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2016年07月01日 更新 | 4,908 views

彼氏がいるのに同性が気になる。両性を愛せる自分は幸せな存在?[体験談]

小さい頃からすぐに恋をしてしまうタイプだった私。中学の頃、仲の良い女の子の何気ない姿に思わずドキッとししまいました…。「レズかも知れない自分」に罪悪感や戸惑いがありましたが、普通にまた男の子を好きになっていました。友人に相談しても「勘違い」と言われ、これ以上誰にも言わないことを決心しました。

公園でシャボン玉を楽しんでいる女の子出典:We heart it

私は、小さいころから好きな男の子がすぐにできてしまう性格でした。

まぁ、本気で好きになるというのを覚えたのは中学生くらいからかな……とは思いますが、保育園のころに初めて「この子が好き!」という感情を抱き、小学生のときにはクラスに3人の好きな子がいるという状況でした。

恋をするのが楽しくて、片思いが大好きでした。

自分から告白するようなことは全くなく、告白されるということも「1回あったか…?」くらいの感じです。

少し恋が多いだけの、平凡な学生生活。

そう思っていたけれど、あるとき自分の気持ちの変化に気づいたのです。

女の子にドキ……

お揃いのファッションをしている仲良しな二人出典:We heart it

中学校を卒業する間近になったころだったかと思います。

私はいつも同じメンバーと一緒に生活していました。

女の子4人でいつもくだらない話をして、受験も近づいてくるからそれぞれの時間も大切にしていました。

すごく仲が良くて、最高の親友だと思っていました。

私以外の3人のメンバー。

1人は、リーダー格で友人関係も広く、スポーツ系のイケメン女子。

1人は、これまた友人関係が広く、おふざけが大好きなおもしろい女の子。

そして最後は、小さくていじられキャラのかわいい天然ちゃんでした。

私は本当にみんなが大好きで、その気持ちに順位なんてつけられないと思っていました。

あるとき、体育館で集会が開かれました。

中学校では体育館での集会のときは、クラスごとに男女別でならんで、体操座りで先生たちの話を聞きます。

もちろん私の前には女の子。

身長順で並ぶので、小さかった私は同じくらいの身長だった例の天然ちゃんの後ろに座っていました。

話を聞いているときはその子の背中が嫌でも目に入ってきます。

(あ、なんか……)

そのときに思ってしまったのです。

その背中に、どうしても抱き着きたい。

一瞬思いついた考えに、自分で「気持ち悪い」と感じました。

そして

「あぁきっと、人肌が恋しいんだろう。女の子でもいいからなんかぬくもりがほしかったんだな(笑)」

と心の中で自分を納得させながら、そのことは忘れようと思いました。

自分一人で抱え込むこと

友人みんなコンバースのスニーカーを履いてる様子出典:We heart it

1度そのような考えをしてしまうと、忘れようと思っても忘れられるものではありません。

特に「その子が好きなんだ」と思ってしまうことが本当に悪いことのような気がして、罪悪感ばかりが募ってしまいます。

4人で仲良くしていくことに変わりはなく、その中の誰かに相談するなんていうことは思いもよりませんでした。

その気持ちを隠しながら生活していくことはそれほど苦ではありませんでした。

普通に過ごしていればみんなで仲良く過ごしていけるし、どうせ違う高校に進むこともわかっていました。

どちらかというと、

「その子が好きだけど、かなわぬ恋をしているからつらい」

のではなく、

「自分がもしかしたら女の子が好きな『レズ』という存在なのかもしれない」

という可能性に対して嫌悪感を抱いていました。

男の子が好きじゃないと、世間的には変な目で見られるだろうし将来子どもも作れない、なんて中学生にしては現実的な考えを持っていたと思います。

きっと、その女の子のことは気になるレベルで本気で好きではなかったのだと思います。

そうであれば、もっと悩んでいたでしょうから。

とりあえずそのときは、女の子に対して恋愛感情を抱きかけていた自分が嫌だったけれど、それほど本気じゃないのかも?という考えに逃げていたのでした。

初めての彼氏

暗い部屋でキスをしているカップル出典:We heart it

女の子にときめきを感じていたあのころの、少し前には好きな男の人がいました(若い先生でした笑)。

自分は何なんだ? 好きなのは男なんだよな? 女好きに目覚めそうなのかな?

