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2016年06月08日 更新 | 52,256 views

ダイエットがきっかけで拒食症に。30kg体重の落ちた私が摂食障害を乗り越えるまで[コラム]

体重70キロになった私はダイエットを決意します。「食べなければ痩せる」という信念のもと、絶食を始め、その結果拒食症を引き起こします。病院に行くも、もらった薬が飲めず、自力で摂食障害を克服することにします。結果多少の後遺症はあるものの、拒食症は治っています。ですが、私の経験から絶食という方法は絶対におすすめできません。

気づいた時には体重70キロに!

私は小さい頃から食べることが大好きな子供でした。いつも母の作る料理をぺろりと平らげ、おかわりをする程。 それでも子供だった私は動くことも好きだった為太らずに済んでいました。

私が高校生になった頃、それまでの生活から一転、運動を一切しなくなります。 思えばこれが悪かったのかもしれませんが、高校生になっても運動を続けている子はあまり周りに居らず、特に危機感もありませんでした。

そして異変に気付いた時には既に体重は70キロになっていたのです

不思議なものでその体重を目の当たりにするまで大して違和感を感じなかったんですよね。 それが70キロだと知った瞬間、あれこれ思い出すんです。「そう言えば最近股擦れする」とか「身体が重い気がする」だとか。

焦った私はこの日を境にダイエットを開始しました

あれこれ試しては失敗の繰り返し…

今となれば楽して痩せられる筈がないと理解出来ますが、当時の私はそんなことが考えられない程切羽詰まっていました。

ダイエットに良いと聞けば、様々なものに手を出したのは事実です。

例えば「飲むだけで脂肪を燃焼してくれる」が謳い文句のお茶ですが、本当にただのお茶でした。 そりゃそうですよね。飲むだけで後は好きな物食べても太らないなんて、そんなうまい話があるわけがなんです。

少なくともその辺で売っているお茶に、そんな効果はありません。

運動器具にしたって、「簡単1日10分で効く」とか嘘です。そんなので引き締められるなら、ジムに通う人もウォーキングに勤しむ人も居ない筈です。

でも、それがその時の私には気付けなかったんですよね。 結果として、無駄に時間を浪費しただけで、これらの方法では1キロたりとも落とすことは出来ませんでした。

そもそも食事は必要ない?

数々の失敗を繰り返した後、私はあることに気付きました。そう、それが「食べるから太る」ということ。 私のように運動もしない人間はそもそもそんなに食事を摂らなくてもいいのではないか、と考えたんです。

傍から見ればそんな私は馬鹿げていたかもしれません。でも至って大真面目にそう思ったんです。動かず脂肪だらけの私はきっと基礎代謝も人より少ないはず。それに加えて運動不足ですから、食べたらおかしい、と。

そして私は、水分以外摂らない絶食を始めました。

絶食からの摂食障害発症

普段から食事以外の間食をしない私にとって、絶食は思っていたより簡単に始められました。

食事は一切取らず、水代わりのカフェオレを毎日飲む生活です。 勿論ずっとは無理なので、週末だけは少しだけ好きな物を食べていました。

そんな生活を数ヶ月続けると、体重は驚く程落ちなんと50キロ!しかし、その頃の私は既に食事を摂ることへの嫌悪感と体重が増えることへの恐怖でいっぱいだったんです。

摂食障害の中でも拒食症な挙句、食べてもいないのに嘔吐する毎日。勿論食べていないので辛いだけで何も吐けず、「いつまで続ければいいんだろう」とトイレで泣いていました。

そして更に体重は減り続け40キロ。 気付けばあれから一年経たずに30キロの減量に成功していました。

病院へ行くも薬が飲めない

体重が40キロになった頃、流石に私も精神的疲労で参ってきていました。 毎日毎日体重計に乗っては胃液を吐く生活に耐えられなくなってきていたのです。

そこで意を決して病院へと行きました。

診断は思っていた通り拒食症とのこと。根気強く治療すれば治ると言われ薬を貰って帰ったものの不信感が拭えません。

帰宅後直ぐにネットで摂食障害のこと、拒食症のこと、貰った薬のこと等を検索しました。

分かったのは「摂食障害は自殺率が高いこと」「薬はホルモンバランスから太る可能性があること」でした。

前者は何となく分かる気がします。

毎日毎日毎日毎日同じことの繰り返しで終わりもない。考えるだけでゾッとする位ですから、死にたくなるのも頷けます。

後者は以前どこかでそんな話を聞いたことはあるものの、実際拒食症の私にとってそれを許容することは出来ませんでした。

要するに、死にたい程辛いけど太る位ならこのままでいいという結論に至ったわけです。 そして私はその決意通り、薬を飲むことはありませんでした。

自力で拒食症を克服

その後、何だかんだと続けながら高校3年になった私は相変わらずの生活を送っていました。

40キロになった体重はそれ以上減ることもなくそのまま。勿論それまでの拒食症生活もそのままです。

しかし、この頃になってくると次第に自分への自信がわいて来たのも事実です。

痩せたおかげで以前よりお洒落を楽しめるようになりましたし、趣味にも打ち込み始めました。そしてそれまで摂らなかった食事を「友人と出掛けた時は食べる」に変えたのです

これがいいきっかけになったのかもしれませんが、それからの私は外出先に限り食事を楽しめるようになりました

依然、学校や家では何も食べませんでしたが、これは大きな進歩です。その分増えた体重は他で調整することで精神衛生を保ちました。

この一歩が項を成したのか、次第に自分へ対する条件も緩くなりました。

40キロをキープすることが目標でしたがそれを45キロまで引き上げたり、家では絶食だったのを夕飯だけは食べるようにしたり。ノルマと言いますか、自分に課していたものが緩くなった分、今までよりずっと穏やかに過ごせるようになりました。

現在の状況とまとめ

現在私の体重は45キロ。特にリバウンドもせずに過ごせています。拒食症についても殆ど治り、好きなものを食べれるようになりました

ただ、一日に何回も体重計に乗ってしまう癖や、生理前に少し増えただけで落ち着かなくなるのは治りません。きっと、完治はしていないのでしょう。

よく周りから「どうやって痩せたの?」と聞かれることがあります。

確かに私が痩せたことは事実です。しかし、拒食症になった経験、そしていまもまだ完治はしていないことを考えると、少なくとも私は絶食なんて無理なことはおすすめしませんし、病気を自力で治そうなんて馬鹿なこともおすすめ出来ません。

もし絶食ダイエットを検討中の人、既に同じような症状に悩まされている人がいたなら、その先数年後までよく考えて行動をしてほしいなと思っています。

written by aoao_1

NICOLY:)編集部員がメディカルダイエットに挑戦!

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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