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2016年11月24日 更新 | 4,907 views

ニキビができるのは、私の努力不足なの? 肌荒れに苦しんだ6年間 [体験談]

色白な肌が自慢だった私は、17歳の頃に急に肌荒れに襲われてしまいました。赤く目立ってしまうニキビを何とかしようと色々と試みましたが、全く治りませんでした。ある友人に「努力が足りない」と言われてしまいました。でも、これ以上の努力って……?次第に私は荒んでいきました。肌は体質が大きいと分かっているのに……。

真顔で正面を見つめているぱっちり二重で顔がシャープな女性出典:We heart it

私がニキビに悩んだのは17歳のころでした。

それまでは、周りからうらやましがられるくらい肌が透き通るように白くて、自分でも自分の長所は白い肌だと思っていました。

中学校のころにほとんどの人が悩む思春期ニキビも全くでなかったですし、部活動でどんなに汗をかいても、夜更かしをしても、お菓子をたくさん食べても肌が荒れることなんてありませんでした。

ニキビなんて一度も出来た記憶がない中学校生活でした。

異変がおきた17歳

蕾が咲いた場所で泣いている黒いワンピースの女性出典:We heart it

しかし、17歳のころ急に肌に異変がおきたのです。

いつもと同じ生活を送っていたのに、ニキビが顔中にできてしまったのです。

当時の私は、本当にそのニキビが嫌で、自分の顔を鏡で見ることにも抵抗があったほどでした。

昔は自慢だったはずの白い肌のせいで、赤いニキビは余計に目立ってしまいました。

それからは毎日毎日悩んでいました。

泣いて親を困らせたこともありました。

色々な化粧品も試しました。

ニキビに効くと聞けば、とにかく全て試してみました。

何を試しても自分ではどうにもできなくなってからは、皮膚科にも通いました。

まずい漢方も毎日飲みました。

ニキビができる原因に、衛生面が関係するときけば母親に毎日シーツを洗ってもらったり、顔をふくタオルは一度使ったものは絶対使わないようにしたり、徹底してニキビ対策をしました。

