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2016年02月29日 更新 | 5,011 views

ステロイド以外にもこんなに! アトピー飲み薬の種類一覧

アトピー性皮膚炎に効く飲み薬は、病院処方の内服薬、漢方、乳酸菌があります。内服薬は3種類あり、ステロイド飲み薬、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬。漢方薬と乳酸菌は体質改善をして根本からアトピー性皮膚炎を治すことができますが、効果が出るには時間がかかります。病院の飲み薬と、漢方や乳酸菌を組み合わせるのが有効だと思います。

アトピー性皮膚炎には、一般的にはステロイド剤などの外用薬で対処しますが、かゆみや炎症を抑えるために、飲み薬で治療する方法もあります。しかし使い方を間違えると、逆にアトピーが悪化したり、副作用を起こす場合もあるので服用には注意が必要です。

部分的に使える外用薬に比べて、飲み薬は身体全体に影響がおよぶもの。服用する時は、医師の注意をしっかりと守って、飲み薬の特徴をよくを知っておくことが大切です。

この記事に書いてあること

  • 病院で処方される3つのタイプの飲み薬
  • 漢方薬もアトピー治療には有効
  • 免疫力アップでアトピーを治す乳酸菌

病院で処方される飲み薬は3つ

目を閉じながら首を触っている巻き髪の女性

アトピー治療で処方される飲み薬は、主に3つのタイプに分けられます。 使用する目的を確認して、効果や副作用などの特徴をしっかり押さえておきましょう。

抗ヒスタミン薬

今日あった出来事を手帳に書き込んでいる女性

アトピーのかゆみの原因は、体内の神経伝達物質である「ヒスタミン」だと言われています。

抗ヒスタミン薬は、このヒスタミンの働きを抑えて、かゆみを軽減してくれます。比較的効き目が早く現れますが、アトピーの炎症を和らげる効果はほとんどありません。 抗ヒスタミン薬を服用すると、眠気や倦怠感、口中の渇きといった副作用が出てしまいます。花粉症の薬と同じく、運転前の服用はおすすめできません。

最近では、眠気などの副作用を低減した、新しいタイプの抗ヒスタミン薬も開発されています。どの薬を使用するかは、担当の医師とよく相談してから決めましょう。

抗アレルギー薬

ドレスをきて草むらに寝そべっているピンクと黄色のアイメイクをしている女性

アトピーのもとになる、体内のアレルギー反応を抑える薬です。ヒスタミンやIgE抗体(アレルゲンに反応する物質)を抑えて、アトピーのかゆみを軽減してくれます。

抗ヒスタミン剤と異なり、副作用が少なく眠くなったりもしません。ただ人によっては吐き気や、胃の不快感を感じることがあります。長期的に服用を続ける場合は、定期的に肝機能検査を受けた方がいいでしょう。

抗ヒスタミン薬に比べて副作用は少ないものの、効果が現れるまでにある程度の期間が必要な場合があります。またこの薬にも、アトピーの炎症そのものを改善する効果はありません。

ステロイド飲み薬

髪の毛をアップで巻いている下を見ている横顔の女性

ステロイドは体内のホルモンのひとつで、副腎という器官から分泌されて、身体にとって重要な働きをしています。

ステロイドの飲み薬や外用薬は、ステロイドホルモンの成分を人工的に合成した薬です。免疫系の病気や、アレルギー疾患に効果があることから、アトピーの治療にも使われています。

ステロイド薬は副作用が強いので、アトピー治療でステロイド飲み薬を使うことは一般的ではありません。でも、非常に激しい急性憎悪(ぞうあく)の時などには、症状を抑えるために使われることがあります。この時にも、薬の服用を始めたら定期的に、一定量ずつ服用する量を減らして行きます。

私も過去に一度ステロイド飲み薬を使ってみましたが、やはり副作用がひどくて続けられませんでした。当時の事を思い出すと、もう一度服用したいとは思いません。

ステロイド飲み薬は、長期的に使用すると様々な副作用と同時に、副腎そのものの機能を低下させる危険があります。アトピーの症状がひどくなり、服用を考える時には、事前に医師の指導を受けてください。

アトピーの治療では、処方された薬を何も考えずに飲むのではなく「処方された薬はどういった種類なのか」「どんな特徴があるのか」を把握することが大切です。

漢方薬もアトピー治療の有効な飲み薬

ドライフルーツやナッツとすり鉢

病院の飲み薬が怖いという人は、漢方薬を試してみるのもいいでしょう。アトピーの炎症を抑える即効性はありませんが、漢方薬を飲むことで徐々に体調が整っていき、アトピーの症状が和らいでいく効果が期待できます。

