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2016年05月25日 更新 | 9,558 views

かゆい。あれ?もしかしてアトピー? 普通のかゆみとアトピー症状の見分け方

アトピーはまだまだ解明されていない病気。そのため、アトピーと似た症状でも、自分でアトピーかどうか判断することは難しいです。単にかゆいといっても、まだまだアトピーかどうかは分かりません。いったい単なるかゆみとアトピーのかゆみはどう違うのでしょうか。今回は、アトピーの症状によるかゆみとアトピーではないかゆみがどう違うのかを紹介します。

アトピー性皮膚炎と聞いて、真っ先に思いつく症状はかゆみではないでしょうか?

実際にアトピーになると、夜も眠れないくらいの強いかゆみに襲われます。その他にも湿疹や乾燥肌など、アトピーの症状は肌のトラブルがほとんど。 でも、日常生活でもかゆみを感じることはありますよね。それに湿疹や乾燥肌だって、誰にでも起こりうること。

実はこうした肌のトラブルと、アトピーの症状の見分け方は非常に難しいんです。実際の判断は医師の受診が必要ですが、その基準は「症状が続く期間」「くり返すこと」だと考えればいいでしょう。

この記事に書いてあること

  • アトピー以外の肌トラブル
  • アトピーの症状トップ3
  • アトピーと普通の肌トラブルの見分け方

アトピーと間違いやすい肌のトラブル

うつむき加減の女性出典:Unsplash

最初に、肌が敏感な人などに起こりやすいトラブルから見てみましょう。医学的には非常に多くの症状に分けられますが、分かりやすく大まかにまとめて紹介します。

乾燥肌

ドライスキンとも呼ばれる症状で、主に肌の角質層の水分が不足して起こります。通常は肌がカサカサした状態になることですが、症状が進むと肌に白く粉をふいたようになり、アトピーの症状と良く似ています。

原因は加齢・ストレス・睡眠不足などによって、皮脂量が減少したり、「天然保湿因子」「細胞間脂質」など肌の保水機構が崩れることです。

蕁麻疹(じんましん)

じんましんも良く知られていますが、いろいろな原因で引き起こされる複雑な肌のトラブルです。主な原因になるのは、さまざまなアレルゲンへのアレルギー反応や、運動や入浴による体温の上昇。

その他にも「アセチルコリン」という物質が関わる「コリン性じんましん」などもあります。 原因にかかわらず症状はほとんど同じで、急に赤みがかった発疹が出て、かゆみや痛みを感じることもあります。ただしアトピーの場合と違って、長くても症状は数時間程度で消えます。

湿疹(しっしん)

最も一般的な肌のトラブルが湿疹です。皮膚炎と呼ばれる症状も、同じものだと考えていいでしょう。湿疹は主に外からの刺激に対する、肌の防御反応によって起こります。

原因としてはアレルゲンへの反応、皮脂の分泌異常、太陽光への反応、細菌による感染症などさまざま。症状がアトピーと非常に良く似ていて、見分け方が難しいのですが、適切に治療すれば短期的に治まることがアトピーと違います。

アトピーの症状トップ3とその原因

憂うつそうな女性出典:Unsplash

アトピー以外の肌のトラブルを理解したところで、次にアトピーの主な症状を見ながら、その違いを確認してみましょう。

1. アトピーによる乾燥肌

アトピーによるかゆみの原因のひとつに、皮膚の乾燥が挙げられます。 アトピーの人の多くは、「セラミド」「コラーゲン」の生成が弱まりやすく、乾燥肌になりやすいんです。 その上、角質層と呼ばれる皮膚の表面が乾燥してしまうと、かゆみが発生しやすくなってしまいます。

これはかゆみを感じる神経が、肌の乾燥によって皮膚の表面まで伸びるようになってしまうから。そのため、少しの刺激でもかゆみを感じるようになってしまいます。 アトピーは突然激しいかゆみが始まるのではなく、乾燥から悪化していくことを覚えておきましょう。

