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2016年07月01日 更新 | 1,699 views

外見で判断する人間なんて、私の人生にいらない。私は貧乳の私がすき [体験談]

自分が「貧乳」である事がコンプレックスの私。スポーツブラからブラジャーにしたものの私の小さい胸にはあっていませんでした。高校生になるとプールの授業が屈辱的で過酷な時期を過ごしました。ですが社会人になって、学生時代と比べると胸の悩みは落ち着いてきました。

裸足で砂浜を歩いている女性出典:Weheartit

どんな人にもコンプレックスはあると思います。

私の場合、思春期頃からずっと悩んでいて自信がないのは「貧乳」ということです。

幼い頃は大人になれば当たり前のように胸は大きくなって、映画や漫画に出てくるような女性として綺麗なスタイルになるものかと思っていました。

でもいつまで経ってもまったく成長しない大人の私の胸は、ブラジャーをつけるのに意味があるのかどうか分からないくらいの貧乳です。

正直言って、今まで何度自信をなくしたことか。

それでも今は、昔と比べて自分の身体と向き合えているように思います。

その経験談を今回は綴らせていただきます。

小学生で初めてつけたスポーツブラ

ジムに通って体を鍛えている女性出典:Weheartit

小学生の頃は文学少女で、恋愛漫画や小説をたくさん読む中で、大人になったら素敵な男性と出会って燃えるような恋がしたいと思っていたおませな子どもでした。

小学生の高学年くらいになると、身体も発達してきて初潮があったり、身体の毛が生えてきたり、胸に違和感を感じて大きくなり始めたりします。

私は周りの友達が生理になったという話が相次いでいる中、なかなか生理にならず、今か今かと待っていた方のタイプでした。

それに、友達が次々にスポーツブラをし始めている中、私は自分の胸に違和感を感じることがなく、いつになったら胸は大きくなるんだろうと不思議に思っていました。

でもあまりにもブラをしなすぎるのも年頃ですから恥ずかしいと思うようになり、母親に胸に違和感があると嘘をついて、スポーツブラを買ってもらいました。

ようやく手に入れた初めてのスポーツブラを付けるのが、大人の階段を登ったような気がしてとても嬉しかったです。

しかし実際に私の胸に違和感があって、これが胸の成長なのかと意識しはじめたのは、ブラをつけ始めてからだいぶ経った後でした。

ようやく胸にしこりのようなものを感じて大きくなる予兆を感じたときは、早く大きくなれと願いながら、お風呂の中で毎日胸を触っているような日々でした。

中学生の身体の発達

差し込んだ光が目に当たっている女性出典:Weheartit

中学生にあがると、今度は小学生の頃のようなスポーツブラから、ちゃんとしたワイヤーの入ったブラジャーで、デザインや色も好みのものを付ける女子が増えてきました。

体育の時間に着替えるときや、夏場の薄いTシャツからうっすら透けて見えるブラジャーの形と色が、中学生ながら爽やかでセクシーで、私もそんな素敵なブラジャーを付けたいと心から思ってわくわくしていました。

中学生の頃は、男女の関係もそれまで以上に意識しはじめます。

男女で付き合ったり、2人で一緒に帰ったりデートし始めたりするのもこの頃です。

まだまだ幼い男子からも女子がどんどん女らしくなることが分かるのでしょう。

クラスの中で人気の綺麗な女の子は、どんどん身体つきも女性らしくなっていき、胸は大きくおしりは丸く、髪の毛はサラサラでつやつやの、誰もがうらやむ女の子でした。

きっとどこの中学校でも、マドンナ的存在の女の子はいたんじゃないかと思います。

幼い私はこの女の子がとても素敵に輝いて見え、私も早くあんな風に綺麗になりたいと願っていました。

生理が来るのも遅い方でしたから、時間の差だけで、待っていれば私もグラマラスになれる、なんていう淡い期待を感じていました。

けれど待てども待てども私の胸は大きくなりません。

ちなみに私の母親は、普通に胸が大きいです。

親がそうなのだから、私もそうなるはずだと思っていました。

さらに私の胸が大きくなりたいという欲求を高めたのは、中学生の頃の音楽の女性の先生の存在でした。

その音楽の先生は小柄な先生でしたが、性格はかなり個性的でした。

そして胸が全然ないことが、誰が見ても明らかでした。

この先生は男なのか?ブラジャーを付けていないのか?と、失礼な中学生の私は授業中いつもそのように感じていて、私は将来この先生みたいに薄い胸にはなりたくないと強く願いました。

