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2016年04月11日 更新 | 2,321 views

もっと自分勝手でいい。拒食症の原因と克服法6つ

拒食症は完全主義の人がなりやすく、親の期待に応えようとしたり、他人と自分を比較しすぎたりした結果なるなど、原因はさまざま。意識を変えることは簡単ではないかもしれませんが、少しずつでいいので、他人と自分を比較しないようにしたり、自分自身を受け入れて認めてあげたりすることからゆっくり始めてみましょう。

「美しくなりたい」、「みんなに好かれたい」というのは、誰でも思うもの。

でも、あまりに気持ちが強すぎて拒食症となり、体も心もボロボロになってしまっている人は厚生労働省の調査では12,500人以上いると言われています。

拒食症になった結果、無月経を引き起こし不妊症へ発展してしまったり、最悪の場合、抑うつ状態が進行し、うつ病を発症し自殺をしてしまうというケースも。

症状が悪化する前に、まずは原因を知って、自分と向き合ってみましょう。

拒食症のチェックポイント

おなかを押さえる女性出典:we heart it

拒食症かもしれないけど本当に拒食症かどうかわからない人は、まずセルフチェックから始めてみましょう。

セルフチェックで当てはまったからといって確実に拒食症であるわけではありませんが、ひとつの基準になります。

拒食症のチェックポイント1:体重が適正かどうか

まずは自分が思っている体重のイメージは抜きで、身長と体重から今の自分の体重が適正値かどうかチェックしてみましょう。

適正体重かどうかはBMI(Body Mass Index)で確認することができます。

BMI = 体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}

BMI値が18.5~25であれば正常値です。

ただ、拒食症の疑いがある人は十分に食事をとれていないことが考えられるので、低い値が出ます。

BMIの低値基準はこんな感じ。

  • 17以上 軽度
  • 16台  中等度
  • 15台  重度
  • 15未満 最重度

15台のBMI値が出た人は、少し拒食症を疑ったほうがいいかもしれません。

拒食症のチェックポイント2:拒食症の症状が出ているかどうか

まず、拒食症のわかりやすい症状としては、「食事を食べないこと」です。

この「食べない」というのは、「食べられない」とは違うというのが重要なポイント。

食事を「食べない」人は食べることに不安や恐怖心があり、食べないという行動をとっているんです。

食べることに対する不安や恐怖については、こんな理由が潜んでいます。

  • 太ること、体重が増えることへの過度な恐怖心
  • 実際の自分と、自分が感じている自分の体型のイメージの歪み
  • 痩せていないと価値が無いと考えてしまう低い自己評価

拒食症とは、食べることに対しての不安や恐怖心ではなく、太ること、太って醜い姿になることによって自分が無価値になるという不安や恐怖心を感じてしまう病気なんです。

拒食症を引き起こす原因2つ

窓から外を覗く女性出典:we heart it

拒食症になりやすい人にはいくつかの性格のパターンがあり、なかでも特に危険なのが「自尊心の低さ」だと言われています。

こだわりが強い完璧主義のあまり自分に自信がなかったり、自分には価値が無いと思い込んでいたり……。

ダイエットなどをきっかけに、もっと、もっとという過度な体重へのこだわりが拒食症へと発展させてしまうケースが多いようです。

拒食症の原因1:人間関係のストレス

両親などの身近な人との関わり合いが拒食症の原因となることも少なくありません。

10~20代を中心に人気のアメリカのドラマ『ゴシップガール』の登場人物ブレアが、母親に認めてもらいたい一心で摂食障害を引き起こすというエピソードがありますが、これは実際に少なくはないケースのようです。

実際に拒食症になったプロスケーターの鈴木明子さん

プロスケーターの鈴木明子さんは、大学入学をきっかけにそれまで食事などの管理をしてくれていた母親のもとを離れ、ひとり暮らしを始めたことをきっかけに拒食症を発症してしまったそう。

鈴木明子さんは身長161cmで32kgまで落ちてしまったそうなので、当時のBMIは12.35です。

BMI値が15以下だと最重度のなので、症状は相当ひどかったでしょう。

治療のために訪れた精神科の医師から伝えられたのが、勉強もスケートもできて当たり前という考えの「母親との関係が原因」だということでした。

母親の期待に応えねばと必至に頑張った結果の拒食症。

特になにかの才能に恵まれた子どもだと、親は子どもに期待をしてしまうものです。

重すぎる期待は、子どもにとって相当な重圧になってしまうのかもしれません。

拒食症の原因2:太っているという誤解

日本人の肥満人口の増加が目立つ一方で、20代女性の痩せ型の増加も問題になっています。

拒食症で悩む人の90%は女性です。

まずは根本である考え方から少しずつ変えていきましょう。

痩せれば幸せになれるという女性特有の思い込み

「痩せてキレイな女性になればみんなが優しくしてくれるし、みんなに認めてもらえるし、ステキな彼氏だってできるはず」と思い込んでどんどんダイエットをエスカレートさせてしまい、拒食症になってしまう女性は多いです。

