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2016年04月06日 更新 | 1,506 views

吃音を治すには? 病院での治療や自宅でのトレーニング法について

話すときに、言葉がつっかえてスムーズに話せなくなってしまう吃音症(きつおんしょう)。「どもり」とも呼ばれる吃音は、病院での治療やトレーニングによって改善する可能性があるので、吃音の正しい知識を身につけて、改善を目指しましょう。

言葉を話す時に言葉がつっかえてしまったり、同じ音を繰り返してしまうことを吃音(きつおん)、または「どもり」と言います。

音を繰り返してしまうことによって話がスムーズに進まず聞き手に伝わりづらい、おどおどしているように見えてしまう、などのデメリットがあり、悩んでいる人も多い症状なのです。

吃音は治療できる?

多い悩む女性の写真

吃音で悩んでいるうちの4分の3の人が、3歳以前に発症しているといわれているため、生まれ持ったものだと思い込んで治療をする概念がない人が多いのですが、吃音はクリニックで治療を受けることができます。

また、吃音という症状名を知らず本人の自覚がない場合も意外と多いのです。家族や身の回りで言葉のつまりで悩んでいる人がいる場合は、吃音の可能性があることを教えてあげることも大切です。

どのような病院に行けばいいの?

医師と女性のカウンセリングの様子

吃音になった原因によって、受診する病院が異なります。間違った治療法を受けても改善の見込みが少ないので、注意が必要です。

精神的なストレスが原因の場合は、「診療内科」「精神科」へ

鬱などの精神的な疾患により、聴覚や言語機能に影響を受けて吃音になってしまう場合があります。

また、緊張やストレスによって声帯や舌や口周りが硬直し、過緊張を起こすことで言葉がスムーズに発せないことが原因となる場合も多いようです。

また、吃音を恥ずかしいと感じて発言や人付き合いを避けてしまう、吃音が気になり話に集中できないため職場や生活の中でトラブルを抱えてしまう、といった悪影響を受けてしまう人も多く、精神的なストレスが深刻化して吃音も更にひどくなるというループにはまってしまうことも。

そのような場合は、カウンセリングや投薬によってまず精神的な疾患を治療し、ストレスや過緊張に対抗できる身体にすることで、吃音も解消していきます。

お子さんの吃音や話し方の悩みは言語聴覚士のいる「耳鼻咽喉科」「リハビリテーション科」へ

吃音は小さい頃から発症するので、お子さんの吃音に悩んでいる人も多いかと思います。そのような場合は、まず耳鼻咽喉科やリハビリテーション科をおすすめします。

子供専門の吃音に対応した病院も多く、子供の吃音の方が大人よりも治療法が多いので、早いうちにそのような病院を受診すると改善しやすいでしょう。

また、大人でも精神疾患の可能性が考えにくい吃音の場合は、耳鼻咽喉科を受診してください。

聴覚や言語機能がうまく働いていないケースが考えられるので、言語聴覚士による言語のトレーニングを受けるといいでしょう。

耳鼻咽喉科で吃音治療を受ける際には、いくつかのポイントがあります。

吃音による耳鼻咽喉科受診の際のポイント

女性の口もとの写真出典:We Heart It

吃音に悩む人が耳鼻咽喉科を受診するときに気をつけたいことは下記の2点です。

  • 成人の吃音治療を行っているか
  • 言語聴覚士がいるか

前述のとおり、耳鼻咽喉科は子供専門の吃音治療を行っている病院が多く、子供専門の吃音治療に大人が通っても効果が期待しづらいのが事実。

また、全ての耳鼻咽喉科で吃音治療に対応しているわけではなく、現時点では対応している耳鼻咽喉科は少ないのです。

なので、単純に自宅の近くの耳鼻咽喉科に行けば解決するということではないので、受診前に成人の吃音治療に対応しているかを問い合わせて確認しましょう。

また、言語聴覚士は話し方などの言語や聴覚機能に障害がある人に対して、検査や言語トレーニングを行う国家資格保持者です。

言語聴覚士からトレーニングを受けることで話し方を改善できた例が多くあるので、言語聴覚士がいる病院を選ぶことが大切です。

保険は効くの?

保険診療に関しては各病院によって異なるようです。

費用面で不安がある人は保険診療で対応してくれる病院を選ぶのもポイントです。

今日からできる!吃音改善トレーニング法

楽しそうに話す女性たちの写真

吃音は基本的に外科的な手術や治療を行う訳ではないので、必ず完治できる保証はなく、どの治療法を受けたとしても最終的には自分で話し方を改善することが大切になります。

簡単なトレーニング法をマスターして、日常生活の中で取り入れてみましょう。

ゆっくり話すよう心がける

早く伝えようと焦ると、言語機能と思考のペースがずれてしまい、脳がフリーズを起こし、言語機能がスムーズに働かなくなり吃音が起きます。

そこで、脳のフリーズを防止するために頭の中で話を整理して、ゆっくり話すように心がけましょう。

話し方に抑揚をつける

話し方の抑揚とは、声の高低、声の音量、スピード、感情など話の中で変化をつけることです。

単調に話すよりも聞き手も興味を持つので、コミュニケーションスキルとしても重要視されています。

抑揚が吃音の改善になぜ重要なのかというと、吃音の人は言語をコントロールする左脳の働きがうまくいっていなかったり、左脳と右脳の伝達が不十分だったりする可能性があります。

話し方に抑揚をつけることで、左脳が活性化して吃音の改善に効果的になるため、ぜひチャレンジしてみてください。

苦手な言葉も気にしない

人前で吃音を起こした際に、「この単語は吃音を起こしやすいからなるべく使わないようにしよう。」と、考えてしまいがちなのですが、苦手な単語を避けて他の言葉に言い換えようとすると脳が余計に混乱し、吃音を起こします。

また、そのストレスがさらに吃音を悪化させてしまうので、苦手意識は持たず、吃音を起こした際はゆっくり落ち着いて話すことに専念しましょう。

吃音はゆっくり向き合うことが大切

吃音は投薬や手術で一度に治せるものではなく、完治の方法は現代医療では見つかっていません。

悩んでいるとすぐ治したいと考えがちですが、焦っても意味がないどころか、焦りによるストレスは吃音の大敵なので禁物です。

言語聴覚士や病院のサポートの元で症状とゆっくり向き合い治療していくことが大切です。

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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