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2016年05月24日 更新 | 1,572 views

白髪予防のために! 今すぐ見直したい生活習慣のポイント

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

この記事は、品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太が監修しています。

鏡を見ていて、きらりと光る髪の毛を見つけると、なんだか憂鬱な気分になりますよね。なぜ白髪が生えてきてしまうのか、その原因とあわせて、生活習慣・食事・睡眠の見直し、ストレス解消、マッサージ、運動などの予防法をご紹介します。

「偶然1本白髪を見つけた」と思ったら、「よくよく見てみるとこんなに白髪があったなんて!」とショックを受けたことはありませんか?

白髪は一度気になってしまうと、なんだか日に日に増えているような気がしてしまいますよね。

髪型を上手にアレンジしてみても、量の多い白髪が見えると一段と老け込んだ印象になってしまい、とても憂鬱な気分になります。

同世代の人同士を見比べても、白髪が多い人と少ない人がいるようですが、なぜ白髪は生えるのでしょうか?

その原因をしっかり理解することで、白髪予防のカギが見つかるかもしれません。

白髪になる原因とは?

髪を気にする女性の写真

実は、そもそも生えてきたばかりの皮膚内にある髪は白色だということを知っていますか?

髪の毛の成長過程では、その白い髪に、黒色メラニン(ユーメラニン)と黄色メラニン(フェオメラニン)という2種類のメラニン色素が混ざっていきます。

こうして髪色が濃くなり、その混ざり具合によって人それぞれ髪の毛の色が変わります。つまり、この成長過程でメラニン色素がきちんと含まれなかった髪が白髪となるのです。

メラニン色素の元になるのは、メラノサイトと呼ばれる細胞です。そして、メラノサイトが順調に働くためには、チロシナーゼという酵素が欠かせません。

しかし、なんらかの原因でチロシナーゼが減少してしまうことにより、メラノサイトの働きが弱くなってしまうと、メラニン色素が十分に髪に行き渡らなくなってしまいます。

年齢を重ねていく女性の写真

歳を取ると白髪が増える、というのは言わずとしれた変化です。加齢により、人の体はいろいろな機能が低下します。

筋肉が弱ったり、ものが見えづらくなったり、という自覚できることばかりではなく、内臓や血管、体のなかの細胞に至っても同じことがいえます。

そう、加齢により、チロシナーゼが十分に生成されなくなることが、歳とともに白髪が増える原因となってしまうのです。

また、チロシナーゼを上手に作り出せるかどうか、というのは、体質によっても違いがあります。

体質というのは遺伝しやすいものなので、親や家族に白髪が多い人はほかの人に比べて白髪が増えやすいといえるでしょう。

加齢や遺伝によるものは、なかなか変えようがありません。しかし、加齢や遺伝のほかにも日常の生活習慣が白髪に影響していることも多いようです。

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

毛根の一番深いところに毛母という場所があり、ここのメラノサイトでメラニンが作られます。ここで作られるメラニンの量が減ると白髪となってしまうのです。

血行不良

寒い様子の女性の写真

冷え性というのは、多くの女性が抱えている悩みのひとつです。その大半が血行不良によるものですが、この血行不良が白髪の原因のひとつでもあります。

全身同様、人の頭部にはたくさんの血管が張り巡らされています。

特に、頭部には毛細血管というとても細い血管が多く、血行不良の影響をとても強く受けやすい場所で、頭部の毛細血管までしっかりと血液が運ばれていないと、毛根のまわりで十分な細胞を作り出すことができなくなってしまいます。

