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2016年09月12日 更新 | 1,843 views

女性特有の脱毛症、FAGAとは。

薄毛ときくと、男性特有のものと思いがち。でも実は、女性でも薄毛に悩んでいる人は多くいます。その脱毛の原因がFAGA(女性男性型脱毛症)であれば、早めの治療が大切です。今すぐ症状をチェックして、薄毛の改善を目指してみては。

「なんだか最近、髪の毛が薄くなってきた…… 」

そう感じたらそれは、女性男性型脱毛症、FAGAかもしれません。

女性でもなりうる「薄毛」。

複雑な要因が絡み合って発症するFAGAの原因と症状、対策とは。

FAGAとは

抜け毛に悩む女性

FAGAとは女性男性型脱毛症のことです。

男性型脱毛症(AGA)の症状が、女性に現れたものと言われています。

AGAとは発症の過程も症状も異なるため、区別するためにFAGAと呼ばれているんです。

どうしてFAGAになってしまうのか?

薄毛=男性の悩み、と思われがちですが、そんなことはありません。女性で薄毛に悩まされている人も、たくさんいるんです。

それではどうして女性でも薄毛になってしまうのでしょうか?原因をしっかり解明して、改善策がスムーズに実行できるようにしたいですよね!

男性ホルモンの分泌は大きな原因

女性がFAGAになってしまうもっとも大きな原因は、男性ホルモンによるものです。女性の体内でも男性ホルモンは分泌されていきます。

男性ホルモンが変性して毛母細胞という髪の毛を生み出す細胞へ侵入していくことで薄毛が促進される・・・。これが女性が薄毛になってしまうカラクリです。

ちなみの女性の体内に分泌されるのは、テストステロンやジヒドロテストステロンというホルモン。これらが毛髪に影響を及ぼしていきます。

女性ホルモンは髪にどんな影響を与える?

男性ホルモンが薄毛を進行させてしまうのはわかりましたが、女性ホルモンはどのように関わっているのでしょうか。

毛髪に関して男性ホルモンと女性ホルモンはまったく拮抗した働きをしています。女性ホルモンであるエストロゲンは毛髪を育てる働きを担っているのです

女性ホルモンがたくさん分泌されていると、髪の毛の生え変わるサイクルが長くなるのでちょっとやそっとでは抜け毛にいたりません

なので自然と髪の毛がふっさりとした印象になるでしょう。女性ホルモンが多い若い人たちの髪の毛が多いのは、こういったことが根本になります。

女性ホルモンが多いと男性ホルモンが少なくなる

体内で分泌される女性ホルモンが多ければ多いほど、男性ホルモンの濃度というのは低くなっていきます。

女性ホルモンの分泌が活発な若い女性は、血中の男性ホルモンの濃度が女性ホルモンの1/20ほどしかないようです

そのため薄毛になるようなことはほとんどありません。髪の毛を育てる女性ホルモンが多く、抜け毛を促進する男性ホルモンが少ないのですから当然ですよね。

問題は年齢を重ねてから・・・

女性ホルモンの分泌というのは、年齢を重ねるごとに少なくなっていきます。これにともなって、毛髪を育てるための栄養がなくなってしまうので薄毛が目立ち始めるのです。

女性は早い人で35歳くらいからエストロゲンの分泌が減少ぎみになります。エストロゲンが減った体内では、同時に男性ホルモンが盛んに分泌されるようになるのでさらに薄毛が加速して・・・

最終的にはFAGAに行き着いてしまいます。女性ホルモンの分泌が減少するまえに、何かしらの対策をしておかないといけないということがわかったでしょう。

また加齢による女性ホルモンの減少に加えて、不規則な生活も女性ホルモンに影響を与えるということも覚えておきましょう。

睡眠不足、過度な喫煙、ストレスを溜めるなどなど・・・これらは毛髪を薄くする原因になりかねません。FAGAを発症する前に、クリアしていきたい生活習慣ですね!

