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2016年06月01日 更新 | 3,518 views

摂食障害を経験した私がまとめる摂食障害の症状と対策

摂食障害の症状は大きく分けて、「過食症」と「拒食症」の2つのパターンがあります。実はこの病気は自覚症状がないことが多く、気づかないうちに摂食障害になっていた!ということが多いんです。自分が摂食障害ではないかや、摂食障害の原因と対策をチェックしてください。摂食障害は正しく向きあえば治すことのできる病気です。

「摂食障害」という言葉は聞いたことがあっても「自分が摂食障害になる」とは思っていない人が多いのが現状です。

しかし、摂食障害は誰でもなり得る身近な病気なんです。

そこで、摂食障害の症状や原因と対策を紹介します。

摂食障害とは

摂食障害は様々な心理的要因からで普通の食生活が送れなくなってしまう心の病気です。

摂食障害には過食症拒食症の2つのパターンがあり、様々な心理的要因で食事を拒絶してしまうのが「拒食症」で、反対に過剰に食事をしてしまうのが過食症です。

どちらかの症状で苦しんでしまうこともあれば、両方の症状の繰り返しで苦しんでしまう人もいる病気です。

そして、摂食障害の問題点はかかっている本人に病気の意識がないことが多い点です。

私自身、ダイエットがきっかけで摂食障害になったことがありますが、その症状は自分では気付きにくいものでした。普通だと思っていた習慣が気付けば摂食障害という病気になっていたんです。

摂食障害の症状とは

摂食障害になっている人は自覚症状がないことが多いです。

自分が摂食障害かどうかをチェックするために以下の症状が自分にあてはまらないか確認してみてください。

過食症

  • ストレスを感じると食べ過ぎてしまう 
  • 食べ過ぎた罪悪感で吐いてしまう 
  • 一人の時を見計らい短時間で大量に食べてしまう 
  • 下剤を使って食べた分を強引に排出したくなる

など、食べ過ぎてしまいたくなったり、食べ過ぎの罪悪感で嘔吐や下剤に頼りたくなるのが特徴です。

拒食症

  • あまり食事を取らなくなる 
  • 食べることに恐怖を感じる 
  • 低カロリーのものしか口に出来なくなる 
  • 体重が極端に少ない

など、食事を体が受け付けなくなったり、そのせいで体重が減ってしまうのが特徴です。

摂食障害の3つの原因

摂食障害には、原因と対策があります。今後、摂食障害にならないためにも、摂食障害を克服するためにも、自分の摂食障害の原因と対策を把握しておきましょう。

1.家庭、学校、職場からのストレス

ストレスは摂食障害の大きな原因となります。

例えば「明日の仕事が嫌で眠れない」「学校に行きたくなくて朝お腹が痛くなる」なんてことを経験したことはありませんか?たまにであれば問題ないものでも、慢性化すればそれは立派な病気です。

2.ダイエット

過度なダイエットは摂食障害を引き起こす可能性があります。

私が経験したのもこのパターンで「もっと痩せたい」がいつしか「痩せなければいけない」に変わっていました。こうなってしまうと食事を取れなくなったり、食べたものの吐いてしまうといった摂食障害の症状が出てきます。

3.遺伝

摂食障害には遺伝的要因があるとも考えられています。

テキサス大学サウスウエスタンメディカルセンターの研究チームの発表によると、「摂食障害との関連が考えられる遺伝子変異を発見」したそうです。

ただし、遺伝だけが原因ではなくストレスやダイエットのような環境的な要因と合わさった時に発症する可能性が高くなるようです。

摂食障害の原因としては、ストレスとと、過度なダイエットが大きいようです。

摂食障害の対策

摂食障害の大きな原因はストレスとダイエットなので、これらと上手に付き合うのが一番の対策と言えるでしょう。

人は食欲を含めた様々な欲を理性で抑えています。その理性が働かなくなるほどのストレスを抱えた時が一番危険です。

ストレスの元自体を取り除くのはなかなか困難ですが、溜まってしまったストレスを解消する方法があるだけで随分と変わるのではないでしょうか。

例えば仕事で失敗してしまった時に愚痴を聞いてもらったり、嫌なことがあった時に泣ける映画を観て思いっきり涙を流したり 。 外へ発散する方法はもちろんのこと、何か趣味に打ち込んだりスポーツで体を動かす方法も有効です。

