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2016年05月19日 更新 | 4,217 views

人それぞれ髪色はちがう。白髪を受け入れた私なりの、考え方 [体験談]

初めて自分の白髪を発見したのが32歳の時。母親の遺伝で、後頭部に白髪がたくさん生えていました。対策として、ヘナシャンプーやコンディショナーを試しましたが、浴槽や枕が汚れたり、自然に染まること以外のデメリットが多くて断念…...。わかめや昆布も試しましたが、白髪から黒色に戻ることはありませんでした。

一つ縛りの髪の毛出典:We heart it

「あ、白髪!?」

初めて自分で白髪を見つけたのは32歳の時でした。

家系的に、父は60歳を超えてもあまり白髪が目立たないタイプでしたが、母は30代の頃から白髪に悩み始め、常に髪を染めていました。

60代に入ってからは白髪を受け入れたのか、染めることはせずに自然な髪色のまま過ごしていますが、若いころはそれなりに悩んでいたようでした。

私は太りやすいところやアレルギー体質など、父からの遺伝の割合が大きい体質だったのに、よりにもよって似たくないところだけ母の体質を受けついでしまった…...と、がっくり来たのを覚えています。

当時は発見した白髪は数が少なかったため、ピンセットで抜きとってそのまま会社やお稽古のために外出する毎日をすごしていました。

でも、これはほんの始まりに過ぎないことにすぐに気がつくことになります。

自分で見つけられた白髪は見える範囲のごくごく一部で、後頭部の髪の内側には知らないうちに白髪がたくさん生えていたのです。

美容師さんに言われた一言

白銀カラーの女性出典:We heart it

私は茶道をしており、たまに着物を着てお茶席に出ることがあります。

普段は自分で着付けも神のセットもするのですが、初釜など改まったお茶席の場合は美容院できちんと髪をセットしてもらっていました。

いつものようにお茶会のために美容院で髪をセットしてもらっているとき、担当の美容師さんがさりげなさを装ってこう一言。

「このまま髪をアップにすると、右後頭部の下あたりの白髪が目立ってしまいますので、左の髪を右に持ってくる形でまとめますね」

と。

その時まで、後頭部に白髪が生えているなんて思ってもいなかったのです。

普段は髪を下しており、自分で合わせ鏡をして見ても、白髪が生えていることはわかりません。

幸か不幸か、白髪は後頭部の下半分に集中していたため、ロングヘアーで上の髪がかぶさっている限りは目立ちにくかったのです。

恐る恐る、美容師さんにこう聞きました。

「そんなに白髪が目立ちますか?自分で前から見た限りではわからないので」

美容師さんは気を使いながらも、

「髪を下している限りはわかりませんが、内側の白髪が固まって生えていますね。染めてもいいかもしれませんね」

と答えました。

とてもショックでした。

自分が知らないところで、もしかしたら他人からは丸見えだったのかもしれない……あの時は大丈夫だっただろうか、あの時は……と、居ても立っても居られない気分でした。

髪を染めてみて

バスルーム出典:We heart it

社会人になってから、髪を染めるのをやめていました。

黒髪のブームが復活したことと、縮毛矯正やパーマを繰り返していたので、それ以外に髪を痛めることは何としても避けたかったのです。

美容師さんから勧められたとはいえ、まだまだ白髪は全体的に目立たないのに髪を染めることには抵抗がありました。

そこで試してみたのがヘナシャンプーコンディショナー。

白髪染めの定番のシャンプーです。

毎日のシャンプーに取り入れることにより自然に染まっていく、自然成分由来のもので髪を痛めにくい、といううたい文句で売られており、購入しました。

使用してみたところ、普通のシャンプーのような香りは期待できませんでしたが、想像していたような科学的なカラーリングのにおいはありませんでした。

右後頭部の集中して白髪があるところを中心に、毎日揉み込むように使用しました。

白髪が完全に茶色ないし黒に染まることは無いのですが、白髪独特のギラギラした質感が無くなったことで、アップにしても白髪が悪目立ちすることは無くなりました。

髪も特に痛んだりすることは無かったのですが、使用後の手のひらは赤茶けた色になってしまいます。

また、お風呂の床にも色がついてしまい、毎日ごしごしと磨かなければなりません。

しかもタオルで髪を拭くと、どれだけ丁寧にすすいだと思ってもどうしても色が移ってしまいます。

白い枕は気がついたら赤茶けた色になってしまっていました。

白髪は抜いてはダメ?

