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2016年11月24日 更新 | 6,144 views

生活費を切り詰め脱毛サロンに通った私に訪れた、不毛な結末 [体験談]

母の遺伝で全身毛深い私は、小学生の頃、好きな子にゲテモノを見るような目で足を見られました。あまりの毛深さに女の子の足と思えなかったようです。それから脱色クリームや脱毛クリーム、カミソリでの処理を試しましたが、私の剛毛にはあまり効果はありません。さらに彼氏ができたことでムダ毛の悩みは深刻化しました。

屋上で足をかけて下を覗き込んでいる女性出典:We heart it

女性であれば気になる「ムダ毛」

最近は格安の脱毛プランを提供しているサロンも数多くあり、誰もが手軽に脱毛できる時代になったため、簡単に解決できる悩みとなりつつあります。

しかし、一昔前の脱毛料金はかなり高額でした。

そんな時代に意を決し、無理なローンを組んで脱毛サロンに通い始めた私でしたが……。

ムダ毛に悩み始めたキッカケ

長くて綺麗な脚出典:We heart it

毛深い母の遺伝子を受け継いでしまい、姉も私も毛深い身体に生まれてしまいました。

ヒザ下のムダ毛が特に濃く、1ヶ月処理をしていない私のヒザ下だけを見た人は、これが女性の足だとは誰一人として思わないでしょう。

子どもの頃から自分の腕や脚が周りの友達と違うことに気づいていましたが、当時はまだ毛深い女性という存在が、世間一般からどういう目で見られているのか知る由もなく、まったく気にしていませんでした。

しかし、小学校高学年になった頃から異性を意識するようになり、状況が変わり始めました。

5年生の時、隣のクラスに転校してきたばかりの男の子に淡い恋心を抱いていました。

ある日の休憩時間、私が校庭で遊んでいると、近くに立っていたその男の子から、何やら熱い視線を感じました。

「もしかして私のことが好きなのかも!」

と期待しながら、その子の顔をよく見たところ、まるでゲテモノを見るような目で私のヒザ下を凝視していたのです。

小学校の制服は膝丈のスカートなので、当然ヒザ下のムダ毛は丸見えでした。

女なのに脚に毛が生えている私は異常なのだと、学校に行きたくなくなるほどのショックを受けました。

悩みを理解してくれない母

座って遠くを見つめている小麦肌にやけた女性出典:We heart it

それからというもの、制服のスカートから覗く自分の毛深いヒザ下をひどく気にするようになりました。

しかし、母に毛を剃りたいからカミソリを貸してと言っても、

「カミソリは危ないし、剃ると毛が濃くなるからダメ!」

と言って許してくれないのです。

母と姉は私以上に毛深い腕と脚をしているのですが、周りの人間関係に恵まれたのか、毛深いことでそれほど悩んだことがないという、稀な人生を歩んできた人たちでした。

特に母は、ムダ毛ボーボー状態でスカートをはいたり、マッサージに行くのも平気な人なので、私が深刻に悩んでいることが理解できない様子でした。

どうしてもヒザ下のムダ毛を何とかしたいとしつこく母にお願いしたところ、しぶしぶ買ってきてくれたのが、ムダ毛が目立たなくなるという脱色クリームでした。

しかし、私のヒザ下の剛毛は、脱色しても少し茶色くなる程度で、余計に不自然になり目立ってしまうのです。

そのうえ、ツーンとする刺激臭と、クリームを塗った途端に肌がピリピリしてかゆくなってしまい、使い続けることはできませんでした。

除毛クリームも試してみたところ、同じかゆみの症状が出たうえに、すぐに毛が生えてきてしまい、何の役にも立ちませんでした。

仕方なく父が持っていたカミソリをこっそり拝借し、こっそり剃っていたところ、母に見つかり

「あれだけ剃っちゃダメって言ったのに!」

と、ひどく怒られてしまいました。

そんな母に対して、

「一体誰のせいで私が毛深く生まれたと思ってんの!」

と恨みごとを言いたくなることも度々ありました。

怒られてもカミソリでの処理をやめようとしない私に、母も呆れたのかそのうち何も言わなくなりました。

色々試したムダ毛処理方法

玄関で座り込んでいる金髪の女性出典:We heart it

母と姉は腕と脚だけが毛深く、大人になってもなぜかワキなどにはあまり毛が生えなかったらしいのですが、私だけはありとあらゆる箇所が男性並みに毛深くなっていきました。

中学生になる頃には、ワキやアンダーヘアもかなりの量になっていました。

毎日カミソリでの処理を続けていましたが、カミソリ負けや出血に悩んでいました。

女性用の電気シェーバーが欲しかったのですが、私が中学生の頃はまだそういった製品の種類が少なく、田舎の小さな電気店では販売されていなかったので、父のヒゲ剃り電気シェーバーを借りて毎朝ムダ毛を剃るようになりました。

