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2016年06月01日 更新 | 9,354 views

「お前病気じゃないの? 」と彼氏に言われ…… アソコの臭いに悩まれた10年間 [体験談]

初潮がきっかけでおりものが増え、匂いを気にするようになりました。心配をよそに彼氏との初めてのセックスでは匂いのことを言われることもなく安心していました。しかし、ピルの服用を始めた大学の頃の彼氏に言われたのは「お前のアソコの匂いが気になる」「病気?」という言葉。定期検診も問題ないのにどうして……。

ベットに寝そべっている腕の毛が濃い女性出典:We heart it

デリケートゾーンの匂いは他人と比べる訳にもいかず、一人で悩んでいる方はかなり多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかも程度によっては、パートナーだけではなくその他の対人関係まで不安になってしまう……。

でも他人にも相談しづらい、そんなデリケートな問題なのです。

私もその中の一人でした。

約10年間、自分のデリケートゾーンの匂いに悩み、苦しんできました。

その匂いのせいで傷ついた事もありますし、人前に出たくないと思う事さえありました。

またその匂いは、結論から言うと体質的なものであり、根本的にゼロにすることはできなかったのです。

まさに私にとってのコンプレックスでした。

コンプレックスを解消するため、無茶をした事もあります。

それは、匂いをゼロにしようとする余り、心の余裕を無くしてしまっていたから。

そんな私でも、ある事をきっかけに心の余裕を取り戻し、自分の体としっかり向き合う事で匂いとうまく付き合いながら生活できるようになりました。

もちろん匂いはゼロにはなっていませんが、あまり気にし過ぎず毎日を過ごせています。

ここではそんな私の10年間の悩みと苦しみ、そしてそこから抜け出せた方法をご紹介したいと思います。

匂いの元がおりものだと気付いた思春期

鏡越しに正面を見つめている青い瞳の女性出典:We heart it

初めて自分のデリケートゾーンの匂いが気になったのは、高校生になってからでした。

私は初潮が来るのが中学2年生の終わりと少し遅く、ある程度周期や量が落ち着いてきたのは高校生になった事だったのです。

周期が落ち着いてきた事で、生理と生理の合間におりものが出ている事に気付きました。

しかし当時はおりものシートを使う程の量でもなく、出ている期間も数日間です。

匂いも、トイレで下着を下げた時にちょっと立ち上る程度で、さすがに外にまで匂いが漏れていると心配するほどではありません。

チーズのような匂いと酸っぱい匂いが混ざったような感じです。

ただ、当時の私の頭の中には

「おりものがあると変な匂いがしてしまうんだな」

という漠然とした事実は残ったのです。

初めての彼氏は、匂いを気にしなかった

手をつなごうとする男女の手元の写真

高校3年生の時、初めて彼氏ができました。

そうなると彼氏との初めてのセックスを迎えるに当たり、やはりデリケートゾーンの匂いが少し気になってきます。

しかも高校生ですからラブホテルに行く訳でもなく、彼氏の家ですので、事前にシャワーを浴びる事もできません。

当時の高校生が読むような雑誌でも、そういった特集が組まれる事はありました。

しかし具体的にその内容や原因、対策まで踏み込むような記事は無く、みな一様に

「自分が思っている程相手は気にしていない!」

というような記事ばかりです。

インターネットもそれ程気軽に使えない時代。

果たして自分のデリケートゾーンは匂うのか、もし匂うなら他の人と比べてどうなのか、そんな不安でいっぱいのまま、初めてのセックスを迎える事になったのです。

ところが心配していた割には、結局彼氏から何も言われませんでした。

「匂いが気にならなったのかな、もしくはみんなこんな感じの匂いなのかな」

と少し安心できました。

今考えると、おそらく彼氏は初めてのセックスでかなり緊張していたので、正直匂いなんか気に出来る状況ではなかったのだと思います。

まあ状況はどうであれ匂いについて何も言われなかったので、とりあえず私のデリケートゾーンの匂いは気にするようなものではないのかなと思うようになったのです。

次の彼氏とも安心して付き合っていたつもりが……

デニムにスニーカーのラフなスタイルで地べたに座り込んでいる女性出典:We heart it

大学に入り新しい彼氏ができました。

彼氏が一人暮らしだった事もあり、セックスの回数も初めての彼氏に比べ格段に増えました。

私は初めての彼氏に何も言われなかった安心感から、特に匂いについてもあまり余計な心配はしていませんでした。