ベットの上で手鏡で見ている女性出典:We heart it

こうしてヘナシャンプーとコンディショナーを使用する傍ら、前から自分で鏡で見られるところについては相変わらずピンセットで抜いていました。

まだそこまで本数がなかったので、抜くことに抵抗がなかったのです。

ところが日を追うごとにどんどん白髪が増えていき、だんだんと抜くことが怖くなってきました。

このまま抜き続けていたらいつか薄毛に悩むことになるかもしれない……と。

またネットで白髪対策の記事を探したところ、衝撃の記事を発見したんです。

「白髪は抜くと増える」と。

実はこれは科学的に証明されたわけではなく、都市伝説のようなものとの記載もありました。

髪は一つの穴から複数生えているため、白髪が生えた穴から生える他の髪も白髪になることが多いとのこと。

そのため、抜いた後で同じ穴から生える他の髪も白髪になることで、抜くことと白髪が増えることに関連性があるように思われるけれど、抜く・抜かないは実は関係がないとの事でした。

しかし、白髪が増えていくにつれて抜くことが怖くなっていた私には、無視することが出来ない衝撃的な記事でした。

実際、白髪でも生えてさえくれれば染めることはできますが、ずっと抜き続けて薄毛になってしまったら増やすことは至難の業です。

将来のことを考えて、基本的に白髪を抜くことはやめようと心に決めました。

とはいっても、目立つところに生えて、ヘナシャンプーでも完全に染まらない髪をどうしたものか…と、鏡を見るたびに憂鬱になる毎日でした。

わかめや昆布は髪の色を濃くする?

黒髪ロングヘアーのスタイルのいい女性出典:We heart it

わかめや昆布などの海藻は髪に良い」という言葉は、誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

髪をふさふさにする、きれいにする、髪の色が濃くなるなど。

私もわらをもすがる思いでわかめや昆布を日々の生活に取り入れました。

味噌汁や酢の物、サラダにわかめを入れたり、昆布の佃煮やだしも昆布にしてみたり。

海藻の色も黒っぽいため、効果があるのではないかと期待していました。

しかし、目に見えた変化は表れず、白髪に効き目があるのかどうかはわかりませんでした。

実際、海藻に含まれるヨードという成分が血行を良くするため、抜け毛を防いだり健康な髪を維持する効果はあるようです。

しかし、いったん白髪になった髪の色が黒くなるという効果は期待できないとのこと。

髪の健康にとって無駄にはならなかったとはいえ、とても残念な気分でした。

ライダースを羽織ってお洒落な女性出典:We heart it

白髪を気にするようになってから、鏡を見るたびに分け目をかき分けて白髪の有無を確認することが習慣になりました。

自分で鏡を見て見える範囲はもちろんのこと、後頭部の髪を前に持ってきては目立つ長さの白髪がないかを確認する日々。

出先で微妙な長さの白髪を見つけてしまった時には、抜くことも難しく、帰宅するまで気になって悶々としていました。

悩んだ挙句、部分染めのスティックを使用することにしました。

私の地毛は真っ黒で染めていないため、黒色のスティックを買うべきかと迷ったのですが、髪を茶色に染めていた学生時代、就職活動をするために髪を黒色に染め直したとき、墨汁を被ったようなあまりに不自然な漆黒になってしまって後悔したことを思い出しました。

そこで、ダークブラウンを使ってみることにし、薬局で購入しました。

スティックタイプの染液は、対処法としてはとても便利でした。

外出前に白髪に気が付いたらそこだけピンポイントで染めることが出来ます。

着物を着るときに髪を上げる時、白髪が出てきてしまっても抜かずにすぐに染めることができます。

また出先であっても白髪を発見したら、気づかれる前にささっと染めることも可能です。

どこにいてもすぐに対処できる方法があることは、精神衛生上とても良かったです。

もちろん髪を洗う度に落ちてしまうため、根本的な解決にはなりませんが、少しずつ染料が髪に残るため、自然に染まっていくところはヘナシャンプーと似ています。

ストレスは関係あるの?白髪の原因を医師に聞く

正面を見つめている黒髪ショートヘアの女性出典:We heart it

白髪が目立つようになったころ、仕事で大変なストレスを抱えていました。

慣れない海外出張をいくつも抱え、出張先のホテルで一人孤独な日々。

食事も日本にいる時のようにはいかず、胃腸も疲れ切っていました。

また、プレッシャーと時差の影響で睡眠障害も抱えており、白髪のほかに円形脱毛の悩みも抱えていました。

白髪が増えたのにはストレスも関係があるのだろうか?