ある日、何かの雑誌を読んでいたところ、毛に電気を流して根本から脱毛するという家庭用脱毛器の通信販売の広告が目に留まりました。

電流が毛根にダメージを与え、繰り返し使用することで徐々に毛が細くなり、そのうち生えてこなくなると謳った商品でした。

当時高校生だった姉も脱毛に興味を持っていた様子で、2人で毎日のように母にお願いし、やっとのことで購入してもらいました。

しかし、何とも安っぽい商品で、普通に毛抜きで毛を抜くのと何ら変わりありません。

何度抜いてもすぐに次の毛が生えてくるし、いつまでたっても永久脱毛できる気配はありませんでした。

何より、抜くときの痛みがあまりに激しく、毛穴が赤く炎症を起こしてしまい、そのうち姉も私もまったく使わなくなりました。

マッサージに行くことすら躊躇する日々

ハイウエストデニムを履きこなしている女性出典:We heart it

短大を卒業してすぐ、接客業の仕事に就きましたが、一日中立ちっぱなしの私の脚は毎日疲れ切っていました。

フットマッサージに行きたくても、私のヒザ下はどんなに丁寧に剃っても男性のヒゲのようなジョリジョリ感がなくならず、マッサージ師にムダ毛の存在を気づかれてしまいます。

それが恥ずかしく、いつもヘッドマッサージか上半身だけのマッサージ、もしくは服を着たままマッサージしてくれるお店にしか行くことができませんでした。

彼氏ができて……

リラックスしながら泡風呂に入っている様子出典:W heart it

そんな私にも、22歳のとき初めて彼氏ができました。

付き合うことになって最初に脳裏をよぎったのは、やはりムダ毛のことでした。

お付き合いを始めたからには、そのうち身体の関係も始まります。

どうしようかと真剣に悩み、当時話題になっていた脱毛サロンでの光脱毛を受けたいと思うようになりました。

しかし、今と違って脱毛料金がとても高額だった時代で、当時の私の安月給では難しい状況でした。

それに、直前にムダ毛を剃れば何とかごまかせるだろうと思い、一旦諦めました。

ある日、彼と午前中からデートしていたのですが、夜そのままホテルへ行くことになってしまいました。

朝しっかりムダ毛を剃っていましたが、ホテルに行く時間にはかなりジョリジョリしているはずだし、箇所によってはすでに1ミリくらい毛が伸びている恐れもありました。

焦った私は、ホテルの部屋に入るや否や

「汗かいて気持ち悪いから先にシャワー浴びさせて!」

とバスルームに直行し、一緒に入って来ようとする彼を懸命に阻止し、アメニティのT字カミソリを使って大急ぎで全身を剃る羽目になりました。

髪の毛をかき上げながら下を見ている女性出典:We heart it

また、私のアンダーヘアは剛毛なだけでなく、生えている範囲も広いのです。

何もしないと下着に収まりきらず、横から大量にはみ出してしまいます。

剃ったりカットしたり、自分なりに処理はしていたつもりでしたが、ある日彼に

「女でこんなに生えてるの、珍しいんじゃない?」

と言われ、逃げ出したくなるほど恥ずかしい気持ちになりました。

もうこれ以上ムダ毛に悩まされたくない、彼に嫌われたくないと思った私は、意を決してある脱毛サロンにお試し無料体験に行ったのです。

現在は脱毛サロンでの勧誘は少なくなったと聞きますが、昔はしつこい勧誘は当たり前に行われていました。

軽い気持ちで無料体験に行こうものなら、高額な脱毛プランを契約するまで帰してもらえません。

当時は両ワキ脱毛だけでも数万円の時代でした。

私が訪れたサロンでは、当時はアンダーヘア部分の脱毛はVラインだけで、今のようなIラインやOライン脱毛はありませんでした。

そこで、特に毛深くて悩んでいたワキとヒザ下とVラインの3か所を脱毛したいと伝えたところ、30万円以上かかるとのこと。

かなり悩みましたが、このままではいつか彼氏に愛想を尽かされてしまうのではないかと不安だった私は、面倒な自己処理にも嫌気が差していたこともあり、数十回のローンを組んで契約してしまったのです。

私が契約したプランには無期限保証などはついておらず、2年間で脱毛を完了させなくてはなりませんでした。

高額出費

お気に入りのボディーローション出典:We heart it

いざサロンに通い始めると、契約前に思っていたのとは異なる事情がいくつか判明しました。

無料体験のときにはまったく痛みを感じなかったのに、契約してから受けた脱毛では、光を当てるたびに飛び上がるほど痛いのです。

スタッフに痛みを訴えても、光の出力を弱くするときちんと脱毛できないなどと言われ、毎回痛い思いを我慢していました。

それに加え、脱毛した箇所に朝晩必ず塗らなくてはいけないという、1本1万円もするボディーローションを毎月のように買わされました。

これを毎日たっぷり使わないと、光を当てても毛が抜けないと言われたので、生活費を切り詰めて購入していました。

おかげで新しい服を買う余裕もなくなり、食事も適当なものばかり食べていました。

しつこい勧誘に……

車の窓から顔を出している女性出典:We heart it

何度かサロンに通ううちに、あれだけ濃く太かったムダ毛が徐々に薄くなりました。

ツルツルとまでいかなくても、ジョリジョリすることはなくなり、彼氏と過ごす時間も以前のように心配しなくて済むようになりました。

しかし、サロンでの怒涛の勧誘攻撃はとどまることを知らず、脱毛に行くたびにスタッフ2人がかりで化粧品や新しいエステのコースを勧められ、何時間もサロンに足止めされていました。