また、ダイエットに取り組む場合は事前に実現可能な計画を立てることが重要です。

無理なダイエット計画は焦りを生み、「食べない」などの強硬手段に手を出しがちです。

そうなる前に、自分ができる範囲の長期的な目標を決めることで、過度なダイエットを未然に防ぐことが出来るでしょう。

摂食障害を克服するためにできること

男女のグループで合コンを楽しんでいる様子出典:woman.mynavi.jp

摂食障害をすぐに完治させる!ということはなかなか難しいでしょう。摂食障害は心の病気、病気というものは日々少しずつ改善していくというのがベストです。

摂食障害を克服していくための具体的な対策を、以下に紹介します。自分でもこれならできそう!というものをチョイスしてぜひ実践してみてくださいね。

ストレスを溜めない、気持ちを楽にする

ひとつ前の章でもお話しましたが、摂食障害の大敵はストレス。溜まりに溜まったストレスのはけ口として、人は暴食に走ったりまったく食べ物を口にしなくなったりしてしまうのです。

ストレスを解消する方法というのは、人によってさまざまで「これ!」というものに個性が出てきます。しかし何をしたらストレス解消になるのか自分でもわからない・・・という方は、案外多いのです。

人間の生理的に共通してストレスを減らせる具体例を紹介していきましょう!

  • 涙を流す
  • 思いっきり笑う
  • 軽めの運動をする
  • 前向きな気持ちを持つ

最初の二つは、何か映画やコメディー番組を見るなどしてすぐに実行できそうですよね。受動的なコンテツンツでかまいません、泣いたり笑ったりすることでストレス値を下げることができるのは医学的に証明されている事実です。

体を動かすことがストレスの軽減につながることも、有名かと思います。汗を流すことによって血液や体液の循環がよくなることで体の調子も良くなり、うつな気持ちを打破するような物質が体内に放出されるようになります。

前向きな気持ちになる、というのはなかなか難しいかもしれません。ただ毎日出かける前に鏡に向かって笑いかける、自分のいいところを2~3個口にしてみるなど些細なことからで構わないのではじめてみてください。

どれも毎日少しずつでいいので継続することが大切です。時間を取らないものばかりなので、ぜひ摂食障害の対策として取り入れていきましょう!

食事はなるべく大勢ととる

摂食障害が陥りやすい環境は、「一人でごはんを食べる」という状況です。誰の目もないところで食事をすることで、ありえないほどの暴食をしたりほとんどごはんを食べなかったり・・・そういった過度な摂食環境を作り出してしまうのです。

周りの目があれば、そういった過度な行いはできにくくなります。あえて食事を衆人環視のもとで行う環境を、がんばって作ってみてください。

実家にいる人は家族と、一人暮らしをしてる人は職場の人や友達と・・・ぜひ楽しく複数人と食事をとるようにしましょう。

誰かといっしょに食事をすることによって暴食すれば注意されるでしょうし、まったく食べ物を口にしなければ「どうしたの?」と気に留められることと思います。

こういったちょっとしたコミュニケーションは、摂食障害からあなたを救い出すとっかかりになるはずです。

さらに摂食障害になっている人の中には、「食べる→太る→だらしない」という食に対して後ろ向きな考え方を持っている人も多いです。

この嫌悪感を払拭するためにも、大勢で食事をするということは摂食障害克服の大切なキーになってきます。

食事を複数人でわいわい摂ることによって、「食べること=楽しい」というポジティブな気持ちが湧きやすくなるのです。

こうなれば摂食障害を改善できる日も近いです。食事に対する根本的な考え方の矯正が成功すれば、摂食障害は完治することができます!

もしかしたら自分は摂食障害かも。と思ったら

怖がらずに病院へ

上記の摂食障害の症状を読んで少しでも当てはまった人は、早めに精神科、心療内科を受診しましょう。

こういった病院は敬遠されですが、最近では明るい雰囲気の病院も多くなっています。

自分だけで判断せず、医師の助けを得て病気を治していきましょう。

誰かに相談してみる

もしどうしても病院へ行くのがためらわれる場合は、家族や親しい友人へ相談してみましょう。

自分が気付かなかっただけで周りはその変化を気にかけてくれているかもしれません。また、一人で病院に行くことが不安な場合、付き添ってもらうことで不安が減るでしょう。

摂食障害は治せる

摂食障害と言うと難しく聞こえますが、その症状は誰にでも起こり得るものです。

誰もがなる可能性がある、という点を考えれば「心の風邪」とも言えるかもしれません。

「仕事でイライラしたから今日はいっぱい食べる」や「最近太ったから今日は食事を抜く」など最初は些細な行動が切っ掛けでこの病気になるケースだってあるんです。

心からくる病気なので完治まで時間が掛かる場合もありますが、私が乗り越えられたように、不治の病ではありません。

摂食障害かなと思ったら放置をせず、早め早めの行動を心がけましょう。

written by aoao_1

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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