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2016年06月01日 更新 | 12,351 views

クレーターと呼ばれたニキビ面。結婚、出産を経て今「女性の肌」について思うこと [体験談]

私は12歳の頃からニキビが出来始めました。始めはポツポツとおでこに、やがてこめかみや頬にまで広がりました。「月面星人」「クレーター」とまで言われました。クリームや皮膚科等、できることは全てやりましたが結果は……。社会人になってレーザー治療を施したことで改善に向かいます。

ラメを口元に付けている状態出典:We heart it

私は現在36歳の二児の母ですが、私とニキビとの戦いは遡ること数十年前。

それは1992年、12歳の時に始まりました。

初めはおでこにポツポツと赤いニキビが発生し始め、あっという間に数か月でおでこ全体に広がりました。

今考えると、ちょうど思春期にさしかかり、成長ホルモンが大量に分泌されていた時期だったことが理由だと思います。

まだ小学6年生だったので、クラスの男の子達に「月面星人」、さらに弟から「クレーター」などと呼ばれてからかわれ、幼いながらにとても辛かったのを覚えています。

小学校の卒業アルバムを見ると、長い前髪でおでこを隠そうとしている哀れな私がそこにいました。

戦いの始まり

手から鳥を出すしぐさをしている女性出典:We heart it

学校でからかわれたことで、私は両親に何とかしてほしい、と強く訴えました。

母によると、父も学生時代に顔一面に大量のニキビがあり、昔の写真を初めて見せてもらった時は父だと分からない程だった、とのことでした。

つまり、この忌まわしきニキビは父からの遺伝だったのです。

この時期は常に父親を責めていました。

そして涙の訴えは叶い、母親と一緒にドラッグストアに行き、初めてニキビ用の化粧水を買ってもらいました。

その後も祖母のススメでオロナインを塗布したり、アロエの果肉を顔に張り付けて寝たりというおばあちゃんの知恵のようなものも試しました。

でも一向に症状は改善せず。

こうして長い戦いの歴史は幕を上げたのでした。

中学入学

日が差す隙間から覗いている青い瞳の女性出典:We heart it

中学校に入学すると、ニキビの範囲は拡大しつづけました。

おでこ一面にはとどまらず、こめかみや頬にもそれは拡がっていきました。

私のニキビは、真っ赤なタイプで、一目見ると、ニキビが集結している部分の皮膚は、重症の火傷を負ったかのように真っ赤になっていました。

中学校は、女子校だったので、外見をダイレクトにからかったりするような意地悪なクラスメイトはいませんでしたが、思春期真っ只中ということもあり、大変悩みました。

市販の化粧水やクリームなどは一切効果が無かったので、更に強く両親に訴え、中華街に行って(神戸在住だったので)中国漢方なども試してみました。

この頃には皮膚科にも通うようになりました。

ですが90年代だったという事もあり、女子中学生に対して行える大した治療法は無く、やはり皮膚科処方の化粧水とクリームを頂くに程度に留まりました。

高校入学

男女が寄り添う写真を持って再現している様子出典:We heart it

高校に入学してからも、ニキビの攻勢は留まることを知りませんでした。

相変わらず顔は真っ赤っか。

高校は共学だったので、男子生徒に顔を見られる事が恐怖で、この頃は男性と目を合わせて話すことが出来ませんでした。

好きな男子生徒がいましたが、とてもじゃないけど自分から話しかける事などできませんでした。

この頃は、常に顔を隠せるように前髪も長く、ロングヘアーで、常に下を向いて歩いていました。

食堂のおばさんに、「ニキビちゃん」と呼ばれることがとても辛かった事を覚えています。

ハッキリと物を言うクラスメイトからも、

「そのニキビさえなかったらね~」

などと言われる事もありました。

この頃も中学時代と同じく、皮膚科や中国漢方、ニキビ専用のクリームや化粧水など、出来る限りの事は全て試していましたが、決して改善される事はありませんでした。

ただこの頃初めて彼氏が出来た事が、コンプレックスを減少させる最大のポイントとなりました。

こんな顔でも彼氏が出来た!

