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2016年04月29日 更新 | 7,235 views

症状は10個以上ある。社会不安障害チェックリスト

現代の心の病気として注目されている、社会不安障害。視線恐怖症や会食恐怖症など、さまざまな症状があり、複数が同時に起こることも。社会不安障害がどういうものかをしっかり理解して、適切な治療を受けることが大切かもしれません。

社会不安障害は、周りからはなかなかわかりにくい病気。

だからこそ自分がどんな症状で苦しんでいるのか、理解することが大切です。

社会不安障害の症状リストをチェックして、症状改善に向けて動き出してみては。

社会不安障害とは?

赤い傘で顔を隠し、地平線を眺める女性

社会不安障害とは、社会的な場面で強い不安や恐怖を感じる、心の病気です。

別名社交不安障害や、SAD(Social Anxiety Disorder)とも呼びます。

人前に出ると不安感や恐怖感とともに、手の震えや赤面、発汗、動悸など、さまざまな症状が現れるのが特徴。

全人口の約10~15%の人が社会不安障害にかかっているとの海外の調査報告もあります。

日本では約300万人が社会不安障害に悩まされているそう。

発症しやすい年代は、10代半ばと30代です。

10代半ばは、男女ともにもっとも多感な時期。人の目を気にするようになり、人付き合いで悩むようになる可能性が高いです。

社会不安障害が原因で、引きこもりになってしまう人もいるのだとか。

30代では、管理職など責任のある仕事に就いたときに、社会不安障害を発症する人が多いです。

また、ママ友やご近所付き合いなど、複雑な人間関係に置かれることで発症することも。

社会不安障害は男性よりも女性が発症しやすいという傾向と、気が小さい、些細なことを気にする人のほうが発症しやすい傾向があります。

社会不安障害を発症すると、うつ病やパニック障害などほかの精神疾患を併発しやすくなる可能性も高まるらしいです。

社会不安障害の代表的な症状とは

暗い部屋の中で一人体育座りで顔をうずめる女性

社会不安障害には、人前で食事がのどを通らない、手が震えるなど、さまざまな症状があります。

視線恐怖症

人の視線が気になってぎこちなくなる、目の前のことに集中できなくなる症状です。

他者視線恐怖とも呼びます。

視線恐怖症の人は、他者からの視線をネガティブに捉えます。

自分の見た目が悪いから、嫌われているから…… と考え、視線を避ける行動を取るように。

視線を気にしすぎるあまり、行動が上の空になり、仕事や勉強の能率が上がらないという問題につながるので、注意が必要です。

表情恐怖症

表情恐怖症は、視線恐怖症の一種。

人の視線を気にするあまり、自分の表情が醜くないか、変に思われているのではないかと思うように。

笑顔がぎこちなくなるだけでなく、変な表情になることを恐れて、表情がうまくつくれなくなります。

表情を気にするあまり話の内容を覚えておらず、トラブルに発展することも。

会食恐怖症

人前で食事をするとひどく緊張する、食事がのどを通らないなどの症状です。

家での食事よりも外食で症状が出やすいことから、外食恐怖症と呼ぶことも。

食べ方が変だと思われていないかな……

吐いたらどうしよう……

などと考えることで不安や恐怖が増して、食事がとれなくなります。

症状が悪化すると、食事の誘いを断ったり、外食や旅行に行けなくなったりと、日常生活に支障をきたします。

女性の発症率が高く、男性の約2倍との報告が。

赤面恐怖症

人前で顔が赤くなる、赤面していることを変に思われているのではないかと、不安、恐怖を感じる症状です。

人と対面したときに緊張して、顔が赤くなることはだれにでも起こりうること。

でも、赤面することは恥ずかしいこと、良くないこと、と思うことで過剰に赤面するようになってしまうのです。

赤面したくないばかりに人前を避けたり、過剰にメイクしたり、帽子や髪で顔を隠すようになると、症状が悪化していってしまう危険も。

スピーチ恐怖症

人前に出てしゃべろうとすると言葉に詰まる、頭が真っ白になるなどの症状。

スピーチ恐怖症は、人前でのスピーチで失敗したことがきっかけとなり、発症することが多いです。

また、失敗するのではないかと思うことで不安と恐怖が増し、スピーチの前日から症状が出ることも。

スピーチ恐怖症になると、言葉が出てこなくなるほか、赤面や発汗、手足の震えが現れます。

スピーチすることが苦痛になり、会社を辞めるなど、日常生活に大きな支障をきたします。

職場でスピーチをする機会の多い人は、要注意かも。

電話恐怖症

電話をとったり電話をかけるのが怖い、声が震えたり言葉に詰まったりする症状。

相手の様子が見えない分、どう思われているかを過剰に気にして、心身ともに苦痛を感じます。

症状が悪化すると、電話が鳴っただけで動悸や息苦しさに襲われることも。

近年、人と人とのコミュニケーションは、メールやLINEでのやり取りが中心に。

そのため、電話で話すことに不安を覚える人が増えているそうです。

発汗恐怖症

発汗恐怖症、別名多汗恐怖症は、人と対面すると不安と緊張により全身から多量の汗が噴きだします。

人に気づかれていないか、変に思われるのではないかと思うほどに、汗の量が増すのが特徴です。

汗の量やにおいが気になって、目の前のことに集中できなくなります。

ハンカチを持たないと落ち着かないことも。

書痙(しょけい)

字を書こうとすると手が震える症状、書痙(しょけい)。

下手な字だと思われていないかと意識するあまり、筋肉がこわばり、震えが止まらなくなります。

震えてはいけないと思うほどに、手の震えがひどくなるのが特徴。

排尿恐怖症

隣のトイレに人がいたり、人に待たれていると思うと排尿できない症状です。

男性に多くみられるのが特徴。

症状が進むと人の少ないトイレを探すようになり、一人でいても、人が入ってくる不安と恐怖を感じるようになります。

排尿したいのにできなくなるので、膀胱炎を発症したり、排尿障害を併発したりする危険が。

腹痛恐怖症

緊張からお腹を壊したり、腹痛が起きることを極度に恐れたりする症状。

腹痛を恐れて、外出を控えたり遊びの誘いを断ったりして、対人関係に支障をきたすことがあります。

外出時は、トイレが近くにあるかどうかのチェックが欠かせません。

社会不安障害かも? と思ったら

医師から説明をうける女性

社会不安障害の代表的な症状をチェックして、「もしかしたら…… 」と思ったら、カウンセリングや精神科を受診することがおすすめです。

医療機関での治療に抵抗がある人は、まずは心理カウンセリングから。

カウンセラーに話すことで、社会不安障害との付き合い方や、心の持ちように変化が起きることがあります。

メールや電話で相談できる相談窓口もあるので、外出するのが辛い人はチェックしてみて。

医療機関の場合は、精神科で治療することができます。

症状の度合いに応じて、漢方薬や抗うつ剤、抗不安薬を服用します。

治療が進めば、呼吸法や行動療法を用いて症状改善を目指すなど、さまざまな方法がとられることも。

社会不安障害を一人で抱え込まないで

砂利道をはだしで歩く女性の足元

社会不安障害は、見た目ではわからない病気のため、周囲の人に理解してもらいにくいもの。

でも、病気を理解し支えてくれる人は必ずいるはずです。

社会不安障害の症状のリストをチェックして、性格のせいではないと気づけたら、改善の一歩を踏み出したということ。

社会不安障害と向き合えば、もっと人生が楽になる方法が見つかるかもしれません。

written by qianxiang

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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