それにより、チロシナーゼの生成にも影響が出てしまいます。

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

血行不良の原因としては、タバコ、下記に出てきますがストレスなどが挙げられます。

バランスの悪い食事

ファストフードの写真出典:We Heart It

「きれいな髪を育むためには海藻を多く食べると良い」という話を聞いたことがある人は多いかもしれませんが、これはホントのこと。

食生活というのは、体と同様に、髪にも大きく影響しています。

ビタミンミネラルは健康な髪を作り出すために欠かせない栄養素です。

特に、チロシナーゼが活発に働くためにはたっぷりとミネラルを摂ることが大切なので、豊富に含まれる海藻、大豆製品、ナッツ類などを積極的に摂るようにしましょう。

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

ビタミン、ミネラルも大事ですが、たんぱく質も大事です。

過度なダイエット

ダイエットのビフォーアフターの写真

ダイエットは女性の永遠のテーマともいえる大きな問題ですが、過度なダイエットは白髪の原因のひとつとなります。

人の体は、普通に日常生活を送るだけでもエネルギーを使います。

しかし、あまりに極端な食事制限などをすると、体が必要としている十分なエネルギーを送り込むことができなくなってしまいます。

すると、体は体内にある栄養分を放出して、エネルギーや栄養素を補充しようとします。

たとえば骨からはカルシウムが溶け出し、体内に十分なカルシウムを行き渡らせようとすることで、骨がスカスカになってしまいます。

このように、過度なダイエットは体のあらゆる部分での栄養不足を招き、髪や頭部の栄養も不足し、チロシナーゼの生成を妨げてしまいます。

もちろん、きちんと筋肉をつけずに食事ばかりを制限することは血行不良にもつながるなど、あらゆる面で白髪に悪影響を与えます。

ストレス

落ち込んでいる様子の女性の写真

人は、日々の生活のなかでさまざまなストレスを抱えています。

自分では悩みやトラブルなどが思い当たらずストレスがかかっていないと思っても、引っ越しや転職などの大きな環境の変化や緊張というものも、体はストレスと認識しています。

ホルモンはとてもストレスの影響を受けやすく、それによって自律神経のはたらきが弱くなってしまいます。自律神経のはたらきが弱くなると、血管が収縮しやすくなるため血行不良を起こしやすくなります。

それだけではなく、神経の不調は代謝を低下させてしまったり、免疫力を弱くしたり、とさまざまなことに影響します。

すると頭皮自体を健康に保つことが難しくなるため、健康な髪を作ることも困難になり、白髪ができやすくなります。

睡眠不足

眠そうな女性の写真

睡眠不足に心当たりがある人も、白髪にとっては要注意な生活習慣を送っています。

睡眠不足というのは自律神経の乱れにつながるため、ストレスがたまっているとき同様に血管を収縮させたりする恐れがあります。

また、睡眠不足は血流そのものを低下させることもわかっています。

そのほかにも、慢性的な睡眠不足によって体は酸素不足にも陥ります。酸素は人間の体を活発にはたらかせる大切な要素でもあり、細胞を活発に作り出すためには欠かせないものです。

明日からでもできる!白髪の予防法5つ

白髪が増えてしまうのは、加齢や遺伝のせいばかりではなく、日常生活の中にもたくさんの原因があることがわかりました。

加齢を止めることができないように、白髪を完全になくすことはできません。

しかし、生活習慣を見直すことで、白髪になりにくい頭皮環境を作ることができます。では、具体的にどのようなことを実践していけば、効果的な白髪の予防ができるのでしょうか?

白髪の予防法1:血行不良を改善する

頭皮マッサージ

頭皮のマッサージをしている女性の写真

血行不良の場合には、直接頭皮をマッサージするのが効果的です。頭皮をマッサージすることで頭皮の血行促進になるため、毛根まで十分に栄養を行き渡らせることができます。

〈頭皮マッサージのやり方〉

  1. 親指を後頭部にあて、耳を包み込むように残りの4本の指を耳の上側の頭部に当ててください。
  2. 円を描くように、気持ちが良いと思える強さでマッサージをしてください。

爪が長い人や、指では上手に力の加減ができない人は、面が広く、木製でクッション性の高いヘアブラシでマッサージするのも効果的です。

ポイントはマッサージする方向で、頭の血管は下から上に流れているため、マッサージは下から上に方向を意識して進めてください。

お風呂上がりの血行がよくなっているときや、朝のメイク前に行うと、より効果が期待できます。

ただし、頭に張り巡らされている血管はとても細いので、力を入れすぎると毛細血管が破壊されてしまい、逆に血流を悪くしてしまう場合があります。

マッサージする時間は1日5分程度を目安に、力を入れすぎたり長時間行ったりしないように注意してください。

白髪の予防法2:適度な運動

ランニングをしている女性の写真

家事や仕事が忙しいと、ついつい運動不足になりがちですが、筋肉は人間の体を動かす重要なはたらきをしています。

筋肉がある場所には必ず血管が通っているため、筋肉が動くことで血管が刺激され血流が良くなります。そして、血行不良の改善のためには運動がとても大切です。

特に注目したいのは脚の筋肉です。ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれていて、心臓から最も離れている足の先や下半身の隅々まで血流を行き渡らせるためのポンプのようなはたらきをしています。

