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2016年11月05日 更新 | 3,070 views

レーザー脱毛と光脱毛の違いを、光の性質から費用・時間面まで徹底解説♡

レーザー脱毛は人によっては痛みがあるものの、脱毛効果やトータルの費用を考えると光脱毛よりおすすめです。さらに、「永久脱毛」と呼べるのはレーザー脱毛だけで、医師のもとで施術を受けるため、何かトラブルが起きたときにも安心です。費用は全身で40万円ほどで、1年〜1年半ほどの通院が必要です。

レーザー脱毛も光脱毛も、光を当てて毛を生えにくくするもの。

そこまではよく知られていますが、「なぜ光を当てるだけでそれほどの効果が得られるの?」と思ったことはありませんか?

レーザー脱毛と光脱毛の違いを、使用する光の性質の違いなど詳細にいたるまで比較をして、自分にぴったりな脱毛方法を見つけてみましょう。

レーザー脱毛と光脱毛の違いって?

脱毛をしている様子の写真

脱毛という言葉は耳にするけど、細かいことはちんぷんかんぷん。

1回1,000円以下で受けられるエステ脱毛に、数万円かかる医療機器での脱毛。

「でもどちらも光を当てる脱毛なんでしょ?」と思うのは当然のことですよね。

レーザー脱毛と光脱毛では、施術を受ける場所が違います

現在主流となっている脱毛は、大きくふたつに分けることができます。

  • 医療機関で受けるレーザー脱毛
  • サロンやエステで受ける光脱毛

レーザー脱毛

特定の波長を持つレーザー光を用いて毛母細胞を破壊することにより脱毛効果を得ます。

光脱毛

基本的なメカニズムはレーザー脱毛と同じですが、特定の波長だけを持つレーザー光に対し、あらゆる波長の光を使って毛母細胞にダメージを与えることで脱毛効果を得ます。

大きな違いは使用する光の特性

先述のとおり、レーザー脱毛と光脱毛は使っている機器の「光の性質」が異なるだけです。

そのため、レーザー脱毛も大きくくくれば「光脱毛」の一種となります。

私たちの身のまわりの「光」は、多数の性質(波長)を持つ光で構成されています。

レーザー脱毛と光脱毛で使用する光の特性

〈クリックして画像を拡大〉

光は、波長が短くなるほどエネルギーが強くなるという性質を持っています。

レーザー脱毛で用いるレーザー光というのは、比較的強いエネルギーを持つ短い波長の光のみを選択的に使用することで、効率的に毛母細胞を焼灼しています。(図の四角で囲われているあたりの波長の光)

それに対して光脱毛で用いる光は、全波長の光を用いるので、照射される光の全体のエネルギーはレーザー光と比較して低くなります。

レーザー脱毛は医療行為です

昭和59年11月13日及び昭和63年2月4日に、いわゆる『永久脱毛』行為について、厚生省・医事課より 「永久脱毛を業として行った場合は、医師法第17条の医業に該当し、医師以外の者が行えば医師法違反となる」との回答が出されており、 医療機関以外では永久脱毛行為は禁止されています。

出典:日本医学脱毛協会※

※日本医学脱毛協会は、皮膚科・形成外科の医師を中心に1987年に設立された団体です。

レーザー脱毛で使用されるレーザー光は、とても強いエネルギーを持つ光を用いるため、使い方を誤ると大きな怪我や事故を招く恐れがあります。

従って厚生労働省では、医療用レーザー機器を含めたレーザー機器の使用者、管理者、使用場所、使用方法について厳しく制限しています。

レーザー脱毛で使用されるレーザー脱毛機器は医療機器であり、医師、看護師のみが使用を許可されているため、医療機関でのみ施術を受けることが可能です。

”永久脱毛”と呼ばれるのはレーザー脱毛とニードル脱毛だけ

米国電気脱毛協会(American Electrology Association)は『最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法』が永久脱毛であると定義しています。

出典:「永久脱毛」の定義について

永久脱毛の「永久」という定義は、施術以降全く毛が生えてこなくなるということではありません。

施術後の減毛効果をある決められた期間において持続することができる脱毛の方法を「永久脱毛」として定めています。

減毛効果の確実性ではニードル脱毛のほうが高いと言われますが、ニードル脱毛は施術の痛みと、施術時間が長時間に渡るということからも、現段階において「永久脱毛」の施術としてはレーザー脱毛が施術を受ける患者にとってはおすすめであると言えます。

一方、脱毛サロンで受ける光脱毛は、単純に脱毛や減毛であって、その効果を長期間において保証するものではありません。

レーザーや光でなぜ脱毛できるの?