親には神経質になった自分のせいで本当に迷惑をかけたと思います。

それでも、ニキビは全く治りませんでした。

治らないどころか、生理前などはさらにひどくなってしまうほどでした。

膿が出て血が出るほどになるニキビが顔中にできました。

白かった肌はいつの間にかニキビで真っ赤になってしまいました。

友人のなにげない言葉

暗い部屋でパソコンをやっている女性出典:We heart it

毎日ニキビで悩んで一年が過ぎた頃です。

友人にぽつりと、ニキビがよくできちゃうんだよねと会話の流れで話したことがあります。

その時、友人は

「ニキビができる人は、自分に甘い人が多いんだよ。肌なんて努力すれば綺麗になるし、女として努力が足りないだけだよ」

と言われました。

友人はなにげなしに言った言葉だったと思います。

私の肌をみてわざと言ったわけでもないと思います。

でも、その言葉は10年たった今でもとても心に残っています。

「努力」が足りない……

この一年間、色々なことに気をつけて、食事もなるべく脂っぽいものを避けたりしてきたのに、それでもまだ努力が足りないと言うのかと思いました。

私より、その友人のほうが絶対に何もしていないし、肌のこともそう気遣っていないのに、どうして私より友人のほうが肌がきれいなのだろうと思いました。

絶対に、肌というものは努力だけの問題ではないと心で思いましたが、友人のほうが肌がきれいだったのでなんとなく自分の意見は言えなかったです。

それから、たぶん私の心は少しくすんだんだと思います。

あんなに前向きに治る事を目指して気を使っていた生活も疲れたのだと思います。

「肌はきれいになる」と信じなくなりました。

どうせ何をしてもきれいにならないんだと思うようになりました。

汚い肌と心

窓際に座って考えごとをしている女性出典:We heart it

そんなやさぐれた私がいつも思っていたことがあります。

それは

「肌がきれいな人はそれだけで、可愛く思える。肌が汚いだけで、ぶさいくに思える」

でした。

その考えがブスなのですが、当時の私は心からそう思っていました。

肌がきれいなだけで一つ先を歩いているように感じました。

また、ティーン雑誌の男性アンケートのところによく、男子の女子をみるポイントは「綺麗な肌」と必ずランクインしていたのを覚えています。

なので、こんな汚い肌では気になる男の子にも話しかけられないし、会うこともできないと思ってしまいました。

男の子に遊びに誘われても、ニキビのことが気になって断ってしまったこともありました。

好きな子と写真を撮りたかったけれど、ニキビ肌が嫌で隣で写真を撮ることができませんでした。

肌がきれいだったらもっと外にもおしゃれをして出かけたのにと思うこともありました。

とにかく、きれいな肌の女の子がうらやましかったのです。

クラスにいる肌のきれいな女の子に何か努力しているのか尋ねたこともありました。

そのときに決まって言われたのが

「なにもしてないよ」

でした。

その言葉がどれだけショックだったか。

せめて、

「すごく気を遣っているよ。食べ物も睡眠時間も化粧品も生活全てに気を使って、肌のこと考えているよ」

くらい言ってくれたら私の心も救われるのに、それくらい努力していてくれたら、自分より気にしているからきれいな肌なのだなと思えたのに。

何もしていないのに、どうしてきれいな肌なのだろうか。

私よりこの子は肌がきれいなだけで一歩先にいる。

それだけで可愛いなんてずるいと思ってしまった。

今こうやって振り返れば、肌は体質も関わってくるから仕方のないことなのだけれど。

顔を洗わなくても、濃いメイクをしても肌が荒れない人は何も肌荒れなんて起こさないし、荒れてしまうひとは環境が少し変わっただけでも荒れてしまう。

振り返れば本当にばかばかしいですが、当時真剣に悩んでいた自分には周りの意見など聞き入れることはできませんでした。

客観的に自分と向き合うこともできませんでした。

ただただ、肌がきれいな人がうらやましく妬ましかった。

中学校の頃の自分だって、友人に

「肌がきれいだね。なにかしているの」

と聞かれれば

「何もしてないよ」

と答えていた。

だって本当に中学の頃は何もしていなかったのだから。

それとまったく同じことなのに、いざ自分が悩んでいるコンプレックスに対して何もしていないのに手に入れている人の回答は、とても傷つくものだと知りました。

きっと、中学校の頃はそうやって私も肌で悩んでいる誰かを傷つけてしまったんだと思いました。

窓からぼーっと一点を見つめている女性出典:We heart it

肌が汚くて悩んだ高校生活でしたが、大学生になった私は少しだけ気持ちが変わりました。

良い意味で変わったわけではなく、諦めがついたのだと思います。

なぜなら、大学生になって出会う人は「きれいな肌の私を知らない」からでした。

最初からこの肌の子なのだと思われれば、少し気持ちも救われました。

最初から太っている子だったら、何の違和感もなく受け入れることができます。

しかし最初痩せていて太ってしまったら「太ったね」と言われる回数が増えてしまいます。

それと同じで、最初からこの肌だと思われれば肌について触れてくる人も少ないのです。

それだけ傷つかなくてすみます。

そう思い込んで人の目を少し気にしなくてすみます。

ですから家で、自分の部屋で鏡を見るときだけニキビ肌に悩んで、大学生活では肌のことは何も気にしていない「少し男の子っぽい自分」を演じていました。

しかし肌のことを気にしなくなったからといって、肌が改善されたわけでもなく相変わらずニキビはたくさんできてしまいました。

そのたびに一人家で悩み、鏡を見ながら泣いていました。

