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2016年03月19日 更新 | 8,194 views

肥満を内側から改善。ダイエットに効くコルセットの正しい使い方

管理栄養士 岩月啓四郎

この記事は、管理栄養士 岩月啓四郎が監修しています。

中性ヨーロッパで体を美しくみせるために使われていた「コルセット」。今ではダイエットとして、コルセットを使う人が急増していますが、なぜ高いダイエット効果が得られるのか?そんな疑問に答えるべく、効果がでる理由と正しい使用方法について今回くわしくお教えします。

コルセットの柄のアイシングクッキー出典:We♡it

最近ダイエットとして、コルセットがブームになっています。

ファッションとして、コルセットを付けているうちに痩せを実感する人が、主にモデルたちの間で増えていった……というのがブームの原因。

では、なぜコルセットでダイエット効果を得ることができたのか、その理由について今回お教えします。

コルセットとは

コルセットとは、元々は19世紀にヨーロッパで流行した、ウエストを細く見せるための体型補正用の基礎下着です。

今では一般にコルセットと言えば腰痛のときに巻くようなものが一番イメージしやすいでしょう。

コルセットブームの火付け役

コルセットブームの始まりは、ハリウッド女優のジェシカ・アルバが「コルセットを付けていたら痩せた」とSNSに載せたことが始まりです。

ファッションの分野でも、見た目をきれいに細くすることから、人気がじわじわと出てきました。

コルセットのダイエット効果

シャツをきた清楚な女性が胸元に手を当てている様子出典:We♡it

コルセットの役割は、腹部や腰部を引き締め姿勢を正すというもの。

姿勢を正すことが、インナーマッスルといわれる骨盤底筋群や大腰筋、腸腰筋といった腰の部分の筋肉と腹横筋や腹直筋といったお腹まわりの筋肉を鍛えることにつながっています。

姿勢を正して基礎代謝をアップさせる

インナーマッスルは抗重力筋とも言われ、正しい姿勢でこそきちんと働きます。

きちんと筋肉を使えるようにすることで、筋肉でのエネルギー消費量(基礎代謝)のアップにつながりダイエット効果が得られます。

姿勢を正すだけで、食べることへのストレスがないのがコルセットダイエットのうれしいところです。

締め付けることで食べ過ぎを防止

コルセットによって腹部をしめることで、胃も引き締める効果があり、少量で満腹感を感じることが出来るようになります。

「普段から気を付けているんだけど、つい食べ過ぎてしまう……」という人にとっては、適正に近い食事量が分かるようになることが期待できます。

適正な食事量が分かるようになると、徐々に自分の食べていい量を目でも判断できるようになります。

結果として、ダイエットするための目を鍛える効果にもつながります。

出産後の体型直しにも効果的

出産後は、どうしても骨盤が開いた状態になります。

骨盤が開いてしまうと、骨盤底筋群や大腰筋などの筋肉が伸びきってしまい、姿勢が崩れてしまいがちです。

インナーマッスルは、体脂肪と一緒に内臓の位置を固定しておくように働いているもの。

そのため、インナーマッスルが緩んでしまうと、内臓の位置も正常位置からズレてしまい、下腹が出て見た目が悪くなったり、内臓機能や全身のエネルギー代謝の低下にもつながります。

コルセットで骨盤の位置を正常に戻す

出産後に、コルセットを使って骨盤を引き締めて姿勢を正すようにすることで、インナーマッスルが鍛えられるので、伸びきった筋肉が正しい長さに戻り、開いた骨盤も元の位置に戻ります。

さらに順番に内臓の位置も正しい位置に戻るので、内臓機能も正常に戻り、全身代謝も改善します。

出産後は極度の消耗状態なので、内側から改善することでダイエット効果を出すことができます。

コルセット使用上の注意

コルセットでダイエットを行うにあたって、いくつかの注意点があります。

連続使用は6時間まで

コルセットは体型補正下着なので、初めての人や今からダイエット目的に切り替えようと思う人は連続6時間までとしてみてください。

少しの締め付けでも違和感でストレスを感じるような場合には、3時間程度でインナーマッスルへの刺激として使うのが良いです。

3時間では食事と食事の間で過ぎてしまうので、食欲抑制効果とよりインナーマッスルへの効果でダイエットを狙うのであれば6時間がベスト。

長時間&強く巻き過ぎない

コルセットは、腹部や腰部を締め付けるもの。

そのため、過度に締め付けすぎると肋骨の変形や内臓の圧迫による吐き気が伴う場合があります。

また、横隔膜圧迫による呼吸困難症状や体の深部を走る大静脈圧迫による血液循環の悪化で貧血症状が起こることも。

長時間の使用によっても起こりえる症状なので、連続使用の上限時間は6時間までです。

寝ている時の使用はNG

睡眠の平均時間は、6〜8時間だと思います。

ちょうど上限時間として6時間ぐらいだから良いと思う人もいるかもしれません。

しかし、寝ている間は自分の姿勢を意識することが出来ないだけでなく、締め付けによるストレスが安眠を妨げてしまいます。

また、締め付けている部分のみ汗をかいたりして、肌が荒れる原因にもなりますので、寝ている間の使用は避けてください。

合わせて適度な運動と食事制限を

コルセット巻いているだけでは、なかなかダイエットにならないというのも事実。

コルセットを巻いても、姿勢への意識がなければインナーマッスルを鍛えることによる基礎代謝アップは効果が落ちてしまいます。

また、食欲抑制効果があっても食べ過ぎてしまっては、意味がなくなってしまいます。

なのでコルセットを使ったダイエットでは個人意識が非常に大事になります。

コルセットでダイエットをサポートしよう

女性がクラッチバックを持って立っている様子出典:We♡it

ダイエット効果はコルセットを巻くだけ、では得ることが難しいです。

ダイエットで大事なのは姿勢に対しても食事に対しても、自分で意識すること。

コルセットでサポートしながら、ダイエットを成功させましょう。

written by 岩月啓四郎

NICOLY:)編集部員がメディカルダイエットに挑戦!

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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