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2016年03月05日 更新 | 9,142 views

【体験談】アトピーにワセリンって有効?使い方や選び方と注意点

アトピーに効くワセリンの選び方や使い方を、実際にアトピーに悩みワセリンと長年付き合ってきた筆者が解説します。ワセリンは確かにアトピーの症状を抑えこむ効果はありますが、アトピーを完治させる薬ではありません。アトピー性皮膚炎は完治するのが大変な病気ですが、なるべくワセリンには頼りすぎない治療をするのがよいのではないでしょうか。

アトピーにはワセリンが効果的と言われています。アトピーに悩む人の中にはワセリンを手放せない!という方も多いよう。

しかし、塗り方によっては効果が感じられなかったり、さらに痒くなって赤みや発疹が出た、という人もいるようです。

そこで正しいワセリンの使い方のコツやポイント、アトピーに及ぼす影響などをご紹介します。

ワセリンとは

ワセリンとは石油由来のクリーム状のお薬で、肌に塗ることで皮膚を乾燥や刺激から守る効果があります。ワセリンの効果や使い方、選び方や注意点などを説明していきます。

ワセリンの効果

水分は肌を守るバリア

私たちの肌は、水分によってバリアを作ることで外からの刺激を防いでいます。

ところが、もともとこのバリアを作る機能が弱い人は、皮膚を外からの刺激から守れずにかゆみや湿疹を引き起こしやすくなってしまうのです。

これがアトピー性皮膚炎と呼ばれる病気の原因です。

肌がバリアを作るのを助けるのがワセリン

ワセリンは多く油分を含んでいるので、それが肌を包むバリアとなることで皮膚から水分が蒸発してしまうのを防ぐことで肌を乾燥から守ってくれます。

高い保湿力で乾燥や痒みも抑えることができるので、アトピーや湿疹など肌トラブルを持っている人にはワセリンが有効なのです。

アトピーに悩む方におすすめのワセリンの使い方

ワセリン自体が刺激のある薬なので、肌が敏感な人は肌荒れを引き起こす可能性があります。

さらに、ワセリンにはいくつか種類がありそれぞれに含まれている成分が違います。

「この商品では肌荒れは起こらなかったのに、他の商品では肌が荒れてしまった!」というケースも考えられるので、自分に合うものを慎重に選んでください。

アトピーに悩む方におすすめのワセリンの選び方

ワセリンには大きくわけて黄色ワセリン白色ワセリンの2つの種類があります。

この中でアトピーに悩む方におすすめなのは、白色ワセリンです。

黄色ワセリンは比較的安価でどこでも手に入れやすいというメリットがあるのですが、不純物を多く含んでしまっているのでアトピーの方が用いると肌荒れを引き起こしてしまうリスクがあります。

一方の白色ワセリンは、黄色ワセリンと比べてすこし値段が高いですが、純度が高くより肌に優しいのでアトピーの方でも肌荒れを引き起こしにくいんです。

ワセリンの上手な使い方は「たくさん塗らないこと」

ワセリンを使うコツは薄く塗ることです。*もっと保湿をしなければ、とたくさん重ね塗りすると、かえって肌に負担をかけてしまいます。

*また塗り過ぎるとベタベタして空気中のホコリが肌に付着し、肌を刺激するので痒みを引き起こしてしまうことも考えられます。

実は私もワセリンを塗り過ぎて余計に痒くなった経験があります。乾燥しないようにこれでもかというくらいたっぷり塗ったら、身体の熱がこもってほてってしまい、痒みが激しくなってしまったのです。

乾燥を防いでくれるからといってもやはり塗り過ぎはよくありません。少量でも十分な効果がありますから適量を守ることが大切です。

ワセリンはアトピーに悩む方には頼もしい薬だけど…

こうしてみるとワセリンはアトピーの方にとって頼もしい保護剤だということがわかります。

しかしアトピーのタイプは人によってさまざまです。

アトピーには乾燥タイプやジュクジュクした湿潤タイプなどがあります。ワセリンを使うことで痒みが増したり悪化したりすることもあり、全てのアトピー体質にワセリンが効果的だとは言えないようです。

また毎日ワセリンを塗っても、アトピーの症状を根本から解消できるわけではありません。

アトピーを克服するのは大変ですが、ワセリンに頼りすぎない治療を目指すのがよいと私は思います。

アトピーの治療にワセリンを使った私の体験談

かつて私はアトピーの治療のためにワセリンを使っていましたが、ひどい乾燥肌で今はもう使っていません。

たしかにワセリンを塗っている間は乾燥も和らぎ肌の調子もよかったのです。でも塗るのをやめたとたんバリバリに乾燥して激しい痒みに襲われて大変な思いをしたことがあります。

乾燥を防ぐことはできてもやはりアトピーは治りませんでした・・・。

そしてワセリンを塗り続けることによって、体の保湿機能が低下してしまい、ワセリンを手放せない状態になるのです。その結果、皮膚が硬くなり、自分自身の保湿能力がないために痒みを引き起こし、さらにワセリンを塗るという悪循環に陥ってしまうのです。

いわゆるリバウンド症状です。私はこれが怖くてワセリンを使うことをやめました。ステロイドと同様、一生塗り続けていくことに疑問を持ったからです。

自分の判断でのご使用を。自分の感覚を大切に!

私はワセリンを使うのを自己判断で止めました。とはいえ、乾燥した肌にワセリンが効果的なのはたしかです。一時的な保湿効果でも場合によっては使ったほうがいいときもあるのです。

アトピーの症状をふまえ、ワセリンだけに頼り過ぎず、自分の感覚を大切に。そして「絶対によくなる!」と信じて、自分の判断でアトピー対策をしてくださいね。

written by 703まろん

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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