ところがこの頃、私の体にある変化が起こりつつありました。

その彼氏と付き合い始めたと同じくらいから、ピルの服用を始めたのです。

目的は生理の周期をきっちり整える事と、避妊効果を高めるためだったのですが、ピルの服用を始めた頃から、おりものの量が増えてきていました。

量の増加とともに、質感と匂いにも変化がありました。

質感は卵の白身のような状態からさらさらの液体へ、そして匂いは酸っぱさが抜けてチーズのような匂いが更に強くなりました。

そのため、おりものシートは生理中以外毎日着けざるを得なくなっていました。

もちろんおりものが増えた事は気になり、病院での定期健診の時にも相談しました。

結果は、特に病気等の異常は無し。

結局体質なのだという結論に落ち着きました。

一応膣洗浄剤をその場で1錠入れてもらいました(膣内を洗浄する錠剤で、入れた直後は確かにおりものが少なくなりますが、効果は持って1週間程度でした)。

ただ先生からは、

「デリケートゾーンを清潔に保つように心がけてはどうか」

とアドバイスを頂きました。

おりものは元々、膣内に入る汚れや細菌を押し流すものです。

汚れや細菌があれば当然量が増えてしまいます。

だから清潔に保つ事でおりものの量を減らそう、という事なのです。

例えばトイレに行ったら前から後ろへ拭くようにする事、またお風呂で体を洗う時にはお湯で(石鹸を使わず)デリケートゾーンを優しく洗う事を教えてもらいました。

匂いは強くなれど、体質だから仕方ない。

少しでもおりものを減らす工夫も教えてもらったので、少しだけまた匂いへの不安が減ったように当時は感じていました。

彼氏からの告白

体操座りをしながらじっと正面を見つめている赤いリップの女性出典:We heart it

付き合って1年程たった頃、彼氏とのセックス回数は目に見えて減っていました。

酷い時には3ヶ月ほど間が空いた事もあります。

さすがに私の中で、欲求不満はもちろんなのですが

「私の事をもう好きではなくなったのではないか」

という不安が募っていました。

セックスをしないこと以外は仲が良かったので、尚更セックスできないのが寂しくて仕方ありませんでした。

そんなある日、彼氏の家にお泊りしたのですが、やっぱり何もせず彼氏は寝てしまいました。

さすがに私も耐え切れなくなり、泣きだしてしまったのです。

「なんでセックスしてくれないの、私の事はもう好きじゃないの」

と泣きじゃくる私に驚いた彼氏は、私を慰めながら、ちょっとためらうようにこう言ったのです。

「お前のアソコの匂いが気になって……病気なんじゃないかと……。」

それを聞いた瞬間、心臓を掴まれるようにギュっと胸が痛くなりました。

「ああ、やっぱりそうだったんだ」「私の匂いが気になってたんだ」と。

もちろんその場で、私は病気ではない事、ちゃんと検査も受けた事、体質だから仕方ない事をしっかり説明しました。

ですが匂いは、本人の感覚の問題です。

いくら頭で「何ともない」と理解していても気になるものは気になるのです。

その後、私は匂いを減らすために色々やりました。

おりものの原因となる細菌を殺すため、膣内をお湯でしか洗ってはいけないと言われたのに、殺菌石鹸の泡を少しつけたりもしてしまいました。

また、彼氏の家にいる時は、トイレへ行くたびにシャワーへ入ってデリケートゾーンを洗ったりしていました。

ですがその努力もむなしく、おりものの量はそれ程減る事はありませんでした。

結局、その彼氏とはその後もセックスの頻度が増える事無く、破局を迎えました。

それ以来私の心には、「セックスしたくなくなる程の匂い」という現実が重くのしかかって来るようになったのです。

友人と屋上から景色を眺めている様子出典:We heart it

その後は、男の人とお付き合いしても、泊まりに行く事はほとんどありませんでした。

セックスをする際には必ず直前にシャワーを浴びるようにし、出来る限り匂いがバレないようにしていました。

当然そうなるとデートの選択肢も減ってきてしまいます。

それでも、当時の私は

「匂いがバレたらセックスしてもらえなくなる」

という恐怖があったので、匂いがバレるような事は絶対に避けたかったのです。

でもそんな、どこか距離感のある付き合いをしていたせいか、どの人も長続きはしませんでした。

さらに年齢を重ねたせいか、おりものの匂いが年々キツく、量も多くなっているようにも感じました。

今までは彼氏といる時だけ気にすれば良かったのですが、普段洋服の上からでもおりものの匂いがしているような気がしてきたのです。

酷い時には、おりものシートではなくナプキンを当てたいぐらいの量が出る事もありました(当然この間も継続して婦人科には通っているので、病気でない事はわかっていました)。

