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2016年06月01日 更新 | 9,860 views

彼氏とのセックスに違和感……。レズビアンとして生きる決意 [体験談]

小学生の頃に流行ったおさわりごっこをきっかけに、私は女の子に興味を持ち始めました。中学生になって周りに流されて何度か彼氏を作りましたが、違和感があって別れる、を繰り返していました。高校生になって初体験を捧げた彼は将来のことを考えてくれていたのに、やはり気持ちに応えることが出来ませんでした。

休日に友人と遊んでいる様子出典:We heart it

20代後半の女性です。

近頃、テレビのニュースで同性婚やパートナー証明書などの話題を見聞きすることが多くなりました。

そのような経緯で知っている人も増えていると思うのですが、私の悩みはLGBT(セクシャルマイノリティ)当事者であるということです。

レズビアンというセクシュアリティで、現在はパートナーと一緒に同棲生活を送っています。

ここに至るまでの間に様々な葛藤があり、公私ともにノンケの人たちとは違う面で苦労を重ねてきました。

小学生の時に流行ったエッチな遊びがきっかけで……

愛する恋人と手をつないでいる様子出典:We heart it

まず、私のレズビアン人生のスタートとなった出来事をお話ししたいと思います。

小学校の高学年の時のことです。

クラスメートの男女数人といつものように遊んでいて、その輪の中にエロ本を持ってきた男子がいました。

そのようなエッチな本や漫画に興味を持つようになった私たち。

クラスメートの中でおさわりごっこというような遊びが流行りは味めたのです。

最初は男子が女子のスカートをめくったり、胸を触ったりというような軽いタッチの遊びだったのですが、そのような遊びがエスカレートしていき、キスをしたり性器へのタッチなど内容が濃いより性的な遊びへとシフトしていきました。

私も輪の中に加わっていて、そのようなことを何度も繰り返していたので、こういうことをされると気持ちがいいなどということが分かるようになり、自慰などもするようになりました。

それでも、そのような遊びは男女で行うということが、無意識のうちに私たちの中にあったので、女子と女子がそのようなことをするということはありませんでした。

ところがある日、その輪の中にいたクラスメートの女の子が私にどのようなきっかけだったか忘れましたが

「触ってもいいよ」

といって洋服をペラっとめくり胸を見せてきました。

シチュエーションとしては、確か放課後で一緒にトイレに行った時に個室に一緒に入って耳元で囁かれたのです。

私は驚きと同時に、ものすごく興奮したのを覚えています。

それと同時に、今まで感じたことのないような感情を彼女に対して抱くようになりました。

『ダメなことをしようとしている』という気持ちと『触ってみたい』という気持ちの両方があり、結局私は触るという選択肢を取りました。

その日を境に、この女の子とエッチな遊びをする回数が増えていきました。

最初は胸を触るだけだったのですが、胸を揉んだり舐めたり下半身の方を触るようになっていきました。

彼女とのエッチな遊びをしていると、自分の下半身が熱く湿っていくのを感じていたので、ある日その子に

「私、こういうことしてるとパンツが湿っちゃうんだよね。おかしいよね」

と言ってみたところ、彼女は初めて私のパンツの中に手を入れてきて、大事なところを少し荒っぽくでしたが触ってきました。

いつもは私が彼女の身体に触るという感じだったので、この時にはじめて彼女が触ったという感動と興奮でイってしまいました。

私はすっかり彼女に熱を上げており、このような遊びの相手としてだけではなく、好きという気持ちも持っていることに気がつきました。

いけないことをしているとは思っていましたが、やめることはありませんでした。

同級生からは

「トイレの個室でいつも何をしているの?」

と聞かれたこともありましたが、それは絶対に言えないことだとわかっていたのでお互いに公言することはありませんでした。

小学校を卒業して、彼女とは別々のクラスになり中学校になってからはお互いに部活が忙しくなりこのような遊びは自然となくなり、彼女への特別な感情も落ち着いていきました。

中学生になり初めての彼氏ができるも違和感が……

男友達と階段に座って話している女性出典:We heart it

それから中学校、高校と周りの友人には次第に彼氏という特別な存在が出来るようになりました。

学校では恋話をすることも多くなり、私もその輪の中に入って友人たちと学生生活を謳歌していました。

そんな時に気がついたんです。

私には男性で好きな人というものができたことがないんです。

「○○くんかっこいい」「○○くんって男らしいよね」などという会話にも、とりあえず合わせていたのですが、私の中では男子のかっこよさや男らしさというものに対して恋をしたり憧れたりする気持ちがないので、どうしようと焦っていました。