女性がはまりがちなダイエットも、やりすぎると女性ホルモンを少なくしてしまいます。こちらも要注意です。

AGAとFAGAの違い

女性のAGAのことを、総称して「FAGA」と言います。これはしばしば男性のAGAとは区別されているようです。

AGAとFAGAでは脱毛のパターンが異なるため、このように区別がなされています。

女性の脱毛パターンに関しては後述しますが、男性は頭頂部と前髪の生え際から薄毛になるのですがこれは女性とはかなり異なったものになります。

なので一応医学用語としては、男性のAGAと女性のFAGAを区別しているということのようです。

FAGAの特徴

カメラ目線の美しい女性

FAGAは、ルードウィッグ型クリスマスツリー型ハミルトン型の3つのタイプに分類することができます。

ルードウィッグ型

FAGAに一番多いのが、ルードウィッグ型。

生え際が後退することはないものの、全体的に薄くなり、特に頭頂部から後頭部の辺りが薄くなっていきます

クリスマスツリー型

クリスマスツリー型は、髪の生え際から頭頂部の真ん中の辺りが、クリスマスツリーのような形に薄くなっていくタイプです。

生え際の脱毛部分の範囲が広く、頭頂部に向かうにつれ、脱毛部分が細くなっていく様子がクリスマスツリーに似ていることから、そう呼ばれています。

ハミルトン型

ハミルトン型は、男性型脱毛症(AGA)と同じように、生え際のラインが変わって、髪の生え際に剃り込みが入ったような形になるタイプです。

FAGAと他の脱毛症との違い

首をかしげるバスローブ姿の女性の写真

FAGA以外にも、女性を悩ませる脱毛症がいくつかあります。

FAGAとその他の脱毛症とでは、症状や原因にどんな違いがあるのでしょうか。

円形脱毛症

特に前触れもなく、直径1~3センチくらいの範囲の毛が抜けてしまう、円形脱毛症。

原因は、自己免疫疾患(本来身体を守るはずの免疫機能が、過剰に作用して自分の身体を攻撃してしまう)であると言われています。

老若男女関係なく発症するのだとか。

FAGAが全体的に薄毛になるのに対し、円形脱毛症は部分的な脱毛で、直径1~3センチくらいの範囲の毛が、抜け落ちてしまいます。

分娩後脱毛症

分娩後脱毛症は、産後に急に抜け毛が増える症状です。

妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンが大量に分泌され、その影響で髪の成長期が長くなり、退行期や休止期に移行しなくなります。