といった疑問が渦巻いていたころもあったけれど、結局高校に入って最初に好きになったのは男の子でした。

その男の子とは最初からとてもいい感じでした。

高校生になって舞い上がっていたのでしょう、私はものすごいアプローチをかけて、

「どう考えてもコイツ俺のこと好きだ」

と思わせる言動ばかり取っていました。

今となっては恥ずかしい限りです(汗)。

そして、なんというかラインの流れで告白してしまい、出会って1か月ちょっとで付き合い始めることになりました。

付き合った後に聞いたのですが、

「ちょっと気になるレベルだからとりあえず付き合うか」

という軽い気持ちだったそうです。

付き合い始めは本当に幸せで、彼のことしか見えてなくて、恋は盲目そのものみたいな言動をしていたなぁと思います。

まぁそれが重かったのか痛かったのか、急に振られてしまうのですが。

それはおいといて。

自分の女の子に対する気持ちにはずっと疑問を抱いたままでした。

これは、彼氏に言うべきことではないというのだけはわかっていました。

だって彼女が、

「私女の子のことも好きかもしれないんだけど、彼氏くんはどう思う?」

なんて言われても困るだけでしょうし、無駄な、本当に無駄な嫉妬をさせてしまうことになることくらいは盲目な私にも少しくらいは理解できていました。

だけどやっぱりモヤモヤしたものがどこかにあって、女の子が本当は好きかもしれないのに男の子と付き合うってどうなんだろ……と思うことがよくありました。

初めての相談

好きな人と港に遊びに来ているカップル出典:We heart it

付き合っていたのは本当に高校に入ってすぐでしたし、仲のいい友達もとくにおらず、誰に相談するというのも思いつきませんでした。

ただ、彼氏がいるということはちょっと自慢したい年頃でした。

私は、同じ部活の男の子に彼氏との話をしていて、あぁ軽い気持ちでいえばいいんだ私には今彼氏がいるんだし、という気持ちで言ってみることにしました。

「あのさー、彼氏には絶対相談できないことなんだけどさ……私ちょっと女の子気になっちゃう人なんだよね? うん」

「へーーー……」

どんだけ興味ないんだよっ(笑)

でも彼が、そういう態度で聞いてくれたから、私も軽い気持ちで相談することができました。

「思春期とか、そういう性欲みたいなのが高まるときに勘違いしちゃうっていうのは多いっていうのは聞いたことがあるけど……まぁそれは本当に女の子が好きなのかもしれないし、そうじゃないけど、勘違いしてるかもしれない。どっちにしても彼氏には絶対言うべきじゃないことだろうな」

この男子はなんてことを言っているんだ! と思われるかもしれないですが、私にとってはハッとさせられる言葉でした。

そしてその言葉で、決心は固まりました。

私の中での問題であり、今はその彼氏が好きなのだからそれに熱中しようと思いました。

まぁ、すぐ振られてしまったのですが(笑)