レーザー脱毛や光脱毛の説明で、「黒色メラニンに反応をするレーザー(光)を用いて……」という内容を目にしたことはありませんか?

これはレーザー光や光脱毛器で使われるIPL(Intense Pulsed Light)という光が「あっ!黒色メラニン見っけ!」といったように能動的に反応をするのではなく、黒色がほかのすべての色を吸収するという性質を用いたものなのです。

黒色メラニンと光の波長の関係出典:Science Window

小さいころに、白い紙に鉛筆で色を塗った場所を、虫眼鏡を使って光を集めて燃やすといった実験をしたことはありませんか?

これは光のエネルギーを虫眼鏡を使って集めて、光のエネルギーが熱のエネルギーに変換されるということを確認する実験です。

しかし鉛筆で黒く塗っていない場所は、いくら待っても火が点きません。

なぜなら、白という色はすべての色を反射するという性質があるため、光のエネルギーを吸収できないため熱エネルギーへの変換が行われないからです。

それに対し、すべての色を吸収することができる黒色は、全ての波長の光のエネルギーを吸収し、熱エネルギーへと変換することができるので、他のどの色よりも熱エネルギーへの変換効率が高い色であるといえます。

黒色と光の関係出典:フラッシュ脱毛で毛が抜ける仕組み

この特性を使った脱毛がレーザー脱毛や、光脱毛です。

毛に多く含まれる黒色メラニンが、レーザー光やIPLの持つ光エネルギーを吸収することで、光のエネルギーが熱エネルギーへと変換され毛を伝わり、より黒色メラニンを多く含む毛母細胞に熱が集まることで焼灼されます。

レーザー脱毛のメカニズム出典:マリアクリニック

どれだけの熱エネルギーで毛母細胞が焼灼されるかというのは照射される光エネルギーの量によるので、必然的に高いエネルギー量を持つレーザー脱毛の方が焼灼効率が高まり、脱毛効果を得やすくなります。

レーザー光とIPL(光脱毛)の光の違い

レーザー脱毛で使われるレーザー光と、光脱毛で使われるIPLの違いは、大きく分けて3つあります。

  • 光の波長
  • 光の規則正しさ(位相/山と谷の関係)
  • 光の進む方向(指向性)
レーザー光とIPLの特徴の比較

〈クリックして画像を拡大〉

光の波長

光の波長は、光の持つエネルギーと深い関係にあります。

光の波長が短いほど、エネルギー量は大きくなります。

使用される機器と光の波長

<光脱毛>

IPL:500~1,200nm

<レーザー脱毛>

  • ルビーレーザー:694nm
  • アレキサンドレーザー:755nm
  • ダイオードレーザー:800nm
  • YAGレーザー:1,064nm

それぞれのレーザー脱毛機器の特徴については、下記の記事をお読みください.。

光の規則正しさ(位相/山と谷の関係)

光の持つ最終的なエネルギー量は、それぞれの光の持つエネルギー量を足し合わせたものになります。

山と谷が一致している(位相が一致している)レーザー光のような規則正しい光の群では、山はより高くなり、谷はより深くなります。

エネルギー量は、このゼロを挟む山と谷の面積に比例するので、規則正しい光の群であればあるほど、エネルギーを効率よく高めることができます。

しかし光脱毛で用いるIPLのような光だと、波長が異なるため位相のズレが生じ、この不規則性によってエネルギーを効率よく高めるのが難しくなるのです。

光の進む方向(指向性)

脱毛する患部に効率よく光を当てるためには、患部に対し、光を「垂直」に当てていく必要があります。

光源からまっすぐに進む特性のあるレーザー光では、脱毛したい部位に対してプローブ(探針)を垂直に当てることで、レーザー光を垂直に当てることができます。

しかし、光が分散するように発光されるIPLでは、照射された光の一部しか垂直に当てることができないため、効率よく照射することが難しくなります。

レーザー脱毛と光脱毛のメリット・デメリット

少しずつレーザー脱毛と光脱毛の違いがわかってきたと思いますが、実際に施術を受けるならどちらが良いのか、ひとつずつ比較をしながらメリット・デメリットを確認していきましょう!