それでもなかなか大きくならないので、中学生の頃によく買っていた雑誌に載っていたバストアップの方法を試したりしました。

簡単なもので、胸の前で両手を合掌するように合わせ、力を込めるというものです。

要するに胸筋を付けるということだったんだと思いますが、当時はお風呂に入った後と寝る直前には必ずそのポーズを取り、成長しろ、と願いを込めました。

早く周りのみんなと同じになりたかったのです。

中学生の頃は相手のことを何も考えずに無邪気な発言をすることがあります。

「まだスポーツブラをしてるの?」この言葉をかけられたときは大きく傷つき、母親に頼んで新しいブラジャーを買いました。

まだまだワイヤー入りのブラジャーを付けられる胸の大きさでなかったので、自分に合うブラジャーはありませんでしたが、友達との違いが寂しく、みんなの輪に入りたかったのでどうしてもワイヤー入りのブラジャーが必要だったのです。

だいぶ大きめのブラジャーは、今となっては不自然だったと思いますが、なんとか不自然にならないように気をつけながらみんなの会話の中に入り込めた、切ない中学生時代でした。

手帳に気持ちを書き込んでいる女性出典:Weheartit

高校生になると、男女ともに身体つきの違いがはっきりしてきます。

男子は身長が伸び、ヒゲも生えて、性に対しての欲求も高くなっていきます。

女子もどんどん身体のラインに丸みを帯びてきて、胸は大きくなり、肌も柔らかくなっていきます。

男女のお付き合いも、一緒に帰ったりするだけでなく、身体の関係を持ち始める人がいたりと、どんどん大人に近づいていきます。

私の胸はちょっとずつちょっとずつ成長していましたが、片手にすっぽり収まってそれでも手の中に余裕が出来てしまうくらいの微々たる大きさでした。

どうしても思うように大きくなってくれない私の胸に対して、このまま大きくならないんじゃないかという将来への不安と、自分の身体に対する極度の自信のなさを感じました。

胸を見られたくないから自然と前かがみになり、胸を張って歩くことができなくなりました。

だんだんと猫背になり、余計自信がないように見えました。

原因はなんなんだろうと考える中で、眠っているときの姿勢がいけないのかもしれないという考えにたどり着きました。

私は昔から眠るときはうつ伏せで眠っていたのです。

せっかく胸が発達する思春期にうつ伏せで眠っていたから、夜中に胸が発達しなかったのかもしれないと、根拠の無い確信を抱いた私は、それに気づいてからは仰向けに眠るようにしました。

お願いだから胸が大きくなりますようにと願いを込めました。

胸のない女子にとって、高校生の授業は過酷です。

夏になれば毎年プールの授業があります。水着姿に着替えるときは、誰にも自分の身体を見られたくありませんでした。

出席番号順に並ぶときには、運悪く私の目の前の女子はクラスで一番の美人でした。

背中がとっても美しく、もちろん前から見てもバストトップが上を向いていて誰が見ても綺麗な形の胸でした。

男子も気づかれないように水着姿の彼女の方に視線を送っていたのを、私は知っています。

その真後ろに並んでいる私は本当にあわれな姿だったと思います。

小学生みたいな身体でしたから。

男子がからかって、「あれ?」と私の水着姿を指差して笑ったりすることも、たまにありました。

本当に屈辱的でした。自分に自信という文字は全くもってふさわしくないと感じていました。

それでもプールの授業にでなければならないこの学校が、夏の時期になると大嫌いになり、次第に仮病を使うようになりました。

プールの授業の日になると、熱っぽいです、風邪をひきました、今日は生理なので入れません、などと、プールに入らなくてもいいありとあらゆる理由を考えて極力休めるようにしました。