そんな時に、別のクラスの男子が私のことを好きだという噂が流れました。

話したこともない男子だったので、なぜ好かれたのかはわかりませんが部活の帰りに呼び出されて告白をされました。

完全に場の雰囲気に流された私は

「いいよ」

という言葉を伝えて電話番号を教え、そこから交際が始まりました。

中学生の恋愛といえば学校で話したり電話をしたり、手紙の交換をしたりお祭りに行くというようなものだったので軽い気持ちで付き合いが始まり、自然消滅をしました。

それから、また別の男子に告白をされ、その人と付き合うことになりました。

その相手は、学年でも手が早いことで有名な人だったので休み時間にキスをしてきたり、手をつないできたり、胸を触ってきたり、自分の性器を押し付けてきたりなどふざけてきました。

最後まで手を出してくることはなかったのですが、このようなスキンシップが嫌だったので私の方から別れを切り出しました。

男子に嫌悪感があるわけでも、彼が嫌いなわけでもなかったはずなのにどうしても違和感を感じました。

小学校の時に遊んでいた女の子とのエッチな遊びはあんなにも気持ちが良かったのに、どうして男子とはできないんだろうという感情で胸が苦しくなりました。

高校生で初体験、恋人として申し分のない彼氏なのに……

愛する恋人とキスをしようとしている様子出典:We heart it

高校生になり、自分の中の男子への無関心が何なのかわからないまま、次の彼氏ができその相手と最後までしました。

みんながしていたから私もしなくてはいけないという焦りで迎えた初体験だったので、感情が動くことはありませんでした。

でも、大人になれたということは嬉しかったです。

その相手とは定期的にそのような行為をしていましたが、やはり好きだという気持ちにはなりませんでした。

彼氏ができるたびに、私は自分の中の何か大切なものが壊れていくような、人生を消耗していくような感覚に陥っていました。

それでもこういう経験を積んでいくことが大人になることなんだと割り切ろうと頑張っていました。

当時の彼氏は人間としてとてもいい人で真面目でした。

「いつか結婚しような、お前の子どもはきっとかわいいよ」

ということを言ってきたのですが、その時に私は女として結婚したり子どもを産んだりすることを世間や男性は望んでいるのだということを悟りました。

でもそうなると、私は好きでもない人と一緒に生きていかなくてはいけないのか、という疑問も生まれてきて交際を続けていくのが辛くなりました。

そのような理由があって、受験勉強を理由に別れを告げました。

それから数年後、私には彼女ができるのですが、当時の彼氏から偶然連絡が来て

「まだお前のことを忘れられない」

ということを言われました。

その時に私は

「本当にごめん、私は気持ちに応えられないよ。実は今彼女がいてあの時からずっと自分の中で感じていた違和感の理由がようやくわかったんだ」

とカミングアウトをしました。

彼は泣いていましたが、私が素っ気なかったのでなんとなく気がついていたようでした。

家でネットサーフィンを楽しんでいる女性出典:We heart it

大学生活で、私はLGBTの世界を知りました。

実際に同性と付き合っている同級生との交流や授業を通して価値観も変わり、世界が広がるのを感じました。

生まれて初めて女性が好きな自分に気がつきました。

これまでに何度も、同級生や先輩など特定の女子に特別な感情を持ったことはあったのですが、告白やカミングアウトなどして関係が崩れてしまうのは絶対に避けたいと思っていたので、誰にも言いませんでした。

しかし、ネット上には同じようなセクシュアリティの人がいて交流をしたり恋人や友達を作っているということを知りました。

私もSNSに登録して出会うための活動を始めました。

ただ、恋人ができるまでに結構な時間がかかりました。

なぜなら、これまでに女性と付き合ったことがなかったので、どうやって恋愛を発展させていいのかがわからなかったし、実際にいいなと思う人がいても遠くて会うことが難しかったり、あまりタイプではない人からしつこくされたりなど、なかなかいい出会いに巡りあえませんでした。