痛みが少ないのは光脱毛

レーザー光で脱毛できるメカニズムは「焼灼」です。

先述のように、レーザー光の持つ光のエネルギーが熱エネルギーに変換され、変換された熱エネルギーで毛母細胞を焼灼し、破壊することで脱毛効果を得るのがレーザー脱毛です。

そしてレーザー脱毛時の痛みは、この毛母細胞を焼灼するときに生じる、個人差はあるものの、痛みを感じる人が多いといわれています。

逆にレーザー脱毛ほど発生する熱エネルギーが大きくない光脱毛では、一度で毛母細胞を破壊するほどのエネルギーを照射しません。

そのため、照射の回数を重ねるにしたがい毛母細胞の活動を不活発にし、脱毛効果を得られるような仕組みとなっています。

  • レーザー脱毛・・・大きなエネルギーで一気に毛母細胞を破壊
  • 光脱毛・・・小さなエネルギーでじわじわとダメージを与える

しかし、レーザー脱毛でも照射しながら冷却ガスを噴射するマシンや施術があるので、これらを利用すれば痛みを軽減することができるかもしれません。

脱毛効果が高いのはレーザー脱毛

毛周期と脱毛タイミングの関係出典:医療脱毛のすべて

発毛には毛周期(ヘアサイクル)というものがあり、

  • 成長期
  • 退行期
  • 休止期
  • 脱毛

というサイクルを繰り返しています。

そのなかでも、特に毛母細胞が活発になっている成長期の毛を狙って施術を行うことで、効率よく脱毛効果を得られるといわれます。

この成長期の毛母細胞に対して、いかにダメージを与えるかというのが脱毛効率を左右します。

レーザー脱毛では高いエネルギーで一気に焼灼するので、成長期にある毛母細胞の多くはほぼ破壊され、施術後10~14日で自然と抜けていきます。

それに対して光脱毛では、破壊しきれなかった毛母細胞は次のサイクルに入るため、再度発毛してしまうということが起こります。

短期間で効果が実感できるのはレーザー脱毛

毛の色素が濃いほどエネルギーを集約しやすいレーザー脱毛や光脱毛では、太く、黒い毛が生えやすいワキや、VIOでは効果を感じやすいといわれています。

さらにレーザー脱毛では、一度の施術で成長期にある毛母細胞の多くが破壊されるため、「抜けてきた!」という実感をしやすい傾向にあります。

レーザー脱毛を受けた人の口コミで、「1回めの施術で効果を実感できた」という意見が見られるのは、このためだと考えられます。

広い範囲を照射できるのは光脱毛

脱毛をする際にポイントとなるのが、照射面積と照射回数でしょう。

特に照射範囲が広い足や背中の脱毛の場合、照射回数が少ない方が、施術を受ける側からしても負担が少なく済むので良いですね。

レーザー脱毛 < IPL(光脱毛)

レーザー脱毛と光脱毛を照射範囲の大きさで比べると、上記のようになります。

レーザー光はそもそもの光源の面積がとても狭いため、ひとつの光源あたりの面積が広いIPLの方が照射面積が広くなります。

そのため、1回あたりの施術時間が短くて済むのが魅力です。

しかし、照射範囲は脱毛効果には結果的にさほど関係しないため、重視しなくてもいいでしょう。

万が一の肌トラブルでも、安心なのはレーザー脱毛

レーザー脱毛と光脱毛の最大の違いは、施術を受ける機関が医療機関かそうでないかということです。

光を当てるいうことは、大きなエネルギーを与えるわけですから、肌へのダメージも無視できません。肌質や部位によってはやけどなどのリスクもあります。

このようなトラブルが生じたときに迅速な対応が可能なのは、医療機関で施術を受けるレーザー脱毛と言えます。

脱毛サロン等でも医療機器と提携をする施設が増えてきましたが、トラブルが生じた際にその場での対応は困難であるため、提携先の医療機関への受診が必要となります。

当然、治療薬の処方も医師がいない脱毛サロンではできないので、万が一のリスクを考えた場合、医療機関で施術を受ける方が安心かもしれません。

費用を抑えたいなら光脱毛

費用の面では、基本的な料金だけを見ると、光脱毛の方がメリットが大きい傾向があるようです。

レーザー脱毛でも、両わき脱毛の初回限定コースなど限られたものでは、レーザー脱毛でも光脱毛と変わらない費用で施術を受けることができますが、全身脱毛を考えた場合、光脱毛とレーザー脱毛を単純に比較すると2倍前後の違いがあるようです。

  • 光脱毛の施術を受けた場合 約20万~
  • レーザー脱毛の施術を受けた場合 約40万~

ただし、レーザー脱毛はその高い脱毛効果で回数をかなりおさえられるため、トータルで見ると大きな差がないこともあります。

結局のところ、レーザー脱毛と光脱毛はどちらがおすすめ?