そして、意外と多い原因にあげられるのが、同性のあいだで認められたいという願望。

女性ほどみんなに好かれたいという願望や、みんなに認められたいという願望が強い傾向にあるということや、他者と比較して自分が優位にあるということで安心感を得る傾向が強いということが原因のひとつとしてあります。

異性からモテる女性や幸せそうな女性より痩せて綺麗になれば、自分の方が幸せになれるという強い思い込みが、より拒食症に拍車をかける原因になるのかもしれません。

周囲の人の何気ない一言が原因で拒食症になることも

スタイルを気にする女性がほとんどですが、仕事や勉強で忙しいと食生活が乱れてしまったり、時期によっては付き合いも増えて外食の機会が増えてしまったりすることがあります。

「少し太っちゃったかな?」と思っていたときに、周囲の「最近太った?」なんていうデリカシーが無い一言がきっかけで拒食症になってしまうことも。

「周りの人にもわかるほど自分は太ってしまったんだ」と罪悪感を感じて、痩せなければならないという強迫観念に襲われてしまうんです。

もともと拒食症になりやすいタイプの人は、自分に自信がなかったり、完璧主義思考のある人が多いので、他者からネガティブな発言をされたことで必要以上の焦りを感じてしまいます。

ちょっとしたダイエットのつもりが、もっと痩せなければと強迫観念を感じてしまうことが女性には多いんです。

拒食症の克服法4つ

笑う女性出典:we heart it

拒食症の克服法でもっとも重要なのは、自分の意識を変えること。

ただ、今までの考えを簡単に変えることは難しいので、少しずつでも改善していけるようにしましょう。

拒食症の克服法1:他人と比較することをやめる

自分自身にまったく自信が持てなくても、とにかく他人と比較しないことがとても重要。

誰かと比較すると、自分の方が優っている部分よりも劣っている部分の方が目につくものです。

人と比べるから苦しくなります。

最初は難しいかもしれませんが、「この人と私は違うから比べる必要がない」と常に意識し続けてみましょう。

拒食症の克服法2:本当の自分を受け入れていくれる友達を見つける

SNSでのコミュニケーションが主流となり、FacebookやInstagramで、今友達が何をしているかいやでもわかってしまいます。

友達の投稿を見ては、友達の私生活の充実ぶりに焦りを感じてしまう人も多いようです。

でも、よく考えてみると、自分の隠したい部分をあえてSNSで拡散する人なんていませんよね。

いい部分しか流さないのだから、流れてくる情報はすべてがいい部分だけなんです。

だから、まずは上辺だけの格好よさでなく、格好の悪い部分までをさらけ出してくれたり、自分もすべてをさらけ出せたりする友達を1人でも見つけてみましょう。

お互いをきちんと理解しあえる存在がいれば、周りのことなんて気にならなくなるかもしれません。

拒食症の克服法3:今食事がとれなくても大丈夫だと思うこと

拒食症で特に辛いのは、自分が拒食症だと気がついて改善しようと思ったときにはからだが食べものを受け入れてくれないこと。

そもそも拒食症の人にとっての食べるという行為は、それまで食べることを悪だと思っていた自分の心を逆転させるということなので、もちろん簡単なことではないです。

だから、まずは食事が採れない自分を許してあげましょう。

そして、無理して食べようとせずに、ひと口ずつゆっくりと自分が食べられる範囲で食べて、食べられたら自分をいっぱいほめてあげること。

今までまったく食べられなかったのに、食べられるようになるのってすごいことです。

また、どうしても食事をすると吐いてしまう人は、吐いてしまっても自分を責めずに、次はきっと大丈夫と自分自身を励ましてあげましょう。

拒食症の克服法4:自分は自分でいいと思うこと

自分は自分でいいと思うことが、もっとも重要で効果的な克服法かも。

服の趣味も、髪型も、化粧も、自分の好きでいいんです。

みんなが雑誌のなかのモデルさんになる必要はありません。

他人から認めてもらえなくても、自分がそれでいいと思ったらそれでいいんです。

誰かより優れている必要もないし、誰かより劣っている部分があるのは当たり前。

まずは自分で自分を受けて入れてあげて、自分を好きになってみることから始めましょう。

まずはもっと気楽な考え方を受け入れることから始めよう

歩く女性出典:we heart it

拒食症になりやすい人の特徴として、完璧主義なのに自分に自信が持てないというところがあります。

他人の評価を気にしたり、親の期待に応えたりする必要はどこにもありません。

自分は自分です。

まずはもっと自分勝手に気楽に生きてみましょう。

top image via we heart it

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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