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2016年05月19日 更新 | 10,772 views

「お姉ちゃん口臭い」 口臭に悩む私が助けを求めた先は [体験談]

ある日妹に言われた「お姉ちゃん口臭い」。ここから口臭との付き合いが始まります。歯磨き以外にも糸ようじと舌磨きを徹底し、磨いた後は爽快感もあって臭いが気になる事はありませんが、しばらくすると気になりだします。やがて人と話す時に距離を取るようになり、社会人になるとマウススプレーが手放せなくなりました。

目元が隠れている女性出典:We heart it

口臭という言葉。

私はこの言葉に今までの36年間の人生、どれだけ悩まされてきた事でしょうか。

まず、「口臭」と聞いて周りはどんなイメージを持つでしょうか?

「不潔」「臭い」「歯磨きをしてなさそう」「虫歯がありそう」「近くで話をしたくない」「何か病気がありそう」

正直どれもこれも嬉しくない例ばかりですよね。

特に美容などに気を使う女性ならなおさらではないでしょうか。

でも長い人生をこの「口臭」で悩まされてきた私は、実際に周りから今挙げた例の内容を言われた事がたくさんあります。

今回は私が口臭を何とか改善しようと色々と試した道のりや、実際どんな場面で口臭が気になったり苦労をしたか、どんな弊害があったかなどを、お話していきたいと思います。

少しでも同じ口臭で悩む方の力になれたらと思います。

「お姉ちゃん口臭い」の一言

目を閉じているドレスを着た髪の長い女性出典:We heart it

私は中学生でした。2つ下の妹がいます。

妹がピアノを弾いている後ろから肩越しに、話しかけた時でした。

「お姉ちゃん口臭い」

妹に突然そう言われたのでした。

正直言われた時は

「臭くなんかない! 何言ってるの?」

と腹が立って妹に言ったのを覚えています。

自分で自分の口が臭いなんてそれまで思った事もなかったですし、正直ショックだったんです。

認めたくなかったというのもあります。

でも今思うとその時に妹が言ってくれた事に感謝するべきだったと思っています。

なかなか他人は遠慮して「口が臭う」なんて言ってはくれませんし、ハッキリ言ってくれる一番見近な存在は家族だと思うからです。

ここから私の長い「口臭」との付き合いは始まったわけです。

当時中学生だった私。

その時はスマホもネットも今のように普及なんてしていません。

対策などを調べようにも情報を仕入れる事がとにかくできませんでした。

「口が臭いなんてどうしよう」

とにかく不安になりました。

最初の対策は歯磨き

スッピン顔を隠している女性出典:We heart it

まず中学生だった私がした事は「歯磨き」「舌磨き」でした。

性格がおおざっぱの私は普段から歯磨きは一応していたものの、所要時間は数十秒くらいでした。

もちろん舌なんて磨いていなかったですし、フロスなんて面倒なので使ったこともありませんでした。

でも今回妹に言われた一言でひどく傷付いた私は、

「ひょっとしたら誰も言わないだけで皆私の口が臭いと思っているんじゃ……」

と思い始めたのです。

糸ようじと言われる物を初めて買いました。

それからしばらくは歯磨きの後に歯ブラシで舌を磨き、糸ようじで歯の間を磨くようにしていました。

そうすると心なしかその直後は自分の息がスッキリとしているような気がして、そのスッキリしている間だけは他人と話を至近距離でしていても気にならなくなりました。

少し自信がついたのだと思います。 

でも数時間も経つと、やはり自分の手を口に当てて「ハーッ」と息を吐いてみると臭うような気がしたのです。

実際その時に臭っていたのかどうかはわかりません。

でも、相手にその都度「私の息、臭い?」なんて事は聞けませんでしたし、きっと聞いても相手は遠慮して本当の事は言わなかったと思います。

そうするとまた自信がなくなってしまいます。

人と話をする時に自然と相手と距離を保つようになっていきました。

たかが口臭でと言われるかもしれませんが、自分の息が気になって人と会う事すら嫌になっていました。