そのため、脚の筋肉をよく使うことで、全身にまんべんなく血液を送り出すことができるのです。

帰宅時にひと駅手前で降りて歩いてみるなど、ジョギングやウォーキングのような脚を使った運動はもちろん、なるべく階段を使用するようにしたり、立っているときに爪先立ちになって脚を上げ下げしたりすると、ふくらはぎの筋肉を効率良く鍛えることができます。

家事の合間や通勤時間にできることを見つけて、上手に生活に取り入れてみてください。

白髪の予防法3:バランスの悪い食事を改善して、白髪を予防

ハートを形どった野菜といフルーツの写真

しっかりと髪に栄養を行き渡らせ、健康な髪が生える環境を作るために、食生活を見直してみましょう。

良質なタンパク質や、先述したミネラルビタミン群は髪に必要不可欠な栄養素です。特に、昆布ワカメに豊富に含まれているヨウ素(ヨード)は髪の毛そのものを作り出すタンパク質の成分となるため、積極的に食べるようにしましょう。

また、チロシナーゼのもとになるチロシンを豊富に含んでいる大豆チーズの摂取は、チロシナーゼ生成に役立つといわれています。

白髪の予防法4:ストレスを減らす

ストレスについて注意しなければならないのは、ストレスをなくそうと悩んでしまうことが、さらなるストレスに繋がってしまう場合があるということです。

なので、嫌なことを考えないようにしながら、日常的に自分がリラックスできる環境や方法をいくつか覚えておくと良いでしょう。

たとえば入浴の際にいつもより照明を暗くして入ると、リラクゼーション効果も高まり体や脳が十分に休まる効果があります。

また、寝る前にスマホやパソコンを使用することでストレスレベルが上がるという研究結果もあるので、就寝前の2時間以内には極力電子機器を使用しないようにしてみるのも良いでしょう。

白髪の予防法5:睡眠は十分に、質の良い睡眠法をとる

寝ている女性の写真

適度な睡眠時間というのは人によってそれぞれ異なるため、5時間程度の短時間でも十分に睡眠を取れている人もいれば、8時間ほど睡眠時間が必要な人もいます。

まずは規則正しい生活を送り、すっきりと起きられて疲れが取れたと実感できる睡眠時間を目安にして、日々十分な睡眠を取れるように心がけましょう。

また、睡眠は時間だけでなく質もとても重要です。

長時間寝ていても眠りの浅い、質の悪い睡眠ばかりだと十分な休息にも繋がらず、健康や脳にも良くありません。

寝る直前の運動は睡眠の質を低下させてしまう原因になるため、避けるようにしてください。

また、お酒を飲みすぎたり、寝る前にカフェインを摂取したりすることでも睡眠の質は低下してしまいます。寝る前の水分補給は常温の水や、リラックス効果のあるハーブティーなどを選ぶのがおすすめです。

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

寝るときは深い睡眠が得られるように、部屋の電気は消しましょう。

生活習慣の改善で白髪を予防して、エイジングケアを

仕事に家事に、と現代の女性はとてもパワフルで忙しい毎日を過ごしています。時間に終われ、ついついコンビニや外食で食事を済ませてしまったり、なかなか運動する時間も取れなかったり……。

良くないこととはわかってはいても、ついつい生活習慣が乱れがちです。

しかし、そんな毎日の中でも、ときには自分の髪や体を省みて、セルフケアを忘れないでください。

生活習慣を見直して、少しの工夫などでできることから改善していくことで、白髪の予防につながるだけでなく、体の健康や肌の状態など美容面でも効果が期待できます。

いつまでも若々しく魅力的な自分を作り上げるためには、日々のケアがとても大切なのです。

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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