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2016年08月09日 更新 | 59,664 views

『性交痛』奥の痛みは病気のサインかも?

性交痛で悩んでいる女性は意外に多いのではないでしょうか?私もその一人でした。性交痛とはその名の通り、性交時や性交後に、膣の入り口および奥の方に痛みが出ることです。特に、奥の痛みは深刻な病気のサインであることも。子宮内膜症や、膣の奥に卵巣のう腫の可能性があります。性交痛の原因になるものはどんなものがあるのでしょうか?

この記事に書いてあること

  • 性交痛 奥の痛み、これって病気?
  • 性交痛が考えられる原因<病気のケース>
  • 「精神的に嫌!」も性交痛の原因に
  • 前戯が不十分
  • 体質や環境
  • 性交痛を和らげる方法とは

性交痛 奥の痛み、これって病気?

新調したマクラカバー出典:unsplash.com

性交時の痛みには、膣の入り口付近がズキズキ、ヒリヒリと痛むものと、奥の方にずんとした鈍痛が起こるものがあります。ほとんどの場合は、膣の粘液が少ないために摩擦が生じて起きた炎症で、心配することはありません。

しかし、膣の奥の方にずんと鈍痛が起こるというような場合には注意が必要!何か重要な病気が隠れている可能性があるからです。自己判断せず、婦人科を受診することをおすすめします。 性交時、奥が痛む原因とは?

性交痛が考えられる原因<病気のケース>

ケース1 :生理前や排卵日に痛みがひどくなる「子宮内膜症」

子宮内膜症とは、本来子宮の中にできるはずの内膜が子宮以外の場所にできてしまうものです。

生理のときの血というのは内膜がはがれたものの残骸です。ということは内膜症の部位も生理になるとはがれ落ちます。が、子宮以外の場所に内膜があると体外に出てこないので痛みがでてしまいます。

それゆえに生理痛や性交痛がひどくなるのです。また、生理前や排卵日にも、奥のほうの性交痛が起こることもあります。子宮内膜症は、痛む場所も痛みの出方も人それぞれ違います。なので、自己判断せず、気になったら婦人科を受診しましょう。

ケース2 :子宮頸部、子宮、卵管の感染症

出典:www.jsog.or.jp

本来は無菌の状態であるはずの子宮内膜、卵管、膣、外陰などに細菌や微生物が感染してしまい、奥のほうの性交痛が起こります。 婦人科を受診して、治療すればよくなります。

ケース3 :骨盤内に卵巣のう胞や腫瘍がある

卵巣が腫れていたり、のう胞や腫瘍ができている場合も奥のほうの性交痛が起こることがあります。のう胞や腫瘍ができる場所によって痛む場合もあれば、特に気にならない場合もあります。

逆に、のう胞や腫瘍があるときは性交痛がなく、手術で取った後、痛みが出てくるという人もいます。悪性の腫瘍の場合、命にも関わるので気になったら早めに婦人科を受診しましょう。

ケース4 :子宮が癒着している

帝王切開のあとや、子宮や卵巣の手術のあと、また子宮内膜症の人は、子宮が腸などと癒着して引っ張られるために奥のほうの性交痛が起こっているかもしれません。

癒着とは、内膜のはがれた部位の血などが糊のような役割をして、となりの腸などにはりつき、くっついてしまう状態を言います。この癒着が、性交時にひっぱられ、性交痛の原因になります。

ちなみに一度癒着してしまうと、これを剥がすのは至難の技です。手術しても完全に剥がせるかどうかはわかりません。ですが、ただ我慢しているのは辛いですよね。婦人科で何か方法がないか相談をしてみましょう。

「精神的に嫌!」も性交痛の原因に

頭を抱えて悩んでいる女性出典:googirl.jp

婦人科を受診しても何も問題はないのに性交痛がある場合は、精神的なものかもしれません。過去にレイプされた経験や、パートナーへの精神的な不信感、また妊娠への恐怖感など精神的なものから、奥のほうの性交痛が起こることがあります。

思い当たることはありませんか?私も実はこのタイプです。主人の自己中な言葉や態度に傷つけられ、性交に対して嫌悪感を抱いてしまってからは、性交痛が起こるようになりました。

