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2016年04月20日 更新 | 834 views

ストレスはいい結果を生むカギになる。ストレスの種類と対処法とは

臨床心理士 東京京橋カウンセリングオフィス

この記事は、臨床心理士 東京京橋カウンセリングオフィスが監修しています。

ストレスは一般的にマイナス要素と捉えられがちですが、そもそもストレスにはいいストレスと悪いストレスがあるので、ストレスを感じること自体は悪いことではなく、むしろ重要なことなんです。悪いストレスをとにかく避けていくのではなく、悪いストレスをいいストレスへ変えられるようにポジティブな考えを持つことから始めてみましょう。

「あの人といるとストレスがたまる」、「満員電車がストレス」など、日常的に使われる「ストレス」という言葉。

ストレスは一般的にネガティブなイメージとして使われることが多いですが、実はマイナスな要素ばかりではないようです。

まずはストレスとは何なのかについて知りましょう。

そもそもストレスとは?

ベッドの上で座る女性出典:we heart it

そもそもストレスとは、何らかの刺激が加えられた結果として生じる心身の反応のことです。

ストレスの原因となるものを「ストレッサー」と言うのですが、ストレッサーは大きく分けると次の4つの種類があります。

  • 物理的ストレッサー:気温の変化、騒音、振動などによって引き起こされるストレスの原因
  • 化学的ストレッサー:公害物質、薬物、酸素欠乏などによって引き起こされるストレスの原因
  • 生物的ストレッサー:細菌やウイルスの感染、花粉、睡眠不足などによって引き起こされるストレスの原因
  • 心理、社会的ストレッサー:人間関係、仕事の忙しさ、結婚などによって引き起こされるストレスの原因

ふだん私たちがストレスと言っているものの多くは「心理、社会的ストレッサー」ですが、心身に反応を与えるものはさまざま存在しているのです。

たとえば、季節が春に変わって暖かく過ごしやすくなることも体にとってはストレッサーになるし、ずっと好きだった彼との初デートというとても楽しい出来事も大きな刺激という意味ではストレッサーになりえます。

このように一見喜ばしいことも体や脳にとってはストレッサーになりえるので、ストレスは一概に悪い原因から引き起こされるものというわけではありません。

ストレスがないと困ることもある

黒いワンピースを着た女性出典:we heart it

「ストレスは人生のスパイス」という言葉があります。

この言葉は、カナダの生理学者でストレス学説を唱えたハンス・セリエのもので、とにかく悪者扱いされることの多いストレスですが、ストレスがまったくなければ快適だというわけではないということなのです。

そもそもストレスとは刺激への反応なので、いい反応の仕方もあれば悪い反応の仕方もあります。

つまり、いいストレスと悪いストレスがあるとも言えるのです。

悪い反応を起こしたくないからといって刺激を避けて過ごすだけでは、いい反応も起こらないということになってしまいます。

セリエによると、人はストレスを受けるとまずはじめにさまざまな機能低下を示すが、後から逆に機能を増大させてストレスに対処しようとするそう。

この防御反応が起こることで生体を活性化し、ある場合には結果的にストレスがプラスの効果をもたらすことになるのです。

程よい緊張感はいい結果を生み出してくれるカギになるかも

たとえば、人はスポーツの試合前はかなり緊張し、体がこわばって普段よりもパフォーマンスが低下してしまうことがあります。

でも、逆に程よい緊張感をうまく利用できれば、普段よりも高いパフォーマンスを発揮することにもつながるのです。

このように適度なストレスは人生に変化をもたらし、生きていく活力にもなりえます。

ストレスをポジティブに受け入れればもっと健康的に生きられる

うつむく女性の顔出典:we heart it

ストレスにはいいストレスと悪いストレスがあり、いいストレスになるか悪いストレスになるかはその人の体の状態や心の状態、そのときにおかれている環境によって変化します。

悪いストレスをできるだけ避けていくことも重要ですが、すべての悪いストレスを避けていくことはなかなか難しいし、結果的にいいストレスを感じることもできなくなってしまうかもしれません。

悪いストレスを避けていくと同時に、悪いストレスに対処していく方法を身につけたり、悪いストレスをいいストレスへと転じられるように心身の状態を普段から健康に保つように心がけることが重要です。

top image via we heart it

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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