社会人になって

正面を見つめている白銀の女性出典:We heart it

社会人になって、私はある家電製品メーカーに就職しました。

仕事は店頭でのお客様の接客です。

私は主に冷蔵庫や電子レンジなどの家電を担当していました。

毎日沢山のお客様と話す機会がとてもありました。

特に冷蔵庫などの接客は、お客様は冷蔵庫の中身なども覗きこんだりしながら商品を色々と確認されたりします。

その時にお客様と私の2人が冷蔵庫の中身を覗き込み、私が色々と仕様などを説明するのですが、お客様ととても距離が近いのです。

私はこの時間がとても苦痛でした。

「この店員さん、接客業なのに息が臭い」

と思われないかとヒヤヒヤしたのです。

そして口臭を意識するあまり、私のポケットにはいつも「マウススプレー」が入っていました。

勤務時間中、何度このスプレーを使っているか数もわからないくらい使用していました。

このスプレーを忘れてしまった時には絶望的な気持ちになりました。

それくらい私の中で「私は息が臭い」というダメージは計り知れないくらい大きかったのです。

でもこのスプレーは私にとっては救世主でした。

接客の合間にサッと片手で取り出して「シュッ」と素早くスプレーすれば周りにも気がつかれません。

この、「周りに気がつかれたくない」と思う人は私のように「口臭」を気にする人の中には多いのではないかと思います。

もちろん相手に「自分の息が臭い」事を知られたくないのは当たり前ですが、更に

「息が臭いのを気にしてスプレーしてるのね……」

と思われるのも嫌なのです。

何だか自分がみじめな気持ちになってしまうのです。

実際私はそうでした。

一度同期の仲間に私がマウススプレーをしているのを見られてしまった事がありました。

その時に

「キレイ好きなんだね~。エチケットに気をつけてるのね!」

と言われました。

もし私の息が臭くなかったら、その言葉の通り私はエチケットの為に気を付けている人なのかもしれません。

「そうなんです~。接客業だし、もし自分の息が臭ってたら嫌なんで」

などと明るく返事をしたと思います。

でも私がマウススプレーを使っているのはエチケットという「予防」の為ではなく「口臭」がある自分を「隠す」為なのです。

この違いはとても大きいです。

第一、仲間に言われた「エチケットに気をつけているのね」という言葉すらまっすぐ受け止める事もできません。

「心の中では、息が臭いからスプレーしてるのね」

と思っているのではないかと思ってしまうのです。

こんな風に「口臭」がある事によって、会う人会う人に対してとても疑心暗鬼になったり気を使ったり……

そして口が臭い自分にどんどん自信が持てなくなり、悪循環に陥ってしまっていました。

そんな私にとってこのマウススプレーとの出会いは転機でした。

何て大げさなと思われるかもしれませんが、それくらい私にとっては大きな一歩だったのです。

うつむいているロングヘアーの女性出典:We heart it

その後も続いてマウススプレーは欠かさず使っていたのですが、やっぱりずっと心で思っていた事がありました。

それは「根本的に口臭を治したい」という事です。

確かにマウススプレーとの出会いで、人と会う前には対策を打てるようになりました。

でも、それはスプレーがある時であって、ない時はやはり人と近くで話をするのが億劫になり、気を使い、疲れてしまうのです。

そんな生活がこれからも延々と続くかと思うと、悲しくなってしまいました。

そこで勇気を出して歯医者に行く事にしたのです。

私はもともと歯医者が苦手でした。

でも口臭を根本的に治したいと思ったら、歯医者を避けて通る事ができないと思いました。

ネットなどで口臭の原因を調べると、虫歯であったり身体の病気が原因かもなどといった色々な情報が出てきます。 ひょっとした私のこの口臭の原因は何かしらの身体の病気かもしれません。

でもそうなってしまうと、正直対策が難しいのです。

病気があるかどうか調べると言っても簡単な事ではありません。

色々検査をして調べるのでしょうか?