初めての彼女、幸せな日々と苦悩の始まり

丘の上から景色を眺めている女性出典:We heart it

それから時間が経って、趣味を通じて初めての彼女と知り合いました。

随分と親しくなった時に彼女の方から

「前に女の子と付き合ったことがあるんだ、私そういう人だから、この感じだとあなたのことも好きになっちゃうかもしれない」

と言われました。

私もその言葉を聞いてから彼女のことを意識するようになり、付き合うようになりました。

初デートは確か、映画でした。

思いっきりおめかししてきた彼女の姿を見て、愛おしい気持ちになりました。

帰り際に彼女が少しくっついてきたのですがもうキュンキュンして、こんなにも感情が動いたのは久しぶりでした。

恋をしているんだなという実感を持つことができて、嬉しかった反面

『私はもうノンケではないんだ、今後は普通の女性が味わうような体験を味わうことはないのかな』

という恐怖も感じました。

親は絶対に私が普通に結婚することを望んでいるはずだし、孫の顔だって見たいに決まっています。

それなのに、いい年をしてこのような世界に身を置いてしまった自分は、地獄に落ちる気持ちで毎日過ごしていました。

その時はちょうど社会人になったばかりで、職場では彼氏の有無を問われたりもしたので、その度に

「いないんです」

ということを言うのもなんとなく気が引けたし、かといって

「います」

と言ってそれ以上突っ込まれた場合、私には彼女のことを言う勇気はなく、隠すという選択肢をとりました。

当時は実家に暮らしていたので、職場以外でも彼女の存在を隠さなくてはならないという心労が重なり、胃潰瘍になりました。

彼女の方も、同じような理由で様々な苦悩を抱えており、結婚出産などのことを親族に言われるたびに辛い思いをしているということがわかりました。

2人の間には確かに愛情がありましたが、それ以上に若い私達には周囲からの圧力や壁を乗り越えるだけの精神力がありませんでした。

普通のカップルが普通にできることが非常に難しく、常に神経を使わなければならない恋愛をしていたのでお互いに話し合って別れを決めました。

彼女はノンケに戻り、私はそのままレズビアンとして生きる選択肢をとりました。

もうノンケには戻れない

休日で友人と遊んでいる様子出典:We heart it

1度彼女が出来てからは、もう男性と付き合うことは私にはできないと思いました。

以前のように、気持ちがないまま彼氏ができても自分らしくないということはわかっていたし、女性と付き合っている時の自分が自分らしいということに気がついたからです。

それからは新しい出会いのために、自分自身も成長しなくてはとこれまで以上に仕事にも励みました。

結婚出産のないレズビアンの人生においては長く働ける仕事を見つけることが大事だと考えたからです。

そして数ヶ月後に、同じような価値観を持つ女性と知り合い、数年の交際期間を経て同棲を始めました。

彼女との生活にあたり、私は一番大切な両親に嘘をついています。

ただの友達とのルームシェアなのだという言葉で安心させているのです。

でもいつか本当のことを言わなければならないということはわかっています。

彼女との将来を真剣に考えているし、生涯添い遂げることができる相手だと私は信じています。

でも、彼女との関係を公にすることで、社会的にも家族からも疎外されてしまうことを私は恐れています。

だからこそ本当のことを言って、これまで積み上げてきた信頼や関係を崩したくはないんです。

LGBTの支援が広がることで自分たちの生活がより良いものになることは嬉しいのですが、まだまだレズビアンという存在は色眼鏡で見られる存在だと思います。

ゲイやニューハーフの人たちのように、明るいキャラクターでテレビに出たりすることも性質上難しいです。

LGBT当時者がメディアを通して人目につく機会が増えてきたからこそ、私たちの特殊な関係が気付かれてしまわないかと日々ハラハラしています。

これまで彼女といくつもの危機を乗り越えて、悩み苦しみ考え、それでも好きだという気持ちで一緒に生きていくことを決めたので、この気持ちをいくつになっても大切にしていきたいんです。

このような複雑な気持ちを日々抱えてLGBT当事者たちは生きています。

LGBT当事者で、もっともっと深刻に考えてしまう人たちは精神を病み、自殺をするなどの問題も起こっています。

LGBT当事者たちは自分とパートナーだけという限られた人間関係の中で閉鎖的になりがちです。

そのような中で、いかにして社会との接点を彼女と共に築いていくかが今後の私たちの課題です。

年月が経ち、もう少し気持ちが吹っ切れた頃に

『レズビアンの人生も悪くはなかったな』

と思えるように今できることをしていきたいです。

written by Chappri

Top image via Weheartit

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