そして、産後にホルモンの分泌が元に戻ると、一気に多くの髪が休止期に入るため、抜け毛が多くなります。

ピル使用後脱毛症

ピルとは経口避妊薬のことで、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンを複合した薬です。

女性ホルモンには髪の成長期を伸ばす働きがあり、妊娠中と同じようにピルの服用中も、髪の成長期が長くなり、退行期や休止期に移行しなくなります。

そしてピルの使用をやめ、女性ホルモンの状態が元に戻ると、一気に髪が休止期に入り抜け毛が増えるのです。

FAGAも分娩後脱毛症もピル使用後脱毛症も、原因はホルモンバランスの乱れであると言われています。

ただ分娩後脱毛症やピル使用後脱毛症は、一時的なホルモンバランスの乱れのため、いずれ自然に改善されることがほとんど。

産後半年も経てば、ホルモンバランスも元に戻って髪はまた生えてきます。

同様にピルの服用をやめてしばらくすれば、髪は元の状態に戻ります。

しかしFAGAの場合は、無理なダイエットやストレスによってホルモンバランスが乱れることが原因です。

そのため放っておいて自然に改善するものではなく、何もしなければ症状は進行してしまいます。

FAGAの進行度合いによる分類

髪を触って不満げな女性の写真

FAGAは進行型の脱毛症です。

放っておくと、症状が進んでいきます。

そして症状の進行度合いによって、3つの状態に分類することができます。

Ⅰ型

FAGAの初期状態、Ⅰ型。

Ⅰ型は頭頂部の一部が薄くなっている状態です。

まだ初期の段階なので、薄くはなっているものの毛髪は生えています。

部分的で範囲も狭いので、この段階では本人も気づかないことが多いよう。

Ⅱ型

Ⅰ型に比べ、頭頂部の薄い部分が広がっている状態が、Ⅱ型です。

パッと見て、薄くなっていると分かりやすくなってきます。

薄毛の範囲は広がっているものの、細い毛髪はまだ生えていることがほとんどです。

Ⅲ型

Ⅲ型になると薄毛の部分がさらに広がり、頭頂部全体の毛髪が抜けます。

Ⅰ型、Ⅱ型と違い、毛髪がなくなって地肌が見えるようになってくるのが特徴。

FAGAがかなり進行している状態です。

FAGAになりやすい人の特徴

自分の首を両手でさわる女性

FAGAになりやすい人には、いくつか特徴があります。

もしFAGAの症状に少しでも当てはまる場合は、次の項目をチェックしてみると良いかも。

親も薄毛である

薄毛には、ある程度遺伝要因があるのは否定できません。

それは男性も女性も同じ。

両親からの遺伝が複雑に関係して、FAGAを発症するようです。

生理不順である

生理不順は、女性ホルモンのバランスが乱れることが原因です。

生理不順になると、もともと少量ながら分泌されている男性ホルモンの影響を受けやすくなります。

男性ホルモンの働きが強まると、FAGAの発症を招く可能性が。

肩こりや腰痛がある

肩こりや腰痛は、主に血行不良が原因となって起こるため、頭皮の血行も悪くなります。

頭皮の血流が滞ることで、毛根の毛母細胞に栄養が行き渡らなくなるのだとか。

髪に必要な栄養が届かないと、髪が栄養不足で細くなったり、成長が十分でないまま抜けたりします。

また、ストレスから肩こりや腰痛になる場合は、自律神経やホルモンバランスに乱れが生じ、それがFAGAの原因になることも。

ダイエットをしている

過激なダイエットはホルモンのバランスを乱れさせて、生理不順や若年性更年期障害など、さまざまな不調の原因になり得ます。

そのため無理なダイエットをしている場合は、若くてもFAGAを発症する可能性が高くなるかも。

冷え性

冷え性の原因には、体質や生活習慣などのほかに、自律神経の乱れがあります。

冷え性で悩んでいる人は、自律神経が乱れている可能性もあるということ。

自律神経が乱れると、ホルモンのバランスも乱れてしまうため、FAGAを発症するリスクが高くなってしまいます。

抜け毛が気になる場合はクリニックへ

医師から説明を受ける患者の写真

女性の脱毛の原因はいろいろあります。

FAGAかどうかの検査は、専門クリニックか、薄毛外来のある病院で行うのがおすすめ。

男性の薄毛がほぼ男性型脱毛症(AGA)であるのに対し、女性の薄毛にはストレスや食生活、一時的なホルモンバランスの乱れなど、さまざまな原因があります。

そのため男性の場合よりも、原因を診断するのが難しくなってしまいます。

FAGAの専門クリニックは女性の薄毛に特化しているため、より適切な診断、治療が受けられるんです。

またFAGA専門のクリニックや薄毛外来であれば、スタッフが女性のみであったり、患者同士のプライバシーが守られていたりと、女性に対する配慮がされているので安心できます。

女性は、男性よりも薄毛に関してナイーブになりがち。

気軽に診察できる雰囲気は非常に大切です。

FAGAの検査ができるクリニック

ぼやけたクリニックの写真

FAGAの検査ができる専門クリニックをご紹介。

女性の髪専門クリニック

東京ビューティークリニック

東京ビューティークリニックでは、女性の髪の悩みに特化した治療を受けることが可能。

女性医師や女性スタッフも多く、女性が相談しやすい雰囲気を大切にしています。

東京の3店舗と、札幌、名古屋、大阪梅田、福岡で治療を受けられるのも魅力。

女性専門の「頭髪外来」

AACクリニック

さまざまな原因が複雑に関係して発症する、女性の薄毛。

AACクリニックでは、生活習慣や頭皮の状態を詳しく診察し、的確な判断のもと、薬やサプリメント、点滴での治療を行います。

銀座以外にも、名古屋、大阪、福岡で治療が受けられるのがうれしいです。

大手薄毛専門クリニック

AGAルネッサンスクリニック

AGAルネッサンスクリニックは薄毛治療を専門に行ってきたクリニックであり、FAGAの治療にも力を入れています。

パントスチンという、FAGAの最新治療薬を治療に取り入れているのが特徴。

新宿、大阪、福岡、仙台、札幌に治療院があります。

FAGAは、正確な診断と早めの治療を

黒髪をなびかせる女性の横顔の写真

FAGAはAGA(男性型脱毛症)に比べて、まだ一般な認知度が低いです。

そのため間違った診断で通常の育毛治療などを受けると、費用が無駄になるばかりか、進行が進んで手遅れになる場合も。

FAGAは進行型の脱毛症なので、早めの治療が大切です。

少しでもおかしいなと思ったら、専門のクリニックで検査を受け、薄毛の改善を目指してみては。

written by よつば

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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