そう思うと途方もないような気がしたのです。

そうなると一番直接的に改善できそうな方法は、歯医者さんに相談する事だと思ったのです。

でも、いざ歯医者さんに行くと決めた後も、「口臭で悩んでいる」と先生に打ち明けるのは勇気がいりました。

親にも誰にも今まで口臭で悩んでいる事を言った事はありませんでした。

でも、今思えば歯医者の先生はそれこそ口の中の事についてのプロです。

仕事としてそれこそ何度も色々な歯や口臭の事についての悩みなんて毎日聞いているのですから、遠慮する事なんてなかったのです。

私も初めて「口臭の事で悩んでいて・・」と歯医者で打ち明けましたが、もろん先生は驚く事もなく(当たり前ですが)真剣に話を聞いてくださいました。

そして私はまず口の中の状態をキレイにする事となりました。

虫歯があるかどうかのチェック・歯垢を除去するという方向で通う事になったのです。

想像していなかった私の歯の状況

驚いた表情で正面を見つめている女性出典:We heart it

調べた結果、虫歯なんてないと思っていた私の歯は何本も虫歯に侵されていたのです。

痛みがなかったので虫歯はないと思っていたのが間違いでした。

そして機械を使って歯垢を取ってもらったのですが、取ってもらった後の息のすがすがしさがとても気分が良かったです。

これは歯医者によっても違うと思いますが、私の行った歯医者では機械を使って歯垢を取っていきました。

音がしますし、普段しっかり歯磨きが出来ていなかった私の歯茎からは沢山出血がありました。

それに奥の方などは磨けていなかったようで、触れると痛い箇所もたくさんありました。

「歯垢を取るってこんなに出血とかして痛いんですか?」

と聞いたのですが、先生によると、

「しっかり歯磨きをしていたら歯茎が引き締まっているので痛くはなく出血はしない」

との事だったのです。

それだけ普段の歯磨きが徹底できていなかったんだなあと反省しました。

歯垢も臭うので、口臭の原因になるようです!

そして歯磨きを頑張る事で歯茎が引き締まるので出血もなくなり、歯茎の色も健康的なピンク色になるようです。

今までの私は口臭を隠そうとする事を第一に考えていた事に気が付きました。

でもずっと隠す事はやっぱりできないんです。

それに隠すという行為は何だか自分でもしんどく、常に後ろめたさがありました。

これからは根本的に治そう!そう思うようになりました。

正直完治は今現在もできていません。

今でもマウススプレーは手放せていませんし、人と話をする時は気を使い、自分の息が気になります。

でも、前と違うのは少しずつ歯医者に通って歯垢を取ったり虫歯を治すという事を継続できているだけでも、

「いつか口臭を気にしなくていい日が来る!」

と少し明るい兆しが見えているという事です。

前はスプレーで隠すだけで何にも現状は変わっていなかったのですが、それが治す方向に動き出したのです。

プロの歯医者さんがついているので、いつか治るという希望がかなり現実的に見えてくるようになったのです。

勇気を出して歯医者にいくのが第一歩

微笑みながら正面を見つめている女性出典:We heart it

私のように口臭で悩んでいる人って多いと思います。

更にエチケットとかに敏感な若い女性とかなら悩みは深刻だと思います。

彼氏とキスをしたりするのも私はためらってしまっていました。

口臭が気になってキスもためらうなんて、何だか悲しいなと私は思っていました。

でも、私は最終的にプロである歯医者に行って相談する事で、前に進む事ができました。

わざわざ歯医者に言って口臭の事を相談なんてしたくない」と思うかもしれません。

実際私もそうでした。

でも誰にも相談できず、これから一生口臭に悩む人生が続くのかと思う方が私にとっては絶望的だったのです。

一生マウススプレーと付き合いが続くなんて嫌でしたし、第一お金もかかります。

一生買う事を考えたら結構な出費だなあなんて事も思いました。

正直歯医者に行ってももしかしたら原因が歯ではなく体の病気かもしれません。

でも、まず自分のできる事として歯の口内環境を良くしてみて、それでも口臭が改善されなかったら次の方法を考えようと思ったのです。

一つずつ方法を試してみて、いつか口臭が改善されて大きな口を空けて息を気にせず人と話ができるようになれる日を夢見て頑張っていきたいと思いました。

私のように悩んでいる人が、この記事を読んで何か前に進める助けになれたらうれしいです。

一緒に頑張っていきましょう!

written by 春ひな

Top image via Weheartit

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