2. アトピーによるかゆみ

アトピーの肌では、常にバリア機能が低下しています。すると肌が敏感になり、少しの刺激が外部から加わっただけで、かゆみに変換されてしまうんです。

アトピーの炎症部分には、「黄色ブドウ球菌」が他の人よりもかなり多いことが分かっています。この菌が「デルタトキシン」という毒素を作り出し、それが「肥満細胞」を刺激すると「ヒスタミン」というかゆみのもとになる物質を作り出します。 そこで最近は、黄色ブドウ球菌を抑えるアトピー治療も進歩してきています。

3. アトピーによる湿疹

アトピーでは、赤みのある湿疹だけでなく、小さく盛り上がった湿疹、水分が多くジクジクした湿疹、またはしこりのような湿疹などの症状が見られます。また、アトピーが長引くと皮膚がごわごわと硬くなる症状も多いよう。

このような湿疹が左右対称に出るのも、アトピーの症状の特徴です。 顔、首、ひじの内側、もものつけ根、ひざの裏側が、特に湿疹が出やすい場所になります。

アトピーと普通のかゆみの見分け方

何かを問いかけるまなざしの女性出典:Unsplash

症状が続く期間で見分ける

基本的には、同じような肌のトラブルが、大人では約6か月以上で、子供では約2か月以上続く場合はアトピーの可能性があります。

これは症状を放置した場合ではなく、適切な治療を行っても治らないということ。ただし難しいのは、一度アトピーがほぼ完治した人が、普通の肌トラブルになった場合です。こうなると、真っ先にアトピーの再発を疑ってしまいますが、自己判断には頼らずに医師に相談することをおすすめします。

アトピーの特徴は「くり返すこと」

アトピーではほとんどの場合、かゆみが何度もくりかえす症状が現れます。 本来であれば、かゆみは肌についた異物を払いのけるために、一時的に発生するもの。しかしアトピーの人では、その反応が普通の人よりも激しく、長期的にくり返すアレルギー反応として出てしまうんです。

さらに、ひっかくことで皮膚のアレルギー反応が増していくので、かけばかくほどかゆみも増大。 こうなっては治療をしても、ひどくなったり、少し良くなったりのくり返しになって、なかなか症状が改善されません。これが普通の肌トラブルと比較して、アトピーの最も厄介な点だと言えるでしょう。

アトピーかな?と思ったらまず皮膚科へ

ここまで、アトピーの症状について見てきましたが、アトピーと良く似た症状の肌トラブルはいくつもあります。 そのため、自分一人で判断するのではなく、必ず皮膚科で医師の診断を受けるようにしましょう。薬局で買った薬で治療したりせず、医師の指示のもとで適切な治療を行ってください。

アトピーとそれ以外の肌トラブルは、医師でも判断が難しいもの。自分流で合わない治療法を進めてしまうと、さらに症状を悪化させてしまうことだってあります。

肌のトラブルは、スキンケアに手を抜かないことと、健康的な生活習慣を心がけることで防げます。ふだんから自分の肌に気をつけて、異常が現れたらなるべく早く医師に見せること、それが大切なんですね。

まとめ:かゆい。あれ?もしかしてアトピー? 普通のかゆみとアトピー症状の見分け方

アトピーと間違いやすい肌のトラブル

  • 肌の水分不足で起こる乾燥肌
  • 発症の時間が短いじんましん
  • アトピーと非常に良く似た湿疹

アトピーの症状と原因

  • アトピーは乾燥肌になりやすい
  • アトピーは、肌のバリア機能が低下する
  • 黄色ブドウ球菌がかゆみを作り出す
  • さまざまな湿疹が左右対称に出る

アトピーと普通のかゆみの見分け方

  • アトピーは症状が長く続く
  • アトピーの症状はくり返す
  • 肌に異常を感じたら、すぐに医師の診察を

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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