という喜びでいっぱいでした。

(すぐに関係はダメになってしまったという事実はさておき……笑)

ニキビ跡に苦しむ時代の始まり

たばこの煙をふかしている女性出典:We heart it

大学に入ってからは、遅咲きながら化粧をし始めるようになりました。

この頃からファンデーションを使うようになり、肌の赤みがかなり隠れる事が喜びでした。

まだこの頃もニキビはありましたが、赤みは大分引いていました。

ですが、限界まで炎症を起こしたとみられるこめかみ及び頬には、大量のニキビ跡がありました。

その窪みも深く、新たなステージの苦悩が始まりました。

ファンデーションで赤みは隠せても、ニキビ跡は隠れません。

このせいで、コンプレックスが大きく改善されることはありませんでした。

大学生活をエンジョイしたいのに、やはりニキビ跡がネックで、明るくなりきれなかったり、積極的になれなかったり。

常に悶々としていたような気がします。

またこの頃は、バイト生活や夜遊び、飲酒やタバコにも目覚め、極めて不規則で不健康な生活を送っていたせいか、肌はボロボロの状態でした。

この時期は、ろくすっぽ皮膚科に通ったりする事もなく、遊ぶ事に夢中になっていた為、肌のケアは完全に怠っていました。

これらの生活スタイルのせいで、もしかしたらニキビ跡が悪化したのかもしれません。

初めての治験

体操座りをしながらじっと正面を見つめている赤いリップの女性出典:We heart it

大学時代、母が知り合いから連絡をもらったらしく、

「大学病院でニキビ跡の治療に関する治験を行うから応募してみたら?」

と持ちかけてきました。

半信半疑で大学病院に赴き、医師からカウンセリングを受けた後、無事に申請は受理され、私は月に一度、大学病院に通うことになりました。

そこには10人前後の年代は10代~30代の女性たちがおり、1人ずつ綿棒でケミカルピーリングの液体を顔に塗布されました。

そして使用前の写真、使用後1か月の写真を撮る、といった内容の治験でした。

ここで、自分よりも重症の女性たちにも出会い、色んな体験談や治療の歴史を聞けたりして、精神的にとても楽になることができました。

ケミカルピーリングの後は、数日間は塗布部分が真っ赤になり、その後皮膚が日焼け後のように剥け始めます。

また、ケミカルピーリングはヒリヒリとした強い痛みを伴いました。

この時期も、人と接するのがとても億劫だったことを強く覚えています。

この治験は半年ほど続きましたが、目に見える劇的な改善はありませんでした。

その後は、社会人になるまでは皮膚科に行く事もありませんでした。

更なる治療へ

オープンテラスでカフェをする様子出典:We heart it

社会人になり、自分でお給料を稼ぐようになり、経済的にも少し余裕が出てきたこともあって、また新たに皮膚科にて最新の治療をしてみよう、と思いました。

ですがその頃の皮膚科でも、主流の治療法はケミカルピーリング程度だったのですが、いくつかの皮膚科ではレーザー治療を行っていました。

それは、皮膚のニキビ箇所に麻酔クリームのようなものを塗布したあと、ピンポイントでバチッと、ゴムで弾かれたかのような痛みを伴うレーザーを照射するものでした。

私の通っていた皮膚科では、ケミカルピーリングとこのレーザー治療を同時に行えたので、毎月1度、1~2年は通いました。

この治療の後も数日後に治療箇所の皮膚が少しずつ剥がれていきましたが、この頃には羞恥心に強く苛まれるような事はありませんでした。

今になって思うと、学生時代を終えて、自分のニキビ跡姿にも見慣れてきて、

「もう周りにどう思われてもいいや」

というタフな精神状態になっていたように思います。

でもこれらの治療のおかげで、ニキビ跡は、10~20%は見た目でも分かる程改善されたように思います。

本に花を差し込んでいる様子出典:We heart it

2005年あたりから、皮膚科は美容整形外科等で、最新型のレーザー機が少しずつ普及し始めたように思います。

それはフラクセルレーザーや、RFレーザーといったもので、顔のパーツの一部もしくは全体に光を照射するもので、2ヶ月に1度の治療が可能、といったものでした。

ですが当時の治療代はとても高く、1回の顔全体の治療だと、最低でも5万円以上はかかったと思います。

しかも完全に治すには最低6~10回は続けて治療が必要だということでした。

インターネットでくまなく皮膚科や美容クリニックを検索しましたが、当時の私にはとても払える金額ではありませんでした。

と同時に、

「そんな金額を払うぐらいなら旅行したい」、「そこまでするぐらいならもう一生このままでいいや」

という気持ちでもいました。

更に開き直りが強くなっていったのでしょう。

結婚、出産を経て

小さい子供が赤ちゃんにキスしている様子出典:We heart it