レーザー脱毛と光脱毛の比較を表にまとめてみました。

レーザー脱毛と光脱毛の比較表

〈クリックして画像を拡大〉

<レーザー脱毛に向いている人>

  • 高い脱毛効果を得たい人
  • トータルの施術回数を抑えたい人
  • 医師のもとで安全に施術を受けたい人

<光脱毛に向いている人>

  • 費用を抑えたい人
  • 痛みをできる限り感じたくない人
  • 1回あたりの施術時間を短くしたい人

レーザー脱毛は、光脱毛に比べると痛みを伴い、照射範囲も狭いですが、一度の照射で大きな成果を上げられるとのことで、結果的に満足できることが多いようです。

とくに毛が太く、硬い人は光脱毛では満足できないことが多いそうなので、誰でもある程度の効果が得られて、かつ安全なレーザー脱毛がおすすめといえそうです。

レーザー脱毛の施術までの流れ

実際に、レーザー脱毛の施術を受ける場合のシミュレーションをしてみましょう!

1. インターネットまたは電話でカウンセリングの予約を入れる

多くの医療機器では無料でカウンセリングを受けることができます。

医療機器によっては、カウンセリングの前にメールでの簡単な相談に対応してくれる施設もあるので、「まだそれほど本気ではないけれど、ちょっと話を聞きたい」という人は、まずメールで相談するところから始めてみるといいかもしれません。

可能であれば複数の医療機器のカウンセリングを受け、自分にあった医療機器を探すことをおすすめします。

2. 予約した日程で医療機器を訪問する

予約した日程で実際に医療機器を訪問します。

受付を済ませると、通常の医療機関と同様に、アレルギー、これまでの既往歴、妊娠の有無などを問診票に記入します。

これらは施術を受けるうえで重要な情報となるので、正しく記入します。

3. 無料カウンセリングを受ける

施術前のカウンセリングでは、レーザー脱毛についての重要事項説明(インフォームドコンセント)、料金、施術完了までのスケジュールについてカウンセリングを受けることができます。

医療機関で施術を受けることができるレーザー脱毛では、医師によるカウンセリングを行うことが多いようです。

なかには医師によるカウンセリングと、看護師・技師によるカウンセリングを別にした「ダブルカウンセリング」を実施している医療機関もあります。

医師や看護師、技師とのカウンセリングでは、疑問に感じていることなど遠慮せず全部聞くようにすると良いでしょう。

医師の対応や、看護師、技師の対応を見るというのも、不安を払拭する材料になります。

4. 施術を開始する

自分の納得した医療機器が見つかったら契約をし、施術を開始します。

満足のいく効果を得るために、じっくり検討しよう

一見同じようで、違いがわからないレーザー脱毛と光脱毛ですが、詳細まで比較してみると大きな違いがあることがわかると思います。

どちらもメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いと言い切れるものではありません。

「こんなはずじゃなかった……」とならないように、じっくりとレーザー脱毛と光脱毛の違いを比較し、内容を理解したうえで、自分に向いている施術方法はどちらかということを判断することが大切です。

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医療レーザー脱毛の費用目安まとめ

キャラクターの画像

※費用は税抜表示です。施術回数や"コース"は各クリニックによって異なります。

※掲載している情報は2016年10月12日時点で公式サイトに記載されていた情報であり、またクリニックによって施術条件や価格条件が異なるため各情報を保証する内容ではありません。正確な情報はクリニックの公式サイトを訪れていただくか、クリニックに直接お問い合わせ下さい。

脇の医療レーザー脱毛の費用目安

クリニック 費用(目安)
品川美容外科 2,770円
湘南美容外科クリニック 3,148円
聖心美容クリニック 8,000円
アリシアクリニック 13,750円
城本クリニック 19,800円

VIO医療レーザー脱毛の費用目安

クリニック 費用(目安)
湘南美容外科クリニック 13,500円
品川美容外科 17,590円
リゼクリニック 41,203円
城本クリニック 43,500円
アリシアクリニック 61,900円

全身の医療レーザー脱毛の費用目安

クリニック 費用(目安)
湘南美容外科クリニック 55,370円
リゼクリニック 184,259円
アリシアクリニック 288,750円

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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