高校生は楽しそうに見えて、人との違いというのを人一倍敏感に感じる時期です。

本当に過酷な時期でした。

初体験

ミニ丈ワンピースをきている赤い髪の毛の女性出典:Weheartit

高校生の頃にもそれなりに彼氏という人はいましたが、身体の関係を持つまでではありませんでした。

しかし大学時代になると、それまでとは交友関係も一段と増え、気になる人ができたり、反対に気に入ってもらったりしながら男女の関係を築くことが多くなってきました。

すごく相性の合う人と巡り合うことができ、順調にお付き合いをしていたころ、それなりのお年頃です。

男女の関係までもちたいとお互いに思うようになりました。

そういう雰囲気になったころ、やはり気掛かりなのは、自分は貧乳だということです。

まな板のような自分の胸を、好きな人の前にさらすのは本当に恥ずかしく、自信がなく、勇気のいるものでした。

でも、私は意を決して胸がないことを彼に伝えました。

彼は「胸がないなんて、俺はまったく気にしていないよ」と言ってくれました。

本当かどうかはわかりませんでしたが、そのときの私にとってはとても勇気付けられる言葉で、恥ずかしながらも自分の身体を預けることができました。

彼だって年頃の男性です。胸がない人より胸の大きい人の方がよかったに違いありません。

でも、そう言ってくれた彼は、本当に優しい人だったんだと思います。

とても感謝しています。

しかし大学生になっても、女性同士のひがみや妬みというのは存在します。

私自身もグラマラスな友人に対しては羨望の眼差しをもっていましたが、意地悪な友人は貧乳の私に冗談半分本気半分で話しかけてきたりしました。

特に夏になると薄着になるので、胸のなさが強調されてしまうのです。

「本当に胸がないんだね〜」とあっけらかんに言う友達もいました。

その場は明るく適当にあいづちするのですが、家に帰ってから一人泣きました。

また私は洋服が好きだったので、夏場は少し胸元の開いたお気に入りの服を着ることもありました。

それに対しても、意地悪な友人は話しかけてきます。

「その服すごく素敵なんだけど、あなたが着ると胸がないからね…… なんか残念。」と言いました。

どんしてそんなことをわざわざ言ってくるのでしょう。その神経が信じられませんでした。

胸がないのは私のせいなのでしょうか。

小さい頃からたくさん願ってきたけれども、一向に成長しない私の身体を本当に恨みました。大学時代も胸の成長に対する焦りとの戦いでした。

就職してからは

ビンテージのデニムジャケットを着ている金髪の女性出典:Weheartit

大学を卒業してからは、社会人となり、1人の大人として考え方もはっきりしてきたのか、胸に対する悩みは学生時代と比べて落ち着いてきました。

自分は自分と、自然に割り切れるようになってきたのです。

でも今でも昔の自分を思い返すと、涙が出たり自信がなくなったりすることもあります。

男性とも何人かお付き合いしてきましたが、胸のことをとやかく言うような人はいませんでした。

それがとても救いでした。私は気づいたのです。

胸の大きさとかが問題なのではなく、自分に自信が持てるかどうかが問題だということです。

胸は単なる身体の一部です。身体の部分だけで人を判断するような人とは、私は付き合いたくないと思うようになりました。

それよりも私自身の考え方や経験、話す内容に興味や関心を持ってもらい、共感して一緒に過ごしていけるような人と出会っていきたいと思えるようになりました。

身体は自分を表すパーツの一つではありますが、それがすべてではありません。

そう信じていれば、きっと同じことを考える人や、その考え方に共感してくれる人と出会うことができます。

人は外見だけではありません。

また、胸がないことでもう一つ気づくことができたのは、胸以外に自分に自信が持てることを見つければいいのだということです。

たとえば、脚に注目してみてもいいです。

胸が大きくならないのなら、足をキレイに保てるようにしようと、毎日保湿クリームを欠かしませんでした。

趣味でもいいです。

誰が聞いても楽しそうに聞こえる音楽の趣味だったり、スポーツでもいいです。

自分が自信をもって話ができる何か特技や趣味があれば、それだけで人生は大きく変わります。

自分に自信がついてキラキラと輝くことができます。胸がなくて、今ではよかったのかもなんて思うこともあります。

外見だけに捉われない、外見だけで人を判断しない、素敵な人たちと私は今出会うことができています。

これも私の一つの個性です。

大人になったいま、私の身体に対してありがとうと、ようやく言えるような気がします。

Top image via Weheartit

written by cocoR

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