だとしたら、円形脱毛を治す目的も踏まえ、なんとしてもストレスフルな生活スタイルを変えなければ!と思っていました。

フランス革命で処刑されたマリー・アントワネットは、処刑前に監獄にとらわれている間、ストレスと恐怖で1日で自慢のブロンドが真っ白になったという有名な話があります。

実は一日で真っ白になることはあり得ないようですが、ストレスや精神状況は髪の健康にも大きくかかわるだろうと思い、ストレスマネジメントを学ばなければと考えていました。

しかし、円形脱毛の治療のため通っていた皮膚科での医師によると、白髪についてはストレスで急激に増えることは考えにくいとのことでした。

遺伝によるもの、つまり先天的な要素が大きいそうです。

また、白髪を黒くする根本的な方法は現代医学では発見されていないということも聞きました。

これには正直、がっかりしてしまいました。

私だけじゃなかった

川を見ている女の子たち出典:We heart it

医師から言われたことを受け、根本的に治す方法がないとしたら、今後この悩みとどのように付き合っていけばいいのだろう……と考え始めました。

実は私はそれまで、白髪で悩んでいることを友人に話したことがありませんでした。

同年代の友人や同僚を見る限り、皆きれいな茶色や黒の髪をしており、白髪に悩んでいる形跡はありませんでした。

白髪に悩んでいるのは自分だけだと思うとなんとなく相談しにくかったのです。

ところがある時、友人と化粧室の鏡に向かっていた時、友人が自分の姿を見ながら私にこう言いました。

「あ、白髪発見。まただわ。後ろのほうは生えてない?もし生えてたら抜いちゃって~」

と。

後ろを見ても白髪は全く目立たなかったので、友人が白髪を気にしているとは思ってもいませんでした。

私はその時初めて友人に、白髪が増えてきていること、シャンプーやスティックで染めていることを話しました。

すると友人は、

「私なんて10代の頃から白髪があるよ。父も若白髪だったらしくて、遺伝しちゃった。だから学生の頃からおしゃれで染めるというより、白髪を隠すために染めてきた。30代になって白髪に悩む同年代の声を聴くようになって、ようやく年齢が追いついてきたとなんかホッとしてるよ」

と言ったのです。

衝撃でした。

考えてみたら、テレビでこれだけ白髪染めのコマーシャルをしているくらいだから、白髪で悩んでる人は世間に多くいるはずですよね。

でも、私は白髪がたくさん生えていることが恥ずかしく、それまで誰にも言わずにひたすら隠すことばかり考えていました。

実はけっこう白髪で悩んでいる友人がいるのかと、それからは会う友人みんなにそれとなく白髪のことを話してみました。

すると、程度の差はあれ、ほとんどの人に白髪があることが分かりました。

20代の後半くらいから白髪が増えてきたという人が多く、一人で悩む前にもっと早く人に話したり相談すればよかったと拍子抜けしました。

友人に白髪の悩むを話すことが出来たからか、白髪そのものが劇的に良くなることは無かったのですが、年齢によるものと自然に受け入れることが出来るようになりました。

最後に

鼻が高くてぷっくら涙袋の青い瞳の女性出典:We heart it

年齢をとるにつれ、程度の差はあれども誰もが白髪になっていくものだと思います。

私には思いもよりませんでしたが、現実には10代、20代の若い年齢から人知れず白髪に悩んでいる人も多くいるようです。

残念ながら、「これをすれば白髪が減る」と科学的・医学的に言い切れる根本療法は今はないようです。

白髪をなくす薬を発明出来たらノーベル賞をとることが出来ると言われているくらいです。

それでも、最近は髪を痛めにくい染料も多く出ていますし、ひと昔前のように「髪を染める=不良学生」と言った図式も今では過去のものになりました。

外見として白髪が気になるようなら、手間やお金は多少かかっても気軽に克服することも可能です。

若いうちは白髪を隠すことはやってもいいと思います。

私も未だにカラースティックを愛用しています。

でも、みんな一緒。

誰しも年齢をとるのですから、いつか白髪も含めて老いを受け入れることが出来たら素敵だと思います。

written by Umeko88

Top image via Weheartit

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