そうして社会人生活も数年経ち、ニキビ跡治療に関してもほとんど忘れかけていた頃、結婚する事になりました。

親族中のおばさん連中や母からは、

「子供を産んだら溜まっている老廃物が全て一緒に出て、身体の中が一新されるから、そのニキビ跡も治るかもよ!?」

などと迷信じみたありがたい(?)言葉を沢山頂きました。

そして結婚2年目、第一子を出産しました。

ニキビ跡は特に改善せず。

とにかく子育てに必死で、自分の肌どころではありませんでした。

さらにその2年後には第二子を出産しました。

もうこの頃には、自分の肌はおろか、何もかも自分どころではありません。

全ては子供中心で、ドタバタと数年間を過ごしました。

ですが、周りの人達からは、

「出産してから肌がマシになっているんじゃない?」

と少しずつ言われ始めるようになりました。

自分では全く意識していなかったので、とても嬉しく思いました。

お年寄り達の言っていた迷信は、もしかしたら本当だったのかもしれません。

もしかしたら、妊娠・出産を機にタバコや飲酒を止めた事も肌質改善に役立ったのかもしれません。

ここ1、2年の皮膚科やクリニック

ぱっちり二重に涙袋のある青い瞳の女性出典:We heart it

少しだけ育児も落ち着いたので、最新のニキビ跡治療に関する情報をネット検索する機会がたまにあるのですが、10年前などに比べると、劇的に治療料金が下がっているように見られます。

例えば顔全体のレーザー治療で、1回3万円台の皮膚科も見かけました。

更に近年の研究で、ニキビ跡にもいくつかの種類があり、各々のタイプに合わせた最適の治療マシーンや方法があるようです。

その種類もさまざまで、有名なもので言えば、炭酸ガスレーザー・クールタッチレーザー・フラクショナルレーザー等があるようです。

きちんとした皮膚科に行って、自身のニキビ跡タイプを判別してもらい、適格な処置をしてもらうことが最適だと思われます。

ですが最近の私自身は、もうニキビ跡治療にあまり関心はなくなってしまい、今やアンチエイジングに全ての関心は集中しています。

最後に

パーティーを楽しんでいる笑顔の女性出典:We heart it

30代も後半になり、街でニキビのある10代や20代の若い女の子達を見ると、昔深刻に悩んでいた自分を思い出して、胸が切なくなることもあります。

悩みに悩んで、ありとあらゆる事を試しても、成長ホルモンや女性ホルモンが盛んな10、20代には、ニキビの増殖を抑えるのがとても難しいと正直思います。

大切なのは、ニキビをつぶさないこと。

つぶしてしまうと、指から雑菌が入るので、更に症状が悪化してしまう可能性もあります。

私のように炎症が最終段階まで突入すると、焼け野原のようにニキビ跡が残るのは仕方がありませんが、ポツッとした白ニキビなどは、つぶさないことでニキビ跡の発生を防ぐ事が出来ます。

あと言えることは、いい意味で「諦めてしまうこと」

ニキビやニキビ跡があろうとなかろうと、出来る人には恋人が出来るし、結婚も出来ます。

要は外見に捕らわれず、他の部分で勝負すれば良いのだと思います。

恋は盲目と言いますから、一度相手に好きになってもらえれば、いつしかニキビやニキビ跡などは見えなくなってくれるのでしょう。

お悩み中のみなさんも、気持ちは大変良く理解できますが、気楽に行きましょう。

お金に大変余裕のある方は、最新のレーザー治療で劇的に改善できることですし、未来は明るいです。(私の調べた限りでは、2ヶ月に1度、10回ぐらい治療すれば、ニキビ跡はほぼ完全に無くなるようです。)

放っておいても、ある程度の年齢(特に20代も後半にさしかかれば)にはニキビは出来なくなってきます。

ストレスによる女性特有の顎ニキビ等、新たな問題は発生していきますが。

更に30代になれば、ニキビ跡よりもさらに深刻な問題(シミやシワ)などが待ち構えています。

とどのつまり、女性の肌への悩みは尽きることがないのでしょう。

ということならば、いっそありのままの自分を受け入れて、欠点も全て含めて愛してあげる、というくらいの方が、肌にも心にも健康的なんだと思います。

私自身、そういう女性に何度も出会ってきましたが、彼女達は皆よく笑いよく食べ、よく喋り、とても魅力的で人を引き付ける女性たちでした。

そういう女性たちのメンタルもまた、とても強いのだと思い、そういうポジティブな人たちから学んでいこう、と思う機会も沢山ありました。

あまり気負わず、気楽に。

これを心掛けていけば、あなたから自然と魅力的なポジティブオーラが出てきて、小さな外見上のマイナスポイントなど人の目に映らないと思います。

written by vodkaneat80

Top image via Weheartit

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