バイという言葉を知って

日向で寝ている色白の女性出典:We heart it

高校に入ると、その相談した男の子もそうだったのですが、いわゆるオタクと呼ばれる人たちが身のまわりに増えました。

アニメやゲームなどが好きな友達がたくさんでき、もともとそういったものが好きだった私はどんどんその世界に引きずり込まれていきました。

その中で、世の中の人たちには汚いと思われるような界隈にも出会うことになりました。

最近は、BL(ボーイズラブ)GL(ガールズラブ)といったようなものが流行っているということです。

最初はとても驚きました。

こんなものに魅力を感じる人がいるんだなぁと引き気味で見始めたものですが、かなり奥が深い。

好みというか、生理的に受け付けない人もいるだろうし、本能的に興奮する人もいて、受け入れられるかどうかが分かれるものだろうなという印象に変わっていきました。

意図せずいろいろな作品に触れる機会が増え、だんだんと慣れてきた私は魅力を感じるようにもなっていきました。

もともと、どこかで自分の奥底に眠る気持ちとの共感も感じていたのだと思います。

がっつりその界隈に浸り始めてきたころ、驚くべき言葉に出会いました。

「両性愛、バイ」という言葉です。

なぜ、「同性愛」はこれだけ触れられているのに「両性愛」は聞いたことがなかったのか。

自分が出会ってこなかったのは本当に偶然だと思いました。

男性は女性が好きで、女性は男性が好きで、そうじゃないゲイやレズの人は同性が好き。

なぜだかそういう固定観念があって、どちらも好きなんて人はいないんだろうと思い込んでいたのでした。

知って何年かたった今思うと変な話なのですが、あの頃は本当に衝撃を受けていました。

そして自分はそうなのだと、なんとなくしっくりきてしまったのです。

女の子同士のスキンシップ

友人とお揃いのファッションでビーチに遊びに来た様子出典:We heart it

中学生・高校生くらいの女の子たちは、よくハグしたり手をつないだりしてボディダッチによるスキンシップをすることが多いです。

私はそういうのが馬鹿っぽいと感じてしまう中学生で、たぶん周りもそういう考えを持った子が多かったのでそのようなことをすることは少なかったと思います。

高校生でもそれはあまり変わらなかったのですが、中学生のころと比べて高校では表面的な付き合いが多くなり、それほど仲のよくない子たちともテンションを合わせるようなこと増えました(大人な生き方……)。

しょうがなくハグしたりするというようなことがたまーにあって、そのときにドキッとするというか、

「なんかヤダな……」

という気持ちが芽生えることに気づきました。

それは中学の時に感じていた、その行為に対する見下しではなく、

「女の子とそういうことをしたくない・してはいけない」

と感じていたのです。

言ってみれば、男の子が女の子にハグしようと言われて少し戸惑いを感じるといったような気持ちに近いと思います。

女子のなかでは、そういうのを避けようとするとあいつノリ悪いなーという嫌なイメージを持たれてしまったり、

「あの子はそういうの嫌みたいだから次からそういうのやめよう」

と思われてしまうものです(私の思い込みでしょうか?)。

それはありがたいことかもしれませんが、仲間外れにされたいわけではないのです。

だから極力普通に接しようと思うし、気づかれないように自分からいくこともたまには挑戦します。

高校3年間で、中学のときとはまた違う、けれどまた本当に大好きな親友が3人でき、高校の卒業が近づいてきたときにあることを言われました。

「○○(私)って、すごく好きな友達とかにすぐ抱き着いたりしそうなキャラなのにそういうの全然しないよね~」

そういうキャラに見えるらしいです。

その言葉にちょっと驚きました。

そして、言うならこのタイミングかな? と思いました。

「あっそうだね……そうかも。私、女の子にそういうのするの、ちょっと気にしちゃうから……」

詳しく話すことはしませんでした。

女の子に話せば、今までと同じように仲良くしようとしても相手は恋愛対象に思われているんじゃないかとか気にしてしまうだろうと思ったからです。

詳しく言わなくても、もしかしたら察しているのかもしれないです。

でも、高校を卒業してからも仲良くやっています。

少しでも話すことができて罪悪感も薄れて、よかったと思っています。

SNSで見つけた同じような人たち

パソコンで仕事をしているキャリアウーマン出典:We heart it

ツイッターなどをしっかりとやるようになり、全く知らない人の情報などがリツイートで回ってくることがあります。

結構オタクな人たちとつながっていると、LGBTの方たちもなかにはたくさんいるし、それぞれに悩みがあるということも知るようになりました。

私は彼氏を作って、それでも女の子が好きなときもあるということで悩んでいて。

そんなことは大したことがないと思えるような大変な思いをしている方をたくさん見てきました。

私はすごく幸せを感じられる存在です。全人類を愛せるのだから。

そんなふうにも思えるようになりました。

周りの人が自分以上に苦しんでいるから自分は幸せだ、と思うのは最低なことです。

大きさの違いはあるけれど、苦しみ方は人それぞれです。

他人との苦しみのレベルを比べるのではなくて、似たような苦しみにあっている人たちでお互いに支えあうことが大切だと思いました。

そして、難しいかもしれないけれど、自分のコンプレックスをプラスな方向で考えられるようになったら幸せなんじゃないかなと思います。

最後に

青い空に向かって高くフラワーシャワーをしている女性出典:We heart it

私は結局、女の子と付き合ったことはないし、男の子と幸せになれるという結末も望むことができるので重いコンプレックスを抱えているわけではないかもしれません。

ただ、悩みは悩みで重さではないと思っています。

誰かに相談することをためらってしまうのは辛いことだし、そんなのたいしたことないじゃんと言われるのが1番つらいです。

家族には言いづらい、恋人には言いづらい、親友には言いづらい、いろんなことがあると思います。

だからこそ、いろんなつながりを持つことが大切だと思うし、ときには全く接点のない人や専門家に相談する勇気も必要な時があるのかなと思います。

私のような悩みでなくても、誰かに相談すること、または共感者を探すことの大切さを知っていただけたら幸いです。

written by yusazou

Top image via Weheartit

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