母親はそんな私を見たときに、ごめんねと言っていました。

「母親は悪くないのに」と心では思っていましたが

「お母さんがこんな肌に産むからだ」

とひどいことを言ってしまったこともあります。

転機

愛する男性にもたれかかって二人の愛を確かめ合っている様子出典:We heart it

17歳からずっと悩んでいたニキビですが、そんな私にも転機が訪れました。

それは大学生活で「彼氏」ができたことです。

その彼は、肌がきれいだった中学時代も汚くなった高校時代もそれから大学時代も全て知っている彼でした。

どんな私の外見も全て知っている彼でした。

そんな彼になんとなく話したことがあります。

「私、肌が汚くて悩んでいるんだよね。こんな汚い肌の私を彼女にしてくれてありがとうね。でも本当は嫌だよねこんな肌の彼女」と。

すると、意外な答えが返ってきました。

「俺、肌が汚いと思ったことないよ。それに、もし汚くてもそれを理由で嫌いになるとか別れるとかそんなの全くないから。それから、どんな君も好きだから一緒にいるんだよ」

と。

少しのろけのように思うかもしれませんが、私はこの言葉に心底救われました。

ずっと悩んできたことがスッと心からなくなった感覚でした。

どんな私も受け入れてくれる。

その存在がとても大きかったです。

肌が汚いからという理由で嫌いになったりはしないし、そんなことは関係ないのだと。

小さなことでずっと悩んでくすぶっていた自分が馬鹿らしく思えました。

それからは、考え方が変わりました。

まず、肌に対して前向きになったことです。

また、彼氏がいてどんな自分も認めてくれるという安心感からか、外出することが楽しくなりました。

肌のことをそこまで気にせず、色々な物を楽しく食べられるようになりました。

ニキビがあってブスだから着られないと思っていた服もチャレンジするようになりました。

あと、またのろけに思うかもしれませんが、彼が寝る前に私の顔にできたニキビに薬を塗ってくれるようになりました。

いつも自分で塗っていた頃の薬は、鏡でニキビを見るはめになって辛く、イライラや悲しい気持ちで塗っていましたが、塗ってくれるのが彼になってからは夜自分のニキビ顔を見なくて眠ることができたので安眠できるようになりました。

彼ができたからニキビが治ったといったら出来過ぎた話になってしまいますが、彼がどんな私も気にしないでくれたから自分も悲観的にならなくなりました。

それから一年くらいたった頃から、私の肌は全くニキビができなくなりました。

本当に体調の悪いときなどに、一、二個できるかな程度のものになりました。

特に神経質に努力をしたわけではなく、いつの間にかきれいな肌に戻っていたという感覚です。

だからといって、何もしていないわけではなく洗顔を必ずして、寝る前は必ず化粧は落とす、そういった毎日の行いを毎日完璧にこなしました。

32℃のぬるま湯で

水を被っても落ちない濃いアイメイクをしている女性出典:We heart it

そして私が、いろいろ試してきて辿り着いたことは「洗顔」でした。

どんなに高級な化粧品を使っても、サプリメントを飲んでも、薬を塗っても、自分に合っていなかったら全く何の意味もありません。

私が一番効果のあった方法は

「32度のぬるま湯で、メイクを乳化させて落とす(乳化というのは、クレンジングオイルでメイクを馴染ませたあとに手にぬるま湯をつけて肌をクルクルします。すると、白く濁った水でメイクが落ちます、これが乳化です)。それから、ふわふわの泡を作って顔を優しく洗う。ここで絶対に肌をゴシゴシしないこと」

これだけですが、本当にこれが私には重要なことでした。

いろんなことを試して辿り着いたのが、最も初歩の洗顔という答えでした。

ニキビに悩んでわかったこと

少し口を開けた状態で見つめている青い瞳の女性出典:We heart it

6年以上ニキビに悩んででた自分の答えは「洗顔」でした。

こうやって、ニキビに悩んだ期間を振り返ってみると、肌が汚かったときの自分は肌ばかりに執着していたと思います。

肌がきれいだと、汚い人より可愛く見えてしまうのは今でもやはり思っていますが、ニキビがあったり肌が汚かったりするからといって、ブスなわけではないということです。

そういうふうに思っていた考えこそがブスだったのでした。

それから悩んでいた時期の自分は、肌がきれいな人に注目していましたが、悩んでいない人からすると、肌を注目して見ている人間なんてそういないということです。

たしかに、身体に良い食材を摂取することも、適度な運動をすることも、規則正しい生活をすることも大切なことだと思います。

けれど、それ以上に大切なことがあったのです。

コンプレックスを受け入れてくれる人は世の中に必ずいます。

また自分の中ではコンプレックスだと思っていても、そんなことないと思ってくれる人も必ずいます。

そしてもし身近な人で肌のこと、ニキビのことで悩んでいる人がいたら安易に考えないでほしいです。

簡単に

「肌が荒れているね」

などの言葉は言わないでほしいです。

見える部分のコンプレックスは人に言われなくても自分が一番わかっていることです。

そのことで、毎日悩んでいる人もいるのです。

「そんなこと」と思うかもしれませんが、その人にとっては生活をも変えてしまうコンプレックスかもしれません。

特に、女の子は外見について本当に些細なことで悩んでいます。

男性のみなさんは、自分の大切な人が悩んでいたら寄り添ってあげてください。

少しの安心で、その人にとっての大きな悩みが解消されるのです。

written by ぴぴち

Top image via Weheartit

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