おりものの匂いで彼氏だけではなく、友人や同僚までも失ってしまうのではないか……

本当に自分の体が嫌で嫌で仕方ありませんでした。

そんなある日、今の彼氏と出会いました。

今の彼氏は、2回目ぐらいのセックスではっきりと私に言ったのです。

「お前はお前の匂いがあるよな」

一瞬、

「ああ、またか」

と思いました。

大学の時の彼氏のように、私の匂いが強いと指摘されているように感じたからです。

でも、その後に続いた彼氏の言葉は違いました。

「これがお前の匂いなんだから、俺は好きだよ」

つまり私の匂いは私の体質なのだからと、匂いもひっくるめて好きになってくれたのです。

そんな事を言われたのは初めてでした。

「体質」という事実を、初めて本当の意味で受け入れてくれたように感じました。

本当に嬉しかったです。

そして嬉しいと感じたのはもちろんなのですが、この時のセックスは、人生で一番気持ちいいと感じました。

おそらくそれまでは、どこか匂いを気にして、全てをさらけ出せていなかったのかもしれません。

気持ちもどこか緊張したままだったのかもしれません。

それが、匂いを受け入れてくれたという事で何もかも解放された気分になったのです。

自分なりの工夫で、匂いと向き合っていく

ひまわり畑で大きなヒマワリを持っている女性出典:We heart it

胸のつかえがとれた事で、少し心に余裕ができました。

心に余裕ができた事で、今度はじっくりと、自分の匂いについて対処法を考えるようになりました。

以前は「匂いを何が何でも消す!」と自分を追い込んでいたからか、即効性のある方法や無茶な方法に走ってばかりいましたが、今度は自分の体を大事にしながら対処できる方法をネットや本で探すようになりました。

そして今では、次のような方法で匂いを軽減できるようになったのです。

ウォッシュレットやビデをこまめに使う

私はストレス等でお腹を壊しやすい体質だったのですが、下痢をした後におりものが増えている事に気付きました。

おそらく雑菌がデリケートゾーンについてしまっているのではないかと考え、それまで苦手だったウォッシュレットビデをなるべく使用するようにしたのです。

すると、以前に比べ下痢の時のおりものが少し減ったように感じたのです。

デリケートゾーンの毛を剃る

やはりどんなにキレイにしても、毛は汚れが付着しやすくなります。

毛を剃る事でデリケートゾーンを清潔に保つ事ができます。もちろん、蒸れも防止できます。

もし毛を剃る事に抵抗があれば、Vラインの辺りは残したままにして、Iラインの部分を剃るだけでもかなり変わりますのでお試しください。

ここぞという時だけジェルを使用

それでもなかなかおりものの量が減らない時や、薄着になるのでどうしても匂いを抑えたい時もあると思います。

そういう時は我慢せず、市販のおりものを少なくするジェルを使用します(女性専用のラブコスメ通販サイト等で購入できます)。

ストレスを溜めない

ストレスをためないことも、実は大事なこと。

これも改めて自分の体を見つめ直して、初めて気付いた事です。

極度のストレスを受けた翌日は、匂いの強いおりものが大量に出ている事に気付きました(実は彼氏も気付いていてくれていたようです)。

生活環境が変わったおかげもあり、今はなるべくストレスを感じない生活を送れているのでだいぶ解消されました。

本当に自分の体とちゃんと向き合った結果、においの原因にたくさん気づくことができました。

今までのような追い込まれた状態では、確実に気付く事はできなかったと思います。

最後に

たくさんの気球が飛んでいる場所でポーズをしている女性出典:We heart it

今では膣内を殺菌石鹸で…… なんていう無茶はしません。

匂いもひっくるめて私が好きだと言ってくれる人がいるから、匂いを無理やりゼロにしなくても、少しでも少なくなれば良いかな、と思えるのです。

コンプレックスというのは気にしないのが一番なのですが、どうしても気にしてしまうものだと思います。

いくら周りから諭されようと、それは変わりません。

だって気になるからこそのコンプレックスなのですから。

ですがコンプレックスを解消するために無茶をしたり、心の余裕を無くしてしまうのはよくありません。

コンプレックスというのは、あくまで自分の個性の一部です。

それは避けようの無い事実です。

なので、コンプレックスを完全な敵にするのではなく、ある程度は自分でも受け入れなければなりません。

そこでもし、自分の大切な人も一緒に受け入れてくれたら……自分もコンプレックスを受け入れられる勇気がわいてくるかもしれません。

私の場合は、彼氏が私のコンプレックスを受け入れてるのがわかったから、私も自分のコンプレックスを受け入れられるようになったのです。

コンプレックスで悩んでいる皆さん、ゼロにする方法を見つけるのも大事ですが、それで悩んでしまったり、自分を追い込んでしまわないでください。

まずは心の余裕を持って、自分の体としっかり向き合ってください。

そしていつか必ず、コンプレックスも含めて自分を受け入れてくれる人が現れると信じてください。

written by ゆきちょこぼ

Top image via Weheartit

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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