様性を持った生き物です。

見た目だけでなく、内面からでる雰囲気や、全体のバランス、性格、声、話し方など、いろんな要因を総合したものが、その人の「魅力」となるはずです。

コンプレックスから学べることもたくさんある

屋上から立ち並ぶビルを見ている女性出典:We heart it

とはいえ、自分の目や顔に対するコンプレックスがなくなったわけでは決してありません。

アイメイクをするたびに

「二重だったらいろんなアイシャドウが使いこなせるのになぁ」

とか、ショッピング中にふと鏡に映った自分の顔を見て

「目がもっと大きかったらいいのに」

なんて思うことはしょっちゅうあります。

でも、「一重だから自分はブスだ。人生で損をしている。」なんてネガティブに考えることはなくなりました。

そういったマイナスな思考を持ち続けることが人生に悪影響を与えていることに気が付いたからです。

二重まぶたになりたいならそうすればいいと思います。

それで自分が本当に幸せになれるなら、整形だって素晴らしいことです。

しかし、流行や他人の意見に惑わされて自分を見失っている状態では、冷静な判断ができないかもしれません。

まずはありのままの自分を受け入れ、認めることが大切なのではないかと思っています。

それに、コンプレックスを持っている人のほうが人間味があって好感が持てます。

コンプレックスは解消することだけが目的ではなく、それを受け入れて成長するために人生に必要なものなのではないでしょうか?

少しおおげさな考え方かもしれませんが、私が一重まぶたに生まれてきたのは、こういったことを学ぶためだったのかもしれません。

そういう考え方ができるようになってから、心に余裕が生まれたのか、ここ数年

「優しそうな顔になった」「前より若々しくなった」

などと言われることが多くなりました。

以前に比べてコンプレックスと上手く付き合えるようになって、気持ちも楽になりました。

Written by chamaeru

Top image via Weheartit

他の体験談も見てみる!NICOLYコンプレックス体験談

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

関連するキーワード

注目の記事

【大人気】ブログより詳しい!整形の痛みやダウンタイム・術後経過すべて見せます!美容整形体験レポートシリーズ

【大人気】ブログより詳しい!整形の痛みやダウンタイム・術後経過すべて見せます!美容整形体験レポートシリーズ

NICOLY編集部では、カウンセリングから術後経過までの画像がたっぷりの、美容整形体験レポートを公開しています。切らないプチ整形から、脂肪吸引まで読み応え十分。NICOLY編集部いちおしの記事です。随時更新中!

46062 views | 整形二重脂肪吸引脂肪溶解注射

カテゴリ一覧

この記事のライター

本日のアクセスランキング

いまNICOLYで人気の記事

話題のキーワード

いまNICOLYで話題になっているキーワード

専門家ライター募集

NICOLYで記事を執筆していただける医師を募集

NICOLYでは「コンプレックスで悩んでいる人を笑顔に」というビジョンのもと毎日記事を更新しています。信頼性の高い記事を出し続けるために、記事の執筆をしていただける医師を募集しています

専門家ライター募集フォーム

編集者募集

NICOLYで記事を編集してくれる編集者募集

NICOLYでは「コンプレックスで悩んでいる人を笑顔に」というビジョンのもと、一緒に働いてくれる編集者を募集しています。

編集者募集フォーム

関連する記事

この記事に関連する記事をピックアップ