痛みでできず、主人を拒絶するようになってから、夫婦仲がどんどん悪くなり、これではいけないと色々と頑張りました。まずは夫婦でよく話し合うこと。感情的にならず、何が嫌なのかをきちんと話しましょう。

あなたの心の中にひっかかっている気持ちをきちんと伝え、やめてほしいこともしっかり話しましょう。ただ、相手を否定するばかりではそれこそ別れにつながってしまいます。

愛情を持って、あなたのことは愛しているけれども、これこれこういう理由でできないのだと相手を思いやる言い方を心がけましょう。気持ちが伝わって安心感が出てくれば、自然と痛みもなくなってくるかもしれません。

それでもどうしても痛い場合は、無理してしないことも大切です。無理して相手に合わせてしまうと、痛みが倍増してよくありません。挿入以外の方法を試したり、潤滑ゼリーを使うのもよいですね!

前戯が不十分

性交痛が起こる原因として、挿入前の前戯が不十分という可能性も考えられます。女性は前戯によって性的な興奮を覚え、潤滑を得られるような体の仕組みになっています。

前戯が足りないまま挿入へ移行するということは、摩擦が生じて痛みを感じることもあります。潤滑のないまま肌と肌がこすれあうことによって、性交痛は生じてしまうのです。

こういったことを解消するには、前戯に時間をかけるしかありません。もしくはローションやオイルを使ってしっかり膣内が潤うような工夫をしてください。

とくに妊娠中や産後の女性はホルモンバランスが崩れがち・・・。それによって膣が濡れにくくなるという特徴があるようです。このあたりもしっかり把握しておきましょう!

体質や環境

性交痛を感じる原因は病気の可能性もある、と前述しました。ただ病気とまではいかなくとも、多少は気にして欲しい体の悩みや特徴が性交痛に結びついている可能性もあります。

生まれつき膣が狭い、外陰部や膣の中に傷が存在する、子宮が奇形であるなども性交痛を引き起こします。また骨盤の歪みというのも、原因として考えられるようです。

人間の体は年を取るにつれて歪んでいきますから、「今まで性交痛なんてなかったのに・・・」という方は骨盤の歪みが性交痛の原因である可能性が高いです。

手術などで治ることもありますが、歪みなどは整体や運動で改善できる面もありますので実践してみましょう。

そして体の特徴以外にも、コンドームが体質的に合わないことで性交痛を生じることもあるようです。「ラテックスアレルギー」というそうですが、このアレルギーを持っている方はコンドーム以外の避妊方法も検討してみたほうが良さそうですね。

性交痛を和らげる方法とは

愛する男性と手を握り合っている様子出典:tabi-labo.com

やはりセックスのときになにかしらの潤滑油を使うのが、いちばん効率的ではないでしょうか。簡単にできますし、女性への負担も少ないことがメリットです。

ワセリンや油性の潤滑油でもいいですが、水性のローションなどを使う方がよいそうです。麻酔軟膏を使用するのもおすすめです。濡れにくい場合にはエストロゲンを服用すると、乱れていたホルモンバランスが解消されて濡れやすくなります。

さらに深部の痛みは性交の体位を変えてみるという方法もあります。正常位だとどうしても男性本位になりがちで、女性が痛みを我慢するケースが多いです。

騎乗位であれば女性が主体の性行為ができますので、痛みを最小限に防ぐことができるでしょう。パートナーとよく相談してみてください。

女性の体はデリケート・・・

いかがでしょうか。このように奥のほうの性交痛には怖い病気が潜んでいる可能性があるので、気になったらすぐに婦人科を受診してみてください。

また、婦人科を受診しても何も問題はない場合は、精神的な原因があるかもしれません。パートナーとよく相談をして、よりよい性交渉の形を見つけていきましょう!

まとめ:性行為が起こる原因

病気の場合

  • 子宮内膜症 ひどい生理痛からはじまる
  • 感染症 膣の奥の方で痛みが広がっていく
  • 腫瘍 こちらも膣の深部で痛みを感じる
  • 子宮が癒着している 帝王切開や子宮・卵巣の手術のあとに起こりやすい

病気以外の場合

  • 精神的なもの
  • 前戯が不十分
  • 体質・環境

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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