漢方薬は、天然の生薬(しょうやく)が主成分なので、副作用の心配がほとんどありません。

アトピーの炎症を直接抑える効果はありませんが、漢方薬の特徴は根本的な体質改善にあります。時間をかけて徐々にですが、アレルギー症状が起きない身体に作り替えてくれるんです。

ただし、漢方薬の効果が出るまでには、ある程度の期間が必要です。私の場合効果が現れるまでガマンできず、途中で服用をやめてしまいました。 また漢方薬は保険がきかないので、効果が見えないまま長期的に続けるには、私にとって経済的な負担が大き過ぎるという理由もありました。

もちろん、「お金や時間がかかってもいいから、体質を改善して根本からアトピーを治したい」という人は試してみる価値があると思います。

どの漢方薬を試すかは、専門家に相談しないと簡単には分かりません。漢方の医療は、個人の体質や症状などを詳しく確認してから、その人に合わせた成分で調合されます。効果的な漢方薬を処方するには、かなりの知識が必要なので、まずは気長にいい漢方のお店を探すことになるかもしれません。

腸からアトピーを治す乳酸菌

2つのヨーグルト

アトピー改善に効果があるとして、今注目の乳酸菌サプリメント。乳酸菌が腸内環境を整えて、アトピーの症状を和らげてくれるんです。

ヨーグルトに代表される乳酸菌は、腸内環境を整えて善玉菌を増やすので、健康増進のために今や欠かせない存在。 アトピーの原因は、胃腸の働きの低下にあるとも言われています。乳酸菌が持つ整腸作用は、免疫力アップにも効果が大きいことから、アトピーの治療にも利用されています。

乳酸菌サプリメントは、様々なメーカーから出されているので、通販などでも手軽に試すことができます。

乳酸菌の種類には注意が必要

お腹にやさしいヨーグルトでおなじみの「ビフィズス菌」。実はこの乳酸菌は、アトピー体質の人には良くないんです。

ビフィズス菌にもいくつかの種類があって、その中にアトピーの改善に役立つ「ビオチン」というビタミンを、壊してしまうものがあるんです。

そこでおすすめしたいのが、「ラクトバチルス」というタイプで、乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)に分類されるもの。「アシドフィルス菌」などの名称で使用されている乳酸菌のなかまです。

サプリメントを選ぶ時には、ビフィズス菌タイプのものよりも、アシドフィルス菌タイプの商品を選んだ方がいいでしょう。

飲み薬を上手に使い分けてアトピー改善

本で口元を隠して目を細めて笑っている女性

まとめておくと、アトピー性皮膚炎の治療には、主に5種類の飲み薬があります。

  1. 抗ヒスタミン剤
  2. 抗アレルギー剤
  3. ステロイド飲み薬
  4. 漢方薬
  5. 乳酸菌サプリメント

現在、アトピー性皮膚炎を根本的に治療する飲み薬はありません。どの薬も、アトピーの炎症を抑えるか、かゆみを緩和するのが目的です。

その中で、病院から処方される飲み薬は即効性が期待でき、効果も感じやすいと思います。一方で副作用の問題から、強めの薬を長期的に続けることはできません。

漢方薬や乳酸菌サプリメントは、副作用が少ないというメリットはありますが、アトピーに的をしぼった薬ではないので、即効性が期待できるものではありません。

一長一短のある飲み薬ですが、ふだんは漢方薬や乳酸菌サプリメントで免疫力アップ。症状が良くないようなら、病院の薬で炎症を緩和、というように使い分けるのがいいかもしれません。

アトピーは気長に焦らず、長期戦で治療していくのが大切なんです。

written by PINNOHIDE

まとめ:ステロイド以外にもある、アトピー飲み薬の種類

症状によって処方される病院の飲み薬

  • かゆみを軽減する、抗ヒスタミン薬
  • アレルギー症状を抑える、抗アレルギー薬
  • ひどい炎症に対処する、ステロイド飲み薬
  • それぞれの薬の特徴と副作用に注意する

漢方薬もアトピー治療の有効な飲み薬

  • 天然の生薬で、じっくりと体質改善をする漢方薬
  • 副作用はほとんどないが、即効性も期待できない
  • 処方には、かなり高度な専門知識が必要

胃腸からアトピーを治す乳酸菌

  • 乳酸菌サプリメントで、免疫力をアップする
  • アトピーにはアシドフィルス菌がおすすめ

飲み薬を上手に使い分けて、アトピーを改善する

  • それぞれの飲み薬のメリットをチェック
  • 上手に組み合わせてアトピーを改善

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