時には、責任者と思われる気の強そうな女性が出てきて、少し怖い思いをすることもあったり、断って帰ろうとすると、露骨に嫌な顔をされることもありました。

それだけでなく、次回の予約を入れようとしても、予約がいっぱいで取れないなどと言われ、脱毛しなくてはいけない時期にしてもらえないこともありました。

勧誘の電話も頻繁にかかってきて、心底うんざりでした。

そのうち、サロンの理不尽な対応と、しつこい勧誘が大きなストレスとなり、脱毛に行かなくなりました。

「行けなくなった」

と言ったほうが正しいかもしれません。

予約当日の朝や、サロンに行く途中に具合が悪くなってしまうのです。

本来ならばあと6回ほど通う必要がありましたが、どうしても耐えられませんでした。

さらに濃く太くなってしまったムダ毛

手で顔を覆って隠している女性出典:We heart it

サロンへ行くのを辞めて2ヶ月ほど経った頃から、また以前のように毛が生え始めました。

しかも、新しく生えてきた毛は、明らかに以前より濃く太くなっていたのです。

ひとつの毛穴から3本くらい同時に毛が生えている箇所もたくさんありました。

私が脱毛サロンに支払った30数万円は、まったくのムダ金となってしまったのです。

現在では多くの脱毛サロンで

「無理な勧誘は一切行っておりません」

とホームページに記載されており、私が通っていたときのようなしつこい勧誘は自粛されているようです。

しかも脱毛料金を見ると、信じられないような破格の安さです。

それでも、やはり一度足を踏み入れると、何かしらの勧誘をされるのではないかと信用できずにいます。

それからというもの、以前のようにシェーバーやカミソリで処理する生活に逆戻りし、徹底的に肌を隠すファッションをすることでその場をしのいできました。

そして、これまで以上に濃くなってしまったムダ毛が気になり、彼氏に身体を見せることが苦痛になりました。

その彼氏と別れた後でお付き合いした人たちとも、身体の関係を拒むことが多かったせいか、長続きしませんでした。

恋愛が長続きしないのはムダ毛のせい?

大きな葉っぱで顔を隠して立っている女性出典:We heart it

お洒落もできず、彼氏ともうまくいかず、婚期を逃し、いまだ独身。

おまけに脱毛サロンで多額のお金を無駄にし、

「この忌まわしいムダ毛のせいで、私の人生は狂ってしまった」

と思っていました。

しかし、冷静になって周りを見てみると、あることに気が付きました。

腕と脚は私より毛深いはずの母と姉は、2人とも10代の頃からそこそこモテたらしく、20代半ばで結婚しています。

姉は年頃になってもムダ毛の処理は適当でしたが、姉の旦那さんは、そんな姉の自由奔放なところが好きなのだそうです。

珍しいかもしれませんが、私の父と姉の旦那さんは、女性が毛深いのをまったく気にしないのです。

「女性のムダ毛なんて論外!」

という男性も多いでしょう。

しかし、私の父や姉の旦那さんのような人も実際にいるのです。

うまくいかないときには視点を変えてみることも必要

花柄のバンダナを巻いて真顔で正面を見つめている女性出典:We heart it

よく考えてみると、これまでお付き合いした男性と長続きしなかったのは、ムダ毛が直接の原因ではなく、私のムダ毛に対する大きなコンプレックスこそが最大の問題だったのではないかと思うのです。

ムダ毛を気にしすぎるあまり、彼氏に嫌われてしまうと勝手に思い込み、身体の関係を躊躇するようになり、それによって心の距離まで離れてしまったのかもしれません。

もちろん、性格などお互いの相性も大きな要因です。

ただ、私が頻繁に身体の関係を拒んでいたことが、彼らとの破局に全く影響しなかったとは考え難いのです。

お付き合いした男性に対してもっと心を開いて、ありのままの自分を見せることができたなら、うまくいった関係もあったかもしれません。

私には、コンプレックスを一旦さらけ出してみるという勇気が足りなかったのです。

コンプレックスを解消しようと頑張っても、なかなか思うようにいかないときには、少し考え方を変えてみることも必要だったのではないか。

今はそう思っています。

written by chamaeru

Top image via Weheartit

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